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2021.4.27Tue
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芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」
photo©Ben Richards

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ベン・リチャード井上昌明建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)建材(内装・家具)渋谷区店舗東京芦沢啓治TANK
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards

芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」です。建築設計は日建設計が手掛けています。店舗の場所はこちら。お店の開店は2021年4月28日より。

渋谷駅から代々木公園に向かって歩く公園通りから一本入った場所にある渋谷区が有する北谷公園。
その北谷公園内に唯一存在する商業施設であるBlue Bottle Coffee Shibuya Cafeのインテリアデザインプロジェクトである。

建築家によるテキストより

公園を通り抜け、石巻工房製のベンチでゆったりとコーヒーを楽しむ人たちを横目に通り過ぎ、メインエントランスを入ると、キッチンをおおらかに、また弧を描くようにタイル張りの カウンターが囲む。このタイルは今回公園とカフェを、そして1階と2階のインテリアをつなぐ役割として選定したもので、ロンドンの建材メーカーDzekとプロダクトデザイン・スタジオFormafantasmaが開発したタイルである。

建築家によるテキストより

また、2階にはカーテンで区切ることのできる床のレベルを落としたソファエリア、楕円形のダイニングテーブル、図書館のようなライトで手元を優しく照らしてくれるハイテーブルに加え、タイルによる大きなローテーブルを囲んだソファエリアと、多様なシチュエーションで各々の楽しみ方を模索してもらえるように計画した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©MASAAKI INOUE
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
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芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©MASAAKI INOUE
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©MASAAKI INOUE
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©MASAAKI INOUE
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©MASAAKI INOUE
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards
芦沢啓治建築設計事務所の内装デザインによる、東京・渋谷区の「ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ」 photo©Ben Richards

以下、建築家によるテキストです。


渋谷駅から代々木公園に向かって歩く公園通りから一本入った場所にある渋谷区が有する北谷公園。
その北谷公園内に唯一存在する商業施設であるBlue Bottle Coffee Shibuya Cafeのインテリアデザインプロジェクトである。

公園を通り抜け、石巻工房製のベンチでゆったりとコーヒーを楽しむ人たちを横目に通り過ぎ、メインエントランスを入ると、キッチンをおおらかに、また弧を描くようにタイル張りの カウンターが囲む。このタイルは今回公園とカフェを、そして1階と2階のインテリアをつなぐ役割として選定したもので、ロンドンの建材メーカーDzekとプロダクトデザイン・スタジオFormafantasmaが開発したタイルである。

そのタイルは表面に火山灰をブレンドした釉薬を使用して作られたものであり、Blue Bottle Coffee Shibuya Cafeだけで約7,000枚のタイルが使われ、全て1人の熟練の職人によって手作業で張られた。1階の座席はカウンターでバリスタがコーヒーを淹れる様子や外の公園を見ながら滞在できるようハイカウンターとローカウンターを設置。

また、2階にはカーテンで区切ることのできる床のレベルを落としたソファエリア、楕円形のダイニングテーブル、図書館のようなライトで手元を優しく照らしてくれるハイテーブルに加え、タイルによる大きなローテーブルを囲んだソファエリアと、多様なシチュエーションで各々の楽しみ方を模索してもらえるように計画した。

渋谷カフェでは、初となるアペタイザーとナチュールワインの提供も計画されており、従来のカフェだけでなく、少し違ったブルーボトルを楽しめる。また、そのような夜のメニューだけでなく、公園の中でまるで友人宅に招かれたかのような居心地を楽しんでいただけると幸いである。

■建築概要

題名:ブルーボトルコーヒー 渋谷カフェ
設計:芦沢啓治 / 芦沢啓治建築設計事務所
担当:芦沢啓治、武井 雄一朗
所在地:東京都渋谷区神南 1-7-3 渋谷区立北谷公園内
主用途:カフェ
延床面積: 216.11㎡
施工:株式会社TANK
階数:地上2階
竣工:2021年4月
写真:Ben Richard/Masaaki Inoue
———
営業時間 8:00~22:00
店内席数 1F:10 席、2F:33 席、
屋外ベンチ(1、2 名がけ)12 台予定

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・建具木製建具

制作(カリモク家具)

内装・造作家具カウンター等

タイル(Dzek)

内装・造作家具1F物販什器等

制作(カリモク家具)

内装・造作家具2Fタイル張りローテーブル

制作(superrobot)

内装・家具椅子・テーブル等

制作(カリモク家具)

内装・家具屋外ベンチ

(石巻工房)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


The Blue Bottle Coffee Shibuya cafe is located a short walk from the busy atmosphere of the downtown area. Designed as an urban retreat situated between two parks, the interior is the second Blue Bottle Coffee produced by our
studio.

Walking through Kitaya park past customers enjoying coffee on the Ishinomaki Lab-made benches, you first encounter a large, curved tile-counter surrounding the kitchen area. These tiles, with a special volcanic ash glaze, are a key material to connect the interior and exterior and were developed as a collaboration between London material manufacturer, Dzek, and the Amsterdam-based design studio Formafantasma. Throughout the cafe, more than 7000 tiles were carefully laid by a single skilled artisan.

On the ground floor, we placed tables of differing heights – a high counter with stools so that people can watch the barista preparing their coffee, and a lower table for people to enjoy the park from inside.

Moving up to the second floor, you will find a variety of seating options designed to suit the needs of different customers. At one end of the space, a lowered floor area with banquette seating (upholstered in an autumnal orange textile) can be separated-off from the main area via a grey, sheer curtain. An oval dining table in the center provides a casual, communal atmosphere for sitting around, and a high counter table with a library-like light allows for quiet groups and singles to sit at the rear of the space. At the far end, a low, tiled coffee table is surrounded by comfortable lounge chairs and sofas.

In addition to the early morning coffee/food menu, appetizers and natural wine will also be available in the evening. We hope that visitors will enjoy the warm atmosphere as if they had been invited to visit the welcoming house of a close friend.

Blue Bottle Coffee Shibuya Cafe
Opening: 28th April 2021
Opening hours: 8:00am-10:00pm
Address 1-7-3 Jinnan, Shibuya Tokyo
216.11m2
number of seating 1st floor 10 seats/2nd floor 33 seats/12 benches in the park
Site: Shibuya, Tokyo
Architect: Keiji Ashizawa Design
Project architect: Keiji Ashizawa, Yuichiro Takei
Construction: TANK
Photo: Ben Richard/Masaaki Inoue

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コー・アーキテクチャー・インターナショナルによる、東京都世田谷区のスパ「Aqua Sports & Spa」
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ベン・リチャード井上昌明建材(内装・建具)建材(内装・造作家具)建材(内装・家具)渋谷区店舗東京芦沢啓治TANK
2021.04.27 Tue 18:19
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    ワークライフバランスを重視し、VR等の技術で設計合理化を進める「矢野青山建築設計事務所」の、愛媛での設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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    矢野青山建築設計事務所では、設計スタッフを募集します。

    私達は愛媛県松山市(5名)と東京(1名)を拠点とした設計事務所で、戸建て住宅から集合住宅・商業施設・医療施設・福祉施設など幅広いプロジェクトが進行しています。

    代表の矢野寿洋は東京大学大学院修士課程を修了後、新居千秋都市建築設計にて公共文化施設を複数担当した後、事務所を開設しました。並行して東京大学生産技術研究所で特任研究員を兼務し、キャンパス計画・教育・研究に取り組みました。J.spot今治(http://architecturephoto.net/71122/)や八丈島おじゃれホールが代表作品です。

    コロナによって、地方を拠点に設計活動することのメリットが大きく、デメリットが小さくなりました。地方を拠点とすることで、プロジェクトに対し設計の前段階である基本計画からオープン後まで継続的に丁寧に関わることができます。設計者にとってメディアへの露出や話題性も重要ですが、実際の使われ方や課題と真摯に向き合い、そこで得られた知見と実績を活かして全国の様々なプロジェクトに挑戦していくことに可能性と意義があると考えます。ワークライフバランスを重視し、デザインを探求しながらも、様々な合理化によって勤務時間を短縮していきたいと思っています。

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    事務所のある和光会館は幼稚園だった建物をコンバージョンした建物で、複数の設計事務所や小劇場の入った施設です。松山城のすぐ脇にある賑わいのある場所に位置しており、自然といろいろなコミュニティに加わることができると思います。大学で取り組んだ研究(都市解析)の実践にも取り組んでいるので、実務を学びながらアカデミックな探求を続けたいという方にもよいと思います。最近では、plateauのデータを使って面白いことができないか模索してます。

    job.architecturephoto.net
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    建築求人情報
    2021.04.27 Tue 20:41
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    ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包
    photo©Pedro Pegenaute

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    architecture|feature
    中国美術館・博物館ネリ&フー図面あり
    ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包 photo©Pedro Pegenaute
    ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包 photo©Pedro Pegenaute
    ネリ&フーによる、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の中庭スペースを内包 photo©Pedro Pegenaute

    ネリ&フーが設計した、中国・秦皇島市のアート施設「Aranya Art Center」です。海辺リゾートに位置し、地域住民の為の共同スペースとなる中庭を内包した建築です。

    以下は、建築家によるテキストの翻訳

    啓発的なディベロッパーであるAranyaが、海辺のリゾートコミュニティ内に位置するアートセンターの設計をネリ&フーに依頼したとき、ネリ&フーは、アートのためのスペースと共同スペースの概念に疑問を投げかける機会を得ました。アートセンターというストレートな表現にもかかわらず、アランヤはコミュニティとして、環境との一体感という精神的なライフスタイル思想を強く打ち出しています。そのため、デザインスキームは、センターで展示される展覧会と同様に、住民のための共同スペースである内部の中庭を重視しています。

    建物のデザインは、夏には青く穏やかで、冬には砕けた氷のような四季折々の海からインスピレーションを得て、水の自然の素晴らしさをその中核に据えようとしています。敷地面積を最大限に活用しながら、中央部は純粋な円錐形にし、底部には階段状の円形劇場を設けています。中央のヴォイドスペースは、様々な方法で再構成して使用することができます。水が満たされているときは水景として、水が抜かれているときは機能的なパフォーマンスや集いの場として使用することができます。上の展示ギャラリーは、パブリックスペースとの融合の恩恵を受けていますが、このプロジェクトを単なる展示の場ではなく、共有の場にもしています。

    厚みのある建物のボリュームの中には、いくつかの連動したスペースがあり、訪問者はその中を自由に歩き回り、ゆっくりと上昇し、内側と外側の両方に向けられた景色の中で、演出された旅を楽しむことができます。ギャラリーはアートを楽しむための空間です。このプロジェクトも同様で、すべてのスペースに螺旋状の道が設けられており、もっと見たいという欲求に駆られて先に進むことができます。カフェ、多目的ギャラリー、屋外円形劇場から始まり、5つの異なるギャラリーを経て、360度眼下に広がるルーフトップへと続きます。

    この建物のファサードと素材感は、骨材を使用したものと使用していないものがあり、重厚感があり、変化する環境の中でしっかりと存在する岩のようです。滑らかな表面は変化する空を映し出し、成形されたモジュールユニットは一日の中での影の動きを拾い上げます。重厚なファサードのアクセントとなっているブロンズのパーツは、光を受けて各ギャラリーの入り口に注目を集めます。カスタムメイドの照明やディテールが、控えめな色調に複雑なタッチを加えています。夕方になると、オープンモジュールから光が差し込むようになり、この建物は海辺のコミュニティの中心にある宝石のような存在になります。

    • 残り37枚の写真と建築家によるテキスト
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    中国美術館・博物館ネリ&フー図面あり
    2021.04.27 Tue 17:11
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    平田晃久・加藤耕一・曽我部昌史・山田紗子・吉村靖孝が審査した「住宅建築賞2021」の入賞者が発表

    SHARE 平田晃久・加藤耕一・曽我部昌史・山田紗子・吉村靖孝が審査した「住宅建築賞2021」の入賞者が発表

    architecture|competition
    平田晃久吉村靖孝三井嶺山田紗子井原正揮青木弘司曽我部昌史井原佳代加藤耕一大石雅之岡澤創太渡邊大志角川雄太高橋優太

    平田晃久・加藤耕一・曽我部昌史・山田紗子・吉村靖孝が審査した、東京建築士会主催の「住宅建築賞2021」の入賞者が発表されています。入賞した、井原正揮+井原佳代による「はつせ三田」、三井嶺による「森の図書館」はアーキテクチャーフォトでも特集記事として扱っています。

    「住宅建築賞2021」入賞者発表
    この度、本会主催による「住宅建築賞」の受賞が下記の通り決定しましたのでお知らせいたします。

    tokyokenchikushikai.or.jp

    【審査員】
    審査員長:平田晃久 審査員:加藤耕一、曽我部昌史、山田紗子、吉村靖孝

    <住宅建築賞 金賞>

    • 「節会」(東京都) / 設計者 渡邊大志(早稲田大学)

    <住宅建築賞> (受付順)

    • 「相模原の家」(神奈川県) / 設計者 青木弘司+岡澤創太+角川雄太+高橋優太(合同会社AAOAA一級建築士事務所)
    • 「はつせ三田」(東京都) / 設計者 井原正揮+井原佳代(株式会社ihrmk)
    • 「森の図書館」(神奈川県) / 設計者 三井 嶺(株式会社三井嶺建築設計事務所)
    • 「品川の家」(東京都) / 設計者 大石雅之(大石雅之建築設計事務所)

    こちらのPDFには、審査した建築家たちの率直な講評と、応募作品の写真や図面が掲載されたシートが公開されていて読みごたえがあります。

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    平田晃久吉村靖孝三井嶺山田紗子井原正揮青木弘司曽我部昌史井原佳代加藤耕一大石雅之岡澤創太渡邊大志角川雄太高橋優太
    2021.04.27 Tue 16:07
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