「丹下健三のスケッチ見つかる 代々木競技場の設計過程 手帳に」という記事が、NHK NEWS WEBに掲載されています。
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森美術館館長の片岡真実が、NHKの視点・論点で語った「グローバル化する現代アート 日本はどこへ向かうのか」の内容が、NHKのウェブサイトで公開されています。


沼野井諭建築設計事務所の、設計アシスタント、設計チーフ、プロジェクト・パートナー、パートタイム・パートナー募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
■デザインについての考え方
代表の沼野井諭は1985年に生まれ、東京工業大学卒業後、藤村龍至建築設計事務所(現RFA)勤務を経て、「環境・状況・社会」を受け入れると同時に、働きかけるデザインを提供したいと思い、2013年に一級建築士事務所を設立しました。以後、あらゆる条件を関係づける「系」を発見し、最適な「型」を検討し、心地よい素材・スケール・ディテールを併せ持つ「形」を与えることを考えています。■事業・組織についての考え方
現在は建築意匠を専門とする一級建築士事務所ですが、将来的には街づくり・アーバンデザイン・不動産事業にも展開をするべく、企画からデザインまでのトータルプロデュースを行いたいと考えております。また、建築家とのコラボレーションによる仕事も行っており、組織として多様な得意分野や個性をもつ建築家・エンジニアが共生する環境をつくることで、これからの建築・都市を創造していきたいと考えております。■求める人材・キャリアプラン
・明るく前向きに物ごとに取り組める方
・ある程度の期間勤務し一緒に事業を拡大する等の目的を事務所で共有できる方
・もしくは、数年後に独立を目指す方
・建築デザインに実績がある方(コンペ・論文等受賞歴優遇)
・不動産/都市計画/まちづくりにも興味がある方(コンペ・論文等受賞歴優遇)■現在進行中のPJ
住居兼ホテル、ダンススタジオ兼共同住宅、学生向けコレクティブハウス、温泉地のホテル、屋台による公共空間活用、量産化住宅、分譲マンション建替コーディネート支援、コーポラティブハウス(住宅密集地の共同建替プロジェクト)など

SHARE o+hとの協同などでも知られる、原田祐馬率いるデザインスタジオ UMA / design farmの展覧会「Tomorrow is Today」が、銀座のクリエイションギャラリーG8で開催
- 日程
- 2020年2月25日(火)–3月28日(土)

大西麻貴+百田有希 / o+hとの協同などでも知られる、原田祐馬率いるデザインスタジオ UMA / design farmの展覧会「Tomorrow is Today」が、銀座のクリエイションギャラリーG8で開催されます。開催期間は2020年2月25日~3月28日。会期中には色部義昭、岡田栄造とのトークセッションも企画されています。
原田祐馬により2007年に設立されたUMA / design farmは大阪を拠点に活動するデザインスタジオです。グラフィックはもちろん、建築家や編集者と協働し、図書館や学校、障害者福祉施設などの仕組みづくりからサイン計画も手掛け、プロジェクトの上流から地域とその場に介在し、当事者と「ともに考え、ともにつくるデザイン」を、対話と実験を繰り返して実践しています。人、場所、分野を越境するそのデザイン手法により、循環と可能性を生み出す仕組みを提案しつづけています。
本展では、プロジェクトにどんな人たちが関わり、何を思い共につくりあげたのか、その言葉や関係性、デザインプロセス、そこで紡がれた物語を展示します。奈良県奈良市の福祉施設たんぽぽの家と障害のある人たちの仕事づくりを行う「Good Job! Project」、大津市湖岸なぎさ公園サインデザインのプロセスや、UR 都市機構での鳥飼野々2丁目団地などの色彩計画では、デザインがどのように地域の人々の暮らしの一部になっているのかをご紹介します。
領域横断的にプロジェクトを進めるUMA / design farmは、日常の未来を考え、デザインが日々の生活に溶け込む環境を探究しています。あらためて社会におけるデザインの役割を考える展覧会です。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/2/3-2/9)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 大江匡さんが亡くなりました
- 東京理科大学・西田司研究室・明治大学門脇耕三研究室が、合同で行った建築動画制作ゼミの完成作品
- 竹中工務店と伊東豊雄が受託候補者に選ばれた、大阪・茨木市の「市民会館跡地エリア整備」プロポの提案の画像
- 竹中工務店の設計・施工による、兵庫・神戸市の「竹中工務店深江竹友寮」
- 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・銀座の店舗「ブルーボトルコーヒー銀座カフェ」
- 稲垣淳哉+佐野哲史+永井拓生+堀英祐 / Eureka(建築)と山田裕貴+山本良太 / Tetor(土木景観)による、岡山・奈義町のバス待合所+観光案内所「奈義町多世代交流広場 ナギテラス」
- 松葉一清さんが亡くなりました
- 吉田周一郎 / shushi architectsによる、徳島・神山町の、既存古民家を改修したサテライトオフィスの居住・宿泊施設「Sansan神山ラボOMOYA」
- 小堀哲夫がデザインした、デスク「The Work Desk」の写真など
- 大野力 / sinatoによる、東京・杉並区の住宅「Naritahigashi S」
- 安藤忠雄が1989年に完成させた「光の教会」をテーマにし、安藤撮影の写真等も展示される展覧会が、銀座で開催中
- 「藤森照信さんが高部公民館設計 来年5月完成」(長野日報)
- +ft+/髙濱史子建築設計事務所による、東京・豊島区の「JINS 東急ハンズ池袋店」
- 成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・杉並区の住宅「OPEN CAVE」
- 後藤周平建築設計事務所が内装設計等を手掛けた、静岡の老舗企業・鈴与のオフィス改革プロジェクト(本社リニューアル)の写真とソフト面の解説
- 長谷川欣則+堀越ふみ江 / ウエノアトリエ UENOAによる、宮城・富谷市の事務所「SYNEGIC office / シネジック社屋」
- noizの豊田啓介が語る、外的要因を自身の中で消化し発展させる建築家に必須な基本的能力
- MARU。architecture+鴻池組による、大阪・松原市の「松原市民松原図書館」(2/20開催の見学会+シンポジウムの情報も掲載)
- 大野力 / sinatoが2018年に完成させた、東京・品川区の、11フロア約20,000m2のオフィス「Amazon Japan」の写真
- 元木大輔 / DDAAによる、東京・渋谷区のユトレヒトでのデザイン展「FRUITS BOWL」の会場写真
リナ・ボ・バルディのメキシコで始まった建築展「LINA BO BARDI: HABITAT」に合わせて制作されたブックレット(100ページ)が、PDFでダウンロード可能になっています。英語・スペイン語表記で、写真・図版も多数掲載されています。展覧会の公式ページはこちら。
フリーダ・エスコベドが会場構成を手掛けた、メキシコでの、リナ・ボ・バルディの建築展「Lina Bo Bardi: Habitat」の会場写真が5枚公開されています。リンク先はエスコベドのサイト。展示の公式ページはこちらです。会期は2020年5月10日まで。また会場となっているフメックス美術館(Museo Jumex)はデイビッド・チッパーフィールドの設計で、こちらで写真が閲覧可能です。
石上純也への、ルイジアナ美術館によるインタビュー動画「Creating Nature with Time」が公開されています。日本語で聞けるインタビューです。
“If things created by humans should function next to natural things, the passing of time is necessary. Only the passage of time will bring forward the kind of landscape I want to create,” says the renowned Japanese architect Junya Ishigami. Learn about his award-winning project, the poetic landscape ‘Water Garden’, in this short video.
When a hotel owner hired Ishigami to create a new garden and an addition to his hotel, the premise was that the addition should be built in a forest, and the garden in an area with meadows alongside. Because they were only allowed to build in the woods – meaning having to cut down almost all of the trees – Ishigami decided “to move all the trees from the forest and create a new forest.” Each tree was carefully relocated, uprooted and replanted over four years. They also relocated the moss that was already there, used the existing stones to make stepping stones, and integrated the water in the area: “We used everything that was already there and changed the layout to create a new artificial environment that was as close as possible to something natural,” Ishigami says. In continuation of this, 50 years earlier, the location had been rice paddies, and so Ishigami wanted to combine the rice paddy landscape with the forest landscape. Ishigami explains how it wasn’t about creating something from nothing, but rather about using the already existing environment and “letting the passage of time create a new garden. So, the concept was that the garden would take a long time to mature.”


株式会社コイケデザインワークスの、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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当社の設計案件はすべてクライアントから直接受注しております。
現在、特に200室以上のホテル案件を複数受注しており、今回ご応募いただく方には、設計の初期段階から各プロジェクトに従事していただきます。
魅力的でやりがいのある設計プロジェクトに従事いただける機会となります。
プロジェクトよっては、海外の著名な建築デザインチームやインテリアデザインチームと共同で設計を進行することもあります。
これまでの経験を活かしながら、更に幅広く優れた設計スキルを身につけることが可能です。沖縄事務所への転勤(or出向)も可能です!
アーティストの白髪一雄の、東京オペラシティアートギャラリーでの回顧展の会場動画です。会期は2020年3月22日まで。
以下は展覧会公式の概要。
白髪一雄は、戦後日本の前衛芸術を牽引した具体美術協会の中心メンバーとして知られ、近年改めて国際的に熱い注目を集めています。兵庫県尼崎市に生まれた白髪は、具体美術協会に参加する前年の1954年より、床に広げた支持体に足で直接描く「フット・ペインティング」の制作を始め、その実践と探求により、未知の領域を切り拓いてゆきます。
従来は制作の手段にすぎなかった身体運動(アクション/パフォーマンス)をまさに画面の主役に据えるそのラディカルな方法は、既存の芸術的、社会的な常識を一気に飛び越え、人間がものを作る行為の原初にたち返る画期的なアイデアでした。
具体美術協会解散後も先鋭な制作原理を貫いた白髪の作品は、空間や時間、物質や運動のなかで人間存在のすべてを燃焼させる圧倒的な力をはらんでおり、同時に、絵具の滴り、滲み、粘性や流動性、堅牢さ、といった油彩画ならではの魅力を豊かに備えています。
白髪の探求は、人間の資質と感覚をいかに高めるかという問題や、宗教的な精神性の問題など、独自の人間学的アプローチを含んでおり、様々な視点からの検証を待っています。
白髪の没後10年以上を経て開催する本展は、東京で初の本格的な個展として、初期から晩年までの絵画約90点をはじめ、実験的な立体作品や伝説的パフォーマンスの映像、ドローイングや資料も加え、総数約130点で作家の活動の全容に迫ります。

ブレゲンツ美術館で行われている、アーティストのバニー・ロジャース(Bunny Rogers)のインスタレーション展「Kind Kingdom」の会場動画です。ブレゲンツ美術館はピーター・ズントーの設計でも知られています。展覧会の公式サイトはこちら。
大野力 / sinatoが2018年に完成させた、東京・品川区の、Amazonオフィスに併設されたコワーキングスペース「AWS Loft Tokyo」の写真が17枚、sinatoのウェブサイトに掲載されています。
大野力 / sinatoが2018年に完成させた、東京・品川区の、11フロア約20,000m2のオフィス「Amazon Japan」の写真が47枚、sinatoのウェブサイトに掲載されています
トラフのウェブサイトに、東京・品川の、集合住宅を改修した韓国大手IT企業のための社員専用施設「BASECAMP TOKYO」の写真が26枚掲載されています。
目黒駅からほど近い敷地に建つ、延べ約3,000m2の5階建てを、1階をシェアスペース、2~5階を宿泊室とし、韓国大手IT企業のための社員専用施設に改修した。
東京への一日当たり約50名の出張者による利用が見込まれるため、これに応じる個室数を持つ、分譲販売予定であった竣工後すぐの新築マンションを買い取りコンバージョンする計画である。出張先でも従業員が効率的に能力を発揮できるよう、また昨今の働き方の多様化を踏まえて,高い生産性を維持できるオフィス環境に、自宅のような快適さを備えたコリビング(co-living)型施設が求められた。館名サインを大きく施したウェルカムウォールに沿って車路から入ると、フェンスに養生シートで描かれたパターンが奥の受付へと来訪者を誘う。1階ロビーから中へ入ると、受付やコワーキングスペースのほか、食堂やラウンジなどとしても活用される大空間が広がる。ここには本来,単身者用住戸が並んでいたが、戸境の耐力壁を解体、一部移設増強し、基礎梁をピット内で補強することで大きな気積を取り、住戸スケールを感じさせる解体痕や、掃き出し窓の開口などを残した大型ワンルームに変更した。受付上部は床を解体して吹き抜けに、床材と手すりが一体化したデッキ材家具を設えたラウンジが広がる。前庭には果樹園が広がり、フェンスの基礎を利用したベンチでくつろげる.上階には宿泊室のほか,HIVEと呼ばれるチーム単位でのミーティングや集中作業に特化した部屋とフィットネスを併設.各室へアクセスする外廊下では、上下階を繋ぐように塗装された各室の扉周りのカラーリングが外観のアクセントとなる。宿泊室は共通して天井を解体し、水回りはそのままに、家具、床材、カーテンなどの組み合わせで個性を持たせた。5タイプある宿泊室のうち標準タイプは、ベッド周りを小上がりにしてデスクと一体化した家具を中心に構成している。
既存車路のメインエントランスへの変更や、段差スラブに合わせた床仕上げの切り替えなど、建物を即物的に捉え直して、既存のものと新しいものの境界を維持しながら、各所個別に応答していくような計画とした。

長谷川欣則+堀越ふみ江 / ウエノアトリエ UENOAが設計した、宮城・富谷市の事務所「SYNEGIC office / シネジック社屋」です。
木造用ビスメーカーのシネジックの新社屋新築計画である。新社屋として、木造の可能性を広げる先進的な建築であり木造建築の普及に貢献するような提案が求められた。シネジックでは一般的なデスクワークに加え、実験や外部の研究者との協働などのものづくりの業務も行われている。そこで新社屋では社員同士の働き方が影響し合い、活発な対話や連帯感が生まれるような場と社内の雰囲気をつくりたいと考え、18mの大スパントラスによる大屋根の一体空間に多様な場が遍在する計画とした。

SHARE 元木大輔 / DDAAによる、東京・渋谷区のユトレヒトでのデザイン展「FRUITS BOWL」の会場写真
- 日程
- 2020年2月4日(火)–2月16日(日)

元木大輔 / DDAAによる、東京・渋谷区のユトレヒトでのデザイン展「FRUITS BOWL」の会場写真です。会期は2020年2月16日まで(※月曜日休)。展示の公式ページはこちら。
建築家・元木大輔が代表をつとめるDDAAによる展覧会”FRUITS BOWL”を開催します。同名のZINEの販売のほか、会期中の2月8日にはフルーツサワーを出すイベントも。ぜひ足をお運びください。
ある日箱買いしたみかんを置く場所がなかったので、事務所に転がっている素材を使って簡単に作っていたみかん用のトレイ。
毎日少しづつ形を変えて記録していたら、100種類以上のフルーツボウルのようなものができたので、ZINEを作りました。
Illustration: Haruna Kawai
会場には元木が制作した112ものバリエーションのフルーツボウルの写真が並べられているほか、実際に訪問者が触って、自分なりのフルーツボウルを制作できるキットも用意されています。
実際に自分の手で形作ってみると、硬質スポンジ素材シート、ダブルクリップ、輪ゴムという限られた素材でも色々な創作が可能だということが実感できます。
そして何度も繰り返していると、元木によって創作のルール設定されているからこそ、誰しもが簡単にフルーツボウルをデザインできるのだということも分かってきます(それは、度々目にする、サッカーが足しか使えないルールを設定したためにテクニックが発展したという視点を思い出させてくれます)。
そして、壁面に展示された112枚の写真を眺めていると、それらが似たようなものでありながら全く違うものにも見えてきます。それは元木のデザインに対する解像度の高い視点を感じさせてくれると共に、鑑賞している自分の目も鍛えられているような感覚を覚えます。
また、会場では、この展示に合わせて制作された小冊子と、自宅でフルーツボウルが制作できるキット(1000円+税)も販売されています。
その他の会場写真は以下でどうぞ。