2021.6.27Sun
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠による「パビリオン・トウキョウ2021展 at ワタリウム美術館」の会場写真。都内で公開される建築家たちのパヴィリオンに関する資料等を紹介
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠による「パビリオン・トウキョウ2021展 at ワタリウム美術館」の会場写真。都内で公開される建築家たちのパヴィリオンに関する資料等を紹介 photo©architecturephoto
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠による「パビリオン・トウキョウ2021展 at ワタリウム美術館」の会場写真。都内で公開される建築家たちのパヴィリオンに関する資料等を紹介 photo©architecturephoto
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠による「パビリオン・トウキョウ2021展 at ワタリウム美術館」の会場写真。都内で公開される建築家たちのパヴィリオンに関する資料等を紹介 photo©architecturephoto
藤森照信・妹島和世・藤本壮介・平田晃久・石上純也・藤原徹平・会田誠による「パビリオン・トウキョウ2021展 at ワタリウム美術館」の会場写真。都内で公開される建築家たちのパヴィリオンに関する資料等を紹介 photo©architecturephoto

藤森照信・妹島和世・藤本壮介平田晃久石上純也藤原徹平・会田誠による、ワタリウム美術館での「パビリオン・トウキョウ2021展 at ワタリウム美術館」の会場写真を紹介します。都内で公開される建築家たちのパヴィリオンに関する資料等を紹介する展覧会です。会期は2021年9月5日まで。展覧会の公式ページはこちら実際のパヴィリオンは2021年7月1日~9月5日の期間公開されるので、こちらと合わせて鑑賞・体験することで理解が進む展覧会となっています。

本展は「パビリオン・トウキョウ2021」をより深く知り、楽しんでもらい、多くの方に足を運んでもらうことを目指して開催します。展示室では、クリエイター7名によるパビリオン制作時のプロセス、スケッチや図面、模型、実際に使用された素材などを展示します。またそれぞれのパビリオンのコンセプトについて自身が語る映像のほか、7名のクリエイターのこれまでの活動や作品を伝える〈特別年表〉やドキュメントや映像も展示します(映像制作:柿本ケンサク)。

リリーステキストより
2021.6.26Sat
元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート
元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート全体風景。 photo©architecturephoto
元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポート全体風景。 photo©architecturephoto
元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポートTable photo©architecturephoto

元木大輔 / DDAA LABによる、展覧会「Belt Furniture」の会場写真とレポートです。加工したアクリル板等をトラックの荷台などに使われるラッシングベルトで締めるだけで固定されている家具のシリーズが公開されています。会期は2021年6月27日12時~19時まで。会場は東京・中目黒の「happa」です。また、これらの作品は実際に購入も可能。

こちらはアーキテクチャーフォトによるレポート

東京・中目黒のスペース「happa」にて、元木大輔 / DDAA LABによる展覧会「ベルトファニチャー展」が行われている。
元木は様々な一般的には建築に使われることがないようなマテリアルを見出し、それを建築に組み込むことでアイデアあふれる印象的な作品を発表してきた建築家だ。今回の展覧会で公開されているのは「トラックの荷台などに使われるラッシングベルトで締めるだけで固定されている家具のシリーズ」である。

具体的には、20mm厚の透明アクリル板を相欠きし、組み合わせた上でベルトで固定することで使用できるようにデザインされている。実用性の側面を見れば、組み立て分解が容易で誰にでも出来ることがあげられるが、そのような実用性だけではない元木の美学が詰め込まれた作品だと言える。透明なアクリルは視線を透過すると同時に周囲の景色を映しこむ。そこに元木によって見出された黒色のベルトと固定用のパーツが組み合わされることで、非常に引き締まった印象を与える。

このベルトと固定パーツは実際には同様の機能を果たす製品はかなりの数が存在し、その中からこの製品が選ばれているのだそうだ。完全にオリジナルなもの製作するという手法はもちろんあると思うが、これらの作品を見ていると、すでに世の中に無数にあるものから探し出し、組み合わせることにもオリジナリティが宿るということが分かる。

会場にいた元木と話していて印象的だったのは「特別な技術を必要としないつくりかたに興味がある」という趣旨の発言だった。建築とは違い量産の側面のあるプロダクトを構想する際に、その視点は実利的なメリットもあるように思う。しかし、ここに展示され5つの作品をぐるぐると歩きながら見ていて気づいたのは、制作における技術が特別ではないからこそ、元木のアイデアと美学がダイレクトに表れているのではないか、ということであった。

このSNS時代においては、瞬時にその凄さが把握できるような、技巧的な作品が注目を集めやすい傾向があるように思う。ただ、そのような作品においては、作品に込められた思想や視点ではなく、本来はそれを表現するためにある「技巧」のみが注目されてしまう状況とも言える。そんな現代において、建築家がとるべきアプローチを、元木がこの作品で提示しているようにも思える。

建築家は基本的に自身の手で作品を作らない。そのアイデアや構想を図面に託し制作者に依頼する。このようなプロセスの中で、建築家の構想したアイデアや美学を最大化して伝える方法の答えのひとつを垣間見たような気がした。

2021.6.26Sat
フォスター+パートナーズによる、アメリカ・フロリダの、ゴルフツアー運営団体の社屋「PGAツアー本部」。パンデミック後のワークプレイスとして健康とウェルビーイングに焦点をあてデザイン
フォスター+パートナーズによる、アメリカ・フロリダの、ゴルフツアー運営団体の社屋「PGAツアー本部」。パンデミック後のワークプレイスとして健康とウェルビーイングに焦点をあてデザイン photo©Chuck Choi
フォスター+パートナーズによる、アメリカ・フロリダの、ゴルフツアー運営団体の社屋「PGAツアー本部」。パンデミック後のワークプレイスとして健康とウェルビーイングに焦点をあてデザイン photo©Chuck Choi
フォスター+パートナーズによる、アメリカ・フロリダの、ゴルフツアー運営団体の社屋「PGAツアー本部」。パンデミック後のワークプレイスとして健康とウェルビーイングに焦点をあてデザイン photo©Chuck Choi
フォスター+パートナーズによる、アメリカ・フロリダの、ゴルフツアー運営団体の社屋「PGAツアー本部」。パンデミック後のワークプレイスとして健康とウェルビーイングに焦点をあてデザイン photo©Chuck Choi

フォスター+パートナーズが設計した、アメリカ・フロリダの、ゴルフツアー運営団体の社屋「PGAツアー本部(PGA TOUR Headquarters)」です。パンデミック後のワークプレイスとして健康とウェルビーイングに焦点をあてデザインされた建築です。

こちらは建築家によるテキストの翻訳。カッコ内は弊サイトによる補足

パンデミック後の世界におけるワークプレイスとして、革新的なヴィジョンを提示しているこの建物は、組織全体を初めてひとつの屋根の下に収めています。

健康とウェルビーイング(※身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることの意)に焦点を当てたデザインは、緑豊かな景観と室内空間の境界を曖昧にし、日陰のある屋外テラスや、新しい働き方やコラボレーションを可能にする広々とした設備を備えています。

フォスター+パートナーズのスタジオ長、ナイジェル・ダンシーは言います。
「ソーグラスの敷地を初めて訪れたとき、私たちはランドスケープの質の高さ、光と影の相互作用、そして水に感銘を受けました。最初に描いたスケッチでは、大きく張り出した屋根の下で光と景色を最大限に活用し、日陰のある外部テラスやプラザスペースを作りました。建物は、有名な17番グリーン(※有名なゴルフコースのこと)の軸線上にある『自然の』湖の中に設置されました。」

自然はデザインの中で重要な役割を果たしています。このデザインには、バイオフィリア(人間に備わっている自然への親和性)の原則が取り入れられており、スタッフのウェルビーイングを高め、職場の質を向上させることが証明されています。また、周囲の景観とのつながりを強化し、自然光と新鮮な空気を建物に注ぎ込みながら、建物全体で豊かな体験ができるようにすることに重点を置きました。
低層3階建ての建物は、緑豊かな風景の中に佇み、新たに作られた湖に囲まれて、ドラマチックな到着体験を演出しています。フロアプレートは建物の長さ方向に伸びるアトリウムによって二分されており、会社全体のイベントを行うための社交場となっています。

アトリウムには、フレキシブルなフォーマル/インフォーマルのミーティングスペースと、スタッフ用のアメニティが並んでいます。2つのビルベイは幅20フィート(6.096m)の橋で結ばれており、偶然の出会いを促すとともに、人の流れを妨げずに端に沿って非公式な集まりができるようになっています。中央のアトリウムを流れ落ちる大階段は、連続したレベル間のダイナミックな空間と視覚的な流れを作り出しています。
フレキシブルなワークスペースは、アトリウムに沿った広いテラスと上層階の建物の端に配置されており、モバイル化が進む従業員をサポートしています。また、建物の西端には、ゴルフコースを囲む緑豊かな風景を見渡せるように、スタッフ用のカフェとジムが1階に設けられており、スタッフの新しい社交場となっています。

ガラス張りのファサードとアトリウムからは自然光が降り注ぎ、周囲の風景を一望することができます。また、建物の床を高くすることで、将来的に内部の構成を柔軟に変更できるようにしています。デザインは、シンプルで控えめな素材を使用し、活気に満ちた職場の背景となっています。

ツアーとの実りあるパートナーシップを継続しながら、同事務所はプロジェクトの第2段階として、TPCソーグラスに統合されたキャンパスを作るための新しいデジタルメディアビルの設計に着手しました。

フォスター+パートナーズのシニアパートナー、ジェームズ・バーンズは言います。
「PGAツアーの新しいグローバル・ホームは、真のコラボレーションから生まれました。ツアーの素晴らしいチームと密接に協力しながら、私たちはツアーが繁栄し、才能を育むことができる建物を提供することができました。建物の全体的な方向性から内装の仕上げやディテールに至るまで、完全なヴィジョンを実現するための素晴らしい機会となりました。」

2021.6.25Fri
【ap job更新】 資源循環等にも取り組み新しい価値観の創出を目指す「MAMM DESIGN」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 資源循環等にも取り組み新しい価値観の創出を目指す「MAMM DESIGN」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 資源循環等にも取り組み新しい価値観の創出を目指す「MAMM DESIGN」が、設計スタッフ(経験者)を募集中ミンナノイエ

資源循環等にも取り組み新しい価値観の創出を目指す「MAMM DESIGN」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【スタッフ募集のお知らせ】
MAMM DESIGNでは、プロジェクトの進行を任せられるような「経験者」を募集しています。建築設計思想・デザインに共感し、一緒に作品をつくり上げていくことができる方のご応募をお待ちしております。

■事務所のビジョン
私たちは、従来の建築の設計だけではなく、デジタルファブリケーション技術を用いた家具などの開発や、モバイルハウスの開発を通じて資源循環や自然エネルギーの活用の提案に取り組むことによって、新しい価値観を創出することを目標としています。
建築の設計においても、用途や新築、改修を問わず、様々な設計業務に携わってもらいます。スタッフと議論をしながら、楽しく、ときには厳しく、設計を進めていきたいと考えています。

疲弊した心身からは、よい設計は生まれないと考えており、子育てとの両立などのワークライフバランスを考慮して、勤務日数や勤務時間など、フレキシブルな雇用形態としています。
スタッフの長期的な成長も考慮し、将来的にはパートナーとして対等に事務所に関わってもらうことや、独立後、共同設計などのアライアンスを組むことも考えています。

■進行中のプロジェクト
現在、総勢6名で以下のプロジェクトに取り組んでいます。
・歴史保存地区での小規模高級ホテル
・ホテルからシェアオフィスへのコンバージョン
・外国人向けの集合住宅のリノベーション
・モバイルハウスの商品開発
・音楽スタジオ用のスピーカースタンドの開発
・デジファブ技術を用いた建築/家具の開発 など

築33年の印刷工場をリノベーションした新しい事務所スペースで、皆さんと仕事できるのを楽しみにしています。

2021.6.25Fri
ウッドショック対策法を解説する“無料”オンラインセミナー「緊急開催・中大規模木造に特化したウッドショック対策セミナー」が、木構造デザインの主催で開催
ウッドショック対策法を解説する“無料”オンラインセミナー「緊急開催・中大規模木造に特化したウッドショック対策セミナー」が、木構造デザインの主催で開催

ウッドショック対策法を解説する“無料”オンラインセミナー「緊急開催・中大規模木造に特化したウッドショック対策セミナー」が、木構造デザインの主催で開催されます。開催日は2021年6月29日(火)・7月1日(木)・7月2日(金)・7月6日(火)配信時間13:00~14:00です。申込はこちらのリンク先ページの末尾からどうぞ。【ap・ad】

突然はじまった木材高騰

「木材の価格が坪数万円アップ!?」
「木材を確保できずに建てられない!!」

悪化の一途をたどるウッドショック。
納材ギリギリまで値決めができないパニックが起こっています。

特に、非住宅木造は使用する材木の量が多く、
樹種や材寸が特殊なため対応が後回しにされがちです。

しかし、引き渡し日が決まった案件は、こんな状況でも着工しなければなりません。

今回、非住宅木造の案件対応にお困りの方へ
具体的な対策法を紹介するオンラインセミナーを開催します。

年間1600棟の木材を全国に供給している株式会社エヌ・シー・エヌの取締役であり、
中大規模木造専門の構造設計事務所、株式会社木構造デザインの代表取締役 
福田浩史がウッドショックの対策法を紹介します。

内容の一部を紹介すると・・・

・完成まで時間がかかる非住宅で、どのようにコストコントロールするのか?
・ウッドショックが起こった背景と今後の動向
・木材を確実に納材してもらうためのステップとは?
・木材先物価格チャートから今後の市況を予測すると・・・

など、詳しく解説いたします。

リリーステキストより
2021.6.25Fri
【ap job更新】 テクノロジーを利用した実験的なプロジェクトを手掛る「小笠原正豊建築設計事務所」が、建築設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 テクノロジーを利用した実験的なプロジェクトを手掛る「小笠原正豊建築設計事務所」が、建築設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 テクノロジーを利用した実験的なプロジェクトを手掛る「小笠原正豊建築設計事務所」が、建築設計スタッフ(正社員)を募集中

テクノロジーを利用した実験的なプロジェクトを手掛る「小笠原正豊建築設計事務所」の、建築設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ニューヨーク州登録建築家/一級建築士/大学教員である代表を中心に、テクノロジーを利用した実験的なプロジェクトを手掛けている小笠原正豊建築設計事務所が、建築設計スタッフ(正社員)を募集します。

過去プロジェクトはこちら https://masatoyo.com/projects/

代表の小笠原が米国ハーバード大学デザイン大学院で培った建築設計観と、ニューヨークのI.M.Pei事務所(Pei Cobb Freed and Partners, LLP)で鍛えた、素材を活かした上質なデザインを重視しています。自由な意見交換を通じて常に「新しい方法を模索・探求・試行錯誤していく」ことを大切にしています。

小笠原は東京電機大学未来科学部建築学科准教授として「設計」に関する研究や指導を行っています。弊事務所における設計実務においても同様にスタッフの成長に配慮します。

弊事務所では、小笠原の米国設計事務所での勤務経験や海外設計事務所との協業経験から、長時間労働を良しとする風潮はありません。ただ、それは一般的にあるような設計のルーティンワーク化による合理化・省力化を通じて、勤務時間内に業務を終わらせることを目指しているわけではありません。

弊事務所における「新しい方法を模索・探求・試行錯誤していく」スタンスは、単にルーティンワーク化された指示された業務をこなすのでなく、非常に創造的な思考を必要としています。これらの価値観や考え方に共鳴してくれる方をお待ちしています。

これまでのプロジェクトでは、VRによるインテリア空間の確認や、風解析シミュレーションによる通風の視覚化、3Dスキャンによる施工情報の蓄積を試みてきました。現在、海外クライアント/プレファブリケーション業者とのDfMA (Design for Manufacture and Assembly)、温熱環境向上を重視したRC住宅改修プロジェクトなどが進行しています。

2021.6.25Fri
黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・三鷹市の住宅「GRACE」
黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・三鷹市の住宅「GRACE」 photo©西川公朗
黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、東京・三鷹市の住宅「GRACE」 photo©西川公朗

黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesが設計した、東京・三鷹市の住宅「GRACE」です。

東京近郊に建つリバーサイドの借景を活かした3人家族のための木造都市型小住宅である。
「WORK FROM HOME」をテーマに、収納やキッチン等の必要機能を壁面に内蔵することで細長い空間には一体感と連続性が生まれ、「暮らすこと」と「働くこと」を快適に共存させることを目指した。

限られた広さで「生活」と「仕事」を共存させるには、オンオフの切り替えや内外の連続性、プライベートとパブリックの区別など、相反する要素をいかに同化させるかがデザイン上の課題となる。1階の寝室や子供室などのプライベート空間に対し、2階は開放的な一室空間としている。特にファサードバルコニーはオンとオフを切り替える役割として重要な役割を担い、深い庇と全面ガラスで覆われた、内とも外とも言い難い「中間領域(ミドルエリア)」となっている。

バルコニーに屋内と同じコンセプトの屋外家具を配置することで内外には連続性が生まれ、ハーフミラーガラスにより道路側からの視線を遮断することでプライバシーを守りつつも自然と共存できる独特の居心地をつくりだしている。

建築家によるテキストより
2021.6.24Thu
田邉雄之建築設計事務所による、静岡・熱海市の美容室「hair atelier bruno」。デジファブ利用の“セミDIY”による木杭の列柱で柔らかに領域を分ける
田邉雄之建築設計事務所による、静岡・熱海市の美容室「hair atelier bruno」。デジファブ利用の“セミDIY”による木杭の列柱で柔らかに領域を分ける photo©田邉雄之
田邉雄之建築設計事務所による、静岡・熱海市の美容室「hair atelier bruno」。デジファブ利用の“セミDIY”による木杭の列柱で柔らかに領域を分ける photo©田邉雄之
田邉雄之建築設計事務所による、静岡・熱海市の美容室「hair atelier bruno」。デジファブ利用の“セミDIY”による木杭の列柱で柔らかに領域を分ける photo©田邉雄之

田邉雄之建築設計事務所が設計した、静岡・熱海市の美容室「hair atelier bruno」です。デジタルファブリケーションを利用し、組み立て・塗装を自分たちで行う“セミDIY”による木杭の列柱で柔らかに領域を分けることが意図されています。店舗の公式サイトはこちら

静岡県の熱海市役所近くの坂道に面した、築34年S造5階建てビルの1階に計画した約50㎡の美容室。

南側(水下側)隣地は交差点に面した公共施設計画地(膠着状態)で、現在はたいへん開けている。将来公共施設が建ったとしても広大な敷地であるため、隣地ギリギリまで建物が建てられる可能性は低いと考察される。よって今回のプロジェクトをインテリア空間に限定せず、周囲からの視認性にも配慮し取り組みはじめた。

そしてランドスケープデザインからインテリアデザインをコンティニュアスに繋げるために、クウキベイ(木杭の列柱)をデザインの中心に据えた。

建築家によるテキストより

クウキベイは様々なプロジェクトで協働してきた、植栽家兼ランドスケープデザイナーのhondaGREENさんが発案・命名したもので、これまでにも我々が設計した住宅や店舗のランドスケープデザインに取り入れてきた。クウキベイは約30cm間隔で立っており、人が通ろうと思えばすり抜けられる間隔である。よって、光や風やネコを通しながらも領域を緩やかに隔てることができる。またクウキベイと視線とが鋭角になるほど、その列柱状の木杭は線から面へと変化し、視線が遮られる。

建築家によるテキストより

クウキベイを繋ぐアルミアルマイト板と、テーブルやカウンターやベンチに採用したラジアータパイン集成材は、我々が作成したCADデータからそのまま切断、穿孔された(アルミはMetaplant、集成材はVUILDのEMARFによる)。

アルミだからこそ出来ること、集成材だからこそ出来ること、そしてその2つがデジタルファブリケーションによって、少量個別製作のハードルが下がっている今だからこそ、この組合せが実現した。言わば【切断】、【穿孔】を外注し【塗装】、【組立】を自ら行ったセミDIYである。

建築家によるテキストより
2021.6.24Thu
【ap job更新】沖縄を拠点に活動する「仲間郁代建築設計事務所 株式会社」が、チーフアーキテクト・アークテクトを募集中
【ap job更新】沖縄を拠点に活動する「仲間郁代建築設計事務所 株式会社」が、チーフアーキテクト・アークテクトを募集中
【ap job更新】沖縄を拠点に活動する「仲間郁代建築設計事務所 株式会社」が、チーフアーキテクト・アークテクトを募集中

沖縄を拠点に活動する「仲間郁代建築設計事務所 株式会社」の、チーフアーキテクト・アークテクト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

美しさとは目に見えているものの奥にあって感じるもの。
沖縄にある小さな設計事務所です。
一緒に癒しの島の風景を紡いでゆきませんか。
チーフアーキテクト・アークテクトを募集しています。

2021.6.24Thu
【ap job更新】 河野有悟建築計画室が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 河野有悟建築計画室が、設計スタッフ(正社員)を募集中
【ap job更新】 河野有悟建築計画室が、設計スタッフ(正社員)を募集中

河野有悟建築計画室の、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【設計スタッフ募集】

自社設計の「東京松屋UNITY」のメゾネットにオフィスを構え、集合住宅や住宅を中心に様々な建築を対象に活動しています。

クライアントとの対話、設計チームメンバー同士の対話、そしてプロセスを大切に、自由で闊達な意見交換を通じて、プロジェクトごとの特性を発見し、その中から生まれる、社会で活きる建築を目指し設計活動をおこなっております。

また、事業提案段階から竣工まで幅の広い活動を目指していますので、建築がつくられるプロセス全体を経験することができ、建築を設計し、つくり上げる力をしっかりと、身に着けてもらうことができます。

また、所内でのステップアップに加えて、事務所スタッフOBとのコラボレーションも積極的に行い、長くメンバーシップを維持しながら、将来へ継続的にステップアップして頂けるよう配慮しています。

メンバーはそれぞれの経験に応じたスタイルでプロジェクトに参加でき、いつでも提案できる機会もあります。これまでにグッドデザイン賞の13件、その他授賞多数、メディア掲載多数。
ともに成果を共有していきましょう。

真摯に、楽しく、充実した建築づくりに共に向き合える、コミュニケーション力のある新たなメンバーとの出会いに期待しています。

2021.6.24Thu
岸和郎の、進行中のプロジェクトまでを含む回顧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の会場写真。現代のモダニストとして京都と向き合い建築を作り続けた約40年を振り返る展覧会
岸和郎の、進行中のプロジェクトまでを含む回顧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の会場写真。現代のモダニストとして京都と向き合い建築を作り続けた約40年を振り返る展覧会 photo©市川靖史
岸和郎の、進行中のプロジェクトまでを含む回顧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の会場写真。現代のモダニストとして京都と向き合い建築を作り続けた約40年を振り返る展覧会 photo©市川靖史
岸和郎の、進行中のプロジェクトまでを含む回顧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の会場写真。現代のモダニストとして京都と向き合い建築を作り続けた約40年を振り返る展覧会 photo©市川靖史

岸和郎の、進行中のプロジェクトまでを含む回顧展「時間の真実_TIME WILL TELL」の会場写真です。現代のモダニストとして京都と向き合い建築を作り続けた約40年を振り返る展覧会となっています。京都の京都工芸繊維大学美術工芸資料館で開催され、会期は2021年6月21日~9月11日まで。

このたび建築家である岸和郎の1981年から現在まで、さらに進行中の仕事までを含め、図面、ドローイング、模型、映像など建築家としての約40年の作品資料、写真、書籍などを京都工芸繊維大学美術工芸資料館、附属図書館がアーカイブとして受入れてくださることとなりましたので、寄贈前に同会場にて皆様にご披露する形で行うものです。

関西における近代の建築文化に多大なる貢献をした村野藤吾のアーカイブを所蔵する美術工芸資料館が、現代の、しかも存命の建築家の資料として受入れてくださることは建築家の名誉だと考えています。

展覧会では岸の仕事と営為をまとめて概観すると共に、同時に同大学附属図書館ではこれまでの発表作品の掲載雑誌、書籍、作品集なども展示いたします。

リリーステキストより
2021.6.23Wed
アンサンブル・スタジオの、TOTOギャラリー・間での建築展「ARCHITECTURE OF THE EARTH」のレポート
アンサンブル・スタジオの、TOTOギャラリー・間での建築展「ARCHITECTURE OF THE EARTH」のレポートGallery1(下階)の展示フロア全体を見る。 photo©architecturephoto
アンサンブル・スタジオの、TOTOギャラリー・間での建築展「ARCHITECTURE OF THE EARTH」のレポート「バザール」。 photo©architecturephoto
アンサンブル・スタジオの、TOTOギャラリー・間での建築展「ARCHITECTURE OF THE EARTH」のレポート「バザール」。 photo©architecturephoto

アンサンブル・スタジオの、TOTOギャラリー・間での建築展「ARCHITECTURE OF THE EARTH」をレポートします。
展覧会の会期は、2021年6月24日~9月26日まで(※会期が延長されました 21/8/8)。要事前予約での開催です。


TOTO・ギャラリー間にて、スペインの建築設計事務所アンサンブル・スタジオの展覧会「ARCHITECTURE OF THE EARTH」が始まる。アンサンブル・スタジオは、アントン・ガルシア=アブリルとデボラ・メサによる建築家ユニットで、スペインとアメリカを拠点としている。二人ともアメリカの大学で教鞭をとるなどアカデミックにも活動している。彼らの作品は活動初期のからその構造に対するスタンスには独特のものがあり、一部のコアな建築家たちから注目を集めていたが、その活動がより注目されるようになったのは、2010年に完成した「トリュフ」と名付けられた小さな居住空間の作品以降だろう。

2021.6.23Wed
ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学施設の計画が発見され、その計画の建設プロジェクトが2021年秋の竣工に向け進行中
ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学施設の計画が発見され、その計画の建設プロジェクトが2021年秋の竣工に向け進行中Image courtesy the Eskenazi School of Art, Architecture + Design, Indiana University. photo©Hadley Fruits
ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学施設の計画が発見され、その計画の建設プロジェクトが2021年秋の竣工に向け進行中Image courtesy the Eskenazi School of Art, Architecture + Design, Indiana University. photo©Hadley Fruits

ミース・ファン・デル・ローエが1952年に計画して頓挫して忘れ去られていたアメリカのインディアナ大学施設の計画が発見され、その計画の建設プロジェクトが2021年秋の竣工に向け進行しています。本記事では建設中の写真とプロジェクトのプロセスを紹介します。

こちらはリリーステキストの翻訳・抜粋

インディアナ大学のマイケル・A・マクロビー学長(Michael A. McRobbie)は、6月17日、インディアナ大学卒業生で主要な寄付者であるエスケナージ夫妻(Sidney and Lois Eskenazi)と、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの孫にあたる建築家ダーク・ローハン氏(Dirk Lohan)を迎え、インディアナ大学のエスケナージ芸術・建築・デザイン学校の新しい共有施設の落成式を行いました。現在建設中のこの建物は、ミースがインディアナ大学ブルーミントンキャンパスのために1952年に作成したデザインが最近再発見されたものです。

トーマス・ファイファー・アンド・パートナーズ(Thomas Phifer and Partners)の建築チームが現代的にアレンジしたミースの建物は、2021年秋にオープンする予定です。トーマス・ファイファー・アンド・パートナーズは、エスケナジ・スクールからジョーダン・アベニューを挟んで真向かいに建設中のインディアナ大学の新ファーガソン・インターナショナル・センターの建築家でもあります。

インディアナ大学の社交クラブであるパイ・ラムダ・ファイ(Pi Lambda Phi)のアルファシータ支部(Alpha Theta)のために依頼されたこのミースのデザインは、その後プロジェクトを放棄したため、約60年間忘れ去られていました。しかし2013年、インディアナ大学の学生時代に同支部の友愛会員であったシドニー・エスケナージ(Sidney Eskenazi)が、ミースの設計図の存在をマクロビー学長に知らせたことで、この建物が再び姿を現しました。インディアナ大学はその後、シカゴ美術館とニューヨーク近代美術館のアーカイブでプロジェクトの文書を見つけました。2019年、インディアナ大学は、エスケナージ夫妻からの2,000万ドルの寄付金をもとに、ミースの「ファーンズワース・ハウス」と同時期に設計され、設計思想や材料が似ている1万平方フィート(約930㎡)の2階建ての建物を実現することを発表しました。

マクロビー学長は述べています。
「カークウッド・ホールの19世紀末のロマネスク様式から、マイロン・ゴールドスミスがインディアナ州コロンバスに建設したリパブリック・ビルディングの20世紀半ばのモダニズム様式、そしてI.M.ペイが設計したインディアナ大学・エスケナージ美術館まで、インディアナ大学はその素晴らしい建築で知られています」
「現代の偉大な建築家の一人であるミース・ファン・デル・ローエが設計し、ミースが設計した他の多くの有名な建物を彷彿とさせる素晴らしい建物が、IUブルーミントンキャンパスにまた一つ加わることになり、大変嬉しく、興奮しています。」

ミースの建築は、幅60フィート(18.288m)、長さ140フィート(42.672m)の長方形の建物で、白く塗装された薄いスチールと10フィート(3.048m)四方の大きなガラスでできています。床から天井までの窓は、2階の中央にある正方形のアトリウムを囲むように配置されており、建物全体が透明であるかのような印象を与えています。低層部の大部分は外に向かって開かれており、2階や主階は地上からエレガントに持ち上げられています。建築的には、ファンズワース邸や、ミースがイリノイ工科大学で初期に構想した建築物の量塊性やフォルムと強い関係があります。

ダーク・ローハンは述べます。
「1957年から祖父のミース・ファン・デル・ローエと一緒に仕事をしてきた者として、彼が手がけたすべてのプロジェクトを知っているつもりでした。しかし、インディアナ大学から70年前のデザインを作りたいという連絡があるまで、このプロジェクトのことは知りませんでした。私と他の3人の孫たちは、この依頼を受けて考えた結果、これはミースの建築家としての存在意義を示す素晴らしいものになると思いました。そして、エスケナージ家の皆様のご支援と、建築家トーマス・ファイファー・アンド・パートナーズの卓越した職人技によって、この新しく、そして同時に古い施設が21世紀に、そしてそのために実現したことに、私たちは感謝しなければなりません。50年以上前に亡くなったミース・ファン・デル・ローエも、彼の象徴的な建物が最終的に誕生するのを喜んだだろうと確信しています。」

2021.6.23Wed
ミースが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学の施設を建設するプロジェクトが進行中

ミース・ファン・デル・ローエが1952年に計画して頓挫したインディアナ大学の施設を建設するプロジェクトが進行しています。リンク先に写真が17枚掲載されています。大学がシカゴ美術館とニューヨーク近代美術館のアーカイブからこのプロジェクトの資料を発見しそれを元に、トーマス・ファイファー&パートナーズ(Thomas Phifer and Partners)がアーキテクツとして関わって建設が進められているとのこと。建物は2021年秋に竣工するようです。

2021.6.23Wed
SANAAが計画を進めていた、パリの老舗百貨店「サマリテーヌ」の改修が完了して写真が公開

SANAAが計画を進めていた、フランス・パリの老舗百貨店「サマリテーヌ(La Samaritaine)」の改修が完了していて写真が29枚、designboomにて公開されています。同百貨店は2005年から改修の為に閉店していたそうです。こちらには日本語でのニュース記事と動画も掲載されています。

様々な現地メディアも改修された建築をレポートしています。

2021.6.23Wed
ブルース・マウへのインタビュー動画「私たちは新しい生き方をデザインしなければならない」。コールハースと『S,M,L,XL』を制作したデザイナーとしても知られる

デザイナーのブルース・マウへのインタビュー動画「私たちは新しい生き方をデザインしなければならない」です。制作はルイジアナ美術館です。

If you are interested in the ground-breaking work of Bruce Mau, this is the one interview to watch. “Design is a mindset – of optimism and action. We cannot afford the luxury of cynicism.”

Find out, how architecture and design can form and change the world we all are sharing. Designer-icon Bruce Mau here takes us through his life, career and design philosophy. Learn how the later was formed by growing up on a farm, the cold Canadian winter and why empathy is the beginning of all good design. “The way we live is either left to chance or it is designed. The moment you want specific outcomes, you are designing your life.”

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