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庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」
photo©luz images

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architecture|feature
リノベーション中国住戸建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・キッチン)建材(内装・水廻り)庄司光宏luz imagesUCHIDA SHANGHAI
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images

庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIが設計した、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」です。

敷地は中国常熟にあるメゾネットタイプマンションの8階である。元々はスケルトン状態で階段もない躯体剥き出しの空間であった。今回施主の要望はミニマルな空間の中でシンプルな日常をおくりたいとのことであった。最低限の好きな物と生活をしたいので洗練されたミニマルな空間を自由に設計して欲しいとのことであった。

建築家によるテキストより

追加する機能的な部分は黒い鉄板で製作し、白い部分とのコントラストでその造形を際立たせている。白い部分は余白として贅沢に空間に還元している。
鉄板の造形は精度が出てしまうので住宅内で納めるのは以外と難しい。おおらかに納める手法も多々あるが私は精度を求める意匠の方が好きである。他のプロジェクトもそうだがここは追求している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images
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庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 photo©luz images
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庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 image©UCHIDA SHANGHAI
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・常熟市の、集合住宅の一住戸のリノベーション「black or white」 image©UCHIDA SHANGHAI

以下、建築家によるテキストです。


敷地は中国常熟にあるメゾネットタイプマンションの8階である。元々はスケルトン状態で階段もない躯体剥き出しの空間であった。今回施主の要望はミニマルな空間の中でシンプルな日常をおくりたいとのことであった。最低限の好きな物と生活をしたいので洗練されたミニマルな空間を自由に設計して欲しいとのことであった。

-鉄板による造形
追加する機能的な部分は黒い鉄板で製作し、白い部分とのコントラストでその造形を際立たせている。白い部分は余白として贅沢に空間に還元している。
鉄板の造形は精度が出てしまうので住宅内で納めるのは以外と難しい。おおらかに納める手法も多々あるが私は精度を求める意匠の方が好きである。他のプロジェクトもそうだがここは追求している。

-1Fについて
1Fはキッチンとリビングの間にw2.4m、h2.7mの鉄製の大型扉があり空間を連続、分節させることができる。ダイナミックで扉というよりは壁面が可動し生活空間を調整出来る装置である。
上層への階段はキャンティレバーの造形で時間帯により変化する影の造形を楽しむことができる。リビングからはこの空間の象徴である階段を景色とともに望むことが出来る。ソファ裏の壁面はアートワークの背景として布と鉄板による構成で設計した。
新しく計画された開口と既存のサッシ部には全て3mmの鉄板を4方廻し見附がよりシャープに見えるように配慮した。この空間の中での鉄板の質感はとても重要であり手に触れた時の冷たさ、分割の目地割等でプロダクトとしての力強さを強調している。
大きな面に関しては現場での溶接後磨きパテ埋め塗装とシームレスな鉄板面を追求した。
多少の塗装ムラは質感であると捉えている。
1Fにはその他キッチンからアプローチできる半層下がるゲストルームと半層上がるバーラウンジがあり、余計なデザインはせず周辺の眺望が楽しめる仕様にした。

-2Fについて
2Fはジムスペースと小上がりからの寝室にも利用できる眺望の優れた窓側のスペース、ここは大型の鉄板製引き戸で開閉することが可能である。
その他はメインの寝室とクローゼット、浴室、ゲスト用の水回りである。
階段スペースのヴォイドを覆うL字の鉄板によるゲートが部屋のアクセントになっている。
ミニマルなディテールと開放的な余白が程よい緊張感のある住居を生み出した。

■建築概要

作品名:「black or white」
所在地:中国常熟市
設計者:庄司光宏
設計事務所:uchida shanghai
設計分野:住宅リノベーション
延床面積:350㎡
施主:個人
撮影:luz images  

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床1階床

マーモリウム(Forbo)

内装・床2階床1

マーモリウム(Forbo)

内装・床2階床2

オークフローリング t=15

内装・壁壁

鉄板 t=3mm

内装・キッチンキッチン

Hacker

内装・水廻り洗面

DURAVIT

内装・照明ダウンライト

F07-055(CDN)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


The site is on the 8th floor of a maisonette-type apartment building in Changshu, China. It is a skeleton apartment without stairs. The client’s request was to do their daily activities in a minimalist space. They wanted to design a sophisticated space based on a black and white color scheme with a minimum of objects and life.

– Modeling with steel plate
The functional parts are made of black steel plates, which contrast with the white parts to emphasize the form. The white part is lavishly returned to the space as a margin.
It is not easy to fit it in the house, because it shows the precision of the steel plate shape. There are many ways to achieve this, but I prefer to use a design that requires precision. This is the same as my other projects, but this is what I am pursuing.

– About the first floor
On the first floor, there is a large W2.4 and H2.7 steel door between the kitchen and the living room, which can be continuous and divide the space. The purpose of this door is not so much to be dynamic as it is to be able to adjust the living space by moving the wall surface.
The staircase to the upper level is made of cantilevered material, and you can enjoy the shade which changes with the time of day. From the living room, the staircase, the symbol of this space, can be seen along with the scenery. The wall behind the sofa was designed as a backdrop for the artwork, composed of cloth and steel plate.

All of the new openings and the existing sashes are covered with 3mm steel plates in four directions, look even sharper. The texture of the steel plate is very important in this space, and we emphasized the strength of the product by its coolness to the touch and the division of the joints.
The large surface is polished and filled with putty after welding on site to achieve a seamless surface.
The unevenness of the paintwork is considered to be part of the texture.
On the first floor, there is a guest room that drops down half a level to be approached from the kitchen, and a bar lounge that rises half a level to enjoy the view of the surrounding area.

– About the second floor
The second floor is a windowed space with an excellent view that can be used as a gym space and a bedroom from the small staircase, which can be opened and closed with a large steel sliding door.
The rest of the house is the main bedroom, closet, bathroom, and guest water feature.
An L-shaped steel plate gate covering the void of the stairway space accentuates the room.
The minimalist details and openness of the space create a simple place of relief.

black or white

project type:house renovation
designer: mitsuhiro shoji
design company: uchida shanghai
photo: luz images
area: 350 sqm
main materials: steel
design time:2019-2020
location: changshu, china

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    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」
    photo©Hufton+Crow

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    architecture|feature
    中国北京教育施設MAD図面あり
    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」 photo©ArchExist
    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」 photo©Hufton+Crow
    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」 photo©Hufton+Crow
    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」 photo©Hufton+Crow

    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」です。

    以下は、プロジェクト概要の要約です。

    このプロジェクトは2017年に北京の高齢者向けアパートに隣接する幼稚園の設計を依頼されたことから始まります。対象となる敷地は、18世紀に建てられた四合院の中庭、1990年代に建てられたレプリカの中庭、4階建ての近代的な建物で構成されていて、面積は9,275m2。2019年末に完成した後、現在は1歳半から6歳までの子どもたち390人の就学前教育スペースとして機能しているとの事。

    MADのマ・ヤンソンは、このプロジェクトに関し「私自身の幼稚園時代を振り返ってみて、大人になってから見た幼稚園でさえも、子供たちが最も憧れるものは何なのかといつも考えていました」と言います。そしてこう続けます「それは自由と愛なのかもしれません。幼稚園は必ずしも複雑な設備や備品を提供する必要はありませんが、子供たちに自由と愛を感じさせ、無限の可能性へと導いてくれるものでなければなりません。」

    MADはこのプロジェクトを形作るにあたり、18世紀の歴史的な中庭の外側にあったレプリカの中庭を取り除き、四合院の中庭を「手のひらの上に乗せた」ような新しい空間に置き換えることを選択しました。旧中庭を包み込むように、新空間は低く穏やかな姿勢をとり、歴史的建造物の厳格で整然としたレイアウトとは対照的に、流れるような動きをしています。この緊張感は、異なる次元の時間の中から生まれ、建物に新たな生命を与えています。

    新しい建物は「浮いている屋根」を形成し、人々に全く新しい領域に入ったかのように感じさせ、また、さまざまな独立したスペースを一体として接続します。地上階では、MADは元の敷地内にある数本の古木を中心に3つの中庭をデザインしました。新しい中庭は古い四合院の構造物に対応しており、教育スペースに光、換気、屋外拡張を提供し、スライドと階段が中庭と屋上の風景を繋いでいます。

    ロビーの西側の学習エリアは、流れるような空間レイアウトにより、自由なコミュニケーションが可能で、独特の密度とスケール感を持った空間となっています。学習エリアの中では、異年齢の学習グループは閉じた壁で区切られているのではなく、一定間隔で曲がった壁で区切られている。ボーダレスな学習空間、ユビキタスな読書環境、探究的な遊びを通して学ぶことに重点を置いたカリキュラムは、子どもたちの交流を豊かにするだけでなく、最適な雰囲気の中で教育と学習を行うことを可能にしています。

    この幼稚園では、一見バラバラで、時には矛盾しているように見える建築物が、それぞれの時代の個性を保ちながら、どのように共存しているのかを示しています。さらに、それらが一体となって新しい開放感と豊かさを生み出し、子どもたちに自分たちの環境を客観的かつ現実的に認識させることができるようになります。その結果、自然と歴史がいかにして新しい場所に包摂性の感覚をもたらし、コミュニティ独自の合意と価値観を形成するかを理解することができるのです。

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    中国北京教育施設MAD図面あり
    2020.11.19 Thu 16:01
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    葛島隆之建築設計事務所による、愛知の、不動産の店舗兼オフィス「ground floor」
    photo©葛島隆之建築設計事務所

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    architecture|feature
    店舗事務所愛知図面あり葛島隆之建材(内装・床)建材(内装・その他)建材(内装・造作家具)
    葛島隆之建築設計事務所による、愛知の、不動産の店舗兼オフィス「ground floor」 photo©葛島隆之建築設計事務所
    葛島隆之建築設計事務所による、愛知の、不動産の店舗兼オフィス「ground floor」 photo©葛島隆之建築設計事務所
    葛島隆之建築設計事務所による、愛知の、不動産の店舗兼オフィス「ground floor」 photo©葛島隆之建築設計事務所

    葛島隆之建築設計事務所が設計した、愛知の、不動産の店舗兼オフィス「ground floor」です。

    ビルの1階をリノベーションする計画である。建築において1階というのは特別だ。床は地面と地続きで建物の内外が近い。街を行き交う人々は床面を見ることができ、床面をファサードと捉えることだってできる。1階の持つ開放性とパブリックさは、地面との連続性にある。リノベーションにあたり、床の計画が重要だと考えた。

    プログラムは、不動産屋の出店兼オフィス。お客さんが利用する営業エリアには、アイランドの打合せスペース、カウンター対面式の打合せスペース、子供の為のおもちゃスペースなどが求められた。また、駅前で人通りが多い立地であり、立ち寄りやすい雰囲気も求められた。そこで、カフェのように柔らかく人を分け、公園のように自然と立ち寄れるような雰囲気を目指した。

    具体的には、ポーチと室内の床を連続的に土とコンクリートで作る事とした。一般的に室内における床材は反復して並べられ、寸法が与えられなかったり、装飾的に扱われることが多い。一方、外構計画では、舗装やスロープなど床材に寸法や機能が与えられる。

    ここでは外構のプランを描くように、土とコンクリートの境界線を描いた。家具やおもちゃの寸法、歩幅や導線を考慮して、床材になるべく丁寧に寸法を与えていった。といっても、土はカチカチに固めてコンクリートとフラットに仕上げる為、段差はない。質感のみが切り分けられる。

    建築家によるテキストより
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    店舗事務所愛知図面あり葛島隆之建材(内装・床)建材(内装・その他)建材(内装・造作家具)
    2020.11.19 Thu 14:30
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    坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」
    photo©仲野康則

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    architecture|design|feature
    インスタレーションTANK坂本拓也仲野康則建材(内装・造作家具)ATELIER WRITE
    坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」 photo©仲野康則
    坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」 photo©仲野康則
    坂本拓也 / ATELIER WRITEによる、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」 photo©仲野康則

    坂本拓也 / ATELIER WRITEが設計した、ドーバーストリートマーケット銀座でのディスプレイデザイン「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance × OVERCOAT @DOVER STREET MARKET GINZA」です。2020年11月26日まで見ることができるとの事。

    ニューヨークを拠点とするユニセックスブランド「OVERCOAT」と、NEW BALANCEが展開するブランド「TOKYO DESIGN STUDIO New Balance」のコラボレーションによるカプセルコレクションのためのディスプレイデザインです。

    コレクションの特徴は、論理的にデザインされたパターン(型紙)。
    その仕立ての良さを伝えるために、面から立体を作るというルールで設計を進めました。
    薄さ0.2mmの紙をキーマテリアルとし、その紙をプリーツ状に折りたたんでから伸ばして、形を作っています。
    模型検討から実寸にスケールアップさせながら、折り目の角度やピッチを調整していきました。そうして、重力と拮抗させながら立体に立ち上がらせました。

    敢えて残している紙の歪みやシワは、衣服のような表情をしています。
    また、アパレルのデザインディテールを際立たせるため、ハンガースタンドはディテールレスな作りとしました。

    建築家によるテキストより
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    インスタレーションTANK坂本拓也仲野康則建材(内装・造作家具)ATELIER WRITE
    2020.11.19 Thu 10:46
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    塩路優介 / シオジ事務所による、和歌山・有田郡の、テイクアウト式の店舗「ラトリエナチュラル」
    photo©今西浩文

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    architecture|feature
    建材(外装・壁)シオジ事務所今西浩文大西農園種苗場U‘plan小笠原工務店塩路優介建材(内装・造作家具)建材(外構・床)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり和歌山店舗
    塩路優介 / シオジ事務所による、和歌山・有田郡の、テイクアウト式の店舗「ラトリエナチュラル」 photo©今西浩文
    塩路優介 / シオジ事務所による、和歌山・有田郡の、テイクアウト式の店舗「ラトリエナチュラル」 photo©今西浩文
    塩路優介 / シオジ事務所による、和歌山・有田郡の、テイクアウト式の店舗「ラトリエナチュラル」 photo©今西浩文

    塩路優介 / シオジ事務所が設計した、和歌山・有田郡の、テイクアウト式の店舗「ラトリエナチュラル」です。

    敷地はすでにクライアントが営むレストラン内の一部分のスペースであり、そこに新しい事業として、厨房機能を備えたテイクアウト式の小さなお店を新築。

    レストランとの兼合や敷地内にある障害物を避けていくと、店内スペースを設けるのが厳しくスタンド形式のお店として計画を進める。

    お客のたまり場として、敷地内の障害物を避けて1ケ所で支えられる三角屋根を提案。
    その屋根がお店を程よく隠し、西日を避け、軒下に集まりたくなるような空間としている。

    引戸をオープンにすることで軒下とつながり、店内スペースがなくてもお客との距離が近づけばとおもい計画しました。

    建築家によるテキストより
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    建材(外装・壁)シオジ事務所今西浩文大西農園種苗場U‘plan小笠原工務店塩路優介建材(内装・造作家具)建材(外構・床)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり和歌山店舗
    2020.11.19 Thu 10:01
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    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」の新しい動画

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    architecture|video
    中国北京教育施設MAD

    MADが完成させた、中国・北京の、18世紀の既存建物を取り囲むように増築され、屋上が回遊できる遊び場になっている幼稚園「YueCheng Courtyard Kindergarten」の新しい動画です。一条が制作したもの。こちらのページで写真と図面も見られます。

    Star architect Ma Yansong is a Beijing local. Breaking tradition, he surrounded the nearly 300-year-old courtyard with a new building like a colorful ribbon. Looking from above, the roof appears undulating like the surface of Mars. Among a bunch of kindergarten design that’s hard on the eye, it is indeed unique and refreshing. Follow YIT and the kids to experience it!

    youtube.com
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    中国北京教育施設MAD
    2020.11.19 Thu 07:03
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    隈研吾による、石川・小松市の「九谷セラミック・ラボラトリー」の写真

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    architecture
    美術館・博物館隈研吾石川
    隈研吾のウェブサイトに、石川・小松市の「九谷セラミック・ラボラトリー」の写真が掲載されています
    kkaa.co.jp

    隈研吾のウェブサイトに、石川・小松市の「九谷セラミック・ラボラトリー」の写真が6枚掲載されています。施設の公式サイトはこちら。

    日本を代表する焼き物、九谷焼を作るプロセスを見せ、学び、体験することのできる体験型ミュージアム。
    そもそもこの場所のは、近くの花坂の山から取れた岩を砕いて年度を作る日本でも数少ない製土施設があった。その製土の機能を引き継ぎ、ミュージアム機能と合体させることで、日本のものづくりの深さを見せることのできるミュージアムができた。複合機能を一つの屋根によって地形のように繋ぎ、ここで作られる花坂陶土で内外の外壁を作り、カーボンファイバーを用いて伝統的な茶室の工法の下地壁を現代に再生し、透明性があり土壁とマッチする耐震壁をデザインした。

    kkaa.co.jp
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    美術館・博物館隈研吾石川
    2020.11.19 Thu 06:51
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    2020.11.18Wed
    • 青木淳と品川雅俊の AS が完成させた住宅「F」の写真と、青木へのインタビュー。撮影は高野ユリカが手掛ける
    • 森田夏子+亀田康全 / makによる、東京・台東区のギャラリーでのワンピースブランドの展示会場構成「peha 2020AW/2021SS」
    • 藤本壮介が設計し建設が進められている「石巻市複合文化施設 まきあーとテラス」の外観写真
    • 水野芳康 / 水野建築事務所による、静岡・藤枝市の、設計者の自邸「下青島の家」
    • 五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」
    • ほか
    2020.11.20Fri
    • 塩入勇生+矢﨑亮大 / アーキディヴィジョンによる、東京・墨田区の「新旧の店先」。既存の背景を尊重しファサード等を並置させることで街との関係を変化させ、より地域に根差したものになることを意図
    • 塩路優介 / シオジ事務所による、和歌山市の、美容ディーラーのスタジオ「ガモウ関西 和歌山スタジオ」
    • フリーダ・エスコベドによる、メキシコシティの店舗「Niddo Cafe」の写真。2018年のサーペンタインパヴィリオンの設計も手掛けた女性建築家

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