SHARE 西澤徹夫のウェブサイトがリニューアル。未公開の作品や進行中のプロジェクト等も豊富に閲覧可能
西澤徹夫のウェブサイトがリニューアルされています。未公開の作品や進行中のプロジェクト等も豊富に閲覧可能です。西澤は、青木淳と共同設計した「京都市京セラ美術館」などでも知られています。
西澤徹夫のウェブサイトがリニューアルされています。未公開の作品や進行中のプロジェクト等も豊富に閲覧可能です。西澤は、青木淳と共同設計した「京都市京セラ美術館」などでも知られています。
長谷川豪と増田信吾によるトークイベント「理想の建築、場所の建築」が、山形の文翔館 議場ホールとオンライン配信で開催されます。開催日時は2020年12月2日(水)14:00-16:00。参加費は無料。要事前申し込み(申し込み〆切2020年11月25日)。申し込みフォームはこちら。【ap・ad】
長谷川豪 × 増田信吾 トークイベント「理想の建築、場所の建築」
建築は、理想と現実のあいだに、あるいはその葛藤のなかに生まれるものだ。
しかし近年、窮屈で息苦しい社会のなかで、建築が現実的な課題への応答に留まり、理想を掲げる建築が少なくなっているように思われる。
あるいは場所に対する建築の応答もどこか画一的で、場所性がまるで建築の装飾のように表層的に扱われるようになって久しい。
「理想の建築」や「場所の建築」を、いまどのように考えることができるか。
建築家2人が、対談を通して掘り下げていく。2020年12月2日 (水) 14:00-16:00 (13:30開場)
参加費 無料
►文翔館 議場ホール (山形県山形市旅篭町3-4-51)
►オンライン生配信・会場の定員は200名です。
・会場参加、オンライン参加ともに完全予約制です。
・アーカイブ配信はございません。
・会場参加の方はマスク着用、検温など新型コロナウイルス感染症対策にご協力お願い致します。
・オンライン参加の方は安定したインターネット環境をご用意ください。
参加方法はお申込み頂いた方にご連絡致します。申し込み〆切 2020年11月25日 (水)
二俣公一 / ケース・リアルが設計した、神奈川・鎌倉市の住宅「佐助の家」です。
鎌倉にある、周囲を緑に囲まれた住宅地での計画。敷地は間口に対して深さのある奥長い形状で、その中央には大きな桑の木が残されていた。また、裏手には急斜面の崖地があり、計画はこの崖地にかかる条例を踏まえて進める必要があった。
一方、施主はそれぞれプロダクトデザイン、ピアノ教室を業とする夫婦で、彼らからは中央の大木を生かすこと、そして各々の仕事場をこの住宅の中に設けることを求められた。これらの要件を踏まえて生まれたのが、ちょうど大木のある敷地中央でわずかに折れ曲がる、くの字型のシンプルな切妻屋根のボリュームである。私たちはこの角度をつけたことによって、いくつかの課題を同時に解決することが可能になった。
カジマ・デザイン・アジアが設計した、タイ・チョンブリー県の工場「キャニヨン・アジア(タイランド)Ltd. 新工場」です。カジマ・デザイン・アジアは鹿島建設のグループ会社で、シンガポールに本社をおき、タイを含む東南アジア各国にて設計を行っています。
プラスチック製トリガースプレイヤー、ポンプディスペンサー類の研究開発、設計、製造そして、 金型、自動組立機の設計および製作まで一貫して手掛けるキャニヨンの東南アジアにおける生産拠点。
タイ王国の首都バンコクから南東・約120KMに位置する工業団地内の約4.8万平米の敷地に、トリガースプレイヤーの加工・組立を行う工場、材料・製品を保管する倉庫、ユーティリティおよびオフィス用途を1つの建屋内に機能的に集約している。
ファサードは、ル・コルビュジュエや丹下健三による一連の「ブリーズソレイユ」、タイ・バンコクにおける1960年代のショップハウス群、あるいは18世紀に建設されたワットポー寺院など、新旧の建築物を参照し、タイを含む亜熱帯の気候・風土に適した機能的なデザインとしている。また、掘りの深いファサードは、ゆとりある前庭とともに、来訪者に落ち着いた印象をあたえる。
事務所棟のファサードは、ガラス性能に頼るだけではなく、コンクリート・ルーバーにより、外部への眺望を確保しながら、日中、オフィス内に日射が極力入らないような計画とすることにより、快適な室内環境を実現した。
コンクリート・ルーバーは、日射を遮るだけではなく、設備用のガラリを隠すとともに、ライトシェルフとして、天井面をやわらかい光で明るく照らすことにより、環境負荷低減に寄与している。設計段階から、設計者と施工担当が連携し、詳細な検討をおこない、部材をプレキャスト化することにより、躯体の精度向上および施工の合理化をはかった。
施工前に外装モックアップを作成し、施工手順の検討、楊重計画、グラウト注入部の施工性等の検証を行った。また、ジョイント部のクラックの経過観察、ルーバー上の雨水の流れ方を確認することにより、最適な、施工方法、納まりを導き出している。
青木淳と品川雅俊の設計事務所「AS」のウェブサイトが公開されています。今のところコンテンツが特に無い状態です。instagramの公式アカウントも公開されています。青木が自身の設計事務所を改名・再編成した経緯はアーキテクチャーフォトでも記事として紹介しています。
トラフのサイトに、東京・中央区の「山形緞通 東京オフィス・ショールーム」の写真が12枚掲載されています。山形緞通のサイトはこちら。2008年に青木が完成させたギャラリーの写真はこちらで閲覧可能。
山形に拠点を置くじゅうたんブランド「山形緞通」のための東京オフィスと、ブランド初となるショールームの内装計画を手掛けた。敷地は東京小伝馬町にある築約60年のビルの1階と地下1階に位置する。青木淳氏の設計で”TARO NASU Gallery”として改修されて以来、現在に至るまでギャラリーとしての機能を残していたため、改修当初の状態を生かす計画とした。
ファサードにはショーウィンドウを設け、フレーミングされたじゅうたんが道行く人の目を引く。1階はオフィスと通路状のギャラリーで構成し、ギャラリーには山形緞通が手掛けてきたプロジェクトのサンプルを展示している。
鉄骨階段で地下1階へと足を運ぶと、天井高を活かしワンフロア全体を使った広々としたショールームが広がる。大型のじゅうたんを壁に掛けても余白のある空間で、一枚一枚を丁寧に見せることができる。
中央にはじゅうたんを敷いて、スタイリング出来るフローリング張りのステージを設けた。来客が縁側のように腰掛け、使用状況に近い環境でじゅうたんをじっくり検討することができる。また、側面に設けられた引き出しは、じゅうたんをディスプレイすることもできる。トラフが山形緞通と共同開発した、無地のじゅうたんコレクション”MANYO”が、ショールームのオープンに合わせて発表され、ブランドの新たな一歩を象徴する。さまざまな人が山形緞通のじゅうたんに触れ、体験し、絵画のようにも楽しめる空間を目指した。
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