

建築設計事務所バケラッタの、設計スタッフ(2025年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
建築設計事務所バケラッタは住宅に力を入れている設計事務所です。数多くのハイレベルな住宅を設計しているので住宅の設計をやりたい方は是非来て下さい。


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“素材と空間の特性を生かす構造デザイン”を掲げ、国内外の多様な建築に携わる「清水良太構造デザインスタジオ」の、構造設計スタッフ(経験者・既卒)、CADオペ、事務職 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【会社方針・経営理念】
「やってみようからはじめよう」
素材と空間の特性を生かした構造デザインを軸に、大規模木造からリニューアルデザインまで幅広く、国内外で活動を行っている構造設計事務所です。
あなたの「できますか?」に「やってみよう」で答えます。【仕事内容】
建築物の構造設計管理及びそれに付随する業務を担当していただきます。
構造的にチャレンジングな計画が多く、BIMを活用した設計を行うこともある為、構造設計の技術の知識を深めながらスキルアップを目指せます。
多様なプロジェクトに携わりながら、構造設計の深い知識と実務経験を積むことができます。
わからないところがあれば積極的に聞いて解決していくスタイルで業務を進めています。ひとりで抱え込まずに、たくさん発信してください。【活躍できる人物像】
意匠性の高い建築に携わる機会が多く、構造的にチャレンジングな案件に取り組めるのが弊社の魅力です。
BIMを活用した設計体制を整えており、先進的なスキルを実務で磨けます。
また、チームとして役割を分担して進めていく体制の為、経験の浅い方でも安心してステップアップすることができます。
資格取得のバックアップもあります。仕事内容や待遇などに関する疑問点は、お気軽にご質問ください。



島崎威郎 / Takero Shimazaki Architectsが設計した、イギリス・ロンドンの「ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス」です。
新築建築の低層部に計画された教育機関のプロジェクトです。建築家は、広大な面積という与件に、全体を“都市の延長”として構想して其々の部屋を“ひとつの建物”の様に扱う設計を志向しました。また、RCの構造柱は空間に都市性を与える要素として捉えました。
2018年の夏、t-sa(Takero Shimazaki Architects)はロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(以下RAD)と共に本部移転計画のプロジェクトを始動しました。
RAD本部はバタシースクエアにありましたが、今回の用途にあわせて新たに建てられた建物に移転する計画です。その新しい本部の入居先として、他の建築家により設計された、高層の集合住宅棟の地上階と2階に場所が用意されました。
t-saでは既存の建物やそのコンテクストの中で提案を行う際、その構造や素材を慎重に調査・考慮し、「as found-既にそこにあるもの」を提案へ落とし込む設計アプローチをとっています。
ここでの、形あるコンテクストとしては地上階にある「ポディウム」と呼ばれる構造がありました。これは直上に建つ3つの住宅タワーの台座のように見えるボリュームで、外壁や垂直なコンクリートの構造体で明確に建物の建ち現れ方を区切っています。
ポディウムを形成するコンクリートの円柱や壁柱はこのプロジェクトでの設計における重要な要素となりました。また、物理的なコンテクストではありませんが、プロジェクトを実現するために重要な土地の取引や法的な契約などの背景もあり、このような状況を踏まえると、さまざまな仕様の制約がある中で慎重・効率的に進め、ディベロッパーの目線でも好ましい材料や建設形態を取り入れつつ、RADの名声や国際的な立場としてもふさわしい建築ビジョンを実現する必要がありました。
RADのCEOであるSir Luke Rittner氏やRADの関係者と計画を進める中で、建物自体の広大なフットプリントを都市の延長として連想し、スタジオや学習スペース1つ1つを建物として読み解きました。これらの「建物」はダンサー、講師、スタッフ、来訪者によって共有される屋内の「通り」や「都市の広場」によってつながります。
完成した空間は延床面積5000㎡以上にわたり、180人以上を収容可能なスタジオシアター、設備が整った7つのダンススタジオやショップ、ライブラリー、カフェ、オフィススペースが配置され、これらは全て公共性を帯び広々としたホワイエからアクセスできます。
効率的な建設を実現する中で建築のランゲージを表現するために、空間を構成するための手がかりとなる、「figures-要素」を考えました。先述にある、ポディウムを形成する既存のコンクリートの円柱や壁柱は計画当初、仕上げで覆われる予定でしたが、コンクリートそのままを現すこととしました。

OMA / 重松象平の建築デザインによる、東京の複合商業施設「原宿クエスト」が2025年9月11日にオープンします。
建築家は、“デュアリティ(二面性)”をコンセプトとし、原宿と表参道という異なる個性の街を繋ぐ空間を志向しました。また、設計・監理にはNTTファシリティーズが参画しています。施設の場所はこちら(Google Map)。
本施設は、OMAの重松象平氏によるデザインで「デュアリティ(二面性)」を建築コンセプトに、原宿・表参道に併存する異なる街の個性をつなぐ空間として計画されました。地上6階・地下2階の高層棟と地上1階の低層棟で構成され、両棟の間に街の回遊性を高めるパサージュ(敷地内通路)を設けることで、都市に奥行きと新たなリズムをもたらしています。
表参道側には、垂直性と透明性を意識したアイコニックな外観を採用し、ガラス面に街路樹を映し出すことで、特徴的な個性を通りに可視化。ファサードが街のにぎわいと調和し、街との連続性を生み出しています。一方、表参道から続くパサージュの先には、小さな店舗や広場、アートスケープを配置し、住居地域に配慮したヒューマンスケールのファサードを採用することにより、街並みに自然に溶け込むやわらかな印象を形成しています。
また、パサージュ沿いや地下階には、地層をイメージした版築壁を設けており、透明感のあるガラス面と対比的な印象を与えています。壁面には、明治神宮の地層や植生を反映した素材を用いており、地域の自然環境と調和した緑豊かな空間を生み出しています。
以下に、その他の写真や計画段階のパース画像なども掲載します。



若松均建築設計事務所が設計した、東京・世田谷区の「瀬田立体交叉点の集合住宅」です。
往来が多く日照条件も厳しい敷地での計画です。建築家は、光庭かつ動線空間の“ヴォイド”を中央に据え、環境から導いた“わずかに歪んだ外形”との間を住戸とする構成を考案しました。そして、小スケールの箱を上下左右に組合わせて多彩な住戸形態も実現しました。
「ヴォイド」を敷地の中央に据える。
「ヴォイド」は、敷地環境を飛躍的に変化させるライトコートであり、エントランスホールとスロープ状の階段の空間である。東西に細長い傾斜地形に合わせ、緩勾配の引き延ばされた階段により、各住戸へはそれぞれ踊り場から直接アクセスする。さて、集合住宅において中庭形式の構成は幾度か取り組んできているが、今回はまず完結的なかたちの直方体を積極的につくろうとした。
近年、「ヴォイド」の内部化、または外部の内部的構成の方法を試みてきたが、ここではさらに閉鎖的な構成として周囲の喧騒から遠ざかる緩衝帯と位置付けている。にもかかわらず、同時に外部へと繋がる東西、南北方向への抜けや天井のスリットから光や風、まちのノイズや匂いが侵入し外部環境と結び付いてもいて、独立性が高く完結的であるからこそ、より一層、まちとの距離を図ることのできる立体の路地的な場になり得ていると捉えている。
建物の外形は、平面、断面ともにわずかに歪んでいる。これは店舗併用の鉄筋コンクリート造が建っていた既存杭の回避、設備スペースの確保、斜線、日影規制などの外的要因に依る。同様に周辺環境から、表裏がなく4面同じ論理でできた1枚の表皮を纏った立面の構成により建物の輪郭が形成される。
各階のスラブ庇は積層する建物において、今までは、敷地を超えてどこまでも広がる非完結的平面のかたちをイメージしていたが、今回はスラブの拡張表現よりも、歪んだ全体形を続合すると同時に、住戸構成の結果、塔状の集まりとなる立面を水平方向に分節するエレメントとして、または単純に庇の機能的役割としての意味合いが強い。
ランダムに見える正方形窓の位置と配置も法規上ほぼ厳密に決められている。内側の自律的な「ヴォイド」とは対照的に、複数のさまざまな事象に反応した結果としての外形・立面である。
「歪んだ外形」と「ヴォイド」との間にできる残余部分が住戸のスペースとなる。
一般的な住戸よりも小スケールの箱の単位が、内・外と交互に繰り返しながら数珠繋ぎに外周を取り巻き、この単位空間が上下左右さまざまに連結することで、長いI型・L型・クロスメゾネット型などの多彩な住戸を構成する。内包された「ヴォイド」と箱の単位の間合いにより、各住戸では、奥まり方の度合い、外との距離感が、住むための場所に求められる落ち着きと独立性を生み、同時に住人同士の共有感とわずかな繋がりが感じられる。戸建て住宅のような環境がつくられている。



DP アーキテクツの建築デザインとKR+Dの内装クリエイティブデザインによる、大阪・関西万博の「シンガポールパビリオン」です。
建築家は、小さな国土ながら大きな夢を持つ同国の愛称“リトル・レッド・ドット”に着目し、最大直径18.5mの“赤い球体”の建築を考案しました。また、実施設計でHUNE、+U Architects、中倉徹紀建築都市設計も参画しています。施設の公式ページはこちら。
シンガポール共和国はその国土は小さいながらも大きな夢を持つことという意味から「Little Red Dot」という愛称で親しまれています。2025年大阪・関西万博におけるシンガポールパビリオンはこの愛称に着想を得て設計されました。
シンガポール共和国の精神とアイデンティティーは「Dream Sphere」と名付けられた高さ約17m、最大直径18.5mの赤い球体の建築物として実現され、同時に、より良い未来をつくるための願いと希望を共有する装置として構想されました。
建物内部においては、来館者は体験型展示「Dream Repository」やショップとバーが併設された「Dream Forest」などの没入感のある展示を楽しむことができます。また、1階にはシンガポールの食文化を体験することができるカフェが設けられ、チキンライスやラクサ、サテー等のシンガポールの代表的な料理をテイクアウト形式で楽しむことができます。
建物の外殻は約17,000枚のリサイクルアルミニウム製の赤い円盤(ディスク)及び繊維強化プラスチック(FRP)によって構成され、ディスクの重なり合うデザインは日本の国内外で親しまれている「青海波」の文様に着想を得てデザインされました。夜間には「Dream Sphere」はディスクの裏に仕込まれたLED照明によって繊細な輝きを放ち、没入型の体験への期待を高めます。


新居千秋都市建築設計の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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新居千秋都市建築設計では新規プロジェクト開始の為、新規スタッフ、アルバイトを募集しております。
【新居千秋の考え、スタンス】
私は約50年前にルイス・カーンに出会いました。カーン事務所最後の所員であり最年少だった私がカーンから学んだのは建築だけでなく、次世代へ「建築の正しい考え方」「教育」「ものの見方」を伝えていくことがある種の機会となりました。ペンシルベニア大学を卒業後、AA School、東京都市大学(武蔵工大)、東京理科大学、ペンシルベニア大学、早稲田大学(1課題)、東京工業大学(4課題)、シンガポール大学(外部判定員)等で50年近く教鞭をとりました。
その間の学生からは、建築学会賞などの賞をとる人も出ています。(手塚貴晴/由比、堀場弘、羽鳥達也、福島加津也、三分一博志、石上純也、栃澤麻利(SALHAUS)等)大手の設計事務所(日建設計/日本設計/久米/佐藤総合/NTTファシリティーズ/山下/石本/等)を代表する設計者や、役員になる人も出てきました。
また現役の所員も、「公共建築」を始め色々な雑誌に寄稿したり、私と共著で本を出したりしています。
「ジェネリック」にならない建築、「Nostalgic Future=懐かしい未来」を持った建築、これまでの建築で忘れ去られているものを再発見し、「歴史的哲学」を持ちながら、これらをさらに次世代に伝えていけるような人たちを育てていきたいと考えています。
【求人概要】
先月、大阪府のコミュニティ複合施設のプロポーザルで私たちの提案が採用され、また、別のプロポーザルでも案が選定され、2つの公共施設のプロジェクトが新たに始まりました。私達の事務所は、月1-2回/年間20以上/43年間で300以上のプロポーザルに取り組み生き残ってきました。コンペやプロポーザルが得意だという人や、大きな規模の公共建築をやってみたい人に向いていると思います。また、時には大手設計事務所とコラボレーションすることもあります。そういう少し変わった経験をしたい人や、ジェネリックな建物に疑問を持っている人にも良いかもしれません。
また、ワークショップで市民の人達の意見を聞きながら、自分の意見とみんなの考えの違いを議論し設計をしており、そのような経験を通して、独立して自作を作りながら大学で教えてみたいという人にも向いていると思います。何人かの事務所の卒業生は現在大学で教えています。
現在私たちの事務所では、代表の新居千秋だけでなく各担当が責任を持ち、所員でも本を執筆したり、雑誌「公共建築」等に寄稿したりしている人もいます。三次元、BIM、動画など新しい技術も所員の意見で取り入れ、設計を進めていきますが、時代に流されない建築家としての感覚も大事にしています。
私達の建築に興味がある方は、是非ご応募ください。


シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設までを手掛ける「成瀬・猪熊建築設計事務所」の、設計スタッフと宿泊施設企画職 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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シェアをコンセプトに、大規模なホテルから国立公園の施設まで様々なプロジェクトを手がける成瀬・猪熊建築設計事務所が、プロジェクトチーフ及び経験者、新規事業立ち上げスタッフを募集。VR・BIMなど、設計ツールもアップデート。宿泊施設運営に進出する可能性あり。
【メッセージ】
私たちの事務所では、企画・建築設計・インテリア設計・家具や備品のコーディネートまで一気通貫して行なっています。
企画的な側面に踏み込んでの提案に興味のある方、建築だけでなくインテリアにも興味のある方には、非常に面白い・学びの多い事務所だと思います。私たちが培ってきたノウハウを身につけならが、事務所として更なる高みを一緒に目指していただける方のご応募をお待ちしています。現在、歴史的建築をホテルにコンバージョンするプロジェクト、県立公園のビジターセンター・キャンプ場、旅館やホテル、林業の会社のオフィス、寺院でのアートプロジェクト、個人住宅、コミュニティ施設のリノベーションなど、官民問わずさまざまなプロジェクトが進行中です。
また、地域の交流人口を増やし、元気にするための宿泊施設運営を行うことを考え始めているため、そうしたことに興味のある方もぜひご応募ください。
経験者の方は、随時募集しています。新卒の方も随時トライアルを実施していきますので、ぜひお早めにご応募ください。
事務所には子育て中のスタッフ、フルリモートで働いているスタッフもいます。スキルがあれば様々な働き方ができますので、詳細はお気軽にお問い合わせください。【ビジョン】
私たちは、人々がシェアをする場をデザインしています。
今、社会はますます急速に変わり始めています。
その中で私たちが目指すのは、建築を通して新しい豊かさを定義し続けることです。家族だけに縛られない多様な住まい、世界と地域をつなぐ宿泊施設、物の購入よりも体験に価値がおかれる商業施設、コミュニケーションとイノベーションがビジネスチャンスを作る時代の新しいオフィス、個人の人生に寄り添ったケアの場。これらはそれぞれ全く異なる用途でありながら、いずれも「シェア」によって価値を生み出します。
私たちはこうした「シェアする場をつくる」ために、「そこにどんな営みを作り出すか」を突き詰めます。ハードとソフトの双方を捉え、それぞれの場に相応しいコンセプトとデザインを提案しています。プロジェクトによっては企画から提案を行い、人の生き方に多様な選択肢を生み出す建築を提案しています。
設計の進め方に関しても、新しい試みを行っており、近年導入したBIMとVRによる検討は、設計段階での解像度が高まり、大きな手応えを感じているところです。




桔川卓也 / NASCAの外装デザインと店舗設計による、静岡・浜松市の「ヤタロー地産地消工場店」です。シーク設計がA工事の設計を行いました。
バウムクーヘンで知られる企業の工場直売店のプロジェクトです。建築家は、施主の“フードロス削減”の活動に着目し、理念を反映した“アップサイクル素材”で構成する計画を志向しました。そして、地域産の小径木材で代表商品を想起させる“吊り什器”をつくりました。施設の場所はこちら(Google Map)。
敷地は静岡県浜松市。治一郎のバウムクーヘンでも有名なヤタロー工場直売店の移転リニューアル計画である。
クライアントが昭和8年の創業以来、大切にしてきた「この街とともに」という想いを新しい形で表現すべく、「ヤタロー地産地消工場店」が始動した。「地元・浜松を元気にしたい」というクライアントの言葉が原動力となり、このプロジェクトを成功させたいという強い思いに駆られた。
私自身、18歳まで浜松で暮らし、大学進学で地元を離れて22年が経つが、いつの日か建築を通じて地元に貢献したいと考えていた。そのため、クライアントの想いに深く共感し、同じ目標に向かって取り組めると確信した。
ヤタローは製造小売業を主とし、商品開発から物流・販売までを自社で一貫して行う強みを持っている。この強みを活かし、「もったいない」をキーワードにアップサイクル商品を生み出し、フードロス削減の活動を続けている。
建築デザインにおいてもこの理念を反映し、ほとんどのマテリアルをアップサイクル素材で構成した。
売り場空間のシンボルとなる天井吊り什器は、使い道が難しい地元天竜杉の小径木材を用い、バラバラな状態の105角材をバウムクーヘンの輪型になるよう連ね、象徴的な売り場を創出した。
ライブキッチンの腰壁と垂れ壁は、工事の掘削土を用いた左官工事で仕上げた。土地に根ざした土の温もりと深みのある風合いを、店舗の中心となるキッチンに取り入れることを試みた。
他にも、再生紙と間伐材を組み合わせたペーパーウッドや、小さな木片や間伐材を原料とした建材など、さまざまな素材を用いて応えた。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/8/25-8/31)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


竹内巌 / ハル・アーキテクツの、新たなスタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
私達のアトリエでは各計画を丁寧に検討し、各々の建築に独自の空間、時間軸を生み出す事を目指しています。
その為、形態に加えて内面的で目に見えない感覚も大切にしており、コンセプトに応じた形態や空間など、デザインをする範囲は多様です。
現在、住宅から集合住宅、商業建築、オフィス、インテリア、リノベーション等の計画に携わっております。スタッフにはそれらの計画を最初から最後迄担当する事で、建築を初期から組み上げながら個性を発揮してもらいたいと考えております。そうする事で、建築を部分的な理解に留めず総合的に把握し活躍してもらう事を意図しています。
設計監理の経験者に加え新卒及び若手建築士を募集します。設計デザインを通して、様々な企業文化に触れ、プロジェクトのマネジメントや、様々な企業文化に触れ、コミュニケーションマナーを身に付けることができ、各人の創造性を刺激します。。
オフィス環境は吹き抜け窓から大きな森(代々木公園)を望む景観の中にあります。また、代々木公園越しに新宿の高層ビル群を見ることが出来ます。
前向きな姿勢と元気のある方に応募していただき活気あるチームを作りたいと考えています。
代表:竹内 巌
一級建築士。1960年・東京都生まれ。’83年・法政大学工学部建築学科卒業。’90年・リチャード・ロジャース・パートナーシップジャパン入所。’91年・アーキテクト・ファイブ入所。2000年・城戸崎建築研究室勤務を経て、ハル・アーキテクツ設立。
堀部安嗣による自邸「葉山の家Ⅳ」の動画です。2025年8月に公開されたもの。

妹島和世が、NHKの朝のテレビ番組”あさイチ”のプレミアムトークに出演。放送日時は2025年9月5日8時15分~9時55分です。リンク先に話題となるテーマが掲載されています。


元現代美術ギャラリーの建物を拠点とし、様々な用途を偏りなく手掛ける「SO&CO.」の設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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SO&CO.が、設計スタッフ(2025年既卒・経験者)を募集中
業務拡大に伴いスタッフの追加募集を行います。
SO&CO.は、元現代美術ギャラリーの建物が事務所となっています。
今も事務所1階は現代美術ギャラリーとなっており、オープニングパーティーに参加することもあります。海外アーティストが展示する際には、海外の人々とアートや建築の話で盛り上がっています。
近年は、構想・計画から関わり、街や地域を対象にしたプロジェクトも増えてきました。
ビルディングタイプが偏っておらず、設計から監理まで担当できるので、多様な経験をしたい方や様々な人とコミュニケーションを取るのが好きな方、楽しく建築を考えていける方、ご応募お待ちしています。




土用下淳也+山本純平+福井竜馬 / kymaが設計した、長野・駒ケ根市の「商店街の小さな保育園」です。
商店街の中にある敷地での計画です。建築家は、行政と連携した“まちづくり”の一環として、“子どもたちが豊かに育つ”と共に“商店街に賑わいをもたらす”存在を志向しました。そして、遊戯室を前面に配置して地域にも開放する構成の建築を考案しました。
長野県駒ケ根市の駅前商店街に建つ小さな保育園の計画。
町と関わり合いながら子どもたちが豊かに育っていくこと、子どもたちの遊ぶ姿が商店街に賑わいをもたらすことを目指した。
平面計画における特徴の一つは遊戯室の配置にある。
いわゆるウナギの寝床と言われるような細長い敷地に対し、遊戯室を前面に配置している。この部分は地域に開放され、だれでも遊びに来ることができ、遊びによって保育園と地域をつなぐ接点になる。遊戯室は土足仕様とし、より自由に内外を行き来できるようにしている。
玄関のような場所は設けておらず、保育園の子どもたちは遊戯室を通り、半階上がったスペースで靴を履き替える。
遊戯室と連続した屋外の広場には木製遊具を配置し、この広場も常時解放されている。保育園に通う子どもだけでなく地域の子どもたちやその家族も商店街に呼び込む。
「見る」という行為がきっかけとなって交流は生まれていくと考えている。
遊戯室、保育室を商店街に沿うように配置することで、ここを通る人は子どもたちの様子を見ることができる。保育園の中の子どもたちからは商店街の様子を見ることができ、町を身近に感じられる環境をつくっている。
保育室の床レベルは商店街のレベルから約1.2m上げており、幼児の視線と商店街を歩く大人たちの視線が合うように配慮した。



ザハ・ハディド・アーキテクツによる、アメリカ・フロリダの集合住宅「ザ・デルモア」です。
ビーチサイドでの計画です。建築家は、地域の建築様式“マイアミ・モダン”を参照した外観で、建物を”キャニオン”で二分割して全住戸に自然光を取込む建築を考案しました。また、気象条件の解析をデジタルモデルに適用して設計案の洗練も実施されました。
こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)
ザ・デルモアが基礎工事の許可を取得
ザ・デルモアは、フロリダ州サーフサイドの町から基礎工事の許可を取得しました。この許可により、今秋に敷地の深層混合処理(DSM)工事が完了した直後に杭打ち工事を開始することが可能になります。
DSM(深層混合処理)は、従来の杭打ち工法による振動や地下水への影響を回避し、混合作業中のリアルタイムな品質管理を可能にするとともに、海岸沿いの建築物における長期的な構造的安定性も確保します。これまでに、世界最大の地盤工学専門業者であるケラー・ノースアメリカ(Keller North America)は、ザ・デルモアのDSM工事の30%以上を完了しており、地盤を安定させ、当該敷地の沿岸環境に最適な防水性の高い外周部を形成しています。
サーフサイドのビーチに位置するザ・デルモアの設計は、その立地と環境によって定義されています。ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)によるこの海沿いの敷地の詳細な分析では、年間を通じた日射量、気温、湿度、卓越風、大気質、降雨量の変化に加え、地盤や海の状態の毎日の変動がマッピングされました。
ZHAは、これらの包括的なデータセットを複雑なデジタルモデルに適用することで、住民の快適性を高め、各住戸からの眺望を最適化し、マイアミの年間250日もの晴天と熱帯モンスーン気候のもとで建物の性能を最大限に引き出すよう、設計を発展と洗練をさせました。
各住戸のゆとりある居住空間によって、奥行きのある床面構成が生み出されており、ザ・デルモアの設計では、建物全体を中央の「キャニオン(峡谷)」で二つに分割しています。このキャニオンが、各住戸のすべての居住空間に自然光があふれることを確実にしています。
建物の外部ファサードに設けられた広々としたテラスが、各住戸の居住空間を屋外へと広げ、息をのむような海とビスケーン湾の眺望を提供しています。
ザ・デルモアの表情豊かなファサードは、この地域に根ざしたマイアミ・モダン(MiMo)建築様式に見られる、著名なミッドセンチュリーのサブトロピカル・モダニズムの影響を受けています。幅広く幾何学的な外部の日除けに彫刻的な形状やパターンを取り入れ、さらに屋根付きのギャラリーや囲まれた中庭、流動的な内部空間を組み合わせることで、この街特有のサブトロピカル・モダニズムは、地域の気候に対応することを目的としてマイアミ初期のアール・デコ建築から発展しました。
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