SHARE 藤本壮介へのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの
藤本壮介へのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの。日本語で受け答えをしています。2020年9月27日に公開された動画です。
藤本壮介へのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの。日本語で受け答えをしています。2020年9月27日に公開された動画です。
レム・コールハースのインタビュー動画。北京都市建築ビエンナーレ2020のパイロット展の為に収録されたもの。公開は2020年9月27日。
武藤弘樹建築設計事務所が設計した、長野市の、住宅の増築計画「神職の文庫」です。
長野市縁辺部の里山に建つ、神職夫妻の住宅の増築計画になります。
敷地は登録文化財である神社山門に面しており、ここに新たな正面玄関、簡易な応接機能、執務機能、祭器具等保管機能、そして夫妻が所蔵する書籍約3,000冊の収蔵および閲覧機能を備えること、さらに神職の住宅に相応しい構えと庭を与え、神社施設の一部として位置づけることを施主は望みました。
また、前面道路と既存母屋には最大で2,170mmの高低差があり、かつて屋外階段で処理していたこの段差を、建物内で緩やかに繋ぐことも求められました。
こうした実際的な条件に加えてわたしたちは、住宅でありながら生活機能を持たないこの建物には、神職の生活ではなく、存在そのものを支える概念的な役割を与えたいと考えました。
周辺環境と調和するように選ばれた切妻屋根の下は、襖で緩やかに区切られた筒状の一室空間です。仕上げ材を暗い色調の木材で統一し、木の胎内のような落ち着きと抽象性を与えるとともに、襖や書棚など複数のレイヤーを重層させることで、奥行きを強調しています。
この「筒」は山門に面した北妻側を正面とし、建具を開放することで最奥部まで見通すことができます。住み手は神職としての振る舞いを、この奥行きの中に垣間見せることで、参拝者=外部と関係します。このいわば演劇性が、形式や所作の洗練によって成り立つ神道という文化、そして神職という生業を象徴すると考えました。
現代設計 / 村重盛紀が設計した、東京・三鷹市のオフィスビル「MHビル」です。
三鷹市に本社を構える、物流会社を統括するホールディングスのオフィスビル。
都道に面した敷地は南北に長く、将来的な敷地の有効活用を踏まえて敷地を分割した上で、位置指定道路の引込みや集合住宅の増築を段階的に行う、第一期の計画である。ホールディングスとは多様な会社を包括するシステムであり、ゆえに会社の顔となるその建築も、画一的なものでなく多面的に捉えられるものであってほしい。計画に際し、物流業・運送業に端を発する会社の、仕事の確実性や徹底した規則そのものを体現する建築が相応しいと考えた。
建物の性格上、周囲に埋もれてはならず、かといって存在が突出し過ぎるのも好ましくない。そこで、プライバシーの確保と開放性、騒音振動への配慮、外観の近寄り難さを避け親密な建物とする、等の条件を満足させるため、建物の四周においてそれぞれ性格の異なる顔をつくっている。
外部からの視認性が高い北面は開口部と壁が規則的に反復し、東面は増築時の長い立面計画を見据えて開口部と壁がスパンを変えて反復する構成とした。ともに折板状の外壁がそのままインテリアへ持ち込まれる。南面・西面は隣接する住宅や共同住宅に応じた、ポツ窓や引違い窓が現れる。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/9/21-9/27)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
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