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【ap job更新】 地域の技術を活かした循環素材を開発し、新たな環境建築づくりに取り組む「ASEI建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 地域の技術を活かした循環素材を開発し、新たな環境建築づくりに取り組む「ASEI建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 地域の技術を活かした循環素材を開発し、新たな環境建築づくりに取り組む「ASEI建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中LOAM 中庭 ©新建築社

地域の技術を活かした循環素材を開発し、新たな環境建築づくりに取り組む「ASEI建築設計事務所」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ASEI建築設計事務所では、新規スタッフ(2名程度)を募集しています。

私たちは様々な地域にある未利用資源の価値を見出し、地域の技術を活かした循環素材を開発し新たな環境建築づくりを通して、未利用資源の循環型社会の実現を目指しています。

「クリエイティブ・リソース」と名付けた資源循環の仕組みづくりの活動は、2018年に東京建築士会主催のこれからの建築士賞を受賞しています。今年からは日本建築学会 建築資源循環利用小委員会の委員にも加わり、設計以外にも活動の場が拡がっています。

また現在は、富裕層住宅(浜松市)、テナントビル(神宮前・西新橋)、里山再生プロジェクト(菊川市)、ビューティーサロン(広尾)、ビューティー・リトリート(君津市)、サウナ兼レストラン、ホテル(三島市)などのプロジェクトが進行しています。

今、複数の新規プロジェクトのスタートが控えているため、プロジェクトを担当できる経験者の方は、優遇します。
また、実務経験の浅い方でも3Dスキルに長けた方も優遇します。ぜひお早めにご応募ください。

事務所は東京タワーと今年11月開業の麻布台ヒルズのすぐ足元にあるビルの1階で、開発素材の展示スペースを兼ねているため、設計事務所というよりもショールームのような明るく通りからも見通しのよい環境です。

OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備えるOpening Performance, Free Your Mind by Danny Boyle photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International

OMA / エレン・ヴァン・ルーンが設計した、イギリス・マンチェスターの文化施設「Aviva Studios – Factory International」です。
西欧で最大規模の舞台芸術の施設です。建築家は、新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案しました。また、都心部で実現する為に高い遮音性能も備えています。施設の公式サイトはこちら


こちらはリリーステキストの翻訳です

OMA / エレン・ヴァン・ルーン設計のアヴィヴァ・スタジオ、ファクトリーインターナショナルの本拠地が完成

OMA / エレン・ヴァン・ルーン設計のアヴィヴァ・スタジオの建設が完了しました。この多目的文化施設は、年2回開催されるマンチェスター・インターナショナル・フェスティバル(MIF)を運営するファクトリー・インターナショナルの常設施設となります。新会場では、ファクトリーインターナショナルが年間プログラムを企画、制作、上演します。今夜(※2023年10月18日)プレミア上映される「フリー・ユア・マインド」は、古典的なSF映画「マトリックス」をドラマチックに再現したもので、オープニングのために特別に制作されました。

13,350㎡のこの建物は、完全な柔軟性と適応性の要求に応えるように設計されています。この種の施設としては英国初であり、ヨーロッパのこのような施設としても最大規模かつ最も野心的なもののひとつです。この施設では、没入型展示、演劇作品、親密なコンサート、レイブなど、さまざまな規模の芸術的パフォーマンスと展示の両方を、別々に、あるいは同時に開催することができます。利用者は従来の会場の制約から解放され、アーティストには新しい表現方法を試すためのプラットフォームを提供します。

この建物のデザインは、広く開放的でフレキシブルなスペースが中心となっており、このスペースは、この建物で創作され発表される作品の要求に合わせて絶えず適応し、再構成されます。主な要素には、幅33メートル、長さ64メートル、高さ21メートルのウェアハウスも含み、それは究極のフレキシブル・パフォーマンス・スペースで、劇場グリッドがエリア全体に広がっています。ウェアハウスには、2つの超大型可動式「マルチウォール」があり、広大なスペース内でほぼ無限の構成が可能です。 ウェアハウスに併設されたホールは、1603席のオーディトリアムで、バレエ、演劇、音楽、クロスアートの公演に対応できるフレキシブルなステージを備えています。ホールとウェアハウスは連動することができ、ステージをウェアハウスの奥まで広げることができます。

この敷地は、マンチェスターの産業と文化の歴史を代表するもので、建物のデザインにも波型の金属と粗いコンクリートが使われています。建物はウォーター・ストリートの上に持ち上げられ、パイナップル鉄道の19世紀のアーチが組み込まれています。一般的に、この規模の会場は騒音の問題から郊外に追いやられます。しかし、二重のコンクリートで構造を囲み、高度な音響技術を採用することで、最高の遮音性を実現し、この建物が都心の一部となることを可能にしました。

【ap job更新】 建築設計事務所出身者が集まる「創造系不動産」が、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバー(2024年春頃入社)を募集中
【ap job更新】 建築設計事務所出身者が集まる「創造系不動産」が、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバー(2024年春頃入社)を募集中
【ap job更新】 建築設計事務所出身者が集まる「創造系不動産」が、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバー(2024年春頃入社)を募集中創造系不動産のロゴ

建築設計事務所出身者が集まる「創造系不動産」の、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバー(2024年春頃入社)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【創造系不動産とは…】
「建築と不動産のあいだを追究する」をコンセプトにする創造系不動産は、設計事務所出身メンバーで構成されます。建築家や設計事務所とコラボレーションする業務に特化した不動産コンサルティング会社のパイオニアです。

まだこのモデルが無かった2011年に、建築設計事務所出身の高橋寿太郎が創業しました。建築と不動産が融合する価値を信じ、そして多くの設計事務所や不動産会社、様々なメディアや業界団体や教育機関に、その意義を伝え続けました。そして現在では、日本における建築と不動産のひとつの協働モデルとして定着させた会社です。

主業務は、個人住宅・集合住宅・オフィス・商業施設等の不動産コンサルティング及び不動産仲介業務です。創業より13年目、メンバーも10名を超え、400を超える設計事務所の皆さんとコラボレーションさせて頂いてきました。これからも土地探しや仲介、コンサル業務の専門性をさらに研ぎ澄ましていくと共に、新しい事業にも積極的にチャレンジし、さらなる価値を提供できる会社に飛躍していくフェーズになると考えています。

建築業界と不動産業界を取り巻く環境には、まだまだ解決すべき課題が山積しています。
・建築と不動産の両方の業界を取り持つ人材の不足。
・住宅供給過多、人口減少による空き家増加による、需給バランスの大変化。
・中古市場での建築家住宅が持つ価値のバトンパス。
・建築業界のお金や不動産、経営ビジネスへのスキルの向上。
・不動産業界の当たり前や固定観念、建築技術やデザインへの理解。
・地方の空き家を活かした地域活性化。

建築から不動産の世界に飛び込んで、建築業界との懸け橋になり変革を起こしたい方、お金や不動産、ビジネスの知識・スキルを身に着けたい方、不動産や経営の能力を身に着けた新しいタイプの建築家になりたい方、様々なキャリアで建築出身のメンバーと一緒に新しい「あいだ」の開拓に挑戦したい方を募集いたします。
不動産の知識はまったく必要ありません。建築への情熱があれば大歓迎です!

また、創造系不動産は「建築×不動産の新しい戦略をつくる日本のトップランナーを輩出する」というビジョンの元、入社時より、独立を視野に入れての育成を徹底しています。将来、建築と不動産を使いこなし大活躍する独立起業者を生み出すことをコミットしています。

さらに、創造系不動産では、定期的に社内外の専門家(社会保険労務士など)からアドバイスを受け、コンプライアンスを遵守した働きやすい社内作りに取り組んでいます。正社員、パートタイムなど、その方に合わせた多様な働き方を実現できる環境です。是非ご応募いただき、お話しをお聞きできればと思います。

守谷僚泰+池田美月 / OBJECTAL ARCHITECTSによる、長野・小布施町の店舗兼住宅「S House」。景観条例も掛かる農地の多い地域。風景に属しつつ“象徴性”も備えた存在を目指し、各部屋へ片流れ屋根の付与を決めて“パズル”の様に組上げるプロセスで外観を構築。内部は部屋毎に異なる空間が展開する様に作る
守谷僚泰+池田美月 / OBJECTAL ARCHITECTSによる、長野・小布施町の店舗兼住宅「S House」。景観条例も掛かる農地の多い地域。風景に属しつつ“象徴性”も備えた存在を目指し、各部屋へ片流れ屋根の付与を決めて“パズル”の様に組上げるプロセスで外観を構築。内部は部屋毎に異なる空間が展開する様に作る外観 photo©楠瀬友将
守谷僚泰+池田美月 / OBJECTAL ARCHITECTSによる、長野・小布施町の店舗兼住宅「S House」。景観条例も掛かる農地の多い地域。風景に属しつつ“象徴性”も備えた存在を目指し、各部屋へ片流れ屋根の付与を決めて“パズル”の様に組上げるプロセスで外観を構築。内部は部屋毎に異なる空間が展開する様に作る1階、カフェ photo©楠瀬友将
守谷僚泰+池田美月 / OBJECTAL ARCHITECTSによる、長野・小布施町の店舗兼住宅「S House」。景観条例も掛かる農地の多い地域。風景に属しつつ“象徴性”も備えた存在を目指し、各部屋へ片流れ屋根の付与を決めて“パズル”の様に組上げるプロセスで外観を構築。内部は部屋毎に異なる空間が展開する様に作る住宅部分、1階、左:ダイニング、右:リビング photo©楠瀬友将

守谷僚泰+池田美月 / OBJECTAL ARCHITECTSが設計した、長野・小布施町の店舗兼住宅「S House」です。
景観条例も掛かる農地の多い地域に計画されました。建築家は、風景に属しつつ“象徴性”も備えた存在を目指し、各部屋へ片流れ屋根の付与を決めて“パズル”の様に組上げるプロセスで外観を構築しました。また、内部は部屋毎に異なる空間が展開する様に作られました。

長野県小布施町に建つ、小さなカフェを併設した住宅である。

建築家によるテキストより

敷地は市街化調整区域の一角で、周囲を山、栗畑、ビニールハウス、農家住宅に囲まれた密度の低い農地の中に位置している。小布施町は景観条例により勾配屋根の連なる伝統的な集落の保存を図っており、建築形態と色調への配慮が求められた。その一方で、カフェという、敷地周辺の文脈に新たに加わることとなるプログラムに相応しい象徴性を与えることが必要だと考えた。

建築家によるテキストより

風景を構成する屋根の連続体に属しながらも、その大きなシステムに生じたノイズのような建築を目指したいと考えた。そしてその風景との連続/断絶の体験が、内部空間における体験とつながっているような、そんな建築の生成の在り方がないか模索した。

具体的には、住宅を構成する一つ一つの部屋に片流れの屋根を与え、3×3のグリッドの上で回転させながら寄せ集めることで全体を作ることにした。それぞれの部屋には異なる幾何学、表層や開口を与え、部屋から部屋へと移動するごとに異なる空間が展開するような構成とした。

建築家によるテキストより
トラフ建築設計事務所による、神奈川・横浜市の「KIGOCOCHI」。住戸の“木質リフォーム”の為のショールーム。“木と寄り添う暮らし”の提案として、木を“地”ではなく“図”として扱う設計を志向。様々な生活機能を内包する“木の塊”を考案して空間に“図”として存在させる
トラフ建築設計事務所による、神奈川・横浜市の「KIGOCOCHI」。住戸の“木質リフォーム”の為のショールーム。“木と寄り添う暮らし”の提案として、木を“地”ではなく“図”として扱う設計を志向。様々な生活機能を内包する“木の塊”を考案して空間に“図”として存在させる左:キッチン・家事・スタディスペースのコア、右:水回りのコア photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、神奈川・横浜市の「KIGOCOCHI」。住戸の“木質リフォーム”の為のショールーム。“木と寄り添う暮らし”の提案として、木を“地”ではなく“図”として扱う設計を志向。様々な生活機能を内包する“木の塊”を考案して空間に“図”として存在させる左:水回りのコア、中央奥:玄関・寝室のコア、右:キッチン・家事・スタディスペースのコア、右手前:ダイニング photo©見学友宙
トラフ建築設計事務所による、神奈川・横浜市の「KIGOCOCHI」。住戸の“木質リフォーム”の為のショールーム。“木と寄り添う暮らし”の提案として、木を“地”ではなく“図”として扱う設計を志向。様々な生活機能を内包する“木の塊”を考案して空間に“図”として存在させるキッチンから水回りのコアのカスタマイズウォールを見る。 photo©見学友宙

トラフ建築設計事務所が設計した、神奈川・横浜市の「KIGOCOCHI」。
住戸の“木質リフォーム”の為のショールームの計画です。建築家は、“木と寄り添う暮らし”の提案として、木を“地”ではなく“図”として扱う設計を志向しました。そして、様々な生活機能を内包する“木の塊”を考案して空間に“図”として存在させました。木質リフォームプランの公式サイトはこちら

「木」の可能性を見出すことにより、住まいの居心地の良さを追求した三菱地所ホームのためのマンション木質リフォームプランの提案。
実際に横浜にある70㎡の既存マンションモデルルームを敷地とし、リフォームプランを実現した。

建築家によるテキストより

「KIGOCOCHI(キゴコチ)」は「KI=木」から得られる「IGOCOCHI=居心地」を追及することから名づけられた。
木には、現代に暮らす人間が忘れかけてしまった感覚を呼び覚ます魅力がある。「KIGOCOCHI」は、人間が木に囲まれたり、大木に寄りかかったりするときに得られる居心地の良さを再現することで、たとえ都市部で暮らしていても「五感」で木を感じ、「木と寄り添う暮らし」を提案する。

建築家によるテキストより

従来、木は「図」と「地」でいう「地」の部分として表層的に扱われてきたが、その構成を反転し、「図」にあたる部分を暮らしの機能をつめこんだ木の塊(コア)として設計した。コアで空間を分節することで、間仕切り壁を設けることなく、ベッドルーム、玄関、キッズルーム、キッチン、書斎、水回り、リビング・ダイニング等がゆるやかに共存する空間となる。

「玄関・寝室のコア」は、木のトンネル状の玄関、小上がりになった寝室を内包する。「水回りのコア」はユニットバスやサウナといった水回りが集まったコアで、脱衣所の床は素足が触れて気持ち良い名栗加工の木材を施した。また、コアの外側にはアルコーブの中にソファベンチを設けることで「木の洞穴」に籠るような心地よさを再現した。「キッチン・家事・スタディスペースのコア」は3方向からアクセスできる家事スペースのコアとなっている。

建築家によるテキストより
川本達也建築設計事務所による、愛知・名古屋市の店舗「Caprice」。公園の向かいに建つ美容室とヨガスタジオ。誰もが気軽に来られる場所の要望に対し、公園の在り方を参照して各々が自身の“距離感”で関われる建築を志向。其々が独立して建つ様な構成は地域との繋がりの促進も意図
川本達也建築設計事務所による、愛知・名古屋市の店舗「Caprice」。公園の向かいに建つ美容室とヨガスタジオ。誰もが気軽に来られる場所の要望に対し、公園の在り方を参照して各々が自身の“距離感”で関われる建築を志向。其々が独立して建つ様な構成は地域との繋がりの促進も意図“ブリッジ” photo©植村崇史
川本達也建築設計事務所による、愛知・名古屋市の店舗「Caprice」。公園の向かいに建つ美容室とヨガスタジオ。誰もが気軽に来られる場所の要望に対し、公園の在り方を参照して各々が自身の“距離感”で関われる建築を志向。其々が独立して建つ様な構成は地域との繋がりの促進も意図美容室 photo©植村崇史
川本達也建築設計事務所による、愛知・名古屋市の店舗「Caprice」。公園の向かいに建つ美容室とヨガスタジオ。誰もが気軽に来られる場所の要望に対し、公園の在り方を参照して各々が自身の“距離感”で関われる建築を志向。其々が独立して建つ様な構成は地域との繋がりの促進も意図美容室から“ブリッジ”越しにヨガスタジオを見る。 photo©植村崇史

川本達也建築設計事務所が設計した、愛知・名古屋市の店舗「Caprice」です。
公園の向かいに建つ美容室とヨガスタジオの計画です。建築家は、誰もが気軽に来られる場所の要望に対し、公園の在り方を参照して各々が自身の“距離感”で関われる建築を志向しました。また、其々が独立して建つ様な構成は地域との繋がりの促進も意図されました。

「公園」みたいな場所をつくるのはどうだろうか。
これは美容室とヨガスタジオを営む夫婦のための店舗。

「公園」には限定された用途よりも人や動物がそれぞれ自由に価値観を持つことのできるおおらかさがある。「お店」という構え方でなくそれぞれが自由に価値観を持ち、各々の関わり方ができる、そんな「人と公園」のような距離感がこの場所にできたら良いと思った。

建築家によるテキストより

計画地は宅地開発が行われ近年にかけて少しずつ開発され新興住宅地として栄え始めている場所である。
前面道路をはさみ対面側には地域住民の集まる公園があり、お年寄りのゲートボールや遊具で遊ぶ小さな子ども、昼食を食べる家族などそれぞれが自由に「公園」を生活の一部として暮らしている。

建築家によるテキストより

山や田畑も広がるこのおおらかな計画地に4席の美容室とヨガスタジオを同時に営むことのできる空間が求められ、誰もが気軽に来る場所となることを希望していた。美容室とヨガスタジオを敷地内で向かい合わせることで準防火地域ながらクリアで大きな開口部を可能とし「ブリッジ」と呼ぶ緩衝帯を間に設けることでそれぞれの店舗が四周ぐるりと地域と接する状況をつくった。

建築家によるテキストより
今津康夫 / ninkipen!による、長野・軽井沢の、週末住宅「翠荘」。樹々が茂る1000㎡超の敷地に計画。様々な“樹葉”に囲まれた日常を思い描き、主空間を上階に配置し四方に窓を設けて“風景が内部を通り抜ける”建築を構築。仕様が異なる其々の窓は環境の異なる関係も作る
今津康夫 / ninkipen!による、長野・軽井沢の、週末住宅「翠荘」。樹々が茂る1000㎡超の敷地に計画。様々な“樹葉”に囲まれた日常を思い描き、主空間を上階に配置し四方に窓を設けて“風景が内部を通り抜ける”建築を構築。仕様が異なる其々の窓は環境の異なる関係も作る東側外観 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、長野・軽井沢の、週末住宅「翠荘」。樹々が茂る1000㎡超の敷地に計画。様々な“樹葉”に囲まれた日常を思い描き、主空間を上階に配置し四方に窓を設けて“風景が内部を通り抜ける”建築を構築。仕様が異なる其々の窓は環境の異なる関係も作る2階、キッチン、西側の窓を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、長野・軽井沢の、週末住宅「翠荘」。樹々が茂る1000㎡超の敷地に計画。様々な“樹葉”に囲まれた日常を思い描き、主空間を上階に配置し四方に窓を設けて“風景が内部を通り抜ける”建築を構築。仕様が異なる其々の窓は環境の異なる関係も作る2階、リビングダイニング、東側の窓を見る。 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、長野・軽井沢の、週末住宅「翠荘」。樹々が茂る1000㎡超の敷地に計画。様々な“樹葉”に囲まれた日常を思い描き、主空間を上階に配置し四方に窓を設けて“風景が内部を通り抜ける”建築を構築。仕様が異なる其々の窓は環境の異なる関係も作る2階、リビングダイニング、南側の窓を見る。 photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、長野・軽井沢の、週末住宅「翠荘」です。
樹々が茂る1000㎡超の敷地に計画されました。建築家は、様々な“樹葉”に囲まれた日常を思い描き、主空間を上階に配置し四方に窓を設けて“風景が内部を通り抜ける”建築を構築しました。また、仕様が異なる其々の窓は環境の異なる関係を作る事も意図されました。

軽井沢、千ヶ滝に建つ週末住居である。
浅間山を望むなだらかで広大な森林は、大正時代に開発された最も歴史ある街区の一つであり、静穏な空気が漂っている。

建築家によるテキストより

1000㎡超の敷地にはかつて邸宅のあった場所を除いて、樹齢の永い広葉樹の高木が自由に茂っていた。
邸宅跡に立ち深呼吸すると、鳥のように空に近づきながら、様々な色や大きさ、形をもつ樹葉に囲まれて穏やかに過ごす夏の日常が思い浮かんだ。

建築家によるテキストより

日中の多くの時間を過ごすリビングを2階に持ち上げ、東西南北の借景を読みながら全方向へ窓を開けると、風景が内部を通り抜けて行く。

東に繋がるインナーバルコニーに腰掛け鳥の囀りを聞きながら朝食をとり、南の窓からは木漏れ日があふれ出す。西端のキッチンは雁行してひときわ枝葉に近づき、北の窓からは手入れの行き届いた格段に大きな隣家の庭を順光で眺めることができる。階段は緑に向かって昇降する。

端正な2階部分と対照的に下屋は樹木との距離をはかって伸び縮みしながら、グランドレベルにふさわしいアクティビティーを包みこむ。

建築家によるテキストより
トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与える
トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与えるガラスケースのエリア photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与える什器の詳細 photo©太田拓実
トラフ建築設計事務所による、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」。天井高のある正方形平面の区画。ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案。共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”も与える什器の詳細 photo©太田拓実

トラフ建築設計事務所が設計した、大阪・北区の、宝飾店「Hirotaka グランフロント大阪店」です。
天井高のある正方形平面の区画に計画されました。建築家は、ブランドの表象に加え“遊び心ある”空間を意図し、様々な樹種の集成材を“動きのある形”に削り出した什器を考案しました。また、共用通路の硬質感と対比的な色を用いて店内に“暖かみ”を与える事も意図されました。店舗の公式ページはこちら

ジュエリーブランド「Hirotaka(ヒロタカ)」のグランフロント大阪店の内装計画。
共用通路に面した間口いっぱいのガラスファサードを有する、3.9mの高い天井に、7m四方の正方形平面というシンプルな空間が計画地となった。

建築家によるテキストより

店内の什器は、5つの樹種の集成材を動きのある様々な形に削り出し、アンバランスにガラスケースを載せることで、店内にプレイフルな印象と躍動感を与える。端部は共通して角丸に加工することで、撫でたくなるような質感を備えた。

建築家によるテキストより

石とガラスに覆われた共用通路の硬質感に対し、壁面と天井は明るいベージュに塗装することで、店内に暖かい印象をもたらす。右側の壁面はあえて壁をふかしてケースを埋め込み、左側は壁に直接ガラスケースをとりつけ、見せ方にバリエーションを持たせた。黒いファサードサッシュに合わせ、それぞれのケースの下に黒皮のシェルフを設け、外と中の空間を繋げている。

建築家によるテキストより
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる外観 photo©ナカサ&パートナーズ
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる1階、“中庭”から“トンネル”側を見る。 photo©ナカサ&パートナーズ
小泉誠 / Koizumi Studioによる、大阪・三島郡の「sumitsubo house」。夫婦と猫の為の住宅。季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向。段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間をつくる2階、“道場”と台所 photo©Koizumi Studio

小泉誠 / Koizumi Studioが設計した、大阪・三島郡の「sumitsubo house」です。
夫婦と猫の為の住宅です。建築家は、季節ごとに“遊牧民”の様に部屋を移動する生活の要望に、いくつかの居場所があるだけの“潔く住みこなす家”を志向しました。そして、段差や開口の工夫で“曖昧に”仕切られた“回遊性”のある空間が作られました。

sumitsubo houseは、待庵がある山崎の山並みを望めるのどかな場所に建っています。

この家には、50代夫妻と3匹の猫が暮らし、段差や開口部の工夫で空間を曖昧に仕切り、トイレ以外には建具のない家になっています。

建築家によるテキストより

夫妻は、食べる・働く・寝る、を季節ごとに遊牧民のように部屋を移りながら暮らしたいとのことで、いくつかの居場所をつくるだけで、人と猫が潔く住みこなす家を提案しています。

建築家によるテキストより

1階は水回りと2つの居室とその居室をつなぐトンネルがあり、2階にはキッチンを配した1つの大きな居室で、東西の階段と梯子で家を回遊できるプランになっています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」が、意匠設計者と施工管理者を募集中
【ap job更新】 自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」が、意匠設計者と施工管理者を募集中
【ap job更新】 自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」が、意匠設計者と施工管理者を募集中ヨコダテさんの家 / 立体トラス構造の屋根組を設計

自然に恵まれた茨城を拠点に、設計施工で建築を手掛ける「株式会社 暮らし図」の、意匠設計者と施工管理者募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

茨城県日立市の設計事務所・株式会社 暮らし図では、建築士および施工管理者を募集しています。

暮らし図は「後世に残る建築づくり」を目標に設計・施工の仕事に取り組んでいる一級建築士事務所です。設計者と一緒に行う「スタディ」を通して、お施主さまに家づくりの面白さと完成の喜びを味わっていただく。そんなプロセスを大切にした建築設計に励んでいます。

暮らし図は今年で11年目を迎え、住宅に加えてカフェや美容室、オフィスなどの設計依頼も増え、業務領域を拡大しながら複数のプロジェクトが現在進行中です。地方のアトリエ系設計事務所として様々なチャレンジを行っている今、次なる歩みへ向けて、建築づくりをご一緒して頂ける「チーム暮らし図」の新たな一員を募集いたします。

MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola
MVRDVとヴァン・ボーフェンによる、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」。設計者の母校である中学校のリニューアル。刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施。美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現 photo©Daria Scagliola

MVRDVヴァン・ボーフェン・アルキテクテンが設計している、オランダの「ジムナジウム・ビークフリート」です。
設計者の母校である中学校のリニューアルの計画です。建築家は、刷新と現代化を目指し、特徴的なイラストをまとった講堂を増築して施設内の回遊性を高める改修も実施しました。また、美術家が制作した壁絵は関係者の思い出や歴史と環境も表現しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です

ファサードのアートワークを通して物語る:卒業生のヴィニー・マースとテオベルト・ヴァン・ボーフェンがギムナジウム・ベークフリエに新しい外観を与える

シント・ミヒェルスゲステルにある有名なギムナジウム・ベークフリエの改築が完了しました。学校は拡張され、生徒と教師が教室やその他のエリアをより論理的な方法で回遊できるようになり、スカイブルーの講堂が学校の新しい中心を形成しています。増築部分のファサードは、ヴィジュアル・アーティストのイアン・カークパトリックによるパノラマ作品で彩られています。壁画は、かつての教え子、通行人、役員たちの物語と未来のイメージを織り交ぜています。

シント・ミヒェルスゲステルにある数百年の歴史を持つカトリック系ギムナジウム・ベークフリートには長い歴史があります。司祭のための神学校として始まり、第二次世界大戦中には、戦後初の首相“ヴィム”シェルマーホルンを含む、政治に関与したオランダ人の強制収容所として使用されました。1970年代には、通りの真向かいに新しい敷地を取得し、新しいスタイルのグラマー・スクールに生まれ変わりました。2016年、MVRDVとヴァン・ボーフェン・アーキテクトンがこの建物の改修コンペを勝ち抜きました。

その出発点は、この中学校を一新し、建物の寿命を延ばすことも含めて、持続可能性の観点から現代的な建物にすることでした。同時に、通常の学校活動と芸術と文化設備のためのスペースを増やすことも求められました。

設計の大部分は、既存の建物を改築することで成り立っています。これにより、生徒にとって挑戦的で刺激的な学習環境が生まれ、ミーティングや交流のためのスペースが提供されます。また、建物の正面に新しい講堂を増築することも求められました。以前の屋根構造を延長して低くすることで、学校内部の循環を流れるような動きの中で閉じることができました。これは、同校のモットーである「Beekvliet Stroomt」(「ビークフリートは流れる」)にちなんだものです。新校舎には、トリビューン、キッチン、フレキシブルなステージを備えた大きな講堂があります。メインエントランスは改修前と同じ場所にあるが、唯一の違いは、新しいカーブを描く屋根の下に位置するようになったことです。

MVRDVの創立パートナーであるヴィニー・マースは言います。
「母校の改築を許されることは、もちろん大きな名誉です」「テオベルト、ギース、そして私は、グラマースクールが過去の文脈だけでなく、現代の文脈にも対応できるようにするにはどうしたらいいか、と考えていました。イアンの絵は、非常にそれを助けてくれます。私は、過去と現在の学生たちの思い出が彼の壁画に表現されているのが好きです。実際、この建物には村のみんなのかけらがあるんです。まさにシント・ミヒェルシュゲステルとその周辺全体を映し出しているんです。すべてが新しいエントランスホールの天井にある『コンパス』に集約されています。それは、周辺地域の物語がどこから来るのかを指し示しているんです」

小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催。テーマは「他人と私の柔らかい器」。最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈
小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催。テーマは「他人と私の柔らかい器」。最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈

小説家の柴崎友香と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2023」が開催されます。テーマは「他人と私の柔らかい器」最優秀賞は国際アワードセレモニーへの招待と賞金30万円が贈呈登録締切は2023年11月2日(木)11月9日(木)(※10/31に延長が発表されました)。提出期限は2023年11月9日(木)11月15日(水)です(※10/31に延長が発表されました)。【ap・ad】

テーマ:他人と私の柔らかい器

世界中で流行したウィルス感染症によって、あらゆる人のパーソナルな境界が柔らかく変化し始めています。地球の裏側と画面越しに繋がることは前よりもずっと現実的です。地球のいくつもの時間が同じ画面に集まる感覚。そんな多時間の空間感覚が生まれてきているように思います。
あるいは、久しぶりに友人と対面で会った時の何とも言えない感覚。空間を介した親密な繋がりは、以前よりも強くなった気がします。

多時間であり親密である。私たちの時代が持ち始めているそのような空間や関係性の感覚が、どんな素晴らしい未来をつくり得るのか。具体的な場所や環境や物語と一緒に描いてみてください。

賞金

●インターナショナルアワード 最優秀賞(1名)
賞金 10,000 USドル
ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待
(旅費滞在費を含む)

●日本地区最優秀賞(1名)
賞金 30万円
インターナショナルアワードセレモニーへの招待
(旅費滞在費含む)
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
賞金 各5万円
日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

以下に、募集概要等を掲載します。

五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする
五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする外観 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする1階(下)、階段側を見る。 photo©神宮巨樹
五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子による、東京の住宅「家の躯体」。生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画。大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案。都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする2階(下)、道路側を見る。 photo©神宮巨樹

五十嵐理人 / IGArchitectsと五十嵐友子が設計した、東京の住宅「家の躯体」です。
生活と仕事の境界が曖昧な夫婦の為に計画されました。建築家は、大らかで“何処でも仕事ができる”住居を求め、7枚の床がズレながら重なり多様な役割を担う立体的な一室空間の建築を考案しました。また、都心に住む現実と小敷地での可能性を形にする事も意識されました。

夫婦のための建築。クライアントは生活と仕事の境界があいまいで、どこにいても仕事ができて、どこにいてもお互いの気配を感じられるそんな住宅をイメージされていた。その暮らしぶりを見て、小さな敷地でコンパクトに暮らす建築ではなく、大きな気積とスケール感のデザインで、内部、外部とのいろいろな関係性をつくり、どこか大らかに暮らすことのできる、強靭でやわらかい躯体の建築が良いのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

建物は隣地の空地と連なる抜けをつくるように北側の壁をずらし、それに合わせて高さや奥行を変えながら床を渡す構成になっている。ずれた3枚の壁と7枚の床は高さや奥行を変えながら上下が途切れることのないように重なり、近隣との見合いを避けるようにして設けられた開口部から、内部に光や風を呼び込んでくれる。南側に開口部を設けていないことから、厳しい日射が直接内部に入ることは少ない。けれども北側の壁越しに、一日中光が差し込むので、時間や天気、季節の移り変わりを豊かに感じられるようになっている。

建築家によるテキストより

床に配された機能は、床の小ささ故に単独で完結することはなく、ずれた他の床にまたがるようにして成り立っている。さっきまで床だった場所が椅子になり、机になり、棚になり、天井になる。明確に使い方を決められた場所はほとんどなく、家の中全てが、ずれた床との関係性の中で居場所をつくっている。

玄関を入り、歩を進めるにつれて、ゆっくりとグラデーショナルに空間が変化していく様を感じることができる。単純な構成だが、生活の行為と結びつくと、そこには無限の使い方と広がりが生まれてくる。遺跡のように大きく、力強いRCの躯体の中に、人のスケールに合わせた階段や家具を配することで、人のために設えつつも、その設えたイメージを超える豊かさをつくりだそうとしている。

建築家によるテキストより
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る image©Tegmark
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る image©Tegmark
ザハ・ハディド事務所による、ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案。都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映。文化の中心となり活気のある集いの場を作る image©ZHA

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、韓国・ソウルの「第二世宗文化会館」コンペの最終候補提案です。
都市に埋め込まれた建築と公園が融合する施設です。自然に包まれた内外の空間の“シークエンス”を特徴とし、公共広場や自然環境には国の伝統的庭園デザインの思想も反映しています。そして、文化の中心となり活気のある集いの場を作る事が意図されました。


こちらは、リリーステキストの翻訳です

ZHA、第二世宗文化会館のコンペで最終選考に残る

ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)が提案する第2世宗文化会館は、自然に包まれた屋内と屋外の公共スペースのシークエンスを創り出すもので、世宗市の歴史と未来への揺るぎない楽観主義によって定義されています。

ヨイド公園と漢江を結ぶ第2世宗文化会館は、公園の自然景観の中に埋め込まれています。新しい公共広場、庭園、野草の生い茂る草原、森林地帯を地域社会に提供するこの公園の有機的なテラスと反射池は、韓国の伝統的な庭園デザインに包含される人間と自然の共生関係を反映しています。

ソウル市と歴史的な河川を一望できるルーフガーデンは地平線まで緩やかに上昇し、ヨイド公園の自然環境は、中心部から漢江のほとりに流れる一連の内部空間を包み込んでいます。そして、街の活気ある新しい集いの場であり、文化の中心を定義します。

ガラス張りのリハーサル室は、センターの大きな展示ホールの中に“浮かんで”おり、才能あるアーティストたちが一日中練習に励む姿を一般の人々が見ることができます。センターの2つのパフォーミング・アーツ・シアターは、この展示ホールの両脇に位置し、国内外のアーティストによる多種多様なパフォーマンスを開催できるように設計されています。

全長150メートルの屋内公共スカイデッキは、文化センターの頂上に位置しています。川を一望でき、コミュニティエリア、教育センター、レストラン、ラウンジへと続き、スカイデッキからは街の壮大な眺めも楽しむことができます。地上レベルでは、ヨイド公園から中央展示ギャラリーを経て、彫刻庭園へとシームレスなつながりが続いています。そしてその先には、水辺で野外パフォーマンスやコンサートを楽しめる新しい川辺の円形劇場があります。

中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく
中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく中村竜治によるエンタシス柱の空間。 photo©中村竜治
中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく花房紗也香による絵画。 photo©中村竜治
中村竜治・花房紗也香・安東陽子による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ」。異分野の作家3人が協働して制作。誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案。安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく安東陽子によるクッション photo©中村竜治

中村竜治(建築家)・花房紗也香(アーティスト)・安東陽子(テキスタイルデザイナー)による「ほそくて、ふくらんだ柱の群れ ─ 空間、絵画、テキスタイルを再結合する」です。
異分野の作家3人が協働して制作しました。建築家は、誰一人欠けても成立しない関係性を目指し、お互いを遠ざけない様に“エンタシス柱”での空間構成を考案しました。そして、安東の制作のクッションが柱を固定し、花房の絵画は分割され柱に巻きつく形で展示されました。展覧会の公式ページはこちら※この展覧会の会期は終了しています

建築家、アーティスト、テキスタイルデザイナーという異なるジャンルの3人の作家のコラボレーションによる展示です。

アーティストの花房紗也香さんの絵画を鑑賞する展示空間(そこには安東陽子さんのファブリックや私による家具も空間の要素としてある)をつくるというのが企画の五十嵐太郎さんのお題でした。まず私が空間を提案することになりました。

建築家によるテキストより

単なるグループ展にならないように、3人が領域を侵食し合ったり、誰か1人が欠けても成立しないような関係を生み出す空間がつくれないかと考えました。そこで、壁による空間構成はお互いを遠ざけてしまうのではないかと思い、細くて膨らみのある柱(エンタシス柱)による空間を提案しました。

建築家によるテキストより

絵画展示の難易度は上がりますが、そのぶん花房さんから面白い発想が出てくるのではないかと期待しました。花房さんは1枚の絵を5分割しそれぞれ柱に巻きつけるという方法で、柱の群の中に浮遊するような空間的な作品をつくりました。絵は柱の裏側に回り込むので完全には繋がらず、鑑賞者は絵を観るというよりは脳内補完しながら1枚の絵を徐々に感じるというような空間・時間的体験を生み出します。

一方、ビスの打てない場所に柱をどうやって自立させるかという問題が生まれました。そこで、柱と天井の間にクッションを挟み込みその反発力と摩擦力で柱が倒れないようにするという方法を考え、そのクッションのデザインを安東さんにお願いしました。安東さんは複数の素材を組み合わせ、天井の不陸を吸収しながら適度な摩擦を生み出す、毬藻のように可愛らしく、テキスタイルの可能性を広げる作品をつくりました。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/10/9-10/15]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/10/9-10/15]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/10/2-10/8)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 隈研吾建築都市設計事務所による、東京・江戸川区の「魔法の文学館」。童話作家の角野栄子の名を関した児童文学館。花びらが広がるような屋根“フラワールーフ”を外観の特徴とし、景観との調和や内外の連続性も意図。くぼしまりおによる内装は角野の著作の世界観をイメージ
  2. 永山祐子建築設計による、東京のオフィスビル「ESCON 九段北ビル」。コロナ禍に進んだ眺望の良い立地での計画。集合を喚起する固有の“魅力”を持つ存在を目指し、三面開口に加え角の柱を抜いた“迫りくる浮遊感”を持つ建築を考案。外壁の色を段階的に変えて見上げ時の印象も操作
  3. 乾・RING・フジワラボ・o+h・吉村設計共同体による、京都市の「京都市立芸術大学 崇仁キャンパス」の動画。竣工した建築に加えて建設の様子なども収録
  4. 湯浅良介による、神奈川・鎌倉市の住宅改修「波」。海を望む高台での計画。雰囲気の刷新を望む施主の“感性”を拠り所に、不揃いに貼るタイルや量感のあるカーテンで“形の印象を弱め”て“密度を上げる”改修を実施。与件から得た断片的な心象を表面に置く様に作る
  5. 山田誠一建築設計事務所による、静岡・沼津市の「本郷町の家」。郊外住宅地に計画。外から順に決める“地方の一般的な設計過程”の再考も意図し、環境を遮断した“理想的な空間”を作った後に外部と接続する設計を実践。逆説的な方法で周辺の消極的な印象を肯定的な特徴に変える
  6. 今井博康による、千葉・松戸市の住戸改修「凹の家」。夫婦と猫2匹の為に計画。人と猫の快適な暮らしを求め、間仕切り壁を床から“350mm”浮かせて部屋全体が“猫の為の広場”にもなる構成を考案。異なる特性を持つ存在が同じ空間に重なりフィットする状態を作る
  7. 川勝真一のキュレーションで、日本建築学会が主催する建築展「繕いの営み / 営みの繕い」。補修や手入れ等の“つくろい”に建築的意味を見出す展示。アリソン理恵・伊藤孝仁・GROUP・木村俊介・辻琢磨・山本周+小林栄範・渡邉竜一が出展
  8. 伊東豊雄の、芝浦工業大学での展覧会「伊東豊雄の挑戦1971-1986」。世界的に評価される建築家の活動初期の作品に注目した展示。“全エネルギーを注いだ”と言う図面やスケッチを中心に紹介。当時の製本青焼図面を閲覧できるスペースも用意
  9. 阿曽芙実建築設計事務所による、徳島・神山町の「ホマレノモリ」。山奥の民家を改修した“山”と“町”を繋ぐ為の施設。両方の当事者間の交流の促進を求め、便利さではなく“根源的な時間体験”を共有する場を志向。解体した材を“資源”と捉え出来る限り“再利用”して空間を作る
  10. トミトアーキテクチャの提案が、新潟の「(仮称)小千谷市防災センター」設計競技で最優秀作品に選定。提案書と審査講評が公開
  11. 山之内淡 / AWGLによる、神奈川・鎌倉市の「A Cat Tree House」。“愛猫”を施主に見立て設計した自邸兼アトリエ。全体を“キャットツリー”とする方針を立て、二層吹抜のリビングを“猫の身体寸法”に合わせた階段で取囲む構成を考案。猫と人の其々の言葉が混ざり合う建築を作る
  12. 原広司による、神奈川・多摩区の“粟津潔邸”(1972年竣工)を会場にした展覧会「吉國元展」が開催
  13. 花井奏達建築設計事務所による、愛知・名古屋市の住戸改修「ルームCz」。壁式構造の集住の屋上バルコニーのある区画。既存躯体等の“不自由な現況”に寄り添いつつ、新旧の混成する“新しい秩序”を持つ空間の構築を志向。回遊性のある平面計画で“恵まれた環境を最大限享受”する
  14. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  15. 藤田時彦 / atelier umiによる、滋賀・大津市の飲食店「ciocco」。抜道に使われる裏路地の建物を改修。既存の躯体や壁を活かし、左官仕上のカウンター等を追加して“古さと新しさが同居し調和する状態”を構築。天井の解体と保存で高低差のある“ダイナミックな断面”も生み出す
  16. ニイノ建設と麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「大森町の集合住宅」。活気のある商店街の中での計画。賑わいを享受しつつも“落ち着ける”住環境”を目指し、四周に回した“コンクリートの帯”の高さを変えて内外の関係を調整する建築を考案。上階に行くほど段階的に開放度を上げる
  17. 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・文京区の住宅「TIMELESS」。子供が独立した夫婦のシニアライフを見据え計画、建物内部の大小2つの中庭が外部リビングと光井戸として機能、内外を緩やかに横断し過ごすせる空間はコロナ以降も見据える
  18. MVRDVによる、中国の「深セン・ウーマン&チルドレンズ・センター」。都市の急成長で生まれた90年代の建物を改修。先駆的事例として“再利用”の可能性の提示も意図し、既存の構造体を活かして現代の要望に適合させる設計を志向。色彩豊かな外観のフレームで施設の用途を強く明示
  19. 佐藤信 / 青木茂建築工房による、福岡市の住戸改修「ホわイとハうス」。設計者の自邸。製品構築された建物への“現代的な豊かさ”の付与を求め、少しづつ異なる様々な“白色”と多様な質感の“素材”を用いて空間を構成。微細な体験の変化や現象が住み手に与える影響の検証も試みる
  20. 西沢立衛と野口貴文の対談「人、建築、そして街並み」の動画。野口は東京大学教授で建築材料を研究

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