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今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用

595.43今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用

architecture|feature
ninkipen!今津康夫住戸兵庫図面あり建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)河田弘樹神戸
今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用 photo©河田弘樹

今津康夫 / ninkipen!が設計した、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。
安藤忠雄が設計した“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画です。建築家は、恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案しました。また、既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用しました。

安藤忠雄による「六甲の集合住宅III」の一室リノベーションである。

建築家によるテキストより

神戸市東部に位置する六甲の街は神戸港から六甲山まで南北に広がり、古くから外国人向けの居留地が開発されて今も成熟した住宅地として発展している。とりわけ六甲山の麓にあたるこの場所は、南下りの斜面と用途地域の境界線が海までの眺望を可能とし、晴れた日には遠くに大阪湾までを望む。

建築家によるテキストより

リビングの天井は、その斜面と呼応するように角度を持った掛込天井とすることで、風景に意識を向けるのと同時に柔らかい光を奥へと導く。3本が平行に並ぶキッチンカウンターとソファーベンチも眺望への矢印の役割を果たす。

戸境のコンクリート壁はジャンカや地墨も残り外壁のそれとは大きく表情が異なるが、当時の手仕事による質感と痕跡を認め、この住宅の象徴としてそのまま現しとした。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用 photo©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用 photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用 photo©河田弘樹
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今津康夫 / ninkipen!による、兵庫・神戸市の住戸改修「∠六甲」。安藤忠雄の“六甲の集合住宅III”の住戸を改修する計画。恵まれた眺望を活かす事を求めて、風景に意識を向ける役割も担う“掛込天井”やキッチン等の配置を考案。既存RC壁を象徴として捉え現し仕上げも採用 image©ninkipen!

以下、建築家によるテキストです。


安藤忠雄による「六甲の集合住宅III」の一室リノベーションである。

神戸市東部に位置する六甲の街は神戸港から六甲山まで南北に広がり、古くから外国人向けの居留地が開発されて今も成熟した住宅地として発展している。とりわけ六甲山の麓にあたるこの場所は、南下りの斜面と用途地域の境界線が海までの眺望を可能とし、晴れた日には遠くに大阪湾までを望む。

リビングの天井は、その斜面と呼応するように角度を持った掛込天井とすることで、風景に意識を向けるのと同時に柔らかい光を奥へと導く。3本が平行に並ぶキッチンカウンターとソファーベンチも眺望への矢印の役割を果たす。

戸境のコンクリート壁はジャンカや地墨も残り外壁のそれとは大きく表情が異なるが、当時の手仕事による質感と痕跡を認め、この住宅の象徴としてそのまま現しとした。

コロナ禍を映してワークスペースを2箇所必要としたが、使い勝手だけでなく周囲との関係性を慎重にはかった。

竣工から40年を迎える一連の六甲の集合住宅は、今も変わることなく神戸の風景を見つめ続けている。

■建築概要

作品名:∠六甲
場所:神戸市
設計:今津康夫 Yasuo Imazu / ninkipen!
施工:中野工務店
用途:住宅
延床面積:78.86m2
竣工:2022年4月
撮影:河田弘樹 Hiroki Kawata

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

オーク複合フローリング

内装・壁壁

漆喰
モザイクタイル
モイス

内装・天井天井

漆喰
米栂

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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ninkipen!今津康夫住戸兵庫図面あり建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)河田弘樹神戸
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    久しぶりに創始者であるジェームスフリーマンから与件がふられ始まったプロジェクトである。
    新型コロナウイルス禍において対面接客が難しく、間接接客への対策が必要となり、この開発は始まった。

    建築家によるテキストより

    イメージは「蜂の巣」。今まで人を迎え入れる意識こそ大事で必ずエントランスに対して正対させるカウンターことが大事だったが、残念なことにそれがやり辛くなった今どうやって間接的にその温もりを伝えるかが鍵となった。

    建築家によるテキストより

    そこで木ベースにストラクチャーに開け閉めで柔らかく光り反応する仕組みを作り、同時にその光を柔らかく外に漏らすために表面を覆うアクリルにフロスト加工を加えた。

    建築家によるテキストより
    • 残り26枚の写真と建築家によるテキスト
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    スキーマ建築計画図面あり太田拓実店舗復興支援東京渋谷区長坂常
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    伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・福山市の「中野の家」。住宅街にあり河川にも面する細長い敷地に計画。周辺との調和と敷地形状の援用を目指して、低く抑えた切妻屋根と3つの庭を持つ建築を考案。其々の庭が異なる役割を担い快適な住環境を構築 photo©貝出翔太郎

    伊瀬和裕 / テトラワークスが設計した、広島・福山市の「中野の家」です。
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    福山市北部に位置し東西は遠く山々に挟まれた場所に敷地はある。
    西側前面道路は古くからの住宅が建ち並びやや閉鎖的な街並みを形成している。
    一方の東側は少し離れた位置に幹線道路はあるものの、小川のほとりの小道に面し遠く山々も望めるゆったりとした景色を作り出している。

    建築家によるテキストより

    そんな環境下にあり南北に約10m東西に約35mと細長い敷地形状の持つポテンシャルを活かし快適に暮らせる住環境を作り出すため、約26mもの長さの切妻屋根を架けその下に住まいと庭の計画をすすめた。
    古くからの住宅の立ち並ぶ地域において低く構えた切妻屋根の佇まいは、以前からそこにあったかのような面影を感じさせ周辺環境に対し違和感や圧迫感を与えることのない建物となった。

    建築家によるテキストより

    この家全体を包み込む切妻屋根は遠く東に見える山々の綾線に沿うような屋根勾配とし、リビングの窓に切り取られた景色はこの家だけの絵画のようにも見える。

    建築家によるテキストより
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    2022.06.10 Fri 08:34
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    ザハ・ハディド事務所によるラグコレクション。イルリアン社の為の製品。ファームの建築に関する研究と実践とメーカーの素材と製造工程に関する調査を発展させてデザイン。糸の太さや織りの工程によってもデザイン要素を表現

    757.82 ザハ・ハディド事務所によるラグコレクション。イルリアン社の為の製品。ファームの建築に関する研究と実践とメーカーの素材と製造工程に関する調査を発展させてデザイン。糸の太さや織りの工程によってもデザイン要素を表現

    design|feature
    ザハ・ハディドプロダクト
    ザハ・ハディド事務所によるラグコレクション。イルリアン社の為の製品。ファームの建築に関する研究と実践とメーカーの素材と製造工程に関する調査を発展させてデザイン。糸の太さや織りの工程によってもデザイン要素を表現‘Perspective 01’ rug within the ‘Architectural’ collection. Photograph by Iwan Baan. Courtesy of Fondazione MAXXI.
    ザハ・ハディド事務所によるラグコレクション。イルリアン社の為の製品。ファームの建築に関する研究と実践とメーカーの素材と製造工程に関する調査を発展させてデザイン。糸の太さや織りの工程によってもデザイン要素を表現‘Perpective 01’ rug within the ‘Architectural’ collection

    ザハ・ハディド・アーキテクツによるラグコレクションです。
    イルリアン社の為の製品です。建築家は、ファームの建築に関する研究と実践と、メーカーの素材と製造工程に関する調査を発展させてデザインしました。また、糸の太さや織りの工程によってもデザイン要素を表現しています。

    こちらはリリーステキストの翻訳

    ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)の新しいラグコレクションは、ヒマラヤのウールとシルクのハンドメイドで作られており、イルリアンの天然素材と織り方の複雑なクラフトマンシップと、ZHAの建築における視点、形、空間の操作性を表現しています。

    コレクションのデザインを依頼されたZHAは、イルリアンのラグの素材感を追求しました。織り込まれたシルクの糸は光沢を放ち、ヒマラヤ産ウールのマットな質感と相互作用して、光の条件や視点の変化に応じてダイナミックな相互作用を生み出します。また、微妙な太さの違いにより、デザイン要素間のヒエラルキーも表現しています。

    これらのコレクションは、ZHAの建築に関する研究と実践、そしてイルリアンのハンドメイドラグの素材と製造工程に関する調査から発展してきました。

    「ナチュラル・フィールド」コレクションは、ヒマラヤのウールとシルクが、原毛から糸を紡ぎ、ラグを織り上げるまで、熟練の職人によって行われる過程を再解釈しています。イルリアンは、この変容を「混沌とした繊維の集合体を純粋なアートに変える」と表現しています。ZHAのデザインは、この適応から生まれ、自然界に見られる緻密で起伏に富んだネットワークを模した一連のパターンとして現れています。

    「アーキテクチュラル」コレクションは、複数の伸縮する視点を用い、結び目、押し、引き、伸ばしといった織りのプロセスの物理性を探求し、最終的にそれぞれの構成を定義しています。デザインは、これらの視点を明確にし、レリーフを取り入れることで立体的な錯覚をもたらします。

    「ナチュラル」と「アーキテクチュラル」というフレームワークの中で考案されたこれらの新しいコレクションは、イルリアンとザハ・ハディド・アーキテクツの作品とのコンセプト上の親和性を表現しています。

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    ザハ・ハディドプロダクト
    2022.06.10 Fri 07:07
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    2022.6.09Thu
    • 富永哲史+小野里紗+名畑碧哉 / n o t architects studioによる、東京・大田区の住宅「風景を掬う小さなイエ」。周囲が建て込む都心の住宅街に計画。街に散らばる些細な風景を取込み共に過ごす生活を志向して、“シルバーの谷”が建築を貫く構成を考案。“谷”は開口の操作で外とも繋がり多彩な役割も担う
    • MVRDVによる照明器具シリーズ「High Profile」。照明のプロファイルを利用した製品。多彩・概念的・持続可能を目指して、工場を調査する過程で見出したアルミ端材等を使用するアイデアを考案。効果的な再利用を行う為の専用デジタルツールも開発
    • 日本建築設計学会賞の受賞記念作品展が、東京・丸の内で開催。芦澤竜一+陶器浩一、神谷勇机+石川翔一、高野洋平+森田祥子、畑友洋、平瀬有人+平瀬祐子、藤貴彰+藤悠子の作品を展示。オンラインでのクロストークも会期中に実施
    2022.6.11Sat
    • MVRDVとThe Why Factoryのパリでの建築展「アジール」の会場写真。“行動する”の名を冠した展覧会。“地球を改善する”の宣言を作品を通して伝える為に、小ぶりな空間に写真等が印刷された78mのカーテンを折り込む構成を考案。材料に再利用可能な物を使用し環境を考慮

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