SHARE 403architecture [dajiba]の橋本健史が、陶芸家・松永圭太とコラボする「松永圭太×橋本健史 展」が、岐阜・多治見市の、スペース大原で開催。共同制作の作品等が公開される
- 日程
- 2021年6月5日(土)–6月20日(日)
403architecture [dajiba]の橋本健史が、陶芸家・松永圭太とコラボレーションする「松永圭太×橋本健史 展」が、岐阜・多治見市の、スペース大原で開催されます。会期は2021年6月5日~6月20日。入場無料。
ceramic art × architecture
陶芸家・松永圭太と建築家・橋本健史(403architecture [dajiba])のコラボレーションによる展覧会を開催いたします。
松永は学生時代に建築を学んだのち、陶芸の道に進みました。その制作プロセスにおいて常に対象を客観的に捉えようとする態度には、建築的な視点が多分に含まれています。一方橋本は、403architecture[dajiba]の一員として、既存の枠組を読み替えることで、スケールにこだわらず多様な建築的プロジェクトを手掛けてきました。今回の展示は、異なる分野で活動する同世代の両者が出会うことで、あらかじめ想像できないような化学反応を期待して企画しました。
表面的なコラボレーションに陥らないために、長い期間で対話を重ねながらさまざまな可能性を模索してきました。その結果として生まれたアウトプットは、明確な役割を分けることなく、両者の要素が複雑に入り混じったこれまでにない作品となっております。
それぞれの分野での更なる活躍が期待される二人の、垣根を飛び越えた協同作業の成果をぜひご高覧ください。
その他の作品写真等は以下でご覧ください。
以下の写真はクリックで拡大します
松永圭太
1986年 岐阜県多治見市生まれ
2010年 名城大学建築学科 卒業
2013年 多治見市陶磁器意匠研究所 修了
2015年 初個展「始の住処」スペース大原 / 岐阜
2016年 金沢卯辰山工芸工房 修了
2018年 「松永圭太陶展」日本橋三越本店 / 東京
2019年 滋賀県立陶芸の森にて滞在制作
2019年 カリフォルニア州立大学ロングビーチ大学にて滞在制作
2019年 「Keita Matsunaga」Nonaka Hill / ロサンゼルス
現在、岐阜県可児市で制作コレクション:兵庫陶芸美術館 / 兵庫
橋本健史
1984年 兵庫県神戸市生まれ
2005年 国立明石工業高等専門学校建築学科卒業
2008年 横浜国立大学建設学科建築学コース卒業
2010年 横浜国立大学大学院建築都市スクールY-GSA修了
2010年 403architecture [dajiba]共同設立(浜松)
2017年 橋本健史建築設計事務所設立(東京)
2021年 移転(神戸)2014年 吉岡賞、2016年ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館にて審査員特別表彰
2017年 『建築で思考し、都市でつくる / Feedback』(LIXIL出版)
現在、関西学院大学、名城大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師スペース大原
100年以上前に建てられた民家をリノベーションしたギャラリー。2003年オープン。
展示空間は引き戸を開け放し、庭と一体になった空間で自然光が多く降り注ぐ。
岐阜県美濃地方は古くからやきものの産地であり、現在でも多くの陶芸家がこの地で制作をおこなっている。多様なかたちで表れてくるやきものの魅力を、さまざまな面から紹介するような展示を企画している。また、近年では陶芸以外にもガラス・漆・木工・金工・染織など他の素材を用いた工芸にも力を入れている。
■展覧会概要
名称:松永圭太×橋本健史 展
会期:2021年6月5日(土)~6月20日(日)13:00-18:00 会期中無休
会場:スペース大原 507-0073 岐阜県多治見市小泉町3−3
作家在廊日:5日(土)