永山祐子 / 永山祐子建築設計による神戸・岡本のショップ兼カフェ「BLANC」

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永山祐子 / 永山祐子建築設計による神戸・岡本のショップ兼カフェ「BLANC」

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photo(C)Daici Ano

永山祐子 / 永山祐子建築設計が設計した神戸・岡本のショップ兼カフェ「BLANC」です。

店内はブランドコンセプト「blanc/白」に合わせ、すべて白で統一されている。店内の天井、壁、床、テーブル、椅子に至るまで、光り方やトーンの違う白の塗装を何種か組み合わせ、絵画の表面のような微妙なタッチの白い特殊塗装を施している。南北から入る光は、店内に施された特殊塗装の上に時間によって変化する微妙な陰影を作り出す。光の中で天井、壁、床、テーブル、椅子が溶け合っていく。

※以下の写真はクリックで拡大します

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以下、建築家によるテキストです。

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中庭の樹木を挟んで建つ2つの小さな白い家。
神戸岡本にある一軒家型のレスポワールBLANCのショップ兼カフェである。前面通りから3階のカフェ空間の奥が六甲山とその上に広がる空に向かって抜けているのが見える。この通り沿いの建物の中でそのような抜けのある建物は他にはない。2棟は中庭に面した光に満ちた階段スペースによってつながっている。2つの白い家型空間は南北方向に抜けるトンネル型になっており、西からの強い日差しから店内を守っている。3層の高さを持つコンクリート造のトンネル空間に、窓枠と同じ厚みの薄い鉄骨造の床が3枚スキップ状に浮かび、それぞれのフロアは中庭を通して視線がいきかう小さなカフェスペースとなっている。1Fは道路側にショップ、中庭を挟んで反対側の半地下部分に厨房があり、お菓子が作られていく様子が中庭を介して、ショップからも、通りからも目にする事ができる。店内はブランドコンセプト「blanc/白」に合わせ、すべて白で統一されている。店内の天井、壁、床、テーブル、椅子に至るまで、光り方やトーンの違う白の塗装を何種か組み合わせ、絵画の表面のような微妙なタッチの白い特殊塗装を施している。南北から入る光は、店内に施された特殊塗装の上に時間によって変化する微妙な陰影を作り出す。光の中で天井、壁、床、テーブル、椅子が溶け合っていく。その中でテーブルの上に置かれた白いお皿に乗るケーキだけが浮かんで見える。建築も家具もケーキの大きな器となっている。


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