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【ap job更新】 土木・都市・ランドスケープなど、公共空間のデザインを手掛ける「上條・福島都市設計事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 土木・都市・ランドスケープなど、公共空間のデザインを手掛ける「上條・福島都市設計事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 土木・都市・ランドスケープなど、公共空間のデザインを手掛ける「上條・福島都市設計事務所」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中肱川かわまちづくり

土木・都市・ランドスケープなど、公共空間のデザインを手掛ける「上條・福島都市設計事務所」の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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上條・福島都市設計事務所は2020年3月に上條慎司と福島秀哉の共同主宰により設立した、土木、都市、ランドスケープなど公共空間のデザインを中心に活動する設計事務所です。

2020年から進める愛媛県の肱川かわまちづくりにおける土木スケールのデザイン、2022年にコンペ最優秀を受賞した隠岐の島町西郷港周辺地区の約3haに及ぶ都市スケールのデザイン等、2023年にグッドデザイン賞を受賞した弥彦村のカフェをはじめとする建築・ランドスケープとが一体となったデザインなど、幅広い対象の計画から実施設計まで担う弊社の専門性を活かしつつ、第一線で活躍する建築家やデザイナーの方々と積極的にチームを組み、領域横断的にデザインに取り組んでいます。

そのため弊社に在籍するスタッフは、実践を通して、地域の歴史文化の継承や地域再生に向けた自治体単位のデザイン戦略立案から、質の高い公共空間・公共施設の実現に向けた、ランドスケープ、駅前広場、街路、河川などの空間デザインやディテール検討まで、様々な対象とスケールの計画・デザインにまつわる技術を学びつつ、幅広い人脈を築いています。

在籍するスタッフは皆20代で、スタッフ間でも議論を重ねながら、互いの技術を高めあっています。また基本的には、プロジェクトの担当スタッフが主宰する上條・福島とダイレクトにやりとりしながら業務を進めるスタイルをとっているため、スタッフは実践的な生きた経験を積むことができます。

都市、土木、ランドスケープの分野に限らず、建築を学んだ学生も歓迎しております。

これら徐々にスタイルを築きつつある私たちの取組みのさらなる展開に向け、公共空間、公共施設のデザインを軸とする幅広いデザイン活動に興味を持ち、チームの一員として共に学び、働いてくれるスタッフを募集します。

ご応募お待ちしております。

【ap job更新】 山﨑健太郎デザインワークショップが、設計スタッフ(経験者・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 山﨑健太郎デザインワークショップが、設計スタッフ(経験者・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 山﨑健太郎デザインワークショップが、設計スタッフ(経験者・2025年新卒)を募集中52間の縁側 ©黒住直臣 / 新建築2023年1月号 / GA JAPAN180 2023年1月号

山﨑健太郎デザインワークショップの、設計スタッフ(経験者・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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一緒に働く設計スタッフを募集しています。

山﨑健太郎デザインワークショップでは、これまでに沖縄の地域住民と一緒に琉球石灰岩を積んで建設した「糸満漁民食堂」をはじめ、斜面を活かした階段上の「はくすい保育園」、視覚障害者の支援施設「ビジョンパーク」、日常を感じられるコモン型の「新富士のホスピス」、地域みんなの居場所である「52間の縁側」など、刺激的な建築であることよりも子供から高齢者まで様々な人に受け入れられ、人生の一部となっていくような建築を目指してきました。

現在は、チャペル(東京・港区)、ワイナリーとオーベルジュ(三重・伊賀)、地形の中の文化交流施設(静岡・熱海)、就労支援作業所とお菓子工場(沖縄)など、用途や規模、場所もさまざまな設計業務が進行しています。

プロジェクト規模が大きくなるにつれ、それぞれの役割でチームとして取り組む体制に移行しつつありますが、能力や熱意に応じ1年目からプロジェクトの担当者として、基本・実施設計から現場監理まで一貫して携わることも可能です。また経験年数によらず、能力に応じて昇給や担当を変更していくため、各々の実力を発揮しやすく、やりがいや成長を実感できる環境を用意しています。

ご応募お待ちしております。

ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Havas Events Shanghai Office」。天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修。交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出。孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担う
ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Havas Events Shanghai Office」。天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修。交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出。孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担うエントランス photo©Havas Events Shanghai
ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Havas Events Shanghai Office」。天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修。交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出。孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担うエントランス側からワークスペースを見る。 photo©Havas Events Shanghai
ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Havas Events Shanghai Office」。天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修。交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出。孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担うワークスぺースから3Dデザイナールーム側を見る。 photo©森恵吾
ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Havas Events Shanghai Office」。天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修。交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出。孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担う「休憩スペース2」 photo©Havas Events Shanghai

森恵吾+ジャン・ジエ+マ・ハイユン / ATELIER MOZHが設計した、中国・上海市のオフィス「Havas Events Shanghai Office」です。
天井高の低い事務所を新たな施主の為に改修する計画です。建築家は、交流を円滑化する存在を求め、天井の一部に“孔”を開ける操作で“開放的な労働空間”を創出しました。また、孔が生み出した天井高の差はオフィス内の用途の緩やかな分節も担っています。

眺めは、周辺の豊かな都市環境を望むパノラマのようであったが、低く抑えられた天井は、水平に広がる美しい眺めを強調するとともに、少し窮屈な印象を与えてもいた。

あらゆる業種のイベント企画からその設営監理までをこなすクライアントチームは、計画当初から彼ら自身が求めるオフィス環境に対してきわめて自覚的であった。彼らが求めていたのは、チーム内でのコミュニケーションの円滑化を図るため、開放的かつ流動的、そしてときには個別の作業に集中できるような、そんな場所であった。

建築家によるテキストより

まずは既存の天井が与える圧迫感を軽減するために、オフィス中心部の天井に大きな「孔」をあける。それによって生まれた異なる高さを持つ天井は、ワークスペースと動線部をゆるやかに区分する。前者ではダークグレーの天井と床材によって空間の高さをぼかし、後者では元の天井高さを維持することで、水平方向の動きを促し、天井に沿った環状の動線をつくりだす。

建築家によるテキストより

オフィスの周縁に配置された「フレーム」の形式は、基本的にはどれも同じでありながらも、それぞれのプロポーションや設えは少しずつ異なっている。そのわずかな差異は、フレームが持つ見た目のシンプルさや統一感とは裏腹に、日常における様々な行為に働きかける。あるときは作業への集中を促し、またあるときはチームの議論を見守る。
やさしい陽が差し込めば、ゴロンと寝そべりたくもなるだろう。そういった行為を内包するフレームと、開かれたワークスペースとの間の行き来は、日々の営みにメリハリを生む。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 プロポーザルにも積極的に参加し、地域と共に進めるプロジェクトも手掛ける「株式会社ofa」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 プロポーザルにも積極的に参加し、地域と共に進めるプロジェクトも手掛ける「株式会社ofa」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 プロポーザルにも積極的に参加し、地域と共に進めるプロジェクトも手掛ける「株式会社ofa」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中神戸市六甲最高峰レストスペース ©Shigeo Ogawa

プロポーザルにも積極的に参加し、地域と共に進めるプロジェクトも手掛ける「株式会社ofa」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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ofa/小原賢一+深川礼子 は設計スタッフ(正社員)1名(中途/2025年度新卒)を募集します。

【ofaについて】
私たちは神戸を拠点に、建築設計を軸としてインテリアから住宅・公共建築・公園・まちづくりなど、多様な規模と方法で「環境のデザイン」を行う建築設計事務所です。これからの健やかな豊かさに向かって、ありたい・あるべき都市や地域・社会を考え、建築と空間のデザインを通して実現したいと考えています。

業務は基本・実施設計、監理まで一貫して行うことを原則としており、設計業務全般にわたる経験を得られます。
プロポーザルに積極的に参加し、ワークショップなど地域と共に進めるプロジェクトのデザインにも取り組んでいます。少人数の体制で、それぞれがプロジェクトに主要で大切な役割を果たします。

プロジェクトの意味やビジョンなど根幹から考え、スケッチや模型・3Dデータによるスタディとチームでの議論を並行して設計を進めています。CLTによる木造にも取り組むなど、建築の技術や社会性に幅広い視野と興味を持ちながら、ディテールまで丁寧にデザインします。自分の描いた線が実際に立ち上がる現場に立ち会い、監理まで手掛けることも大切にしています。

事務所では、さまざまな建築と都市の経験を共有すべく、勉強会や見学会に参加したり、事務所旅行や見学報告会をしたり、建築に携わることを楽しんで仕事をしています。

ofaでの仕事の魅力は、建築を通して社会に新しい価値を提案し、つくりだす空間によって暮らしや地域が変わっていく姿に直接携われることです。直近では京都の福祉施設や愛知の駅前広場に関わる設計が進行しています。

建築から「みち」、「まち」へプロジェクトはつながります。建築設計をベースに、プロジェクトの企画や作り方、デザイン、将来の地域や都市、社会の姿まで、一緒に考えて、提案して、形にして、実現したい方を募集します。

ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Tianzifang courtyard renovation」。路地が魅力である観光地のコートヤードを再生する計画。既存階段に登った際の記憶から着想し、地上と屋上を繋いで“上から見下ろせる”空間構成を考案。舗装と屋根を結び付ける素材として“赤煉瓦”を用いる
ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Tianzifang courtyard renovation」。路地が魅力である観光地のコートヤードを再生する計画。既存階段に登った際の記憶から着想し、地上と屋上を繋いで“上から見下ろせる”空間構成を考案。舗装と屋根を結び付ける素材として“赤煉瓦”を用いるコートヤードと回廊を見る。 photo©ATELIER MOZH
ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Tianzifang courtyard renovation」。路地が魅力である観光地のコートヤードを再生する計画。既存階段に登った際の記憶から着想し、地上と屋上を繋いで“上から見下ろせる”空間構成を考案。舗装と屋根を結び付ける素材として“赤煉瓦”を用いる上階、「プラットフォーム」側から回廊を見る。 photo©ATELIER MOZH
ATELIER MOZHによる、中国・上海市の「Tianzifang courtyard renovation」。路地が魅力である観光地のコートヤードを再生する計画。既存階段に登った際の記憶から着想し、地上と屋上を繋いで“上から見下ろせる”空間構成を考案。舗装と屋根を結び付ける素材として“赤煉瓦”を用いる上階、回廊からコートヤードを見下ろす。 photo©Romain Devisme

森恵吾+ジャン・ジエ+マ・ハイユン / ATELIER MOZHが設計した、中国・上海市の「Tianzifang courtyard renovation」です。
路地が魅力である観光地のコートヤードを再生する計画です。建築家は、既存階段に登った際の記憶から着想し、地上と屋上を繋いで“上から見下ろせる”空間構成を考案しました。そして、舗装と屋根を結び付ける素材として“赤煉瓦”を用いました。また、レストランの設計も同設計者が手掛けています。

上海有数の観光地である田子坊の起源は古く、1847年前後とされており、織物工場や芸術家のメッカとして栄えた後、現在の姿へと移り変わっていった。増改築を繰り返すことにより、自然発生的に現れた果てのない迷路のひだのような路地空間が魅力的な田子坊であったが、先のパンデミックの影響により、かつての賑わいは失われてしまった。
そんな状況を打開すべく、クライアントからは田子坊において稀有な公共空間である、東部の大樹を取り囲むコートヤードの再生を依頼された。

建築家によるテキストより

新旧の建物群が混在するこの敷地には、主を失った店舗サインや日除けなどが入り乱れ、日常に芸術が溢れていた以前の姿はもはや見る影もなく、ひとまず、そうした雑多な物たちを整理することからこの計画は始まった。

まずはコートヤードの中央に鎮座する、赤い小屋の増築された上階部分を取り壊すことに。するとその裏手からはきれいな赤褐色の瓦屋根が顔を覗かせ、さらに木陰のベンチや日除けを撤去すると、かつての芸術家が残した特徴的な舗装のレンガパターンが横たわっていた。

それらをうまく活かせないかと考えるうちに、初めて赤い小屋の階段を登った際の記憶がよみがえる。その小さな踊り場から見えた景色は、まるで迷路を上から見下ろしたような、あるいは子供の頃に屋根の上にのぼった記憶を思い出させてくれるような、不思議な、しかし晴れ晴れとしたものであった。

建築家によるテキストより

田子坊は内外の境界面がハッキリとした路地、店舗、あるいは住居で構成されており、谷底のような路地空間で人々は水槽の中の魚のように留まることを許されない。その中にそっと置かれた小屋の小さな階段は、まとわりつくような路地空間から、私たちをしばしの間解放してくれる存在なのではないかと考えた。

そうであるならば、この小屋を「舗装のレンガ」と「瓦屋根」の媒介者として捉えてみるとどうか。「地表」を「屋上」までグッと引き延ばすように、あるいは、小屋に赤いレンガを纏わせるようにして、上下の要素をつなぐことを試みる。

視覚的に、そして体験的にも。そうして引き延ばされた地表は、ときにはベンチとなり、ときにはカフェカウンターとなり、ときにはプランターとなり、あるいは風水により導き出された水盤の受け皿にもなる。

建築家によるテキストより
隈研吾の姫路市立美術館での展覧会「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」の入場チケットをプレゼント。隈が改修を手掛けたデザイナー髙田賢三のパリの旧邸宅に焦点を当てる展示。再現模型やモックアップ等に加えて大型インスタレーションも公開
隈研吾の姫路市立美術館での展覧会「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」の入場チケットをプレゼント。隈が改修を手掛けたデザイナー髙田賢三のパリの旧邸宅に焦点を当てる展示。再現模型やモックアップ等に加えて大型インスタレーションも公開展覧会ポスター(表面)
隈研吾の姫路市立美術館での展覧会「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」の入場チケットをプレゼント。隈が改修を手掛けたデザイナー髙田賢三のパリの旧邸宅に焦点を当てる展示。再現模型やモックアップ等に加えて大型インスタレーションも公開TAKADA KENZO HOUSE ©Jimmy Cohrssen

隈研吾の姫路市立美術館での展覧会「隈研吾の『コツゴツ』哲学 過去から未来へ生き残るデザイン―髙田賢三へのオマージュ」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
隈が改修を手掛けたデザイナー髙田賢三のパリの旧邸宅に焦点を当てる展示です。再現模型やモックアップ等に加えて大型インスタレーションも公開します。
会期は、2024年12月7日~2025年2月2日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年1月6日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

「姫路は日本建築の聖地である」と言う隈研吾は、2021年より当地の姫路城、書寫山圓教寺そして姫路市立美術館の三大建築美に向き合い、その本質を独自のオノマトペ表現で「姫路城はツンツン、圓教寺はパラパラ、姫路市立美術館はコツコツ」と読み解きました。そして複数のプロジェクトを経た2024年度、空間と時間の概念を併せ持つオノマトペ「コツコツ」とそれを発展させた「コツゴツ」という造語を通じて、隈はその最新の境地を展観します。

本展では、隈がリノベーションを行ったパリの旧髙田賢三邸を再現した新作の模型や映像とモックアップや髙田の作品・遺愛品で構成されるインスタレーション、建築の模型やモックアップ約30点を展示し、隈と髙田の響き合うデザイン思考を紐解きます。また、書寫山圓教寺で進行中の「はづき茶屋プロジェクト」の成果を模型として披露します。

はづき茶屋は、隈が敬愛する武田五一が設計した摩尼殿に対面して建つ休憩所で、参籠者が身を清める湯屋を起源とします。茶屋の名の由来となった開基・性空上人と和泉式部の出会いの伝説のように、武田と隈の時を超えた対話を通じて未来のはづき茶屋のイメージが展開されます。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

ODS / 鬼木孝一郎による、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」。地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画。散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案。平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込める
ODS / 鬼木孝一郎による、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」。地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画。散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案。平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込めるエントランスを見る。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」。地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画。散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案。平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込める店舗内通路から売場を見る。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」。地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画。散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案。平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込める店舗内通路から売場を見る。 photo©太田拓実
ODS / 鬼木孝一郎による、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」。地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画。散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案。平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込める店舗内通路から円形の売場を見る。 photo©太田拓実

ODS / 鬼木孝一郎が設計した、愛知の「ポケモンセンターナゴヤ」です。
地域のシンボル的な公園に隣接した商業ビルでの計画です。建築家は、散策の延長で歩き回りたくなる場を目指し、天井の操作等で“小さな店の集合体”の様に感じられる空間を考案しました。また、平面形や什器にも公園を想起させる仕掛を込めています。施設の公式ページはこちら

ポケモンのオフィシャルショップ、ポケモンセンター。愛知県にある「ポケモンセンターナゴヤ」の空間デザイン。

商品の販売エリアに加えて、イベントスペースやポケモンカードステーション等、ポケモンの世界観を様々なコンテンツを通じて体験できる場所となっている。

建築家によるテキストより

名古屋のシンボルの一つである緑豊かな久屋大通公園が隣接する立地であることから、散策の延長で自然と歩き回りたくなるような空間体験を目指した。

建築家によるテキストより

キーカラーに採用した深い緑色により落ち着いた雰囲気としながら、各所には面発光の軒先があるコーナーを点在させ、まるで小さな店舗の集合体(マルシェ)のような賑わいを感じる構成とした。

エントランス周りの壁面ではダークミラーにエッジングで彫刻を施し、店内へと向かい入れるポケモンたちの姿を描いている。左官仕上げタイルとした床にはところどころにポケモンたちの足跡を左官材の塗り厚を変えて表現した。

他にも噴水広場をモチーフとした円形状の空間や、パレットを積み重ねたような什器など、公園を想起させる仕掛けによって子供から大人までポケモンの世界観を存分に楽しめる場所となることを目指した。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/12/2-12/8]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/12/2-12/8]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/12/2-12/8)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 藤本壮介建築設計事務所が受注候補者に選ばれた「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポーザルの参加59組の技術提案書が公開。伊東豊雄・坂茂・石上純也・平田晃久の提案も含まれる
  2. 田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設
  3. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、サウジアラビア・リヤドの、地下鉄駅舎。国内初の公共交通機関で世界最長の無人運転鉄道の拠点駅。太陽熱の侵入を低減する多孔質なファサードは、地域の風土的建築の環境保護を現代的に再解釈したもの。砂漠の風が砂に描く模様を参照したデザインとする
  4. axonometricとNKS2 architectsの建築設計による、福岡市の「NOT A HOTEL FUKUOKA」。別荘としても利用可能な“分譲型ホテル”。“現代の多様な暮らし方”へ応答を意図し、異なるコンセプトで作られた客室を積み重ねる“立体的な街”の様な建築を考案。周辺環境との関係も考慮して量塊の細分化も行う
  5. 今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の住宅「鉤の離れ」。施主の生家の傍らに建つ住まい。平面の形を“かぎ状”とし新たな植栽を施して、既存の庭を“新旧の二つの家を段階的に繋げる中庭”へと発展。内部では多様な樹種の材を不均一に使用して“たくましさ”を空間に付与
  6. 北村直也建築設計事務所による、岐阜・多治見市の茶室「かまわ菴」。窯業の盛んな地域の複合施設内での計画。茶道の更なる普及の契機となる存在を目指し、現代の状況に応じて“茶室建築の決まりを再解釈”する設計を志向。電気陶芸窯職人の施主の技術も用いて“現代的な材料”で作る
  7. 西下太一建築設計室による、愛媛・松山市の「南吉田の家」。三方を家々に囲まれた敷地。通りと距離を置きつつも光や風を取入れる住宅を目指し、中庭を平面中央に配置して居室群で囲む構成を考案。内部空間に与えた“明暗のグラデーション”は“暮らしの奥行き”も生み出す
  8. OMA / デイヴィッド・ジャーノッテンとアンドレア・タボッキーニ・アーキテクチャーによる、イタリア・トリノの「The Gallery of the Kings at Museo Egizio 2024」。エジプト博物館の王たちのギャラリーを改修する計画。彫像があった元の環境や最新の研究を参照して、現代の博物館体験と歴史的な遺物の文脈が共存する空間を志向
  9. 前田茂樹 / ジオ-グラフィック・デザイン・ラボによる、奈良の「三宅町交流まちづくりセンター MiiMo」。地域子育て支援拠点施設。“多世代が繋がり地域の魅力を創出”という展望に応えて、利用者の活動の間に自然と関わりが生まれる空間を志向。多様な居場所を用意した上でユーザー自身での繋がり方の調整も可能とする
  10. 構造家の佐々木睦朗による書籍『佐々木睦朗作品集 1995-2024』を先行プレビュー。日本を代表する建築家たちと協働し、世界を舞台に活躍する構造家を特集する初の作品集。“せんだいメディアテーク”などの代表作から最新作まで30作品を紹介。伊東豊雄とSANAAのインタビューも収録
  11. 板坂留五 / RUI Architectsの会場構成による、東京・日本橋での展覧会「DESIGNTIDE TOKYO 2024」。気積のある多目的ホールでの計画。訪問者に主体的な鑑賞を促す為、“ピント”を主題として一時的な空間を下支えする“ハコの完璧さ”にも着目し設計。天井を操作して“みる場にふさわしい空気のかたち”を作り出す
  12. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・江東区の店舗「ブルーボトルコーヒー 豊洲パークカフェ」。海辺の高層ビルが連なる地域の公園に計画。公園を分断しない建築の在り方を求め、内外が緩やかに繋がり“敷地全体がカフェに感じられる”空間を志向。小屋の集積からなり外周部に中間領域の軒下を配する構成を考案
  13. 橋本尚樹 / NHAによる建築展「before the beginning はじまりのけはい」。プリズミックギャラリーを会場に開催。2025年大阪・関西万博の“いのち動的平衡館”を中心とした展示。同建築は、生物学者の福岡伸一がプロデュースしてNHAとArupが基本設計などを手掛ける
  14. POINTとSpicy Architectsのデザイン監修による「埼玉グランドホテル深谷」。バブル期の宿泊施設を改修。個性ある仕上げ同士が“魅力を打ち消し合う”既存に対し、其々の関係を整理し“新たに定義”する設計を志向。同時期に手掛けた系列施設の改修と共通性のあるコンセプトで取り組む
  15. 初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意
  16. 青木淳による、“中立点”をテーマとして行われた講演会の動画。日本建設業連合会の主催で2024年10月に行われたもの
  17. 坂茂の活動を特集したニュース番組の動画。放送のテーマは「建築家・坂茂と災害支援 “紙の建築”が世界の被災者を救う」。BSフジで2024年11月に放送されたもの
  18. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  19. パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”を会場に「『現し』を考える。展 ver.1.0」が開催。スキーマ建築計画出身の西原将が企画監修する、“現し”をテーマとした展示会。浅子佳英・桝永絵理子・向山裕二・森田美紀が参加するトークやイベントも実施
  20. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る

内藤廣と深澤直人の対談動画「建築界の現状」。2024年10月に収録されたもの 青木淳による、“中立点”をテーマとして行われた講演会の動画。日本建設業連合会の主催で2024年10月に行われたもの

青木淳による、“中立点”をテーマとして行われた講演会の動画。日本建設業連合会の主催で2024年10月16日に行われたものです。

以下に、講演会の後に行われた、青木淳と賀持剛一(日建連建築設計委員長 / 大林組)の対談の動画も掲載します。

2024年11月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40
2024年11月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

アーキテクチャーフォトで、2024年11月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。(※広告とチケットプレゼント企画の記事は除きます)


  1. 東孝光による「塔の家」(1966) と 伊東豊雄による「花小金井の家」(1983) の建築ツアーが開催。妹島和世の監修でアートウィーク東京の一環として実施
  2. 建築家の妹島和世が、文化功労者に選ばれました
  3. 藤本壮介の総合デザイン監修による、福岡市の「明治公園整備・管理運営事業」の完成イメージが公開。東京建物を代表企業とし梓設計・旭工務店・木下緑化建設・ランドスケープむらが共同企業体として提案して優先交渉権者に選定
  4. 日建設計が最優秀者に選定された、鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルの、最終プレゼンの動画。石本建築事務所 横浜事務所、内藤廣・松田平田設計共同企業体、隈研吾建築都市設計事務所・梓設計共同体のプレゼン動画も公開
  5. 山口健太郎 / KNT Architectsによる、北海道・札幌市の「House in MARUYAMA」。山裾に計画された設計者の自邸。豊かな緑に囲まれた敷地に対して、様々な開口部を通じて“視線が山へと抜ける”建築を考案。素材自体の表出は“職人の手”から生まれる“建築の骨”での“纏う空気”の創出も意図
  6. 北村直也建築設計事務所による、岐阜の「かまや多治見」。明治の長屋を改修した複合施設。伝統も新規も尊重する地域性に着想を得て、道側は周辺と調和する“黒色”とし庭側を“銀色”とした“表裏の印象”が異なる建築を考案。用途同士の相乗効果も意図して透明素材を多用
  7. JAMZAによる、東京・江東区の「深川えんみち」。子供から高齢者までを受入れる“多世代共生の複合型福祉施設”。日常に福祉が存在する状況を目指し、地域の人々を招き入れる“道を引き込む動線計画”の建築を考案。街と繋がる為に“施設らしくない”境界面も作る
  8. 長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する
  9. 鎌倉市の新庁舎等基本設計プロポーザルで、日建設計が最優秀者に選定。コンセプトは「ひとつながりの未来の庁舎『鎌倉ONE』」。提案のイメージも公開
  10. OKDOによる、静岡の「森を育む丘の家」。森を切り拓いた新興街区での計画。地域の成長や豊かさにも寄与していく存在を目指し、敷地境界の内外を緩やかに接続する“丘のような”建築を考案。人と犬の快適な共存も意図して建築の内と外も曖昧にする
  11. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、カタールの集合住宅「ザ・グローブ」。湾岸沿いの敷地での計画。店舗が並び“交流の中心となる遊歩道”のある、先進的な冷却技術で“屋外でも快適に過ごせる”建築を考案。様々な再生可能エネルギーを取入れてラグジュアリーと持続可能の両立も意図
  12. 田邉雄之建築設計事務所による、長野・茅野市の「ウキゴヤ / Hovering Cabin」。植栽家の為の“地域の立ち寄り場兼事務所”。ランドスケープとの新たな関係性を考慮し、一本足の様な基礎で浮遊させた“土地との縁を切り離す”建築を考案。小振りな基礎は凍結深度が深い敷地でのコスト削減も意図
  13. BIGによる、デンマーク・コペンハーゲンの「BIG HQ」。国際的に活動する設計事務所の自社ビル。湾岸地域の先端部分を敷地として、コンクリート壁が支え合う“ピラネージ風”の“開放的”な空間を備えた建築を考案。社内の5つの専門部署が綿密に協働して造り上げる
  14. 成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・杉並区の「高円寺のオフィス」。設計者が監修した製品を用いて構成した自社の事務所。改善や可能性のフィードバックを得る為の“実験の場”を求め、システムパーティション等を実装した空間を考案。働く場の在り方の捉え直しと更新にも繋げる
  15. 大島碧+小松大祐 / 風景研究所による、宮城・仙台市の「十字土間の家」。面積的に余裕のある敷地。庭と建築の親密な関係性の構築を求め、庭を“適切なサイズに分割”もする“十字形状”平面の建築を考案。土間を中央に置く構成として内外の繋がりに加えて“大らかな回遊性”も生み出す
  16. 胡実建築設計事務所による、静岡・駿東郡の「東海道沿いの家」。交通量の多い道に面した敷地。中庭を中心に生活空間が展開する構成とし、床を部分的に下げる操作で“大地に身を埋めて寛げる”場も創出。外装の杉板は歴史が残る環境との連続性に加えて騒音への対応も意図
  17. 矢野泰司+矢野雄司 / 矢野建築設計事務所による、高知・吾川郡の「いの町観光拠点施設」。地域の憩いの場となっている河川敷に面する敷地。隣接地が持つ“余白のある広がり”に着目し、“柔らかく接続”して一体的な環境を形成する建築を志向。機能毎に建物を分けて行止まりのない連続性も生み出す
  18. 山田誠一建築設計事務所による、静岡の「House A」。往来のある“碁盤の目の”街区の敷地。防犯対策しつつも“街と大らかな関係”を結ぶ建築を求め、街に対し“45度”振ったグリッドを用いて”視線の抜け”や“余白”を創出。周囲と繋がる為のテラス等も散りばめる
  19. ヘルツォーグ&ド・ムーロンが、マルセル・ブロイヤー設計の旧ホイットニー美術館(1966年竣工)を改修へ。オークションハウスのサザビーズが建物を取得して計画を発表
  20. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・中央区の店舗「アンドワンダー GINZA SIX」。高級品が多く並ぶ商業施設内の店。同じブランドの店を複数手掛ける背景から、既存の仕組みを共有しつつ“環境に合わせてカスタム”する設計を志向。金属板を床に用いて周囲と調和する“硬質感”を空間に与える
  21. 大西麻貴+百田有希 / o+hによる、静岡・浜松市の店舗「まちのコモンズとしての店舗」。郊外のメガネ店の計画。暮らしを豊かにする“コモンズ”としての店舗を目指し、放射状に壁を配置して売場だけではない“性格の異なる居場所”を備えた建築を考案。地域の素材も使用して“暖かみのある空間”とする
  22. 大阪中之島美術館での展覧会「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」の入場チケットをプレゼント。スイスを拠点とした芸術家と、同国を代表し“グリッドシステム”でも知られるグラフィックデザイナーの展覧会。初の大規模回顧展として開催される
  23. 山口純建築設計事務所による、愛媛・松山市の「南町の家」。住宅地に建つ設計者の自邸。客人を招く為の書斎の設置を前提とし、奥に向かって“プライベート性”が高まる動線計画の建築を考案。何処にいても“家族の気配”も感受できるように上下階を吹抜で繋ぐ等の操作も行う
  24. 長坂常 / スキーマ建築計画による、大阪市の店舗「アンドワンダー 南船場」。自転車移動が便利な地域の路面店。同じブランドの店を複数手掛ける背景から、既存の仕組を共有しつつ“環境に合わせてカスタム”する設計を志向。サッシと一体化した自転車置場等を用意して“地域のハブ”化も模索
  25. 桶川容子 / marutau arquiによる、愛媛・松山市の「OCTA HOUSE」。高い建物に挟まれた商業地域の敷地。要望に応えつつも“余白”のある住宅を目指し、最大限の量塊を確保した上で各角をカットして“隅切り”を作る構成を考案。内部空間は“求心性”と“安心感”を備えた空間となる
  26. 河内尚子による、奈良市での展覧会「家具と空間」。“家具と空間”をテーマに実践的研究も行う建築家の展示。登録有形文化財の正木家住宅を会場とし、革・大理石・杉を用いて制作した家具を配置。訪問者に空間と家具が“相互に与える影響”についての考察を促す
  27. T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案
  28. 佐藤研吾による展覧会「くぐり間くぐり」。ときの忘れものを会場に開催。建築家が一貫して作り続ける“ピンホールカメラ”を中心とした展示。“カメラ”でもあり“被写体”でもある作品で互いを撮り合い、自身でプリントした“銀塩写真”なども公開
  29. POINTとSpicy Architectsのデザイン監修による「埼玉グランドホテル深谷」。バブル期の宿泊施設を改修。個性ある仕上げ同士が“魅力を打ち消し合う”既存に対し、其々の関係を整理し“新たに定義”する設計を志向。同時期に手掛けた系列施設の改修と共通性のあるコンセプトで取り組む
  30. 宮川清志 / SESNによる、愛知・名古屋市の店舗「RENATUS CLINIC NAGOYA」。都心のビル内の美容クリニック。これからの店舗空間の在り方も考慮し、形などの“意匠性”だけでない“体験を超えた現象のある空間”を志向。照明の細かな設定等で“朝焼けの様な”現象の中で過ごす状態を創り出す
  31. 今津康夫 / ninkipen!による、大阪・羽曳野市の住宅「鉤の離れ」。施主の生家の傍らに建つ住まい。平面の形を“かぎ状”とし新たな植栽を施して、既存の庭を“新旧の二つの家を段階的に繋げる中庭”へと発展。内部では多様な樹種の材を不均一に使用して“たくましさ”を空間に付与
  32. 川口裕人 / 1110建築設計事務所による、神奈川・川崎市の「蔵と倉」。土蔵の飲食店への改修と倉庫棟の新築に加えて庭も整備。土蔵では、上階床を撤去し気積を大きくして光が降り注ぐ空間を創出。倉庫棟では、既存や周辺の建物の肯定と未来への希望を意図して建ち方や素材を選定する
  33. 大峯竣平+堤康浩 / デザインオツによる、石川・輪島市の「二ツ屋町ハウス」。五差路に面する敷地。“風土的な振舞い”が背景にある住居を求め、人々の“懐のひろさ”に着目して“ひろさ”の“懐”となる建築を志向。土間・広間・物見縁台を繋いだ気積のある空間で様々な受入れを可能にする
  34. 建築家の石上純也が、エルメスの2025AWメンズコレクションのランウェイに出演。長谷川博己・大沢たかお・松田翔太らもモデルとして参加
  35. 堤由匡建築設計工作室による、中国・北京市の住戸改修「HOUSE X」。地上階にある区画の改修で屋外浴場も増築する計画。高齢者も暮らす住まいとして、“バリアフリー”を主題とした空間を志向。段差の解消等に加えて“健康的な光と心地よい風”の導入もバリアフリーと捉えて設計する
  36. 田中圭+藤沢和哉 / hut建築事務所による、長野・須坂市の「田中の家」。伝統的建造物群保存地区に建つ設計者の自邸。地域の過去の町並みの調査を設計の基礎とし、通りに切妻の妻面を向けた外観の建築を考案。建て込む中での最適な住環境も求めて“切欠・ずらし・入れ子”の操作を行う
  37. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  38. 北村直也建築設計事務所による、岐阜・大垣市の店舗「パティスリー. ポッシュ ド アコ」。“デコラティブ”な洋菓子店だった建物を新たな菓子店へと改修。煩雑な状況の“単純化”と商品の“強調”を意図し、内外を“ブルーグレーに統一”する計画を考案。商品に通じる“控えめで華やかな雰囲気”も意図
  39. 山﨑健太郎デザインワークショップによる、千葉・八千代市の「52間の縁側」。高齢者の為のデイサービス施設。問題を抱える人も“日常を送れる”環境を目指し、木架構の中に様々な“小さな居場所”のある建築を志向。一直線の床と構造体が作る“大きな構え”は地域の人々も迎え入れる
  40. 山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の「佐土原 下那珂の家」。通りを挟んで施設が建つ分譲地での計画。朝日を感じられる住宅との要望に、平面中央に天窓と階段を設けて“柔らかな光を落とす”構成を考案。階段空間を介し全体を繋げて“常に家族の気配”の感受も可能にする

初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意
初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意外観、北側の道路より見る。 photo©ISSEI
初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意1階、食堂から座敷側を見る。 photo©初谷遼建築設計事務所
初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意1階、座敷から階段越しに中庭を見る。 photo©初谷遼建築設計事務所
初谷遼建築設計事務所による、福岡の住宅「Yana」。四人家族の為の住まい。“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意中庭から開口部越しに内部を見る、夕景 photo©ISSEI

初谷遼建築設計事務所が設計した、福岡の住宅「Yana」です。
四人家族の為の住まいです。建築家は、“誰かと一緒に楽しむ”生活の具現化を目指し、大きなリビングの中に幾つものリビングがある様な“自己相似的”な空間を構想しました。素材や色を変化させて様々な居心地の多用途に使える場を用意しました。

福岡県内の市街地に建つ4人家族のための住宅である。

計画地は、ある構想によって新たにつくられ、土地区画整理事業によって整備された街の一角にあり、周辺には大小様々な公園や、車で10分ほどの場所には海があるなど自然豊かで、環境にも恵まれている。

北側に道路、東西南側は隣地に囲まれ、南側の隣地側の境界には高さ3.6mほどの擁壁が建っているが、計画地を含むこの一画だけ計画地と同時に売り出されていた空き地のまま残されており、何が建つか予測のつかない状態で設計が始まった。

建築家によるテキストより

建主は、当初シンプルに大きなリビングを要望として挙げていた。その後、友人の招待、畳敷きの小上がりでの昼寝、キッチンを挟んでの家族との会話、テラスでのBBQ、少し落ち着いた場所で仕事をし、その隣で子供が勉強をすること、ガーデニング、家庭菜園など、日常的にやりたい些細なことを少しずつ伝えてもらった。

その多くが、誰かと一緒に楽しみたいようなことばかりであった。そこから、大きなリビングのような空間の中に、人が集まり好きなように過ごせるいくつものリビングのような場所を内包する、というイメージが浮かんだ。全体の事として見えていたことが、個々でも同じように感じられてくる、という自己相似的な話が、新しい生活スタイルを生み出すヒントになるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

前庭と中庭に挟まれた“広間”と名付けた空間は二つの庭をつなぐ半内部という位置付けで、玄関であり客間でもあるパブリックな場所となっている。“広間”から“食堂”、“座敷”は間仕切られることなく連続しつつ、素材や色の選択によって居心地を変化させている。

2階へ上がるとプライベートな空間へと移り変わっていく。2階の“居間”と1階の“広間”は吹抜けで繋がりながらも、その境は木製框窓で仕切られている。また、この吹抜けは空調によって暖められた床下からの空気を上階へ届ける役割も果たしており、その居心地も相まって直線的な濃度の変化では測れない奥行き感を生んでいる。

建築家によるテキストより
田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設
田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設玉川上水旧水路緑道再整備事業 コンセプトイメージ image©Atelier Tsuyoshi Tane Architects
田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設玉川上水旧水路緑道再整備事業 コンセプトイメージ image©Atelier Tsuyoshi Tane Architects
田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設玉川上水旧水路緑道再整備事業 イメージ image©Atelier Tsuyoshi Tane Architects
田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業。江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画。“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向。完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設玉川上水旧水路緑道再整備事業 イメージ image©Atelier Tsuyoshi Tane Architects

田根剛がランドスケープデザイン等を手掛ける、東京・渋谷区の、玉川上水旧水路緑道再整備事業です。
江戸時代からの歴史を繋ぐ緑道を再整備する計画です。建築家は、“未来のための世代を超えた場所”を求め、地域住民とのワークショップを経て“参加・活動型の緑道公園”を志向しました。また、完成イメージ等を伝える“情報発信施設”も開設されました。
情報発信施設は、2024年12月6日より現地で公開されています(※終了日未定)。場所はこちら(Google Map)

田根剛による再整備のコンセプト

江戸の時代に、玉川兄弟によって開かれた旧玉川上水から続くこの緑道が、これからの未来のための世代を超えた場所となることを目指しています。

「可能な限り既存の木々を残し、さらに草木を増やし次世代の森を育てる」豊かな街づくりを行い、そして、人のつながりが生まれる「憩いの場」として、多世代間のコミュニティが形成される緑道とします。また、区民の皆さまとワークショップで挙がった農園のアイデアを、端緒として掲げた再整備のコンセプト、「FARM」「育てる・育む」による参加・活動型の緑道公園です。

これまでも地域ごとに異なる特性を持つ各地域の利用実態や特徴に合わせて利用できる場となるよう、緑道再整備の検討を進めてきました。緑道には次世代のために苗木を植え、地域ごとに多種多様な植物を育てていくと共に、雨水を緑道内でゆっくりと浸透させる仕組みも取り入れます。

また、雨でも歩きやすいことや、バリアフリーにも配慮し、車いすやベビーカーでも通行しやすい平たん性などを兼ね備えたテラゾ舗装を採用して、使う人にとって快適な緑道を目指します。

建築家によるテキストより
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示
世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」の入場チケットをプレゼント。同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介。鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示展覧会ポスター image courtesy of 世田谷美術館

世田谷美術館での展覧会「東急 暮らしと街の文化―100年の時を拓く」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
同社が鉄道事業と共に行った“宅地開発”に着目し、歴史史料・模型・パンフレット等を通して“現代の田園都市”づくりを紹介します。また、鉄道とバスの″車両模型”や昭和期の手描きの“車両図面”なども展示しています。
会期は、2024年11月30日~2025年2月2日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年12月20日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

本展は、「企業と美術シリーズ」の第5回として企画し、開催するものです。
当館ではこれまでに、資生堂(2007)、髙島屋(2013)、東宝スタジオ(2015)、竹中工務店(2016)とタイアップし、この「企業と美術シリーズ」を開催してまいりました。

このシリーズのねらいは、人間の暮らしと密接な関係をもつ企業活動のなかで蓄積された、さまざまな文化的な側面に光をあて、各企業が保管している多種多様な資料を、歴史的、社会的な文化資源としてとらえ、そこから、私たちの日常の変化や展開、また社会の変遷を探ることにあります。

このたび、東急株式会社のご理解とご協力のもと、「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」を開催することとなりました。

世田谷区内には世田谷線、田園都市線、大井町線、目黒線が走り、区内に駅は所在しないものの東横線も世田谷区民にとっては大切な暮らしの路線であり、東急バスの各路線が面的に地域をカバーしています。世田谷区南部のほとんどが、東急各線の沿線地域であるといっても過言ではありません。

東急の鉄道事業は、その多くが宅地開発と結びついており、その草創期は洗足、大岡山、田園調布の開発に根をおろし、戦後は多摩川を越えて、良質で大規模な多摩地域の宅地開発へと結びついています。田園都市線という名が示すとおり、東急は今もなお、田園と人間生活が交わる住環境を醸成し、たんに利便性を追求するのではなく、豊かな暮らしの時を提案しつづけていると言えましょう。

また、本展では、東急沿線に住んだ世田谷の美術家たちの仕事にも目を向け、さらに五島育英会、東急財団、五島プラネタリウム、五島美術館、電車とバスの博物館、Bunkamuraなどの社会的な事業も紹介し、それぞれが相まって、東京という大都市圏における生活基盤の整備に、どのようにコミットしてきたのかを探ります。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

藤本壮介建築設計事務所が受注候補者に選ばれた「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポーザルの参加59組の技術提案書が公開。伊東豊雄・坂茂・石上純也・平田晃久の提案も含まれる
藤本壮介建築設計事務所が受注候補者に選ばれた「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポーザルの参加59組の技術提案書が公開。伊東豊雄・坂茂・石上純也・平田晃久の提案も含まれる

藤本壮介建築設計事務所が受注候補者に選ばれた「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポーザルの参加59組の技術提案書が公開されています。伊東豊雄・坂茂・石上純也・平田晃久の提案も含まれています。審査員は、青木淳、西沢立衛、冨永祥子、岩間友希、髙橋新悦でした。


最終審査対象者(5者)

【基本設計業務受注候補者】藤本壮介建築設計事務所

【次点者】山田紗子建築設計事務所+BPDL+佐藤慎也研究室設計共同体

北澤伸浩建築設計事務所

昭和tデYetB設計共同企業体

日建設計

以下に応募した54組の提案書へのリンクも掲載します。
※期限内に提出された技術提案書、実施方針のうち、公開に同意のあった54者分です

【ap job更新】 既存ストック活用とエリア再生に特化した「再生建築研究所」が、建築設計・不動産事業推進・研究・広報・事務に関わるスタッフ(新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 既存ストック活用とエリア再生に特化した「再生建築研究所」が、建築設計・不動産事業推進・研究・広報・事務に関わるスタッフ(新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中
【ap job更新】 既存ストック活用とエリア再生に特化した「再生建築研究所」が、建築設計・不動産事業推進・研究・広報・事務に関わるスタッフ(新卒・既卒・経験者)と アルバイトを募集中COERU渋谷イースト ©楠瀬友将

既存ストック活用とエリア再生に特化した「再生建築研究所」の、建築設計・不動産事業推進・研究・広報・事務に関わるスタッフ(新卒・既卒・経験者)と アルバイト 募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

2025年度 後期新卒(25年卒、26年卒)、中途採用を行います。

再生建築研究所は「建築の不可能を可能に」をコンセプトに掲げ、2012年に創業しました。
わたしたちは、取り壊すしかないと言われた違法建築を多く再生し、新築には生み出すことができない価値を生み出してきました。現在では、行政や企業と連携し、周辺地域を活性化させる「エリア再生」にも力を入れ、再生建築を文化として根付かせることを目指しています。
20世紀に生み出されたストックは都内でも約8割と言われており飽和状態にあります。このストックを取り壊し新築するのではなく、再生建築により次の100年に繋ぐ、新しい建築のあり方を追求しています。建築業界はもちろんですが、古いものへの価値付けが難しい日本の不動産業界において「サイセイ」という新しい価値を一緒に創造できるメンバーを広く募集します。

前期新卒募集 |多数のご応募ありがとうございました。定員となり締切(3名内定)
後期新卒募集 |1~2名 (25年卒、26年卒)
経験者募集  |常時

「壊して新築する文化」から「残して再生する文化」を目指して
日本の建築の平均寿命は30年。欧米の約100年と比べて、更新、開発による限られた土地の中で高密度、短いスパンでの都市の更新が主流とされてきました。20世紀に建てられた都市のストックは飽和状態にあり、新築型の都市づくりは限界を迎えています。こうした社会に対して、私たちが目指すのは、全てを改修により保存、延命させようとすることではありません。新築、既存改修問わず、その場所の記憶や文化を読みとき、佇まいやまとう空気を引き継ぎながら、生まれ変わる状態を「サイセイ」と定義し、それが根付く社会のしくみづくりまで携わりたいと考えています。

【体制】
意匠・品質・再生といった設計実績20年以上の各専門領域スタッフの統括の下、現在は4つのチームでそれぞれ複数のプロジェクトを推進しています。加えて、構造・設備・不動産・金融など様々な領域の顧問も在籍しており、建築の領域を横断しながら「サイセイ」を軸にしたものづくり、ことづくりを追及できる体制づくりを行っています。

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