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MVRDVによる、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試み
image©MVRDV

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リノベーションコンバージョン商業施設劇場・ホールMVRDVオランダ復興支援
MVRDVによる、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試み image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試み image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試み image©MVRDV

MVRDVが計画している、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」です。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試みが考案されています。プロジェクトの提案段階で市長や市議会に提案がされました。

以下はリリーステキストの翻訳です

MVRDVが、アイントホーフェンのショッピングセンターを「ミュージック・マウンテン」と屋上公園を備えた持続可能な文化地区に転換

MVRDVは、アイントホーフェンのショッピングセンター「Heuvel」を、環境に配慮した文化的な街へと根本的に変える提案を行いました。屋上には、公園だけでなく、「ガラスの山」の下に文化的な建物を積み重ねるというデザインです。この戦略的ビジョンは2021年5月18日に発表され、アイントホーフェン市長と市会議員から熱烈な支持を受け、年内に予定されているフリッツ・フィリプス音楽堂(Muziekgebouw)のフィジビリティスタディ(※実行可能性の研究)への道が開かれました。

このプロジェクトは、CBREグローバルインベスターズ、アイントホーフェン市、北ブラバント州、フリッツ・フィリプス音楽堂、VNO-NCWの間で2020年に合意されたもので、時代遅れのHeuvelショッピングセンターと、既存のショッピングセンター内にある音楽施設フリッツ・フィリプス音楽堂の持続可能なソリューションを開発することを目的としています。

MVRDVのビジョンでは、Heuvelは、ショッピング、文化、レクリエーションが同じ場所で行われる都市部へと変化します。既存の建物は拡張されて開放され、アイントホーフェン市内の周辺の公共スペースや文化的な建物とのつながりが強まります。ショッピングセンターの屋根付き通路はオープンストリートに置き換えられ、この地区を街の生活の一部として積極的に活用できるようになります。また、屋根はアクセス可能な緑の公園となり、この地区の魅力を高めます。

既存のフリッツ・フィリプス音楽堂の上には、「ガラスの山」の下に文化的な建物が積み重ねられます。来場者が登って街の美しい景色を眺めることができるこの山は、Heuvelの人目を引くランドマークとなり、アイントホーフェン中心部の高密度化と緑化に重要な貢献をします。また、フリッツ・フィリプス音楽堂に新たなスペースを設けることで、より幅広いプログラムに対応できるようになりました。その目的は、フリッツ・フィリプス音楽堂を街のリビングルームにすることです。日中、アイントホーフェンの住民は、仕事やリラックスのために建物のホワイエに滞在することができます。このような新しい機能の組み合わせと、より幅広いプログラムの提供により、「Het Heuvelkwartier & De Muziekberg」(「The Hill Quarter & The Music Mountain」、この提案はすでに命名されています)は、より多くのアイントホーフェン市民を魅了するでしょう。

MVRDVの設立パートナーであるヴィニー・マースは言います。
「文化は都市を魅力的にするものであり、アイントホーフェンのように急速に成長している都市には、より目につきやすい中心的な音楽会場が必要です」
「私たちのビジョンは、オープンでアクセスしやすいショッピング、住居、そして文化的な地区です。既存の建物を根本的に開放し、7つの新しい街区に変え、屋根から上に向かって拡張することで、これを実現します。私たちの目標は、ショッピングや外出を楽しみたいアイントホーフェンのすべての人々にとって、この複合施設を再び魅力的なものにすると同時に、都心部との交流を確保することです。私たちのヴィジョンでは、このエリアはまったく異なる魅力を持つようになるでしょう」。

世界のショッピングセンターは、オンラインショッピングの台頭により、特にコロナウイルスの流行が始まって以来、来場者の減少に悩まされています。MVRDVは、ロンドンのオックスフォード・ストリートに観光客を呼び戻すことを目的とした一時的なインスタレーションである建設中の「Marble Arch Hill」や、半分取り壊されたショッピング・モールの土台を利用して2020年にオープンした緑のオアシスである台湾の「Tainan Spring」など、この変化に対応するプロジェクトを数多く手がけてきました。

以下の写真はクリックで拡大します

MVRDVによる、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試み image©MVRDV
MVRDVによる、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試み image©MVRDV
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MVRDVによる、オランダ・アイントホーフェンの既存ショッピングモールの改修案「De Heuvel」。時代遅れとなった施設を改修しコロナ禍以降に求められる場へと転換する試み image©MVRDV

以下、リリーステキストです。


MVRDV to transform Eindhoven shopping centre into sustainable cultural quarter with “Music Mountain” and rooftop parks

MVRDV has developed a proposal to radically transform Eindhoven’s Heuvel shopping centre into a green cultural quarter. On its roof, the design features not only a park, but also a stacked cultural building under a “glass mountain”. The strategic vision was presented on Tuesday 18th May to an enthusiastic response from the mayor and aldermen of Eindhoven, paving the way for a feasibility study of the Muziekgebouw that is expected before the end of the year.

The project is the result of an agreement made in 2020 between CBRE Global Investors, the municipality of Eindhoven, the province of North Brabant, the Muziekgebouw Eindhoven, and VNO-NCW to develop a sustainable solution for the outdated Heuvel shopping centre and the Muziekgebouw, a music venue located in the existing shopping centre.

In MVRDV’s vision, the Heuvel will be transformed into an urban quarter where shopping, culture, and recreation take place in the same location. The existing buildings will be expanded and broken open so that they better connect with the surrounding public spaces and cultural buildings of Eindhoven’s inner city. The covered passages of the shopping centre are replaced with open streets, making the quarter an active part of the life of the city, while the roofs are accessible and green, creating a park that adds to the area’s attractiveness.

Above the existing Muziekgebouw will be a stacked cultural building under a “glass mountain”. This mountain – which visitors can climb for beautiful views of the city – creates an eye-catching landmark for the Heuvel, and makes the quarter an important contribution to the densification and greening of central Eindhoven. It also creates additional space for the Muziekgebouw, allowing the venue to adopt a broader programme. The ambition is to turn the Muziekgebouw into a living room for the city: during the day, Eindhoven residents will be able to stay in the building’s foyers to work or relax. With this new mix of functions and the much broader programme offering, “Het Heuvelkwartier & De Muziekberg” (“The Hill Quarter & The Music Mountain”, as the proposal has already been christened) will draw Eindhoven residents in greater numbers.

“Culture makes a city attractive, and a city as fast-growing as Eindhoven deserves a central music venue that is more visible”, says MVRDV founding partner Winy Maas. “Our vision is an open and accessible shopping, residential, and cultural quarter. We achieve this by radically opening up the existing buildings, transforming the complex into seven new city blocks, and expanding upwards from the roofs. Our goal is to make the complex attractive again for all the people of Eindhoven who want to shop and go out, while at the same time ensuring interaction with the inner city. In our vision, the area will have a totally different allure.”

Shopping centres worldwide are suffering from a decline in visitors due to the rise of online shopping, especially since the beginning of the coronavirus pandemic. MVRDV has worked on a number of projects which address this shift – from the under-construction Marble Arch Hill, a temporary installation that aims to entice visitors back to London’s Oxford Street, to the Tainan Spring in Taiwan, a green oasis that opened in 2020 built on the foundations of a half-demolished shopping mall.

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    堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「晴れ着の丸昌 横浜店」
    photo©広松美佐江/鋭景撮影

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    建材(内装・床)オオイバシ東洲斎設備ライトモーメント建材(内装・柱)建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)図面あり鋭景撮影広松美佐江堤由匡神奈川横浜店舗
    堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「晴れ着の丸昌 横浜店」 photo©広松美佐江/鋭景撮影
    堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「晴れ着の丸昌 横浜店」 photo©広松美佐江/鋭景撮影
    堤由匡建築設計工作室による、神奈川・横浜市の店舗「晴れ着の丸昌 横浜店」 photo©広松美佐江/鋭景撮影

    堤由匡建築設計工作室が設計した、神奈川・横浜市の店舗「晴れ着の丸昌 横浜店」です。店舗の公式サイトはこちら。

    人生の重要な節目で身にまとう晴れ着。
    晴れ着の丸昌横浜店は、晴れ着を通して日本の伝統文化を後世に伝えるという使命を抱いた老舗の貸衣装店である。今回は主に列席衣装フロアをリニューアルした。式場提携店での衣装レンタルに押されがちな昨今、豊富な種類の衣装を手頃な価格で提供できるということを、空間デザインを以って広く周知させるというクライアントの強い思いがあり、またコロナの影響で「ハレの場」が萎縮することへの危機感からも、一生に一度の衣装を選ぶ場所にふさわしい格式と印象が求められた。

    建築家によるテキストより

    豊富な種類を誇るだけに展示する和服は多く、什器はシンプルに認識しやすく配置し、また圧迫感を極力減らすために什器の高さは最小限の1.8mに抑えている。メインの商品である留袖がブラケットに遮られることなく美しく連続的にディスプレイできるように、ハンガーパイプを背板ではなく底板から立ち上げた。

    建築家によるテキストより

    特筆すべき天井は、既存の天高に限りがあるゆえのアイデアだった。RC構造の梁を避けつつ、薄い木の板をわずかに高さを変えながら貼り、底目地を切ることであたかも重なっているように見せる。このアイデアは和服の襲(かさね)からヒントを得ている。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・床)オオイバシ東洲斎設備ライトモーメント建材(内装・柱)建材(内装・造作家具)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)図面あり鋭景撮影広松美佐江堤由匡神奈川横浜店舗
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