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北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」

1,407.38北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」

architecture|feature
miyashita design officeライフリノベーション加瀬秋彦北村直也図面あり岐阜建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦

北村直也建築設計事務所が設計した、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」です。一階部分も北村の設計によってレンタルスペースとして生まれ変わっており、そちらは「岐阜ビル」という作品名で特集記事として紹介しています。
また、2021年4月18日に本建築の内覧会・レセプションが行われます。こちらの情報も末尾に掲載します。

岐阜県岐阜市の商店街から少し離れた場所にあるオフィスビルのリノベーション計画である。
既存は築40年ほどのRC造の4階建て、奥行きの深い敷地に突当り庭のある建物である。竣工時は証券会社のオフィスとして竣工し、平成17年には花屋として利用され用途も変わり改修・補修工事を重ね、この度の計画では2階に新しくテナントスペースを作ることとなった。

2階の計画スペースは南北に長い130m2のワンルームとなっていて、南は街路樹のある歩道、奥は庭に面している。スケルトンにした内装はそのままで十分魅力的な空間であった。
しかし地方都市でのテナントスペースを考えたときに、広々としたワンルームでは中々借り手がつかず、また細かく分割すると空間の魅力が失われてしまうような気がした。
そこで南北の光の性質の違いが主役になるような、ざっくりと3つの空間に分ける計画とした。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
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北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
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北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 photo©miyashita design office 担当/加瀬秋彦
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」 image©北村直也建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


岐阜県岐阜市の商店街から少し離れた場所にあるオフィスビルのリノベーション計画である。
既存は築40年ほどのRC造の4階建て、奥行きの深い敷地に突当り庭のある建物である。竣工時は証券会社のオフィスとして竣工し、平成17年には花屋として利用され用途も変わり改修・補修工事を重ね、この度の計画では2階に新しくテナントスペースを作ることとなった。

2階の計画スペースは南北に長い130m2のワンルームとなっていて、南は街路樹のある歩道、奥は庭に面している。スケルトンにした内装はそのままで十分魅力的な空間であった。
しかし地方都市でのテナントスペースを考えたときに、広々としたワンルームでは中々借り手がつかず、また細かく分割すると空間の魅力が失われてしまうような気がした。
そこで南北の光の性質の違いが主役になるような、ざっくりと3つの空間に分ける計画とした。

南の部屋は歩道の街路樹がすぐ傍まで迫り住宅の居間のような居心地の良い空間となっている。竣工当初の打放しのコンクリート、平成の改修で行なった凹凸の吹付け塗装、新しく計画したプラスターボードの壁面とそれぞれテクスチャーが異なる。昭和、平成、令和と改修してきてきた痕跡を敢えて残し今までの変遷が感じられるようにした。

ショップやオフィスとして利用されることを想定しひとまずビルの管理のために弊社設計事務所がビル管理も兼ねて入居することとなった。

北の部屋は北庭に面し安定した天空光が入る静謐な空間で壁面と天井を白く塗り、窓から光の特徴をより強調した抽象度の高い場所となっている。撮影スタジオとしてカメラマンに、プリミティブな展示空間として作家さんに喜ばれている。真ん中の部屋は南北それぞれの部屋へのアプローチも兼ね、暗い空間を通り抜けてそれぞれ光の特性の異なる空間へとつながってゆく、演出のための空間でもある。間柱とプラスターボード素地が見える舞台裏のような意匠とし、南北の部屋のバックヤードとして利用されることを想定した。

簡単な空間ではあるが光の特性をシンプルに感じられるプロジェクトで、地方都市が置かれている状況を鑑み光の性質や大雑把な空間構成とし、使ってみたくなるような空間を作ろうとした。

■建築概要

プロジェクト名:岐阜ビルの2階のリノベーション
所在地:岐阜県岐阜市若宮町6-2
種用途:テナント
設計:北村直也建築設計事務所
施工:株式会社ライフ 担当/富田治樹
WED・ブランディング:miyashita design office
構造:RC造
規模:地上4階建(そのうち2階をリノベーション)
敷地面積:240.59m2
2階床面積:171.12m2
竣工年月日:2021年3月17日
写真:miyashita design office 担当/加瀬秋彦

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

コンクリート現し

内装・壁壁

コンクリート現し
ツーバイ材
PB t=9.5*2 AEP

内装・天井天井

コンクリート現し

内装・建具ドア

アルミ板 t=3、ヒノキ

内装・造作家具デスク

ヒノキハギ材 t=24

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


内覧会・レセプション情報

以下の写真はクリックで拡大します

北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」
北村直也建築設計事務所による、岐阜市の「岐阜ビルの2階のリノベーション」

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度、弊社が設計・監理を進めてまいりましたリノベーションプロジェクト「岐阜ビル」が竣工し、オーナーのご厚意によりオープンハウスも兼ねたレセプションパーティを行うことになりました。
建物については築40年ほどのRC造、1階はイベントスペースとして利用し、スケルトン状態の空間を大きな木製扉と華やかな赤いカーテンで区切りっています。2階は弊社オフィスとテナントスペースとなっており、光の特徴を頼りにそれぞれ空間を作りました。
当日はカフェ、花屋、家具屋、アートやミニ博物館の展示など、一日限りの出店があります。直前のご案内ではありますが、皆様のお越しをお待ちしております。
(北村直也)

■開催概要
日時:2021年4月18日(日)12:00~16:00
場所:岐阜県岐阜市若宮町6-2 岐阜ビル
注意事項:コロナ対策のため十分な換気を行い混雑時には入場を制限しながら開催いたします。
連絡先:info@kitamuranaoya.jp(北村直也)
※予約不要ですが事前にご連絡いただけますと幸いです

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    architecture|culture|feature
    妹島和世講演録
    妹島和世による、2021年の東京大学入学式での祝辞の全文建築家の妹島和世。 photo©architecturephoto

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    こちらの内容は関係者・関係機関からの了承の上、こちらのページより転載するものです


    令和3年度東京大学学部入学式 祝辞

     
    皆さま、東京大学へのご入学おめでとうございます。このような栄えある場所で、皆様にご祝辞を申し上げる機会をいただきましたことをとても光栄に思います。この機会に私がこの場で何をお話しできるかを考えました。大学に入学されてこれから専門の道を歩まれる皆さまに、私が専門の道で経験してきたことを少しお話しさせていただきたいと思います。

    私がお伝えしたいことは、まず一つは、専門的に考えてゆくことは、意外に専門以外の他の分野のことも考えることになっていくものだな、ということです。それから2つ目は、他分野の専門家とのコラボレーションの重要性です。そして3つ目は、自身の専門の研究を深めてゆくことは結局、その専門領域内にとどまらないで、私たちの世界全体を考えることになっていく、ということです。これらは、おそらく、いずれの専門分野にもあてはまるのではないかと思います。

    自分の事で恐縮ですが、自分の経験から話させていただきます。私は日本女子大学を卒業し、6年ほど設計事務所で働いて、その後1人で設計事務所をはじめました。最初に設計したものは、50平米ほどの、小さな週末住宅でした。小さな住宅であっても、週末に自然の中でのびのび時間を過ごせるようにと考え、野原の中に家具がぱらぱらと並び、それら一つ一つにテントをかけて繋いでいくようなイメージから、建築を考え始めました。つまり、堅牢な箱のような建築の中にいろいろな場所がある、というのではなく、身の回りの小さな場所が繋がっていって、柔らかな全体が出来上がる、というやり方です。小さな単位が次々と繋がっていくアイデアなので、敷地が広ければどこまでも広がってゆきます。いろいろな居場所がつながってどんどん大きくなると、それは街のようなものにもなる、と考えました。その週末住宅は、個人のための小さな建物でしたが、私はその小さな建物の設計を通して、街のありようをも同時にイメージしていたようにも思います。

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    妹島和世講演録
    2021.04.16 Fri 16:36
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    今西伴仁 / Atelier tomatoによる、高知・四万十市の、商店街の旧銀行跡地に建つ複合施設「shimanto + terrace はれのば」。地元民間有志が街の為に事業主となり建設

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    今西伴仁 / Atelier tomatoによる、高知・四万十市の、商店街の旧銀行跡地に建つ複合施設「shimanto + terrace はれのば」。地元民間有志が街の為に事業主となり建設 photo©中村政弘

    今西伴仁 / Atelier tomatoが設計した、高知・四万十市の、商店街の旧銀行跡地に建つ複合施設「shimanto + terrace はれのば」です。地元民間有志が街の為に事業主となり建設された施設です。施設の公式サイトはこちら。

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    この地域に生まれ育った設計者の一人としてそんな役員5人の強い想いに同調する形でこのプロジェクトに参加しました。

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