松浦光宏 / designFreakが設計した、東京・港区のオフィス「Subcultural Retreat with a Kick」です。
従来の労働空間からの逸脱も目指した計画です。デザイナーは、理想像を“多様な才能が集まる都会の姿”に定め、アジア・混沌・ポップなどをキーワードとして設計しました。そして、其々の会議室を建物に見立てて作ると共に固有のアートワークも施しました。
本展は、当社の作品やレガシーを紹介する従来型企業展示ではなく、竹中工務店の若手を中心とした展示企画チームを結成し、同メンバーが主体的に展示会の中身をつくっていく「新しい試み」、“TAKENAKA AS AN ARTIST”に挑戦しています。これは「従業員が自ら考え、つくり出す」というプロセスを踏んだ、全く新しい企業展示です。
楠元彩乃 / ayarchitectsが設計した、東京・新宿区のオフィス「Path of the wind」です。
両端に開口部のある5階の区画での計画です。建築家は、“気持ちの良い風”が抜ける様子に着目し、空間を貫くように“風道”を配置する構成を考案しました。そして、床材の切替でエリア分けを行うと同時に用途に沿った床材の選択も意識されました。