スティーブン・チルターン(Steven Chiltern)のウェブサイトに、中国・無錫市の、建物周囲に建てられた無数の柱が竹林を想起させる劇場の写真と図面が15枚掲載されています。
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ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、ロシア・スヴェルドロフスク州のコンサートホールのCG動画です。
SHARE サージソン・ベイツのジョナサン・サージソンよるレクチャー「住宅を再考する」が京都で開催
- 日程
- 2018年10月11日(木)
サージソン・ベイツのジョナサン・サージソンよるレクチャー「住宅を再考する」が京都の京都工芸繊維大学で開催されます。開催日は2018年10月11日。彼らは、近年ベルギーに開設されるポンピドゥーセンター分館のコンペに勝利するなどしています(NOA・EM2Nと共同設計)。
今回のレクチャーでは、私たちの建築的実践において住宅が果たしてきた重要な役割について考える。私たちは25年以上ものあいだ、ヨーロッパのコンテクストや広域な都市の状況のなかで住宅が果たしてきた役割と、現代住宅を建設することの意味について研究してきた。それらの成果は、絶えず進化するニーズについて思索し、住むことに特有の方法を押し付けるのではなく、生活をサポートする環境をつくるべきだという責任を私たちに思い起こさせた。いくつものプロジェクトに言及しながら、私たちがこのようなテーマや課題についてどのように探求してきたかを紹介する。
ジョナサン・サージソン 公開講演会
住宅を再考する – A Reflection on Ideas of Housing日時|2018年10月11日[木] 18:00-20:00
会場|京都工芸繊維大学60周年記念館1F記念ホール
講師|ジョナサン・サージソン [Sergison Bates architects]
定員|100名(当日先着順)
入場|無料(聴講自由)
主催|京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
日本建築学会による、建築討論の2018年10月の特集「チャイニーズ・プレファブ ──量にコミットする建築家たち」が公開されています。
GDP世界第2位となって久しい中国だが、国全体が〈先進国〉となったわけでは決してない。その巨大な国土と膨大な人口、そして格差を助長するアンバランスな経済成長ゆえ、一部の大都市の外に出れば依然として〈開発途上国〉の情景と生活が広大に残っていることに気づく。〈城中村〉に代表されるように、都市の内側でもそうした〈開発途上〉の空間を見つけることは難しくないだろう。要するに、中国にはいまなお近代的な建築や居住環境を享受できていない人びとの層が分厚く存在しているのだ。
近年、こうした潜在的で切実な建築需要層にコミットしようとする建築家が現れてきている。彼らがそのための手立てとしているのが、〈プレファブリケーション〉の建築である。 中国語では「預製裝配式」と呼ばれるプレファブ建築は、簡単に言えば、工場で部材や空間ユニットをあらかじめ加工し(「預製」)、現場でそれを組み立てる(「裝配」)、という手続きでつくられる。現在の中国では大半の建築物が現場打ちの鉄筋コンクリート造で建てられているのだが、新たに登場した建築家たちは、こうした生産方式から距離をとり、軽量鉄骨や木質パネルなどによるプレファブ建築の生産方法を独自に開発し、運用している。そうして建設コストを下げ、品質を安定させ、建築を切実に求める人びとの層により素早く、かつ合理的に提供しようと試みているのである。
間田央+間田真矢 / mamm-designのサイトに、東京の、中庭空間とそれを取り巻く回廊とメルヘンチックな小屋が特徴的な「友の季ひまわり幼稚園」の写真が67枚、掲載されています。
東京都荒川区に建つ定員175 名の新設の私立幼稚園である。住宅と町工場が密集する周辺環境にあって、どこにいても自然を感じられる園舎をつくり、子どもたちの心と体の成長に寄与したいと考えた。そのため緑豊かで光溢れる中庭を囲んで、保育室や遊戯室を配置し、室内に「外」を大きく取り込む中庭型の構成とした。
発達過程にある子どもたちの変化に対応できるように、天井高の異なる保育室内のスペースや中庭に浮かぶ小屋、幅員に変化があり滞留するきっかけとなる膨らみがある外廊下など、多様性のある空間を設えた。使い方を決め過ぎず、先生たちに余地を残しておいたことで、設計者が想定していた以上に園舎をイキイキと活用されており、その様子を目にすることが園を訪れる楽しみとなっている。
また四季折々に異なる表情を見せる草木などの自然が、子どもたちの感受性を刺激し、豊かにするのではないかと考え、施設全体を立体的に緑化した。緑が育ち、そこにやってくる虫や鳥までも含めて園児や保護者は楽しんでいるようだ。併せて、生活の中で子どもたちが常に発見をして楽しむことができるように、虫や木など自然の形をモチーフとした模様やオブジェを至るところに忍ばせている。
設計者として、卒園後も忘れ得ぬ子供たちの記憶として残って欲しいと願っている。
ピーター・ズントーが2017年にグッゲンハイム美術館で行った批評家との対話の一部の動画「Lightness and Weight」「Architecture and Patience」「on Los Angeles」が公開されていました。
こちらのページでトーク当日の様子も見ることができます。
ネリ&フーによる、マレーシア・クアラルンプールのホテル「アリラ・バンサー」の写真が、建築家のfbページに掲載されています。wallpaper*のページには客室などの内装の写真が7枚掲載されています。ホテルの公式サイトはこちら。
Atelier Tsuyoshi Tane Architectsが設計した、東京・世田谷の住宅「Todoroki House in Valley」の写真が21枚、archdailyに掲載されています。
OMAのレム・コールハースと、ファッションデザイナーのヴァージル・アブローが「未来の生きる・働く・売る」について対話した内容が、Buro247に掲載されています。
ヴァージルはルイヴィトンのメンズディレクターに就任したことでも話題になったデザイナーです。建築のバックグラウンドを持つことでも知られています。彼がデザインしたナイキのスニーカーは発売と同時に完売することでも知られています。
日本で個展を開いたこともあり、その際に収録された浅子佳英によるインタビューが、ヴァージルの建築的背景にも切り込んでいて日本語で閲覧可能です。
コムデギャルソンの川久保玲への、ガーディアン紙によるインタビュー記事「仕事に楽しみは感じない」が公開されています。インタビュー時の場の雰囲気をテキストで再現しようとしている記事で、インタビュー現場の緊張感も伝わってくる記事となっています。
アトリエ・ファン・バーロ(Atelier van Berlo)、Eugelink Architectuur、De Bever Architectenによる、オランダ・アイントホーフェンの発電所を改修したイノベーションハブの写真と図面が14枚、dezeenに掲載されています
トーマス・ファイファーが設計した、アメリカの、ヴォリュームを分割して中庭に水盤を設けたミニマルなデザインの美術館「Glenstone Museum」の写真と図面が21枚、dezeenに掲載されています。
デイビッド・チッパーフィールドの手で修繕が進められている、ベルリンの、ミース設計の新ナショナルギャラリーの現場写真が4枚、wallpaper*に掲載されています。
6a・アーキテクツによる、ロンドンの、ヴィクトリア朝の消防署を改修したギャラリー「South London Gallery」の写真が13枚、wallpaper*に掲載されています。6a・アーキテクツはエルクロッキーの192号で特集されている建築家です。
MVRDVが設計した、韓国・ソウルの、建物の一部をめくりあげたような造形が特徴的なアミューズメント施設「The Imprint」の写真などが32枚、archdailyに掲載されています。
ジョン・ポーソンが内装を手掛けた、東京・表参道のジルサンダーの旗艦店の写真が7枚、dezeenに掲載されています。店舗の場所はこちら(Google Map)。