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太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮
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建材(外装・壁)菊地晶太Delicious Pairings Inc.木村泰輔田村愛構造設計工房窪田建設太田設計舎太田健裕杉尾篤照明設計事務所建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)図面あり長野医療施設
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi

太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設が設計した、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」です。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮されています。

長野県伊那市における高度生殖医療拠点の計画である。

自然に体内周期を整えることを基盤とする医療理念に基づき、陽の出から陽の入りまで木造トラスで構成された光天井は自然の摂理に従って刹那に様相が変化する。

建築家によるテキストより

一体を覆う木造トラスは、自由なプランニングを形成するため内部空間にほとんど柱を落とさず、中心の長スパン部分のトラスせい最大H=1700を基点とし、各スパンに応じて徐々に減少する。気積が変化する天井懐は、季節や天候あるいは時間帯により変化する光だまりの空間となり、天井面にある半透明のレイヤーが光の反射と拡散を促している。

建築家によるテキストより

伊那市面積の8割が森林であり、市が積極的に取組んでいる木材利用の推進には地場産材を活用することに留まらず、地元職人で作れる工法と入手可能な材をとするため、ほとんどを流通している規格製材とし、極力特殊加工の集成材を使用しない方式とした。巾90mmの製材を半割りし、90mm角の束材をサンドイッチすることで木造トラスを形成し、最小限のボルト締込みと、ドリフトピンのシンプルな構造形式とした。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
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太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
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太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©Shota Kikuchi
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 image©OTA ARCHISTUDIO
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 image©OTA ARCHISTUDIO
太田健裕 / 太田設計舎と窪田建設による、長野・伊那市の医療施設「このはなクリニック」。木造トラスで構成された光天井は、内部に様相の変化を取り込むことで施設の医療理念を反映すると共に、構法と部材寸法の設計によって施工性も考慮 photo©KUBOTA CONSTRUCTION CORP.

以下、建築家によるテキストです。


刹那に変化する光天井
長野県伊那市における高度生殖医療拠点の計画である。

自然に体内周期を整えることを基盤とする医療理念に基づき、陽の出から陽の入りまで木造トラスで構成された光天井は自然の摂理に従って刹那に様相が変化する。

一体を覆う木造トラスは、自由なプランニングを形成するため内部空間にほとんど柱を落とさず、中心の長スパン部分のトラスせい最大H=1700を基点とし、各スパンに応じて徐々に減少する。気積が変化する天井懐は、季節や天候あるいは時間帯により変化する光だまりの空間となり、天井面にある半透明のレイヤーが光の反射と拡散を促している。

形状と軸線
南に三峰川が流れ、遠く東南には南アルプスの眺望が広がる。敷地形状は平行四辺形に近しく、建物はそれに沿った形状としている。歪ませた平面形状は機能上必要なたまり場を生み、屋外では駐車台数を効率的に確保する。各諸室はくつろぎの待合スペースを眺望に対して広角にのぞめる東南方向に配置し、医療専門諸室は対称の北西に配置した。オペレーションの心臓部である事務エリアは中心とし、各所への動線を効率に配慮した。

短辺の対角線を軸線とすることで、門型トラスのスパンを効率化し、眺望に対して方向性を持たせている。壁柱はトラス同様にスパンに応じて幅が徐々に変化し、光環境をコントロールするとともに、開口部方向の開放性と、連なる壁面方向の閉塞性の二面性を持たせている。

サプライチェーン構築に配慮する木造建築
伊那市面積の8割が森林であり、市が積極的に取組んでいる木材利用の推進には地場産材を活用することに留まらず、地元職人で作れる工法と入手可能な材をとするため、ほとんどを流通している規格製材とし、極力特殊加工の集成材を使用しない方式とした。巾90mmの製材を半割りし、90mm角の束材をサンドイッチすることで木造トラスを形成し、最小限のボルト締込みと、ドリフトピンのシンプルな構造形式とした。

簡易な方法により地元の職人自身で組み上げることは、近年各所で取り上げられる木造の職人不足という事象に対して意味のあることだと考えた。コロナ渦以降のウッドショックにより、サプライチェーン構築に配慮する木造建築は今後より有用になると考えられる。

医療空間における聴覚感性
コンポーザーと協業し、市内で収録した自然音をベースに、安静時の心拍数を元にしたテンポ構成、1/fゆらぎ法則、不快周波数の排除などを加えて音環境を構成した。
菱形の平面形状は敷地の有効活用であると共に、フラットエコー対策として効果を成している。医療空間の音環境において、聴覚感性という視点から高度生殖医療分野の一助となり得るのではないかと期待を込めている。

■建築概要

名称:このはなクリニック
用途:診療所
設計:太田健裕 / 太田設計舎+窪田建設株式会社
構造:田村愛 / 田村愛構造設計工房
照明:杉尾篤 / 杉尾篤照明設計事務所
サウンドスケープ:木村泰輔
ディレクション:窪田長久 / Delicious Pairings Inc.
施工:窪田建設株式会社
写真:菊地晶太
竣工年月:2020年12月

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁カーテンウォール

フロンテックML-Lタイプ(LIXIL)

外装・壁外壁

焼杉・ノーブラシ水性塗料(焼杉板ふるさと)

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板 ギングロA818(月星商事)

内装・壁内壁

クロス TH30245(サンゲツ)

内装・天井天井

中空ポリカ・クリアフロスト(KIN)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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建材(外装・壁)菊地晶太Delicious Pairings Inc.木村泰輔田村愛構造設計工房窪田建設太田設計舎太田健裕杉尾篤照明設計事務所建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)図面あり長野医療施設
2021.09.17 Fri 09:08
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    SDレビューは、実際に「建てる」という厳しい現実の中で、設計者がひとつの明確なコンセプトを導き出す思考の過程を、ドローイングと模型によって示そうというものです。
    実現見込みのないイメージやアイデアではなく、実現作を募集します。
    1982年、建築家・槇文彦氏の発案のもとに第1回目が開催され、以降毎年「建築・環境・インテリアのドローイングと模型」の展覧会とその誌上発表を行っております。

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    小さな家具から大規模な医療・福祉施設まで手掛ける「株式会社AIDAHO」の、設計スタッフ(正社員・アルバイト・パート)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    株式会社AIDAHOは、設計スタッフ(業務委託・パートタイム・正社員)を募集いたします。

    ※今回の募集は実務経験者に限ります

    株式会社AIDAHOは創業から9年目の建築事務所です。
    現在、代表2名を合わせて9名のスタッフが働いています。

    事務所の規模は、一般的にアトリエ事務所といわれる規模の会社だと思いますが、昔ながらのアトリエ事務所のようなトップダウンの体制ではなく、年齢や経験に関係なく自由に意見を言い合いながら一つのプロジェクトを進めてゆく共同体制の事務所です。

    トップが独自の経験や持論から生み出した法則や世界観を軸にするよりも、環境や、条件、要望から、最適なものとは何かをチームで議論し、形とするための検証を積み重ね、プロジェクトの軸としてゆく共同体制の方が、個人の限界を超えた新しいものを生み出すことができると考えています。

    ■建築事務所という仕事について
    私達は、建築を計画するということは、その土地の歴史や、培われてきた文化、環境との関係や、この先の未来について、見つめ直すことができる貴重な機会だと考えています。
    この機会を最大限に活かし、建築だけでなく、その土地をより豊かな場所に変えることが私達のような建築事務所の社会的な役割だと考えています。

    ■進行中のプロジェクトについて
    現在は、マンション住戸のリノベーション、新築の個人住宅、クリニック、大型の医療、福祉施設等、多数プロジェクトが進行中です。
    小さなカフェから大きい施設まで、手掛ける案件の業種や規模の幅が広いのも特徴だと思います。
    サイン等のグラフィックデザインや、ライティングデザイン、ランドスケープデザイン、家具デザイン、構造設計、設備設計など、魅力的な専門のデザイナーや設計者と協力して進めているプロジェクトもあり、望めば意匠以外のことも学ぶことができると思いますし、それらの職能を持つ人には是非活かしていただきたいと思っています。

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