



浅見和宏 / Atelier Asami Kazuhiroと森創太+蜷川結 / nmstudioとアンネ・グロス+セバスチャン・グロス / Studio GROSSが設計した、東京・荒川区の、アート中心の複合施設「OGU MAG +」です。店舗付共同住宅を地域住民との対話を通し活用を模索し改修、十字壁追加で間口を保ちつつ耐震補強と空間の緩やかな分節を実現、開かれた“まちの新たな居場所”を目指す計画です。施設の公式サイトはこちら。
荒川区東尾久の木造店舗付共同住宅を改修し、アートを中心とする複合施設とした計画。
既存建築の1階は間口の広さが優先され耐震性能が低く、2階は横並びに3住戸が配置された採光に恵まれない閉鎖的な空間であった。
本計画ではこの課題を解消しつつ、荒川区の街づくりに取組む3組の建築家が、オーナーと協働で、地域住民を交えたワークショップを通し既存建築の新しい活用方法を探っていった
既存は、ギャラリー、店舗、共同住宅が個別に存在していた。
本計画ではギャラリー、カフェ兼アトリエ、シェアハウスを吹抜や開口によって空間を繋ぎ、また尾久銀座商店街につながる人通りの多い道に対して大きな引き戸を設け、街に積極的に開く計画とした。
街と建築が一つの「OGUMAG+」となって地域と連携することを試みたのである。
1階は耐震補強を兼ねた十字型の壁と開口によって空間を緩やかに分節し、展示のみならず、ワークショップや建物全体を使ったイベントといった、フレキシブルな利用を可能にしている。既存のギャラリーには袖壁を挿入し、プロセニアム型の舞台としても機能するようにした。
2階のシェアハウスでは、十字型の共用部によって入居者を繋ぎつつ分節することを試みた。十字の交差部はダイニングキッチンとし入居者同士の交流を促し、袖の部分は入居者が創作活動を行う場、サンルームには吹き抜けを設け、入居者の生活を街に開く。
















