中国の建築設計事務所のネリ&フーのウェブサイトがリニューアルされています。過去の作品写真だけでなく、今までに見たことのない進行中のプロジェクトの画像も多数掲載されています。
remarkable archive
ジャック・ヘルツォーグと、メキシコの建築家 タチアナ・ビルバオとの対話「Everybody Deserves a Decent Home」の動画です。2019年5月に収録された約40分の動画です。制作はルイジアナ美術館。タチアナについてはこちらのタグから関連情報を閲覧できます。
以下は英語での紹介テキストです。

成瀬・猪熊建築設計事務所が設計した、東京・杉並区の二世帯住宅「U邸/Y邸」の写真が19枚、japan-architects.comに掲載されています。
成瀬・猪熊建築設計事務所とエイ・ラウンド・アーキテクツによる、韓国・ソウル市の地下鉄ノクサピョン駅でのプロジェクト「Dance of Light」の、写真家・山本尚明が制作した高クオリティな動画です。アーキテクチャーフォトのこちらのページでは写真なども閲覧できます。
SHARE 藤森照信の監修、松隈洋・青井哲人の企画による建築展「日本建築の自画像 探求者たちの もの語り」が香川県立ミュージアムで開催
- 日程
- 2019年9月21日(土)–12月15日(日)
藤森照信の監修、松隈洋・青井哲人の企画による建築展「日本建築の自画像 探求者たちの もの語り」が香川県立ミュージアムで開催されます。会期は2019年9月21日~12月15日。リンク先では「展示構成とみどころ」とトークイベントなどの企画の概要も掲載されています。
以下は公式の概要です。
われわれがよく聞く『日本建築』とは、何なのか? そもそも、何が『日本的』なのか? 本展では『日本建築』というイメージを、建築史家・建築家・地域の人々、という三つの視点による複数のまなざし=『自画像』として紹介します。設計図・写真に加え、建築模型や動画を用いた立体的な展示構成から、『日本建築』を取り巻く時代背景や思想にも注目します。さらに瀬戸内や沖縄といった地域からみえる、『日本』のありようにも目配りすることで、改めて『日本建築』とは何か、を問いかけます。
SHARE 齊藤裕建築研究所のウェブサイトが開設
齊藤裕建築研究所のウェブサイトが開設しています。過去の建築作品の写真を見ることができます。2019年3月前後に開設されていたようです。
五十嵐太郎による連載・反東京としての地方建築を歩く の3回目「久留米の企業が支援した国立の建築」が、wirelesswire.jpに掲載されています。
妹島和世・藤本壮介・石上純也・平田晃久・藤原徹平・藤森照信・会田誠が設計したパヴィリオンが公開される「パビリオン・トウキョウ2020」の画像と概要が公開されています。会期は2020年6月6日~9月13日。
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、Tokyo Tokyo FESTIVALの一環として、「パビリオン・トウキョウ2020」を実施します。本事業は、2020年に向けて新たな企画アイデアを広く一般から募集し、応募総数2,436件の中から選ばれた13企画「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」の一つです。
「パビリオン・トウキョウ2020」は2020年の夏に、世界各地で活躍し注目を集めている7名の日本人建築家・アーティストが設計した独自のパビリオンを都内各所に設置し、未来の建築やアートとして紹介するプロジェクトです。
この度、参加建築家・アーティスト及び開催概要が決まりましたので、お知らせいたします。
会場
新国立競技場を中心とする半径約3キロメートル圏内を予定
※詳細は後日発表
「Tokyo Tokyo FESTIVAL」とは
オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組です。
様々な建築家とのコラボで知られるグラフィックデザイナー・色部義昭が、自身が手掛けたピクト等を解説した論考「目印と矢印──パブリック・スペースの案内人」が、LIXILのサイトに掲載されています。スキーマとのコラボレーションして弊サイトでも特集記事として紹介している東京都現代美術館の改修計画や、石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所による、須賀川市民交流センターtetteについても説明されています。
隈・安井設計共同企業体が優秀者に選ばれた、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポの提案書が公開されています。
次点者は、東畑・遠藤克彦設計共同企業体でした。
第一次審査の通過者は以下でした。
令和元年7月2日に第一次審査委員会を行い、提出のあった参加表明書等を審査した結果、以下の通り第二次審査に進む7者を選定しました。
受付番号1 株式会社新居千秋都市建築設計事務所
受付番号2 RIA・SPEAC共同企業体
受付番号3 隈・安井設計共同企業体
受付番号4 東畑・遠藤克彦設計共同企業体
受付番号5 株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ
受付番号6 株式会社佐藤総合計画 関西オフィス
受付番号7 有限会社SANAA事務所

ミナペルホネン・皆川明と建築家・中村好文のディレクションによる、京都の町家を改修した宿泊施設「京の温所 西陣別邸」が近日オープンするそうです。開業日は2019年10月1日。施設の公式サイトはこちらです。
ワコールが展開する宿泊施設『京の温所』の5軒目となる『京の温所 西陣別邸』はミナペルホネンのデザイナー 皆川明氏と建築家の中村好文氏がディレクションした町家宿です。
市内中心部から少し離れた西陣エリアにある築約95年の優雅な佇まいの邸宅は、元々は西陣織を生業とする商家がお客様をおもてなしするために建てた京町家。その町家を現代生活に寄り添ってリノベーションしました。住まいとして考えられた空間には、暮らすようにその土地に親しみ、京都に滞在する喜びへとつながる様々なアイデアが盛り込まれています。
例えば、1階にはワインセラーを備えた使い勝手のよいキッチンと町家の構造を活かした吹き抜けの広々としたダイニングがあり、京の食材を選び、料理し、食べるという贅沢な体験をして欲しいという思いが込められています。
西沢立衛の設計で2019年5月に完成した、中国・済寧市の「済寧美術館」の写真が17枚、art chinaに掲載されています。こちらのサイトにも写真が24枚掲載。植栽監修をした会社のfbページにも写真が4枚掲載されています。またこちらのサイトには2016年時点での簡単な平面図や模型写真が掲載されています。
以下の動画では建物の様子と西沢のコメントも短いですが収録されています。

廣部剛司建築研究所が設計した、静岡・伊東市の別荘「PHASE DANCE」の写真が25枚、japan-architects.comに掲載されています。
岸和郎+K.ASSOCIATES/Architectsのウェブサイトに、京都・左京区の大学施設「京都造形芸術大学 望天館」の写真が25枚掲載されています。
京都造形芸術大学の前身は旧京都芸術短期大学であり1977年に創立された。その短大創立時の本部棟として建設されたのが、この建築と同じ場所に建っていた旧望天館であり、煉瓦タイルの外装が特徴的な三階建のその建築は過去の卒業生の記憶に現在でも鮮明に残っている。
学園創立時の旧望天館は本部棟として大学事務組織が主に使用していたが、時代の流れとともに事務組織は別の教室棟内に移動し、教室などと同居するようになっていった。その本部機能をあらためてこの同じ場所に集約し望天館を本部棟として再生すること、さらにその屋上を広場として整備し学生たちにとっても中心となるような場を提供すること、このどちらの意味でも大学の中核施設として構想されたのがこの建築である。旧望天館は京都東山三十六峰の一つである瓜生山山麓の斜面に拡がる大学キャンパスの中央、高さ約10m弱の擁壁の上に建っていたが、今回の計画はその擁壁部分そのものを建築化し、屋上を空中庭園化することで南に建つ校舎棟の2階と北に建つギャラリー棟の屋上とを繋げ、緑の斜面地のキャンパスに新しい広場を創り出すこと、また擁壁が存在していた時代には上下に切断していた人の導線を新しく繋ぐような建築とすることが主題だった。
基本的には地下部分が3層、地上部分が1層の建築であるが、下のアプローチレベルからは最上階をセットバックさせることで可能な限り空に開いたアプローチとする。また屋上階ではギャラリー棟の屋上を広場として再生すると同時に一層上の屋上広場へと階段と水盤で繋ぐ。これまではこのキャンパスには無かった水平に視界の拡がる空中庭園としての広場をこの場所に提供する。
下階レベルから上階レベルまでを繋ぐ階段は内部空間4層を垂直に繋げる壁面に沿っており、その壁面を旧望天館のものに限りなく近い煉瓦タイルとし、導線をそれに沿って上を見上げながら登る一本の階段とすることで、旧望天館の煉瓦タイルの外壁とそれを見上げるような擁壁の存在というこの場所の二つの記憶をその同じ場所に残そうと考えた。
トラフが改修を手掛けた、大阪の「リーガロイヤルホテル メインロビー」の写真が16枚、トラフの公式サイトで公開されています。
国際的なイベントを多数控える大阪で、各国 V.I.Pの滞在先にもなるリーガロイヤルホテルのメインロビー改装計画。これを大阪から発信する機会ととらえ、顧客を迎える「顔」である1階メインロビーを改修することとなった。
リーガロイヤルホテルは、日本を代表する建築家、吉田五十八氏によって”日本の伝統美”を取り入れて設計され、竣工当時から高い評価を得ていたが、メインロビーは12年前に、当時とは異なるコンセプトで改装されていた。そこで、今回のリニューアルでは、設計当初の思想やホテルの歴史を紐解きながら、宝探しのように残すべきデザインを掘り起こしては、最新の技術やデザイン思想と融合させ、リデザインするかたちで現代に甦らせる計画とした。
床は竣工当時の大段通「万葉の錦」を、現代的に見えるよう倍の大きさの柄としながらも、葉脈は原画に見られた繊細さを表現した。また、柄が大きくなることを考慮して、暖色の葉を少し多めにするといった色調の調整もしたうえで、当初制作に関わった山形の老舗オリエンタルカーペットによる手刺しの段通を採用した。鳥模様の金蒔絵が施された柱にも現代に通ずる意匠的な価値を見出し、新たに照明を当てることで、そのデザインを際立たせる。
天井においても当初から残る金目地の格子柄を再現し、照明計画もLEDのグレアレスの照明によって、明るくかつ眩しさを抑えることで、滝の流れる奥のメインラウンジへと誘われるような空間を演出した。“大阪の迎賓館”として1935年に誕生したリーガロイヤルホテルが、時代ごとの先進性、文化価値に対する意識を持って、格調高く華やかな空間を作ってきた歴史を継承しながら、顧客を晴れやかに迎える空間を目指した。
SHARE オンデザインによる、神奈川大学の「まちのような国際学生寮」の内覧会が開催
- 日程
- 2019年8月24日(土)
オンデザインが設計した、神奈川大学の「まちのような国際学生寮」の内覧会が開催されます。開催日は2019年8月24日で要事前申し込み。詳細はリンク先でどうぞ。
<まちのような国際学生寮>内覧会のおしらせ
是非この機会にご覧頂き、コメント・感想など頂けると幸いです。日時 2019年8月24日(土)
1)13:30~ 2)14:30~ 3)15:30~ 4)16:30~
のうち、希望枠と名前・所属を info@ondesign.co.jp に
8/22迄にお送りください。(完全予約制です)先日行われた落成式の模様がこちらに紹介されています。
https://univpressnews.com/2019/07/25/post-3401/