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2021.5.28Fri
2021.5.27Thu
2021.5.30Sun
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介
photo©Timothy Schenck

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ニューヨークアメリカ公園トーマス・ヘザウィック図面あり
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck

へザウィック・スタジオがアメリカ・ニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真で紹介します。

こちらはリリーステキストの翻訳です。

リトル・アイランドは、ハドソン川にある3つの新しいパフォーマンス会場を収容する新しい公共公園です。マンハッタンのローワー・ウエストサイドから桟橋を渡ってすぐの場所にあり、彫刻的なプランターで水面を覆った緑のオアシスです。

ヘザウィック・スタジオは、慈善家のバリー・ディラー氏とハドソン・リバー・パーク・トラストに招かれ、マンハッタン南西部に建設される新しい桟橋としてのパヴィリオンを制作しました。デザインチームは、ハドソン・リバー・パークに設置される装飾品をデザインするのではなく、桟橋のあり方を再考する機会を得ました。アメリカで最も人口密度の高い都市の中にいることを忘れさせてくれるセントラルパークにヒントを得て、水上にいることの興奮、都市を離れて緑の中に身を置く感覚など、構造物ではなく、訪れる人の体験を出発点としました。

桟橋は伝統的に船が停泊できるように平らになっていましたが、そうする必要があったのでしょうか?平坦なマンハッタンの街並みとは対照的に、デザインチームは、さまざまな空間を形成するために立ち上がるような、新しい地形を作りたいと考えました。最初の案は、水面に浮かぶカールした葉っぱの形で、葉脈の端が肋骨のように立ち上がり、風から空間を守るというものでした。公園の基礎を高くするというアイデアは、マンハッタンの海岸線から伸びていた多くの桟橋の名残である水中にある木製の杭から生まれました。木の先端が見えている下では、杭は海洋生物の重要な生息地となっており、魚の繁殖地として保護されています。

ヘザーウィック・スタジオは、桟橋をひとつの完成した体験としてとらえました。無関係な要素をくっつけるのではなく、ひとつのまとまりのある物体として。デッキを支える棒の代わりに、杭がデッキになります。杭はプランターに伸び、それらが一体となって公園の表面を作ります。杭の高さを変えることで、公園の輪郭を形成しています。桟橋の角は、海洋生物の生息地に太陽の光が届くように持ち上げられ、端は、丘や展望台、パフォーマンスのための自然の円形劇場を切り取るように落ちています。このようにして、桟橋とそれを支える構造物は一体となっています。

プランター(ポット)には、生物多様性を促進し、ニューヨークの気候に適した100種類以上の土着の木や植物が植えられています。ポットの形を決めるにあたり、デザインチームは自然に注目しました。川が凍ったときに木の杭の周りにできるモザイク状の氷です。川が凍ったときに木の杭の周りにできる氷のモザイクを、有機的に見えるテッセレーションパターンに再解釈しましたが、加工のために標準化できる要素を繰り返し使っています。最も目につきやすい外周部では、ポットの角度や繰り返し方を変えるように配慮しました。構造用コンクリートに滑らかで手触りの良い質感を与えるため、ヘザーウィック・スタジオは地元のファブリケーターと緊密に協力しました。プレキャストの部材は船で運び、現場で組み立てることで、街への影響を最小限に抑えました。

こちらはへザウィック・スタジオを主宰するトーマス・へザウィックのコメントの翻訳です。

このプロジェクトは、ハドソンリバーパークのプロムナードを新たに拡大したデザインに、彫刻のような構造物を考えてほしいという依頼を受けたことから始まりました。このプロジェクトは興味深いものでしたが、私たちはニューヨーカーにとってより魅力的な体験を創造し、刺激的な公共空間を発明してきたこの街に新しい伝統を築くチャンスだと考えました。その代わりに、私たちは全く新しいタイプの桟橋を作ることを思いつきました。それは、ニューヨークのストリートグリッドに沿った緑豊かな長方形のガーデンアイランドであり、ゆったりとしたもので、土地とつながっています。

この新しいパブリックスペースは、様々なアクティビティやパフォーマンスのための複数のスペースを作るだけでなく、水を利用することで、来訪者が都会の慌ただしさから解放されたと感じられるような、より意味のある境界線を作ることができます。

一般的に桟橋の構造は常に平らです。しかし、表面を持ち上げて地形を作ることで、来訪者がよりダイナミックな社会的体験をすることができ、パフォーマンススペースや、川や街を見下ろす展望台の見通しが良くするための、見逃すことはできないチャンスだと私たちは考えました。また、一般的に桟橋は、川底に沈む構造杭とそれを覆うスラブで構成され、表面を形成します。しかし、私たちはこの杭と、川の過酷な状況に耐えうる構造物を作るために必要な土木技術にインスピレーションを受けました。そして、これらを隠すのではなく、プロジェクトのヒーローにできないだろうか?と。

私たちが構築したヴィジョンは、これらの杭を利用して、その上部をドラマチックなプランターに変え、それらが融合して豊かな植栽のあるランドスケープを作ることにあります。

私たちが意図したのは、誰もが自由に訪れることができ、川を自然の一部として扱い、植物やお互いを受け入れることができる刺激的な空間を作ることでした。

以下の写真はクリックで拡大します

へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©China News Service_Getty Images
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Angela Weiss_Getty Images
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©China News Service_Getty Images
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
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へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Alexi Rosenfeld_Getty Images
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 photo©Timothy Schenck
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
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へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Little Island
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Little Island
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Little Island
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Max Guliani from Hudson River Park
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Michael Grimm Photography
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Michael Grimm Photography
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Max Guliani from Hudson River Park
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Max Guliani from Hudson River Park
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介現場段階の写真。 photo©Max Guliani from Hudson River Park
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio
へザウィック・スタジオがニューヨークに完成させた水上の公園「リトル・アイランド」。彫刻的なプランターが連なり緑豊かな場を形成する同施設を豊富な写真と図面等で紹介完成前のCG画像。 image©Heatherwick Studio

以下、リリーステキストです。


Little Island is a new public park that shelters three new performance venues on the Hudson River. Designed as a haven for people and wildlife, it is a green oasis, held above the water by sculptural planters, and located just a short walk across a gangplank from Manhattan’s Lower West Side.

Heatherwick Studio was initially invited by philanthropist Barry Diller and the Hudson River Park Trust to create a pavilion for a new pier off the south-west of Manhattan. Instead of designing a decorative object to sit in the Hudson River Park, the design team saw an opportunity to rethink what a pier could be. The starting point was not the structure, but the experience for visitors: the excitement of being over the water, the feeling of leaving the city behind and being immersed in greenery – inspired by Central Park, where it’s possible to forget that you are in the midst of the most densely populated city in the United States.

Piers were traditionally flat to allow boats to dock, but did they have to be? In contrast to the flat streets of Manhattan, the design team wanted to create a new topography for the city, which could rise up to shape a variety of spaces. The first iteration was a curled leaf form floating on the water, its veins rising like ribs at the edges to shelter the space from the wind. The idea of raising the park on its foundations came from the existing wooden piles in the water, remnants of the many piers that used to extend from the shoreline of Manhattan. Beneath the visible tips of the wood, the piles have become an important habitat for marine life and are a protected breeding ground for fish.

Heatherwick Studio envisaged the pier as a complete experience;a single, cohesive object, rather than unrelated elements stuck together.New piles would be necessary to support any type of pier. Instead ofsticks holding up a deck, the piles become the deck – they extend into planters that join together to create the park’s surface. The height of the piles varies to create the park’s contours: the corner of the pier is lifted to allow sunlight to reach the marine habitat, and the edge falls to define hills, viewpoints and to carve out a natural amphitheatre for performances. In this way, the pier and its supporting structure are one.

The planters, or ‘pots’ are filled with more than a hundred different species of indigenous trees and plants, which encourage biodiversity and are able to thrive in New York’s climate – each corner of the island represents a different microclimate. To determine the pots’ form, the design team looked to nature, and the mosaic of ice that forms around the wooden piles when the river freezes. The studio reinterpreted this in a tessellated pattern that appears organic, but uses repeated elements that could be standardised for fabrication. Care was taken to vary the angle and repetition of pots at the perimeter, where they were most visible. To give the structural concrete a smooth, tactile quality, Heatherwick Studio worked closely with a local fabricator. The precast components were transported by boats and assembled on site, minimising disruption to the city.

Thomas Heatherwick, Founder of Heatherwick Studio said:

“The project began when we were asked to conceive of a sculptural structure to go on a design for a newly enlarged piece of the Hudson River Park promenade. The project was interesting, but we saw the opportunity to create a more engaging experience for New Yorkers and to build on the city’s heritage of inventing exciting new public spaces. Instead, we had the idea to make an entirely new type of pier as a lush rectangular garden island, connected to the land with generous gang-planks as bridges, aligned to the street grid of New York.

As well as making multiple spaces for different activities and performances, this new public space could also take advantage of the water to create a more meaningful threshold that allows visitors to feel they’re having a break from the hecticness of the city.

Typically pier structures are always flat, but we saw this as an unmissable opportunity to lift the surface to create a topography that would make a more dynamic social experience for visitors and give great sightlines for performing spaces and lookout points over the river and back towards the city. Also, typically, piers are composed of structural piles that go down into the river bed with slabs that cover them to make a surface. However, we were inspired by these piles and the civil engineering required to build structures that are able to withstand extreme river conditions. Could we make these the heroes of our project, rather than hiding them?

The vision that’s been built is based on taking these piles and turning their tops into dramatic planters that fuse together to make a richly-planted undulating landscape.

Our intention has been to make an exciting space that is free for everybody to come to, that treats the river as part of nature as well as plants and even each other.”

■建築概要

Project Name: Little Island
Location: New York, New York
Completion date: May 2021
Area: 11,000 sqm
Designed by Heatherwick Studio
Design Director: Thomas Heatherwick
Group Leader: Mat Cash
Project Leader: Paul Westwood, Neil Hubbard
Technical Design Leader: Nick Ling
Project team: Sofia Amodio, Simona Auteri, Mark Burrows, Jorge Xavier Méndez-
Cáceres, John Cruwys, Antoine van Erp, Alex Flood, Michal Gryko, Ben Holmes, Ben Jacobs, Francis McCloskey, Stepan Martinovsky, Simon Ng, Wojtek Nowak, Giovanni
Parodi, Enrique Pujana, Akari Takebayashi, Ondrej Tichý, Ahira Sanjeet, Charles Wu, Meera Yadave
Making team: Jordan Bailiff, Einar Blixhavn, Darragh Casey, Hayley Henry, Hannah Parker,Luke Plumbley, Jeff Powers
Client: Hudson River Park Trust (HRPT) & Pier 55 Project Fund (P55P)
Main Contractor: Hunter Roberts Construction Group
Structural Engineer: Arup
Landscape Design: MNLA
Executive Architects: Standard Architects
Mechanical Engineering: Arup
Marine Engineers: MRCE
Cost Consultant: Gardiner & Theobald

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  • 2021.1.12Tue
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  • 2021.1.07Thu
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  • 2025.3.30Sun
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  • 2025.3.28Fri
    へザウィック・スタジオによる、韓国・ソウルの、コンベンションセンターの再設計。国内で有名な会議および展示の施設を再定義する計画。ファサードと在り方を対象とし、イベントの無い時でも人々を惹きつける文化的な目的地を志向。多様な活動を許容する“ディスプレイケース”の様な建築を考案
  • 2024.12.20Fri
    へザウィック・スタジオのデザインによる、中国・西安の「Xi’an CBBD」。店舗・事務所・広場等を内包する約15万㎡の土地に作られた商業地区。都市に活気と多様性を与える存在を求め、垂直な庭園でもある“ツリー”を中心に据える構成を考案。地域の歴史を参照して特注タイルで仕上げる
  • 2024.11.24Sun
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  • 2023.11.29Wed
    ヘザウィック・スタジオが低層部デザインを手掛けた、東京・港区の「麻布台ヒルズ」。都心の約2.4haの敷地に計画。東京の建物が密集する多様性を称賛し、施設を“立体的で探索可能”なランドスケープと組合せる設計を志向。エグゼクティブアーキテクトとして日本設計・日建設計・山下設計も参画
  • 2023.7.01Sat
    トーマス・ヘザウィックの講演「ヘザウィック・スタジオの思想とは? その原点に迫る」の動画。2023年3月に森美術館で行われたもの(日本語字幕付)
  • 2023.6.10Sat
    ヘザウィック・スタジオによる、中国・上海の、展示ホール「West Bund Orbit」。川岸の新街区に計画。探索と体験の為の施設を目指し、伝統的な橋の形とも呼応する“リボン状の階段”を持つ建築を考案。外側は公共空間として開放され窓から内部の活動を表出
  • 2023.3.17Fri
    へザウィック・スタジオの、森美術館での展覧会「共感する建築」。世界中でプロジェクトを手掛けるファームの日本初の展示。主要プロジェクト“28作”を模型や素材サンプル等で紹介。会場構成は同スタジオが日本の“暖簾”等に着想を得て考案
  • 2022.12.04Sun
    トーマス・へザウィックが、2022年にTEDで行った講演「『退屈な建築』が台頭するいま、人間性あふれる建築を擁護する」の動画(日本語字幕付)
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    中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」
    photo©キムラ

    SHARE 中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」

    design|feature
    プロダクト論考中西正佳キムラ
    中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」“IDENTITY”アームチェアとテーブル。 photo©キムラ
    中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」工場に横たわるチークの原木。 photo©中西正佳建築設計事務所
    中西正佳によるラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」活気に満ちた工場内部。 photo©中西正佳建築設計事務所

    中西正佳建築設計事務所がデザインしたラタンチェア「IDENTITY」と、その制作過程を綴ったエッセイ「畑違いの建築士が、インドネシア工場に乗り込み量産家具を実現するまで」を掲載します。

    IDENTITYのプロジェクトが始まったのは2015年7月。私が独立する半年前のことだ。インドネシアに工場を持ち日本国内販売をしている、あるラタン家具メーカーが100周年を迎えるにあたり、その記念モデルをつくろうということになった。社長とは私が学生時代からの15年以上の付き合いで、お父様である先代の社長も含め、家具、建築、経済、社会のことなど、幅広く話し合ってきた。「次の100年間、愛される椅子を作りましょう」と提案したところ、トントン拍子でプロジェクトが進むことに。

    エッセイより

    そして、同年のお盆休みを利用し、メーカー社長といざインドネシアの工場へ。

    チークの原木の山や工場の広さ、職人さんの活気に圧倒されながらも、出来上がっていたサンプルに座ると、座り心地が良くない。セットでデザインしたテーブルはよかったのだが、椅子は、背中が背もたれ全体に当たらなかったり、座面が深すぎたり、手作りなので左右の背もたれの角度が違ったりと問題が多数見つかった。

    エッセイより

    もたれやアームの図面では表現しきれない微妙な曲面や勘違いして作ってしまいそうな部分は、工場長の許可をもらい、直接職人さんに片言のインドネシア語で指示する。「イニ、ドゥアミリ、ポットン(ここ2mm落とす)」といった具合だ。日本で建築を作っている時も同じだか、工場長にも、職人さんにも、ビジョンと熱意を伝えることがとても大切で、言葉が多少通じなくても、身振りやスケッチで伝わっていくのが肌で感じられた。

    エッセイより
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    プロダクト論考中西正佳キムラ
    2021.05.28 Fri 09:10
    0
    permalink
    2021.5.27Thu
    • ODS / 鬼木孝一郎による、東京・渋谷区の店舗「SHIRO 渋谷ヒカリエ店」
    • ザハ・ハディド・アーキテクツによる、モバイルスペース「Alis pod」。ヴェネチアビエンナーレ国際建築展で公開
    2021.5.30Sun
    • 青木淳に、建築を志した出来事・建築の面白さ・進行中のプロジェクト等について聞いている動画。自身の事務所で収録され作品の背景のエピソードも語られる
    • ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館展示「ふるまいの連鎖:エレメントの軌跡」。門脇耕三のキュレーションで、長坂常・岩瀬諒子・木内俊克・砂山太一・元木大輔が、日本の木造住宅の材を再構築した作品を制作

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