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子浦中 / シオ建築設計事務所による、神奈川・小田原市の「山林のラウンジ」。地域の財団が運営する起業支援施設の中のカフェ等の計画。エリアの“山林資材”の周知を主題とし、天井・建具・家具などに“地場産の木材”を用いた空間を志向。素材それ自体の大きさや質感を生かした設計を行う
子浦中 / シオ建築設計事務所による、神奈川・小田原市の「山林のラウンジ」。地域の財団が運営する起業支援施設の中のカフェ等の計画。エリアの“山林資材”の周知を主題とし、天井・建具・家具などに“地場産の木材”を用いた空間を志向。素材それ自体の大きさや質感を生かした設計を行うエントランスからラウンジを見る。 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、神奈川・小田原市の「山林のラウンジ」。地域の財団が運営する起業支援施設の中のカフェ等の計画。エリアの“山林資材”の周知を主題とし、天井・建具・家具などに“地場産の木材”を用いた空間を志向。素材それ自体の大きさや質感を生かした設計を行うラウンジからエントランス側を見る。 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、神奈川・小田原市の「山林のラウンジ」。地域の財団が運営する起業支援施設の中のカフェ等の計画。エリアの“山林資材”の周知を主題とし、天井・建具・家具などに“地場産の木材”を用いた空間を志向。素材それ自体の大きさや質感を生かした設計を行うキッチン2のカウンター photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、神奈川・小田原市の「山林のラウンジ」。地域の財団が運営する起業支援施設の中のカフェ等の計画。エリアの“山林資材”の周知を主題とし、天井・建具・家具などに“地場産の木材”を用いた空間を志向。素材それ自体の大きさや質感を生かした設計を行う家具 photo©淺川敏

子浦中 / シオ建築設計事務所が設計した、神奈川・小田原市の「山林のラウンジ ARUYO ODAWARA LOUNGE」です。
地域の財団が運営する起業支援施設の中のカフェ等の計画です。建築家は、エリアの“山林資材”の周知を主題とし、天井・建具・家具などに“地場産の木材”を用いた空間を志向しました。そして、素材それ自体の大きさや質感を生かした設計を行いました。施設の公式ページはこちら

かまぼこに代表されるような海産物の街として認識されている神奈川県小田原市には、約4,000haの山林があり市域の約40%を占めているが、誰もがそのように認識していない。

このプロジェクトは、さまざまな人の出会いや交流を図るための街に開いた小田原のコワークスペースのカフェ、バーラウンジを作ることである。

建築家によるテキストより

この施設は、小田原市を中心とした起業家の起業支援を行うことや、出会いと発見を創出することを主な目的とし、神奈川県、小田原市から補助金と小田原の財団で運営している。そのため、小田原にこだわり地場の材料、特に山林資材を使うこととした。

建築家によるテキストより

一方で、私たち建築の人間が山林を保護する方法として、伐採をした資源を建材として生かす一つの方法が考えられる。
そのため運営側と設計が同じ地場の山林資材を使うという考えのもとラウンジを作り、たくさんの人に小田原の材料を知ってもらうことを目的とした。地場産の木材は、地場で加工し天井材、カウンター材、建具、机などの家具に使用した。床の左官は山林から採取し、三和土とするなど徹底的に地場産にこだわった。

建築家によるテキストより
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・白山市の「北陸住居No.3」。様々な時代や用途の建物が混在する地域。街並みに“参与する”在り方を求め、周囲の町家・酒蔵・近代的ビルの建築要素を取り込むような設計を志向。隣接の休遊地を活かした配置計画で“視覚的な拡がり”も生み出す
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・白山市の「北陸住居No.3」。様々な時代や用途の建物が混在する地域。街並みに“参与する”在り方を求め、周囲の町家・酒蔵・近代的ビルの建築要素を取り込むような設計を志向。隣接の休遊地を活かした配置計画で“視覚的な拡がり”も生み出す外観、南側道路より見る。 photo©中山保寛
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・白山市の「北陸住居No.3」。様々な時代や用途の建物が混在する地域。街並みに“参与する”在り方を求め、周囲の町家・酒蔵・近代的ビルの建築要素を取り込むような設計を志向。隣接の休遊地を活かした配置計画で“視覚的な拡がり”も生み出す中庭、北側より見る。 photo©中山保寛
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・白山市の「北陸住居No.3」。様々な時代や用途の建物が混在する地域。街並みに“参与する”在り方を求め、周囲の町家・酒蔵・近代的ビルの建築要素を取り込むような設計を志向。隣接の休遊地を活かした配置計画で“視覚的な拡がり”も生み出すキッチンからダイニングとリビングを見る。 photo©中山保寛
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・白山市の「北陸住居No.3」。様々な時代や用途の建物が混在する地域。街並みに“参与する”在り方を求め、周囲の町家・酒蔵・近代的ビルの建築要素を取り込むような設計を志向。隣接の休遊地を活かした配置計画で“視覚的な拡がり”も生み出すダイニングから開口部越しに中庭を見る。 photo©中山保寛

岡佑亮 / チドリスタジオが設計した、石川・白山市の「北陸住居No.3」です。
様々な時代や用途の建物が混在する地域での計画です。建築家は、街並みに“参与する”在り方を求め、周囲の町家・酒蔵・近代的ビルの建築要素を取り込むような設計を志向しました。また、隣接の休遊地を活かした配置計画で“視覚的な拡がり”を生み出すことも意図されました。

ゆったりとした敷地と、日本三大霊山のひとつである白山の麓にある古い街並みが残る周辺環境に惹かれた若い施主夫婦は、広い庭と開放的なLDKを備えた平屋住宅を要望していた。

周辺には山から流れる清らかな水源のおかげで、酒蔵や醤油、味噌、麹などの伝統的産業が今でも残り、この敷地の周りも酒蔵の建物群が取り囲む。

敷地西側の酒蔵が所有する隣地は、空地で塀がない。本敷地から見ると、その空地には畑や小さな植林地があり、その先に町家や山並みが見える。この豊かな環境を象徴しているような風景だった。これを借景に、視覚的に拡がりを持たせた中庭を設けるべく、建物の配置検討を始めた。

建築家によるテキストより

前面道路の喧騒から少し距離を取るため、道路に沿ってL字型に建物を配置した。施主の趣味であるキャンプ道具の出し入れを考慮し、道路側に建つ長屋門のようなガレージ(農具がキャンプ道具に置き換わった)と、大きな妻壁をもつ母屋のようなLDKが、中庭を介して見通せるような平面計画とした。

建築家によるテキストより

ちょうど敷地がある周囲には、町家がつくる軒が揃った街並みや、増改築された大きな酒蔵、近代的な事務所ビルや工場など、異なる時代や機能の建物が入り混じる。本敷地の道路を挟んだ向かいの土地は分譲住宅地になる予定で、カーポートを携えた住宅も建つだろう。この街並みを形成する多種多様な建物は、この地で暮らす人々の息づく風景として現れている。

こうした環境において、それぞれの時代・機能の建物にも解釈できるような住宅がつくれないか考えていた。結果として、増改築された町家のような屋根形状、蔵と似た屋根勾配や納まり、近代的な工業製品の外壁や部材、隣地の休遊地も自らの敷地と見なす配置計画等に現れた。

建築家によるテキストより
NOT A HOTELが、40歳未満を対象とした建築の実施コンペを開催。最優秀賞には賞金1,000万円に加え設計料も支払われる

NOT A HOTELが、40歳未満を対象とした建築の実施コンペを開催します。最優秀賞には賞金1,000万円に加え設計料も支払われるとのこと。また建築士等の資格や実績は求められていません。

【ap job更新】 “生き方や価値観に 最も似合う建築を”をヴィジョンに掲げる「SNARK Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 “生き方や価値観に 最も似合う建築を”をヴィジョンに掲げる「SNARK Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 “生き方や価値観に 最も似合う建築を”をヴィジョンに掲げる「SNARK Inc.」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイトを募集中House in Nonakamachi / Photo©Ippei Shinzawa

“生き方や価値観に 最も似合う建築を”をヴィジョンに掲げる「SNARK Inc.」の、設計スタッフ(経験者・既卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

建築設計事務所 SNARK Inc.では、プロジェクト拡大に伴い、熱意のある設計者とスタッフを募集します。

私たちは群馬県高崎市と東京都東日本橋を拠点に活動する建築設計事務所です。
家具などのプロダクトから内装、新築住宅、集合住宅、公共施設などの企画、設計、施工監理やイベントの企画、運営など活動は多岐にわたり、クライアント、ビルダーと共にチームで新しい暮らし方や働き方、遊び方のきっかけとなるような場をつくっています。

「Architecture for the life you live 生き方や価値観に 最も似合う建築を」をビジョンに、住まい手や使い手は何が好きで何を大切にしているのか、どんな暮らしを送ってどう生きていきたいのかを深堀りし、理想を形にするために時間をかけて対話と思考を繰り返しています。

アート、映画、音楽、アウトドア、サウナなどを好きな社員が多く、それらのカルチャーに関連するプロジェクトも多く進行中です。子育て中の社員も多く、時短勤務やテレワークなど柔軟な働き方が可能です。働き方やチームの仕組みなども含めて、一緒に考えていけるメンバーを求めています。

トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「FREITAG Store Tokyo Shibuya」。同事務所が過去に手掛けた店のリニューアル計画。機能性と耐久性の要望に、既存の“床を道に見立てる”コンセプトを踏襲しつつ素材等を更新した空間を考案。洗練し続ける施主ブランドの“世界観の体現”も意図
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「FREITAG Store Tokyo Shibuya」。同事務所が過去に手掛けた店のリニューアル計画。機能性と耐久性の要望に、既存の“床を道に見立てる”コンセプトを踏襲しつつ素材等を更新した空間を考案。洗練し続ける施主ブランドの“世界観の体現”も意図外観、明治通りより見る。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「FREITAG Store Tokyo Shibuya」。同事務所が過去に手掛けた店のリニューアル計画。機能性と耐久性の要望に、既存の“床を道に見立てる”コンセプトを踏襲しつつ素材等を更新した空間を考案。洗練し続ける施主ブランドの“世界観の体現”も意図売場 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「FREITAG Store Tokyo Shibuya」。同事務所が過去に手掛けた店のリニューアル計画。機能性と耐久性の要望に、既存の“床を道に見立てる”コンセプトを踏襲しつつ素材等を更新した空間を考案。洗練し続ける施主ブランドの“世界観の体現”も意図売場、キャットストリート側を見る。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の店舗「FREITAG Store Tokyo Shibuya」。同事務所が過去に手掛けた店のリニューアル計画。機能性と耐久性の要望に、既存の“床を道に見立てる”コンセプトを踏襲しつつ素材等を更新した空間を考案。洗練し続ける施主ブランドの“世界観の体現”も意図外観、キャットストリートより見る。 photo©阿野太一

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の店舗「FREITAG Store Tokyo Shibuya」です。
同事務所が過去に手掛けた店のリニューアル計画です。建築家は、機能性と耐久性の要望に、既存の“床を道に見立てる”コンセプトを踏襲しつつ素材等を更新した空間を考案しました。また、洗練し続ける施主ブランドの“世界観の体現”も意図されました。トラフが2013年に完成させた空間は、こちらのページで閲覧可能です。店舗の公式ページはこちら

使用済みのトラックタープ(幌)、自転車のインナーチューブ、廃車のシートベルトを使った、色とりどりのメッセンジャーバッグやアクセサリーを展開するFREITAG(フライターグ)の渋谷店。
トラフが2013年に設計をした店舗がオープンしてから10周年を迎えたことを機に、内外装をリニューアルすることとなった。

建築家によるテキストより

倉庫や物流センターをテーマに、「長持ちする資材の使用」、「自社デザインのシェルフシステムとモジュラー式什器の使用」、「修理スペースの拡張」に焦点を置き、機能性と耐久性のある空間が求められた。

建築家によるテキストより

開店当初から渋谷店の特徴であった、明治通りとキャットストリート、二つの通りに面する特殊な立地を引き続き活かし、二つの通りを結ぶ道に見立てた空間の床を、今回は新たにグレーと青の2色の床パネルで仕上げた。日本の自転車道を想起させる中央の青い道は、リサイクル材でありながら、一般的には倉庫で使用されるパネルで、従来の床材よりも安定性と耐久性に優れ、店内の多くの人の往来に対応する。

工場等で用いられるセーフティフェンスを使って、見えてもよい収納スペースを売り場内に確保することで、リペア工房のスペースを拡張し、店内から作業の様子が良く見えるように窓を新たに設けた。ポスカウンターやリペア品を格納するワゴンなどは全て可動式で、特別なイベントや新しいニーズに合わせて移動させることができる。

建築家によるテキストより
長坂常 / スキーマ建築計画による、香川・小豆島の温泉施設「島湯」がオープン。既存ホテル内の温浴施設を“引き算”のデザインで改修。黄金湯と狛江湯に続く長坂が手掛ける温浴施設
長坂常 / スキーマ建築計画による、香川・小豆島の温泉施設「島湯」がオープン。既存ホテル内の温浴施設を“引き算”のデザインで改修。黄金湯と狛江湯に続く長坂が手掛ける温浴施設 photo courtesy of 両備ホールディングス

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、香川・小豆島の温泉施設「島湯(しまゆ)」が2024年4月1日にオープンしました。

長坂が手掛けた「島湯」は、小豆島オーキドホテルの中の温浴施設の改修として完成した。宿泊者はもちろん、一般外来の利用も可能とのこと。これまでに、長坂は、2020年に東京都墨田区の「黄金湯」、2023年に東京都狛江市の「狛江湯」の設計を手掛けてきた。そんな長坂が新たに小豆島に完成させたのが「島湯」だ。黄金湯と狛江湯は銭湯であるが、今回の島湯はホテル内の温浴施設という違いはあるものの、これまでの長坂の経験が生かされた空間であることは間違いないだろう。

その設計に関して、報道資料を読むと「究極の引き算」と書かれている。完成した空間の写真をみても、既存のタイル壁をはつることがデザインのポイントになっていることが分かる。また、一方で本格的フィンランド式サウナを導入するなど設備面での充実も図っているとのこと。

以下に掲載する施設の写真と概要で、旅行や訪問の参考して頂ければ幸いである。

安藤忠雄がブルガリとコラボした腕時計「セルペンティ トゥボガス 安藤忠雄 限定モデル」の写真が公開。それぞれの四季を異なる素材を用いて文字盤上にマルケトリで表現
安藤忠雄がブルガリとコラボした腕時計「セルペンティ トゥボガス 安藤忠雄 限定モデル」の写真が公開。それぞれの四季を異なる素材を用いて文字盤上にマルケトリで表現 photo courtesy of ブルガリ ジャパン

安藤忠雄がブルガリとコラボレーションした腕時計「セルペンティ トゥボガス 安藤忠雄 限定モデル」の写真が公開されています。
それぞれの四季を異なる素材を用いて文字盤上にマルケトリ(寄木細工の意味)で表現しています。

「セルペンティ トゥボガス」における初の芸術的コラボレーションは日本の建築家 安藤忠雄氏が大切にしてきたテーマである自然が見せるはかなき美しさを讃えます。グリーンアベンチュリン、タイガーアイ、ホワイトそしてピンクのマザーオブパールにより、ブルガリのアイコンであるセルペンティのダイヤルに季節ごとに変化する森の色合いがもたらされます。

安藤忠雄×ブルガリ

過去にもコラボレーションを行った安藤忠雄氏とブルガリにとって「セルペンティ」でのコラボレーションは初の試みとなります。 2020年と2021年に発表された「オクト フィニッシモ」のシンプルなデザインは

スパイラルが作り出すピュアなラインと、上弦の月を象徴する三日月のコンセプトを通して時間の本質を表しました。

建築家 安藤忠雄氏とブルガリが共有する、時間をテーマとした芸術的でコンセプチュアルな旅は特徴的な4つの「セルペンティ」によって新しい領域で表現されました。ブルガリ ウォッチのデザインを統括するファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは下記のコメントとともに安藤氏を称賛します。
「安藤忠雄氏は、自然とそのはかなさにインスパイアされた類まれなる創造性を持っています」

安藤氏自身は下記のように語ります。
「私は建築と自然の共生を取り戻すために、さまざまな場の力を統合することを目指しています」

リリーステキストより

以下に、その他の写真と価格などを掲載します。

21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」の入場チケットをプレゼント。先端技術に形を与えた“プロトタイプ”を中心とした展示。様々な専門領域のクリエイターと研究者とのコラボレーションによる作品も紹介
21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」の入場チケットをプレゼント。先端技術に形を与えた“プロトタイプ”を中心とした展示。様々な専門領域のクリエイターと研究者とのコラボレーションによる作品も紹介 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」の入場チケットをプレゼント。先端技術に形を与えた“プロトタイプ”を中心とした展示。様々な専門領域のクリエイターと研究者とのコラボレーションによる作品も紹介 撮影:木奥恵三
21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」の入場チケットをプレゼント。先端技術に形を与えた“プロトタイプ”を中心とした展示。様々な専門領域のクリエイターと研究者とのコラボレーションによる作品も紹介 撮影:木奥恵三

21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」の入場チケットを5組10名様にプレゼントいたします。
先端技術に形を与えた“プロトタイプ”を中心とした展示です。様々な専門領域のクリエイターと研究者とのコラボレーションによる作品も紹介されます。
応募締切は2024年4月22日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表に変えさせていただきます)。展覧会の公式ページはこちら

※厳正な抽選を行いまして当選者の方にメールをお送りしました。沢山のご応募誠にありがとうございました。(2024/5/13追記)

21_21 DESIGN SIGHTでは、2024年3月29日より企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」を開催します。展覧会ディレクターには、幅広い工業製品のデザインや、先端技術を具現化するプロトタイプの研究を行うデザインエンジニアの山中俊治を迎えます。

みなさんが思い浮かべる未来は、どのような姿でしょうか。あまりに壮大で漠然としており、はっきりとした輪郭をつかむことは難しいかもしれません。しかし、だからこそクリエイターたちは、未来に対するさまざまな可能性に思いをはせます。美しく、驚きにあふれた、より魅力的な世界を想像し、プロトタイプを通じて確かめるのです。今、私たちが未来のかたちをはっきりと描くことはできなくても、生み出された「未来のかけら」を通じて、その一部にそっと触れることはできるかもしれません。

本展では、山中が大学の研究室でさまざまな人々と協働し生み出してきたプロトタイプやロボット、その原点である山中のスケッチを紹介するとともに、専門領域が異なる7組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる多彩な作品を展示します。最先端技術や研究における先駆的な眼差しとデザインが出合うことで芽生えた、未来のかけらたちを紹介します。多様な視点が交わり、想像力が紡がれる会場で、科学とデザインが織りなす無数の可能性と、まだ見ぬ未来の世界に向かうデザインの楽しさを体感する機会となれば幸いです。

以下に、会場写真と詳細な情報を掲載します。

長野県小諸市立芦原中学校区再編設計プロポで、渡邉健介建築設計事務所が契約候補者に特定
長野県小諸市立芦原中学校区再編設計プロポで、渡邉健介建築設計事務所が契約候補者に特定 image©渡邉健介建築設計事務所(パース協力:ヒサナガ)
長野県小諸市立芦原中学校区再編設計プロポで、渡邉健介建築設計事務所が契約候補者に特定 image©渡邉健介建築設計事務所(パース協力:ヒサナガ)

長野県小諸市立芦原中学校区再編設計プロポーザルで、渡邉健介建築設計事務所が契約候補者に特定されています。
二次審査に選ばれていたのは、大建met、PHa+イシバシナガラ設計共同企業体、渡邉健介建築設計事務所、シーラカンスK&H+伊藤暁建築設計共同企業体、ライフデザイン・工藤浩平設計共同企業体でした。
選考の結果、第1位が渡邉健介建築設計事務所、第2位がシーラカンスK&H+伊藤暁建築設計共同企業体となりました。その後、渡邉健介建築設計事務所が契約候補者に特定されました。経過や二次審査時の動画は小諸市のウェブサイトに掲載されています。

渡邉健介建築設計事務所による提案書

※リンク先は小諸市のウェブサイト内のPDFデータとなります

以下に、提案のパース画像を掲載します。

NHKのテレビ番組“すこぶるアガるビル”が、村野藤吾が1957年に完成させた「読売会館」を特集

NHKのテレビ番組“すこぶるアガるビル”が、村野藤吾が1957年に完成させた「読売会館」を特集します。放送日は2024年4月9日23時~。リンク先で予告動画を閲覧できます。建築史家の松隈洋も出演するようです。

遠野未来建築事務所による、埼玉・三芳町の「トイレトワ」。廃棄物の再資源化を行う企業が保全する森の中に計画。“循環と再生”を主題とし、廃棄物中の土砂を原料とする“再生土”を用いた版築壁の建築を考案。“建築伝統技術の循環”も意図して“手刻み”等で造り上げる
遠野未来建築事務所による、埼玉・三芳町の「トイレトワ」。廃棄物の再資源化を行う企業が保全する森の中に計画。“循環と再生”を主題とし、廃棄物中の土砂を原料とする“再生土”を用いた版築壁の建築を考案。“建築伝統技術の循環”も意図して“手刻み”等で造り上げる俯瞰 photo©takeshi noguchi
遠野未来建築事務所による、埼玉・三芳町の「トイレトワ」。廃棄物の再資源化を行う企業が保全する森の中に計画。“循環と再生”を主題とし、廃棄物中の土砂を原料とする“再生土”を用いた版築壁の建築を考案。“建築伝統技術の循環”も意図して“手刻み”等で造り上げるトイレ棟、外観、北東側より見る。 photo©takeshi noguchi
遠野未来建築事務所による、埼玉・三芳町の「トイレトワ」。廃棄物の再資源化を行う企業が保全する森の中に計画。“循環と再生”を主題とし、廃棄物中の土砂を原料とする“再生土”を用いた版築壁の建築を考案。“建築伝統技術の循環”も意図して“手刻み”等で造り上げるトイレ棟、女子トイレの出入口 photo©takeshi noguchi
遠野未来建築事務所による、埼玉・三芳町の「トイレトワ」。廃棄物の再資源化を行う企業が保全する森の中に計画。“循環と再生”を主題とし、廃棄物中の土砂を原料とする“再生土”を用いた版築壁の建築を考案。“建築伝統技術の循環”も意図して“手刻み”等で造り上げるトイレ棟、女子トイレ photo©takeshi noguchi

遠野未来建築事務所が設計した、埼玉・三芳町の「トイレトワ」です。
廃棄物の再資源化を行う企業が保全する森の中に計画されました。建築家は、“循環と再生”を主題とし、廃棄物中の土砂を原料とする“再生土”を用いた版築壁の建築を考案しました。また、“建築伝統技術の循環”も意図して“手刻み”等で造り上げました。本建築は、こちらの施設内に建てられました

全ての存在は土から生まれ、土に還る円である。

トイレトワはそれを目に見えるかたちにした循環と再生の建築である。単なるトイレではなく、これからの廃棄物がない循環型社会のモデルとして産業廃棄物の再資源化を行う石坂産業の本社併設の環境教育の場、くぬぎの森につくられた。

建築家によるテキストより

石坂産業開発の再生土NS-10による円形の版築壁のトイレ棟とその排水を再生・循環する過程を見せるタンク棟からなる木造建築で、環境負荷低減のため基礎にはコンクリートを使わず砕石・木杭を用いてつくられた。使用素材も循環をテーマにトイレ棟は内壁と土間も再生土と再生木材、ガラス再利用材、手洗いと便器もウッドチップの再生製品を使用。   

建築家によるテキストより

トイレ排水は、完全循環し再利用するだけでなく、農業用水として周囲の菜園作物の成長を促進させる。さらに建物周囲に「大地の再生」として自然素材を使い土中に水と空気を通したことで、周辺一帯の森が再生され、さわやかな空気が流れている。木の施工は若手大工による手刻みで版築、塗壁、三和土、モルタル研ぎ出しなどの左官技術も活かし、素材だけでなく木と土の建築伝統技術の循環も行っている。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド・アーキテクツが改修を手掛ける、モナコの「Le Schuylkill Tower」。築約60年の高層集合住宅の改修計画。既存の遺産の保持と居住性の向上を目指し、居住空間の再構成に加えて共用機能の新設も構想。新たなファサードシステムはタワーの外観を再定義すると共に機能性も備える
ザハ・ハディド・アーキテクツが改修を手掛ける、モナコの「Le Schuylkill Tower」。築約60年の高層集合住宅の改修計画。既存の遺産の保持と居住性の向上を目指し、居住空間の再構成に加えて共用機能の新設も構想。新たなファサードシステムはタワーの外観を再定義すると共に機能性も備える photo by John Kellerman courtesy Alamy, montage by MIR
ザハ・ハディド・アーキテクツが改修を手掛ける、モナコの「Le Schuylkill Tower」。築約60年の高層集合住宅の改修計画。既存の遺産の保持と居住性の向上を目指し、居住空間の再構成に加えて共用機能の新設も構想。新たなファサードシステムはタワーの外観を再定義すると共に機能性も備える image by Mir
ザハ・ハディド・アーキテクツが改修を手掛ける、モナコの「Le Schuylkill Tower」。築約60年の高層集合住宅の改修計画。既存の遺産の保持と居住性の向上を目指し、居住空間の再構成に加えて共用機能の新設も構想。新たなファサードシステムはタワーの外観を再定義すると共に機能性も備える Render by Talcik Demovicova

ザハ・ハディド・アーキテクツが改修を手掛ける、モナコの「Le Schuylkill Tower」です。
築約60年の高層集合住宅の改修計画です。建築家は、既存の遺産の保持と居住性の向上を目指し、居住空間の再構成に加えて共用機能の新設も構想しました。また、新たなファサードシステムはタワーの外観を再定義すると共に機能性も備えています。
2027年5月の完成を予定して既に着工しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です

1963年に建設されたル・シュイルキル・タワーは、モナコで最初に建設された高層ビルです。モンテカルロの一等地に位置するこのレジデンス・タワーからは、公国のエルキュール港が見渡せ、南側には王宮、旧市街、そしてその向こうには地中海が一望できます。

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)は、オーナーからこのタワーの実現可能性調査を依頼され、開発の可能性と既存ビルの改修に必要な作業の範囲を評価しました。この包括的な分析に従って、ZHAは地元のスクエアー・アーキテクトと共同で、タワーの改修と増築を行うことになりました。建設工事は始まっており、2027年5月の完成を予定しています。

小さなスタジオから4ベッドルームのファミリー・ユニットまで、188戸のアパートメントを擁するこの既存のタワーは、南北の境界線間の勾配が22mもある急勾配の敷地に建っています。タワーの最下層7階は岩壁に埋め込まれ、上層17階は3つのブロックに分かれています。それぞれ建物の北側に垂直循環コアがあります。

ZHAによるル・シュイルキル・タワーの改修と改装は、築60年の建物の制約の中で作業することで、既存構造のデザイン遺産を保持するというクライアントの希望を尊重すると同時に、すべての居住施設の水準を、現在モナコの住民が期待する水準に引き上げるものです。

この改修では、タワーの最上階2フロア(最も大規模な改築作業が必要だった)を、建物の既存構造に支えられた新しい3フロアに置き換えます。この新しいフロアを導入することで、1963年当時の構造はそのままに、モンテカルロの港を一望できる6つの新しいペントハウスを作り出しました。

テレビ番組“情熱大陸”が、建築家でイチバンセンを主宰する川西康之を特集。鉄道車両や駅舎などのデザインも手掛ける

テレビ番組“情熱大陸”が、建築家でイチバンセンを主宰する川西康之を特集します。鉄道車両や駅舎などのデザインも手掛けています。放送日は、2024年4月14日。リンク先に予告動画も掲載されています。アーキテクチャーフォトでは川西の作品をこれまでに二作品紹介しています。

中村拓志&NAP建築設計事務所による、埼玉・所沢市の「狭山樹林葬地」。霊園内に計画された墓地。地域の自然環境を背景とした“循環の死生観”のもとに、森に還った故人を偲び“対話できる”ような建築を志向。放物面として設計された礼拝所は60m先にある森からの音を祈る人に届ける
中村拓志&NAP建築設計事務所による、埼玉・所沢市の「狭山樹林葬地」。霊園内に計画された墓地。地域の自然環境を背景とした“循環の死生観”のもとに、森に還った故人を偲び“対話できる”ような建築を志向。放物面として設計された礼拝所は60m先にある森からの音を祈る人に届ける photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、埼玉・所沢市の「狭山樹林葬地」。霊園内に計画された墓地。地域の自然環境を背景とした“循環の死生観”のもとに、森に還った故人を偲び“対話できる”ような建築を志向。放物面として設計された礼拝所は60m先にある森からの音を祈る人に届ける photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、埼玉・所沢市の「狭山樹林葬地」。霊園内に計画された墓地。地域の自然環境を背景とした“循環の死生観”のもとに、森に還った故人を偲び“対話できる”ような建築を志向。放物面として設計された礼拝所は60m先にある森からの音を祈る人に届ける photo©Ben Richards

中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した、埼玉・所沢市の「狭山樹林葬地」です。
霊園内に計画された墓地です。建築家は、地域の自然環境を背景とした“循環の死生観”のもとに、森に還った故人を偲び“対話できる”ような建築を志向しました。そして、放物面として設計された礼拝所は60m先にある森からの音を祈る人に届けます。

管理休憩棟と礼拝堂に続く三部作の一つとして、狭山湖畔霊園内に計画された墓地である。

建築家によるテキストより

東京都民の水がめと呼ばれる多摩湖・狭山湖の水源を涵養する森が滋養した水に人は生かされ、死後はこの森の大地に還る。そのような循環の死生観のもと、祈りの対象を森に見出した。元々立っていたクスノキと森を墓標とし、森を遥拝することで、森に還った故人を偲び、対話できるような建築を目指した。

建築家によるテキストより

中心には高さ1mの緑の小さな丘状の墓所と、祈りやお参りのための礼拝所を60m先の森に向け配置した。礼拝用のベンチに腰を下ろすと、緑の丘が構内道路や墓地を隠し、森と直接繋がって見える。屋根でも壁でもある放物面が、祈る人を背後からくるむ。

御影石のベンチの座面は、座る位置を特定して頭の中心が放物面の焦点にくるよう削り出されている。建築が遠方からやってくる弱い波長や音を一点へと集めるパラボラアンテナの役割を果たし、座ると突然、遠方の森の枝葉の擦れる音や鳥や虫たちの鳴き声が覚醒したように聞こえ出す。それはとても個人的な体験である。森のささやきが座った人にだけ届き、語りかけた言葉は森へ響くだろう。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/4/1-4/7]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/4/1-4/7]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/4/1-4/7)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 隈研吾建築都市設計事務所による、クリスチャン・ディオールの新店舗が、麻布台ヒルズにオープン
  2. 石上純也建築設計事務所による、韓国・大邱広域市寿城区の、橋設計コンペ「Suseongmot Lake Bridge(Skywalk) Development」の勝利案
  3. 石上純也による“水庭”が鑑賞できる宿泊施設「那須 無垢の音」が、2024年4月1日に開業
  4. 安藤忠雄が設計して、熊本県に寄贈した「こども本の森 熊本」が、2024年4月8日に開館
  5. 倉林貴彦+富永大毅+藤間弥恵による、東京の「稲城のペアハウス」。農業にも携わる施主の為の住宅。梨畑の中に住宅が入り混じる環境に対し、かつての“農家の屋敷”の様な“構えの大きな屋根”を持つ建築を志向。9尺ベースの“合理的な架構”を最初に想定して費用を抑え質も確保
  6. 中村浩士建築設計事務所による、埼玉・越谷市の「うどん屋『もり豊』」。過去の名残で水田が残る地域。のどかな環境を活かした在り方を目指し、隣地に合わせた配置と平面で“田んぼの稲を存分に眺められる”建築を考案。90角の杉材を300本吊ったルーバーは“巨大な暖簾”をイメージ
  7. 藤田雄介+寺澤宏亮 / Camp Designによる、東京の住戸改修「公園上の家」。公園に面した集合住宅の中での計画。風景を取込み“開放感”を得られる空間を求め、収納を兼ねた腰壁と建具の組合わせで領域を仕切る構成を考案。掃出し窓に障子を設けて“落ち着いた”室内環境にも転換可能とする
  8. 山下貴成建築設計事務所による、埼玉・新座市の「森のクリニック」。小児専門の歯科医院。緑の生い茂る土地という与件に対し、敷地内の木々と“緩やかに混ざり合う”建築を志向。折れ曲がり連続する屋根は、内部では“部屋の分節を希薄”にして外部では“周囲の家並み”と呼応する
  9. VUILDによる、東京・小金井市の「学ぶ、学び舎」。次世代の学びを促す為の教育施設。教材にもなる“実験的な”存在を目指し、“5軸CNC加工機”で“3次元切削”した型枠で作る大スパンの建築を考案。利用者自身が拡張していく“オープンエンド”な場として作る
  10. 橋本雅尊建築設計事務所による、広島・福山市の「道上のデイサービス」。三面接道の角地に建つ児童福祉施設。街との関係性を深める在り方を求め、特徴的な開口部を備えた外観で“福祉施設としての質を特徴付ける”設計を志向。分棟的な構成で周囲との規模感の調整と用途の強さの緩和も意図
  11. ヘルツォーグ&ド・ムーロンによる、カタールの「ルサイル博物館」。地域の文化的な核を目指す施設。“都市をひとつの建物に収めた”建築として構想され、周辺環境に応じた荒々しい“土地の一部”の様な外観が特徴。最上階には4つの歴史的建築を抽象化した展示空間も備える
  12. ファラによる、ポルトガル・ポルトの集合住宅「housing with pink chimneys」。四層の“少し歪んだ箱”の様なヴォリュームの建築。“明白さを避ける”階段から始まり、内部空間は蛇行する階段と住戸面積の“多数の不気味な交差”から形成。外観は大理石のラインとドットのパターンで覆われる
  13. 伯耆原洋太 / HAMS and, Studioと風間健による、東京の住戸改修「切断の諸相05『A Round and Around』」。改修済みの空間を部分的に再改修。愛着のある“物に囲まれた生活”の要望に、外壁のR形状から着想した“円環の本棚”でリビングを包み込む構成を考案。既存仕上げを“地形”と捉えて様々な“様相”を積極的に受容
  14. 石飛亮 / WANKARASHINによる、長崎・福江島のシェアスペース「knit.」。“無いものは作る”精神を持つ人々が多い地域での計画。用途と建築形式が“画一的”な街の状況に対し、島民の多様性に応える“包括的”な建築を志向。既存の形状を活かした“長いカウンター”が貫通する空間を考案
  15. 古谷デザイン建築設計事務所による、プリズミックギャラリーでの建築展「親密な建築を目指して」。“みどり”のデザインも手掛ける建築家の展覧会。人々が愛着を持ち“場所の風景となる建築”を目指して活動。代表作や進行中のプロジェクト等の模型や図面を公開する内容
  16. 齋藤弦と酒井禅道による、神奈川・足柄下郡の週末住宅「湯河原の擁壁」。雛壇状の造成地での計画。敷地と呼応する“独自の建築の形式”を求め、土木と建築のスケールを調停する“擁壁に擬態した構造体”を“背骨”とする建築を考案。軽やかな“木架構の屋根”で地形に寄添う住空間も作る
  17. ダービット・ビーランダーによる、金で出来ているのに、段ボール製にしか見えないブレスレットシリーズ「cardboard」の写真
  18. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  19. 谷口弘和設計室による、京都の「八幡の二世帯住宅」。雛壇状の高低差のある土地での計画。場の可能性を引き出す在り方を目指し、“敷地と住宅が一体”となる“建ち方”の設計を志向。基礎の接地面積を減らして“ひと繋がりの庭”が“立体的に巻き付く”様な建築を造る
  20. 隈研吾とアシックスのコラボスニーカー「Archisite ORU」が公開。和紙の様な透け感のテキスタイル“ダイニーマ”をアッパーに用いる

内藤廣に、自身が設計に関わった福井の「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」について聞いているインタビュー動画。2024年3月に公開されたもの

内藤廣に、自身が関わった福井の「一乗谷朝倉氏遺跡博物館」(2022年竣工)について聞いているインタビュー動画です。設計者は内藤廣・センボー設計共同体です。福井県の制作で2024年3月に公開されたもの。こちらのPDFには施設の概要がまとまっています。施設の公式サイトはこちら

以下に、施工者へのインタビューと建築をドローンで撮影した動画も掲載します。
こちらも福井県の制作です。

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