篠原一男が1974年に完成させた長野・北軽井沢の「谷川さんの住宅」を、The Chain Museumが取得し公開イベントが行われることになったそうです。詳細はリンク先でどうぞ。
The Chain Museumの代表取締役社長は、遠山正道で、スープストックトーキョーやパスザバトンの立ち上げで知られる人物です。最近、オンデザイン・西田司との対談記事が公開されていてその中でもThe Chain Museumについて語られていました。
remarkable archive
noiz・豊田啓介がtwitterで、レクチャーやワークショップに参加する前に意識して身につけるべきことを連続ツイートで語っていたのでまとめます。特に初学者が意識すべき内容だと思われます。
松本人志がNSCのサマースクールとか行かずに自宅でテレビ見ながら学べること死ぬほどあるだろとか言ってるの、その通りだよなあとか思ったり。普段松本さんがーみたいなのむしろ違和感持って見てるんだけど、これに関してはほんとそうとしか。
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019
外部因子に何か新しい変化や追加要素、きっかけを求める気持ちも分からなくはないんだけれど、それが価値を持つのは自分の中で十分にいろんな蓄積があって、コップの上に表面張力で水があふれそうになってる時であって、コップの半分も水入ってないのに外部に成長のきっかけ求めても何も起きはしない
— 豊田啓介(ほっこり系)総研 (@toyoda_noiz) August 6, 2019

タトアーキテクツ / 島田陽建築設計事務所が設計した、京都・南区の映画館の内覧会が開催されます。開催日は2019年8月17日10:00~17:00。
皆様
日頃は大変お世話になっております。
この度、 京都市で設計監理しておりました映画館が完成をむかえます。
一時期は銀行として使われており、その後 会社のオフィスとして使われていた建物を
3スクリーンを擁する映画館にリノベーションする計画です。お施主様のご厚意により内覧会を開催させて頂く運びとなりました。
ご多忙とは存じますが足をお運びいただき、
忌憚のないご意見いただけましたら幸いです。
詳細な情報とその他の写真は以下に掲載します。
サーペンタインギャラリー公式の、石上純也によるサーペンタインパヴィリオンの様子とインタビューを収録した動画。インタビューは日本語で収録されています。
ピーター・ズントー事務所でプロジェクトリーダーを務める杉山幸一郎の連載エッセイの最新回でメルクリの増築計画をレビューした「コンクリートの石ころ」が公開されています。ペーター・メルクリの初期作品として知られるグラープスの住宅(1994年竣工)の増築後の様子をレビューしています。
オラファー・エリアソンに、テートモダンで始まった回顧展「In real life」について聞いているインタビューです。会場の様子も豊富に紹介されています。
青木淳が執筆した、乾久美子設計の「唐丹小学校/唐丹中学校/唐丹児童館」に関する論考「シン・ケンチク」が10+1websiteに掲載されています。
藤本壮介が最優秀者に選ばれた、青森・十和田市の「(仮称)地域交流センター」設計プロポーザルの提案書がPDFで公開されています。また、審査講評はこちらのPDFにあります。
(注)掲載した提案書は、設計者選定のための課題に対する提案であり、今後の設計業務における設計案ではありません。(via city.towada.lg.jp)

小嶋一浩+赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、宮城の「山元町役場庁舎」の写真がjapan-architects.comに掲載されています
小嶋一浩+赤松佳珠子+大村真也 / CAtが設計した、宮城の「山元町役場庁舎」の写真が30枚、japan-architects.comに掲載されています。

谷口吉生の設計でオープンした、石川・金沢の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の写真がjapan-architects.comに掲載されています
谷口吉生の設計でオープンした、石川・金沢の「谷口吉郎・吉生記念金沢建築館」の写真が31枚、japan-architects.comに掲載されています。開催中の展覧会「清らかな意匠 —金沢が育んだ建築家・谷口吉郎の世界—」の様子も閲覧できます。公式サイトもオープンしていて施設の情報を閲覧できます。
以下は、美術館公式の概要。
はじめに
金沢建築館は、建築・都市についてのミュージアムです。金沢の名誉市民第一号の建築家 谷口吉郎氏の住まい跡地に、吉郎氏の長男で、国際的に著名な建築家である谷口吉生氏の設計により建設されました。
当館は、展覧会をはじめ、講座や建築ツアーなどさまざまな活動を通じて、金沢から世界へ建築文化の発信拠点を目指しています。
コンセプト
①建築とまちづくりを考える
金沢には近世以来の多くの歴史的建造物と金沢21世紀美術館や鈴木大拙館などの現代建築がモザイクのように市街地に点在し、魅力ある建築文化が形成されています。金沢建築館は、美しい建築と美しいまちについて、市民とともに考えます。
②谷口吉郎氏・吉生氏の顕彰
吉郎氏は金沢育ちの建築家で、東宮御所の設計やその他建築界での数々の功績を認められて文化勲章を受章するとともに、金沢の景観まちづくりにも尽力した人物です。吉生氏は世界で活躍する一方で、金沢に鈴木大拙館などの設計を通して、金沢の新たな魅力を創出しています。また吉生氏は幼少期、金沢に疎開した経験があり、祖父と父から金沢の文化を教えられて育ったと語っています。このように「金沢が育み、金沢を育てた」建築家親子の建築思想を伝えていきます。③洗練された建築意匠
常設展示室は、吉郎氏が設計した迎賓館赤坂離宮 和風別館「游心亭」の広間と茶室を忠実に再現した空間です。それを包み込む吉生氏の洗練された建築が、常設展示を一層際立たせます。このように、当館では建築家谷口親子の作品を同時に体感することができます。④建築資料の保存・活用
金沢市に寄贈された谷口吉郎・吉生氏の資料を中心に建築アーカイブズの構築を目指します。⑤世界に開かれた交流施設
国内外の建築をテーマとした博物館やアーカイブズ施設、吉生氏設計のニューヨーク近代美術館、東京や京都の国立博物館などの博物館との交流・連携を目指します。
「(仮称)豊田市博物館」設計プロポーザルで、坂茂建築設計が設計者に特定されています。次点は隈研吾建築都市設計事務所でした。リンク先PDFには一次審査段階に残った事務所も掲載されています。計画案は掲載されていません。
SHARE 槇文彦と谷口吉生の対談イベント「慶應建築の系譜」が開催
- 日程
- 2019年7月19日(金)
槇文彦と谷口吉生の対談イベント「慶應建築の系譜」が開催されます。2019年7月19日に、慶応大学日吉キャンパス 協生館2階 藤原洋記念ホールで開催。
日程:2019年7月19日(金) 16:30~(16:00開場)
場所:日吉キャンパス 協生館2階 藤原洋記念ホール
対象:どなたでも可(事前申込不要)
森田一弥建築設計事務所のウェブサイトに、京都の住宅「銀閣寺前町の家」の写真が18枚掲載されています。
京都市の銀閣寺への参道に近い、哲学の道に面した敷地に建つ住宅。周辺は塀や生垣に囲まれた住宅が並ぶ閑静な住宅地の一角にあたる。
「塀に囲まれた邸宅」という周辺地域に共有された配置を踏襲し、敷地の中央に長方形のボリュームを配置し、周囲に残った細長いスペースを庭として楽しめるような計画とした。
一階部分はできる限り明るく開放的な空間となるよう、コンクリートのコアとスチールのスレンダーな柱で支えられた構造として、障子を開ければどの方角にでも住宅を取り囲んだ庭を楽しめるようにしている。
開放的な一階から一転して、二階部分はごく限られた窓を持つ木造の空間である。階段を上った先にあるサンルームでは南側の哲学の道に対する眺望を確保しつつ、寝室では近隣の住宅から室内のプライバシーを守っている。
松島潤平が東大での講義用に制作し、SNSでも話題となった設計のプロセスの解説図を、より詳細に説明した記事「設計課題の取り組み方」がnoteにあります
松島潤平が東大での講義用に制作し、SNSでも話題となった設計のプロセスの解説図を、より詳細に説明した記事「設計課題の取り組み方」がnoteにあります。有料記事ですが分かりやすく明快に書かれていて非常に為になる内容だと思います。
以下は松島がtwitterに投稿して話題になった図です。
今日13:30から東京大学工学部1号館3階講評室で1時間ほどレクチャーします。自作についても話しますが、お題が「設計のプロセス」ということで、設計課題への取り組み方についてお話します。いずれnoteとかに書くかもしれませんが、履修生以外でも興味ある方はぜひ聴きにいらしてください。 pic.twitter.com/PPogsJIl1q
— 松島 潤平 matsushima-JP (@matsushimaJP) 2019年7月4日
青木淳が執筆した、ギャラリー間での中山英之の建築展「, and then」に関する論考が、美術手帖のサイトに掲載されています。