アルベルト・カラチの設計で完成した、メキシコ・イゲロンの、2017年メキシコ中部地震で被災した小学校の建替えプロジェクトの写真が7枚、architectural recordのウェブサイトに掲載されています。
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世界的に著名なキュレーターのハンス・ウルリッヒ・オブリストが、東京藝大で行った講演「雲のように考える:コンテンポラリーアートはどこへいくのか」の動画です。
グローバル時代の芸術文化概論 特別公開講義
「雲のように考える:コンテンポラリーアートはどこへいくのか」
ハンス・ウルリッヒ・オブリストこの度、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科では、本研究科・開講科目「グローバル 時代の芸術文化概論」の一環で、ハンス・ウルリッヒ・オブリスト氏(キュレーター、ライター、サーペンタイン・ギャラリー・ディレクター)を招聘し、公開講義を開催いたします。
「雲のように考える:コンテンポラリー・アートはどこへいくのか」と題された本講義では、世界の第一線で活躍するオブリスト氏が、キュレーターとして、あるいはライターとして、世界各地を飛びまわりながら、理論と実践の間で日々考えていることについて語る、大変貴重な機会となります。ぜひご来場・ご聴講いただけましたら幸いです。
ゲスト講師:ハンス・ウルリッヒ・オブリスト
モデレーター:⻑谷川祐子 [東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授]
日時:2020年1月5日(日) 15:00-17:00
開場:14:30
会場:東京藝術大学上野キャンパス 音楽学部 5-109 教室
住所:東京都台東区上野公園12-8ハンス・ウルリッヒ・オブリスト|Hans Ulrich Obrist
キュレーター、ライター。2006 年からロンドンのサーペンタイン・ギャラリー共同ディレ クター。前職はパリ市立近代美術館のキュレーター。アーティストだけでなく、建築家、 科学者、デザイナー、映画監督、コレオグラファー、音楽家、思想家などと協働するなど、学際的なアプローチで知られ、その活動は多岐にわたる。主な展覧会に「do it」 (1993 年)、「Take me (I’m Yours)」(1995 年)、「Cities on the Move」(1997〜 1999 年)、「Laboratorium」(1999 年)ほか、計 300 以上のキュレーションを手掛け る。主な著書に『コールハースは語る』(筑摩書房、2008 年)、『ザハ・ハディドは語 る』(筑摩書房、2010 年)『アイ・ウェイウェイは語る』(みすず書房、2011 年)、レ ム・コールハースと手がけた『プロジェクト・ジャパン メタボリズムは語る……』(平 凡社、2012 年)、『キュレーション 「現代アート」をつくったキュレーターたち』(フ ィルムアート社、2013 年)、『キュレーションの方法:オブリストは語る』(河出書房新 社、2018 年)など多数。現在、世界で最も影響力のあるコンテンポラリー・キュレーター のひとり。
ムトカ建築事務所の村山徹と加藤亜矢子へ、近作の考え方やリサーチの方法など具体的に聞いているのインタビュー「寛容な施主から生まれる寛容な建築」がAGCのサイトに掲載されています。ムトカは青木淳建築計画事務所出身の村山と、山本理顕設計工場出身の加藤による設計事務所。
アルヴァロ・シザの、ポルトガル・ポルトで行われている大規模回顧展「IN/DISCIPLINE」の会場写真が113枚、ultimasreportagens.comに掲載されています。会場はセラルヴェス現代美術館でこの建築もシザの設計です。会期は2020年2月2日まで。展覧会の公式ページはこちら。
以下に、関連動画も紹介します。
会場動画。
アルヴァロ・シザの設計で2019年6月頃開館した、ポルトガル・ポルトの、映画監督マノエル・デ・オリベイラの博物館「Casa do Cinema Manoel de Oliveira」の写真がたくさん、ultimasreportagens.comに掲載されています。既存建物の改修と新築の組み合わせのようです。こちらのニュースサイト(現地語)に施設の情報などが掲載されています。
UNスタジオが設計した、オランダ・アムステルダムの、既存建物の文脈を踏襲しつつも、優雅な曲線のデザインと素材感で、独特の華美さを生み出している店舗のファサード改修「looking glass」の写真と図面が9枚、designboomに掲載されています。
アトリエ・タオ+C(Atelier Tao+C)が設計した、中国・浙江省の、既存建物にガラス張りの空間を拡張して改修した、図書館付きカプセルホテルの写真と図面が13枚、dezeenに掲載されています。archdailyで同建築家の他の作品が見ることができますが、どこれも見ごたえがあります。
武田清明建築設計事務所が設計した、長野の既存住宅を、減築・増築・改築した「6つの小さな離れの家」の高クオリティな動画です。設計者のインタビューも収録されています。制作は中国の動画メディア・一条です。武田は、隈研吾建築都市設計事務所出身の建築家。
以前に公開された、設計者がこの作品のコンセプトを語る動画も併せてどうぞ。
タチアナ・ビルバオの設計で建設が進められている、メキシコの、廃墟のにも見える水族館の画像が10枚、dezeenに掲載されています。
ミース・ファン・デル・ローエ設計のバルセロナパヴィリオンで行われている、ニュージーランドのデザイナー サビネ・マルセリス(Sabine Marcelis)によるミース建築の素材感と呼応するようなインスタレーションの写真が6枚、wallpaper*に掲載されています。ミニマルアートも想起させる彼女の作品は公式サイトでも見ることができます。
過去(2018)には、近年注目されるベルギーの建築家オフィス・ケルステン・ゲールス・ダヴィッド・ファン・セーヴェレン設計の「Solo House」にてインスターレーションを行うなどもしているようです。
グレン・マーカットとエレブリ・プラス(Elevli Plus)の設計で今年(2019年)完成した、オーストラリア・ニューポートのモスク「Australian Islamic Centre」の写真と図面などが23枚、archdailyに掲載されています。
西口賢建築設計事務所のウェブサイトに、愛知・岡崎の、敷地内に配された植栽と、住宅の木架構が混然一体となった住宅「大地の家」の写真が沢山掲載されています。こちらのページには、施工プロセスの写真が多数掲載されています。こちらのPDFに建築の平面図なども掲載されています。
スティーブン・ホールへのインタビュー「建築の本質は自由だ」と、寺田倉庫にて開催中のホールの建築展「Steven Holl : Making Architecture」の様子を紹介する記事が、beyondarchitecture.jpに掲載されています
デイビッド・チッパーフィールドの設計で完成した、中国・上海の「西岸美術館」の写真と図面が19枚、チッパーフィルドの公式サイトに掲載されています。
ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎による連載エッセイの最新回で、ズントーが世界的に知られる以前の最初期に手掛けた住宅等をレポートした記事「蕾の時期」が公開されています。コルビュジエやミースが自身の建築を確立する以前に、その時代性や地域性が強く反映された住宅を手掛けていることはよく知られていますが、このズントーの作品群を見ても共通する感覚があるのではと思います。
岸和郎+K. ASSOCIATES / Architectsのウェブサイトに、東京郊外の住宅「紅葉ヶ丘の家」の写真が15枚掲載されています。
東京郊外の住宅地に建つ住宅。
間口は狭くそれに比べると深い奥行き、さらに敷地の奥2/3では道路から約3m上がったところに地盤面があるという形状の敷地。したがって道路に面した階は地下階であり、そこから一層上がったところが地盤面で地上階、ペントハウスも含めると合計4層の住宅が起ち上がる。
道路以外の隣地に面する3方向には境界に1層分の壁を立ち上げ、1階のリビング・ルームについては、その壁と建築の外壁との間の外部空間、それにアプローチに設けた小さな中庭の2ヶ所からだけ上方からの光を取り入れる。水平方向には向かいの公園側ファサードに設けた縦長の大きな開口が1つ開いているだけだ。その結果リビングルームの空間は水平方向に広がっているものの外部の自然光は垂直方向からのみ入ってくるという、さながら「白い洞窟」のような空間となる。
一方、2階に配置した主寝室は3つのレベルでペントハウスまでを含んだ、垂直方向に立体的な空間であり、1階のリビング・ルームが水平方向に延びる空間であるのに対して、主寝室は垂直方向に展開する空間として、対比的に考えたものだ。
外部は隣地から隔離するコンクリートと正面の垂直面緑化の壁で閉じて囲まれた上に黒い鋼板仕上げの箱が浮いており、唯一正面の縦長開口だけが都市に対して、向かいの公園に対して開いている。そうした閉じた壁面の隙間から導かれる外部からの自然光だけが内部空間の主題なのだが、そのことは外部からは全く想像できない。









