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2020.11.17Tue
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【特別寄稿】西澤徹夫による、新宿伊勢丹本館でのTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE展のレビュー「Tom Sachs – 展示と陳列のExperience」
photo©西澤徹夫

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論考西澤徹夫アート展トム・サックス
【特別寄稿】西澤徹夫による、新宿伊勢丹本館でのTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE展のレビュー「Tom Sachs – 展示と陳列のExperience」 photo©architecturephoto

Tom Sachs – 展示と陳列のExperience

text:西澤徹夫

 
昨年のティーセレモニー展(東京オペラシティアートギャラリー)に続いて、日本では2回目となるTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE 展が新宿伊勢丹本館で開催されている(※会期は2020年11月30日まで)。

ここで展示されているチェア、テーブル、ランプ、キャップ、ノート、シャツ、バッグ、などはすべて手製の彫刻作品であり、かつ全て購入可能な日用品でもある。「店舗体験」という展覧会名が示す通り、百貨店の他のプロダクトと同じように商品を手に取り、吟味してショッピングすることができる展覧会というわけだ。

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【特別寄稿】西澤徹夫による、新宿伊勢丹本館でのTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE展のレビュー「Tom Sachs – 展示と陳列のExperience」 photo©architecturephoto

そのうえで月面をテーマに(宇宙旅行はトム・サックスに通底するテーマになっている)、米ソの宇宙競争を下敷きにしたチェス盤(駒にはそれぞれ米ソの宇宙飛行士の名前がついている!)や月面着陸船を描いたイサム・ノグチのランプシェード、月面で絶対になびかなさそうな国旗など、相変わらず立体としてのバリエーション、ユーモア、その先に見え隠れするスタジオの哲学は、どれも見ていてとても楽しい。

トム・サックスはこれまでナイキとのコラボレーションを行ってきたが、かつてアンディ・ウォーホルがブリロボックスを店舗陳列に似せてギャラリーに展示してみせたように、彫刻/プロダクト、展示/陳列、鑑賞者/消費者の区別はもうほとんど無意味になった。

現代美術の作家がハイブランドとコラボレーションする例など既にたくさんある。だから表現のジャンルや思想やマーケットの境界を行き来するクリエイションそのものに面白さを見出すというよりは、境界が混じり合ったときに生じる体験がどのようにデザインされるかということの方がむしろ重要だ。なぜなら、経験の多様さと特殊性こそがぼくたちをより柔軟にこの世界をサバイブしていくに必要なスキルを与えてくれるのだし、とくに、(パンデミックと加速する分断のあとに気づくことになった)これまで当然のこととして受け入れてきた諸制度の固定化から脱するための手段としてのデザインの重要性はますます高まっていると思われるからだ。

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【特別寄稿】西澤徹夫による、新宿伊勢丹本館でのTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE展のレビュー「Tom Sachs – 展示と陳列のExperience」 photo©西澤徹夫
【特別寄稿】西澤徹夫による、新宿伊勢丹本館でのTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE展のレビュー「Tom Sachs – 展示と陳列のExperience」 photo©architecturephoto

だからトム・サックスは、ギャラリーに置いてあれば作品とみなされてしまうものが、百貨店に置いてあれば商品とみなされてしまうという制度的な枠組みを悪用してみせるのだが、ここでとても気になることがあった。展覧会の内部では彫刻/プロダクトといった撹乱が起きているのに対して、RETAIL EXPERIENCE 展の会場(イセタン ザ スペースは婦人服売場と化粧品売場の干渉部分にある)が躯体を背にした配置になっていて、展覧会そのものが「百貨」を撹乱させる機能はほとんどないのだ。

目の前の化粧品売り場の消費者と展覧会の鑑賞者はまったく交わることがない。そして全体を見てみれば、相変わらず1階は化粧品売り場で、上階にいくに従って婦人服から生活用品へ、最上階がレストランとなっていく階構成はどの百貨店でも見慣れたものになっている。

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【特別寄稿】西澤徹夫による、新宿伊勢丹本館でのTom Sachs : RETAIL EXPERIENCE展のレビュー「Tom Sachs – 展示と陳列のExperience」 photo©西澤徹夫

もちろんこれが消費者の行動と商品陳列の最適解として編み出されたものであることは承知の上で、それでもやはり、ぼくたちが必要としている新しい経験であるかというと疑問が残る。11箇所ものウィンドウディスプレイや1階のストリートや2階のプロモーションスペースに、点を線や面にするようにプロダクトを配置してあるのは、このような構成に対するいくらかの抵抗の痕跡としてみることができるかも知れない。しかし一方で会場へのアプローチのなかで、これまで気にも留めなかったような所与の固定化された体験の堅苦しさを、華やかなディスプレイとは裏腹に、感じさせることになった。

RETAIL EXPERIENCE 展は、与えられたスペースを十分に変容させたが、同時に、現行のシステムが分節する世界を、全く別の空間分布として捉え直す可能性を逆説的に示唆しているように思える。


西澤徹夫(にしざわ てつお)
建築家。1974年京都府生まれ。2000年東京芸術大学修士課程修了後、2000-2006年青木淳建築計画事務所。2007年に西澤徹夫建築事務所開設。東京国立近代美術館所蔵作品リニューアル(2012年)、西宮の場合(2016年)、京都市京セラ美術館(2019年)、八戸新美術館(2020年予定)、ほか、Re: play 1972/2015―「映像表現 ’72」展、再演(2015年)、窓学10周年記念 窓学展:窓から見える世界(2017年)、シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート(2019年)等、展覧会会場構成を多く手掛ける。


■展示概要
会期:2020年9月29日(火)~11月30日(月)
会場:伊勢丹 新宿店本館2階 ISETAN THE SPACE
住所:東京都新宿区新宿3丁目14番1号
企画協力:小山登美夫ギャラリー

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論考西澤徹夫アート展トム・サックス
2020.11.17 Tue 19:45
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    菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」
    photo©平井広行

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    architecture|feature
    建材(内装・建具)マ・アーキテクツエスエス宮本裕也tmsd萬田隆構造設計事務所建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり平井広行神奈川住宅
    菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©宮本裕也
    菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©平井広行
    菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©平井広行

    菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也が設計した、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」です。

    種から育つ樹木のように、植物が根から枝の先の葉まで連続しているように、建物も自らの意思を持ち、それぞれの部位が少しずつ素材や形を変えて、大地から空に向かい伸びているように出来ていると良いと思った。

    外壁は、庇で保護した木毛セメント板を白く塗装して柔らかい印象とし、大きめに設けた開口にはレースカーテンを設けてぼんやりとした様を作る。

    2階の床から400ミリ上がる庇は、2階の様子をニワに伝え、室内には反射光より柔らかい明るさと広がりを与える。

    間仕切りは、厚さ、大きさ、留め釘、下地の見え方に種類を持たせた。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・建具)マ・アーキテクツエスエス宮本裕也tmsd萬田隆構造設計事務所建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり平井広行神奈川住宅
    2020.11.17 Tue 16:48
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    アルキテクトゥラ-Gによる、ストックホルムの元銀行を改修した、アクネストゥディオズの店舗の写真。古典を想起させる柱や、石材による什器が固有の空気感をもたらす

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    architecture|fashion|remarkable
    店舗スウェーデンストックホルムアルキテクトゥラ-G
    アルキテクトゥラ-Gによる、ストックホルムの元銀行を改修した、アクネストゥディオズの店舗の写真がdesignboomに掲載されています
    www.designboom.com

    スペインを拠点とするアルキテクトゥラ-G(arquitectura-G)が設計した、ストックホルムの元銀行を改修した、アクネストゥディオズの店舗の写真が8枚、designboomに掲載されています。ちなみに、名古屋のアクネストゥディオズの店舗もアルキテクトゥラ-Gが手掛けていて、その写真はこちらで閲覧可能。

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    店舗スウェーデンストックホルムアルキテクトゥラ-G
    2020.11.17 Tue 15:31
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    小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」
    photo©大竹央祐

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    architecture|feature
    建材(内装・天井)サロンアーキテクツヒロタ建設仁賀亮太田中翔太小畑奈智建材(内装・設備)建材(内装・浴室)建材(内装・キッチン)建材(内装・壁)建材(内装・床)大竹央祐図面あり和歌山リノベーション住宅
    小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」 photo©大竹央祐
    小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」 photo©大竹央祐

    小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツが設計した、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」です。

    これは築約60年の住宅の改修プロジェクトです。
    かつて家族5人で賑やかだった家は、現在は子育てを終えた夫婦2人だけとなりました。

    和歌山の広い敷地に建つこの家は、建物の周囲を庭がぐるりと囲います。
    60年前は田畑しかなかったまちの景色はここ数十年で大きく変化しましたが、この庭は変わらず、住む者に四季の移ろいを感じさせてくれます。

    変わるまち。変化する家族のかたち。変わらない庭。
    庭に面した出隅部の壁をガラスの開口に変更し、室内から広く庭を見渡せるようにすることで、ここで始まる夫婦2人の新たな暮らしを、家族で慣れ親しんだ景色が包んでくれるものとしました。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・天井)サロンアーキテクツヒロタ建設仁賀亮太田中翔太小畑奈智建材(内装・設備)建材(内装・浴室)建材(内装・キッチン)建材(内装・壁)建材(内装・床)大竹央祐図面あり和歌山リノベーション住宅
    2020.11.17 Tue 14:50
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    【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中

    ap job 【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中

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    【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中
    【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中神戸市六甲最高峰トイレ+クサハラプロジェクト / 都市のすぐそばにある山の魅力を向上する(供用開始)
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    ofa / 小原賢一+深川礼子の、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ofa/小原賢一+深川礼子 は設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバーを募集します。

    私たちは神戸を拠点に、建築設計を軸としてインテリアから住宅、公共建築、まちづくりなど、多様な規模と方法で「環境のデザイン」を行う建築設計事務所です。
    ありたい、あるべき都市や地域・社会に向かって、建築を通して何が創造できるかを考え、空間のデザインを通して実現したいと考えています。

    業務は基本実施設計、監理まで一貫して行うことを原則としており、得られる経験は設計業務全般にわたります。プロポーザルに積極的に参加し、地域と共に進めるプロジェクトのデザインにも取り組んでいます。

    プロジェクトの意味やビジョンなど根幹から考え、スケッチや模型、3Dデータによるスタディと議論を並行して設計を進めています。CLTによる木造にも取り組み、建築の技術や社会性に幅広い視野と興味を持ちながら、ディテールまで丁寧にデザインすることを大切にしています。

    メンバーはフルタイム5名+プロジェクトメンバー、アルバイト数名の構成です。さまざまな建築と都市の経験を共有すべく、勉強会や見学会に参加したり、事務所旅行や見学報告会をしたり、建築に携わることを楽しんで仕事をしています。

    建築を通して社会に新しい価値を提案し、つくりだす空間によって暮らしや地域が変わっていく姿に携われることがofaでの仕事の魅力です。
    建築設計をベースに、プロジェクトの企画や作り方、デザイン、将来の地域や都市、社会の姿まで、一緒に考えて、デザインして、実現したい方を募集します。

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    2020.11.17 Tue 14:10
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    川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション
    photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

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    会場構成インスタレーション建築展川原達也エレン・クリスティナ・クラウゼKAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
    川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
    川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
    川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
    川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

    川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展「urbainable – stadthaltig」における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーションです。

    これからの都市化(urbanization)のあり方を持続可能な(sustainable)方法で見つめてみようという「urbainable(アーベイナブル)」(urbanizationとsustainableからの造語)という総合タイトルのもと,ベルリン芸術院(Akademie der Künste Berlin)の建築部門が企画したグループ展に招待されました.特に都市の高密化に対して,33組のアーキテクトがそれぞれの構想を提示しています.展示ブースは,支給されたコンクリートの型枠を利用したもので,展示内容に合わせて大きさやかたちを33組それぞれが設計しています.

    ヒトやモノや活動など,さまざまな事象がぎゅっと集まったとき,ある事象Aから事象BへのTransition Space -たとえば公と私の緩衝空間や内と外の遷移空間などの閾空間-の豊富化が,コンプレックスとしての全体の現れ方に大きく寄与していることは経験的にも歴史的にもよく知られるところです.目的を特に与えられなかったTransition Spaceが,そこで活動する共同体全体にとっては実は使い方をもっともよく発見できる場所であるという例は数多く見られ,またそれらは身体的スケールのものから都市的スケールのものまでさまざまで,それゆえに入れ子状に重層して現れる空間現象でもあります.目的や機能を与えられていないがゆえに経済的合理性のみでは説明しえないこうした空間が近年ますますこぼれ落ちていく中,みなが経験知として共有できるはずのTransition Spaceの重要性にもう一度注意を促すべく,ここではルネサンスから現在まで72の建築を世界中から選び出し並べてみることにしました.

    建築家によるテキストより
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    会場構成インスタレーション建築展川原達也エレン・クリスティナ・クラウゼKAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
    2020.11.17 Tue 09:05
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    スティーブン・ホールが完成させた、アメリカ・ヒューストンの現代美術館「Nancy and Rich Kinder Museum」の写真

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    アメリカ美術館・博物館スティーブン・ホール
    スティーブン・ホールが完成させた、アメリカ・ヒューストンの現代美術館「Nancy and Rich Kinder Museum」の写真が、archdailyに掲載されています
    www.archdaily.com

    スティーブン・ホールが完成させた、アメリカ・ヒューストンの現代美術館「Nancy and Rich Kinder Museum」の写真が20枚、archdailyに掲載されています。

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    アメリカ美術館・博物館スティーブン・ホール
    2020.11.17 Tue 07:30
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    【ap job更新】 建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」が、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)を募集中

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    AMDlabは、この度、更なる事業拡大のため正社員を募集します。

    弊社は、誰もが、よりクリエイティブな活動に集中できる社会を実現するため、建築を基盤とするツール開発から、機械学習、IoT、VRなど先端テクノロジーを用いたソリューション提供まで、幅広い領域で事業を展開しています。

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    • 鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」
    • 加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」
    • コールハースとAMOディレクターのサミール・バンタルらによる、グッゲンハイム美術館で行われた“田舎”をテーマにした建築展「Countryside, The Future」の会場設営の様子を紹介するタイムラプス動画
    • 最も注目を集めたトピックス [期間:2020/11/9-11/15]
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    • 青木淳と品川雅俊の AS が完成させた住宅「F」の写真と、青木へのインタビュー。撮影は高野ユリカが手掛ける
    • 森田夏子+亀田康全 / makによる、東京・台東区のギャラリーでのワンピースブランドの展示会場構成「peha 2020AW/2021SS」
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    • 五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」
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