SHARE 求道学舎再生等を手掛け学会賞も受賞する実践者で教育者 田村誠邦と、創造系 高橋寿太郎による「建築サバイバル塾 KSJ」が、無料オンライン説明会を開催。KSJは、設計事務所が“サバイバル力”を身につける為、経営・マーケティング・不動産等のスキルを高める実践的な学びの場
- 日程
- 2022年3月9日(水)・3月12日(土)・3月18日(金)・3月25日(金)
求道学舎再生や同潤会江戸川アパートメント建替え事業等を手掛け日本建築学会賞も受賞する実践者で教育者の田村誠邦と、創造系不動産の高橋寿太郎による「建築サバイバル塾 KSJ」が、無料オンライン説明会を開催しています。KSJは、設計事務所が“サバイバル力”を身につける為、経営・マーケティング・不動産等のスキルを高め、また志を同じくする仲間を見つけることができる、実践的な学びの場です。オンランセミナー&説明会&個別相談会の参加費は無料です。【ap・ad】
はじめまして。建築サバイバル塾KSJ塾長の田村誠邦です。
私はこれまで30年余りにわたり、延べ15,000人以上のプロの方々に建築・不動産の実務ノウハウを教えてきました。そうした中で、多くの設計事務所が安定的に仕事が取れずに、将来に対して漠然とした不安を抱いていることに気づかされました。設計事務所の経営者や建築士は、建築のデザインや建築技術を磨いて、仕事を受注しようとしています。もちろん、建築のデザインや建築技術を磨くことは、設計事務所として、建築士として当然だし素晴らしいことですが、それだけで仕事が取れて、堅実な経営を行うことは難しいのです。
まして、超高齢社会、人口減少時代を迎え、新築の需要は急激に減少しつつあります。昨年度の新築住宅着工戸数は、昨今の厳しい状況で、81.25万戸にまで落ち込みましたが、野村総研の予測では、20年後の2040年度には、41万戸と昨年度の約半分にまで落ち込むものと予測されています。急激な人口減少がつづく我が国では、新築については、住宅に限らず非住宅についても、同様の傾向をたどるものと考えられます。いま、順調な経営状況にある設計事務所においても、根元的な「サバイバル力」を身につけることが、これからの新築減少時代を生き抜くために不可欠となるのです。
こうした状況の中で、私は創造系不動産の代表である高橋寿太郎さんと共に、新築減少時代を逞しく生き残る「建築サバイバル力」を身につけられるような実践的な学びの場として、「建築サバイバル塾KSJ」を2021年1月に開設いたしました。「お客様から選ばれ、仕事を継続的に創り出し、経営を成功させたい!」「新築減少時代を逞しく、クリエイティブに生き抜きたい!」と思われる方、ぜひ建築サバイバル塾KSJの仲間になりませんか?
田村誠邦
株式会社アークブレイン 代表取締役
2021年3月まで明治大学理工学部 特任教授
一級建築士、不動産鑑定士、博士(工学)
東京大学工学部建築学科卒業。
三井建設株式会社、シグマ開発計画研究所を経て、1997年株式会社アークブレインを設立。【主な業務実績】
同潤会江戸川アパートメント建替事業(1977年~2005年)
求道学舎再生事業(2004年~2006年)
六本木ヒルズ地権者権利床民事再生スキーム(2000年~2002年)
国際文化会館再生事業(2006年改修工事完成)
2008年日本建築学会賞(業績)
2010年日本建築学会賞(論文)受賞
なぜ、建築サバイバル塾KSJで、新築減少時代を逞しく生き抜く力を手に入れることができるのでしょうか?
新築着工量が20年間で半減する新築減少時代、今までと同じことをしていては、売上も減少してしまいます。それでは、何をすればいいのでしょうか?建築のデザイン力を高めたり、技術力を高めたりすればいいのでしょうか?もちろん、こうした取り組みは、設計事務所にとっては不可欠なことです。でもそれだけでいいのでしょうか?
こうした取り組みは、どの設計事務所でも多かれ少なかれやっています。しかし、それだけで他との差別化ができ、長期的な売上を確保できるのは、ごく少数に限られた事務所しかありません。お客様から選ばれ、長期的に確実な売上を上げる事務所になるためには、『+αの力』が必要なのです。その『+αの力』を『建築サバイバル力』と名付けます。
『建築サバイバル力』は次の3つの要素から成り立ちます。
1、建築プロジェクトを実現させる「プロジェクト実現力」
2、堅実な経営を実現する「経営マーケティング力」
3、自らの成長とチャレンジを支える「仲間とのコミュニティの力」
1、建築プロジェクトを実現させる「プロジェクト実現力」
建築プロジェクトを実現させるためには、建築のデザイン力や技術力は極めて重要ですが、それだけでは足りません。建築プロジェクトに係る、法務、税務、ファイナンス、事業スキーム、事業収支、不動産評価、合意形成、そして、売買や賃貸借などに係る不動産の実務ノウハウなど、多くの専門知識やノウハウ、スキルが必要とされます。
設計者にとって、これらのノウハウ、スキルを身につける機会は、今までほとんどなかったと思われますが、これらがあるとないでは、建築プロジェクトを実現できるかどうかが大きく変わります。
こうしたプロジェクト実現力を身につけることは、簡単なことではありませんが、建築サバイバル塾KSJでは、基礎から体系的に学ぶことができ、建築プロジェクトを成功に導き、クライアントの信頼を勝ち取ることができます。
2、堅実な経営を実現する「経営マーケティング力」
建築のデザイン力、技術力がどんなにあっても、それだけでは、設計事務所の経営はうまくいきません。
事務所の堅実な経営には、技術やサービス以外に、経営理念、仕組み化、マーケティング、会計、人と組織などの幅広い実務知識やノウハウが必要とされます。
もちろん、これらを簡単に身につける方法はありませんが、その全体像を把握し、基礎を学び、日ごろから意識しておくことで、経営的センスを養っていくことができます。
建築サバイバル塾KSJでは、これらの経営に必要な実務知識、ノウハウのうち、マーケティングにフォーカスしてその基礎を身につけることを目指します。具体的には、堅実な事務所経営に不可欠な、情報発信、集客、クロージング等の実務ノウハウや、ブランディング、顧客と市場のセグメントなどの基礎を学び、クライアントから「選ばれる理由」を明確にできるようになります。
3、自らの成長とチャレンジを支える「仲間とのコミュニティの力」
建築設計という行為は、個人のクリエイティビティに基づく行為であるため、ある意味で孤独な行為です。今後も今の状況が続くと、いつも決まった人たちとしか交流していないという状況も生じます。
新築の需要が減り続け、今までと同じやり方では、生き残れない時代に入った今、この状況をひとりで打開することは難しいのではないでしょうか。
建築サバイバル塾KSJには、忙しい中であっても、新たに知識や実務ノウハウ、スキルを身につけ、自ら成長し、この新築減少時代を逞しくクリエイティブに生き抜きたいという志を持った仲間が、全国各地に、世代を越えて集まっています。この志の高い仲間と励ましあい、お互いに高め合うことができるコミュニティこそKSJに参加することで得られる最大の財産です。
新築減少という時代の大きな波に立ち向かうには、ひとりでは戦えません。KSJで身につけた新たな知識、ノウハウ、スキルを武器に、志の高い仲間と共に戦うことで、新築減少時代を逞しくクリエイティブに生き抜くことができるのです。
参加者の声
建築設計/合同会社インクアーキテクツ
金谷 聡史 さん 東京都KSJにどんなことを期待して参加されましたか?
建築設計の周辺の分野に関わる知識やリテラシーの習得を期待して参加しました。KSJに参加して、どんな点がよかったですか?
まだまだ不十分ですが、建築設計の周辺の分野に関わる知識やリテラシーを習得できたことは一つの成果です。 また、クライアントに対して、そのような内容について話ができるようになったことは、よかったです。特に、第3講の相続対策の講義は、クライアントにとって相続がいずれ直面する課題ですので、不動産や建築の将来のことなど、時間軸の話をする機会に役立つと思いました。 また、同じ問題意識を持った仲間と話し合えたことも大きな成果です。 半年間ありがとうございました。あまりにも膨大な内容の講義だったので、講義内容の定着のためにアウトプットを積極的に行なっていかないといけないなと思っています。その機会づくりが今の課題です。今後KSJに期待したいことは何ですか?
協働することができる仲間やコミュニティを期待したいですね。また、最新の建築不動産周辺の情報提供も引き続きお願いします。どんな人にKSJをお勧めしたいですか?
建築設計事務所を運営している方、特に同世代の仲間にぜひ薦めたいですね。
建築設計/川澄一代建築設計事務所
川澄 一代 さん 東京都KSJにどんなことを期待して参加されましたか?
クライアントに対して、建築プロジェクトを取り巻くさまざまな課題を総合的にアドバイスできるようになること、相談できる仲間を増やしたいと思い参加しました。KSJに参加して、どんな点がよかったですか?
自分自身でカバーできる(関心のある)範囲を確認できたこと、専門家との協働の必要性を強く感じたことがよかったです。半年間、ありがとうございました。今後KSJに期待したいことは何ですか?
講義の受講後も必要な時に相談できたり、継続して関われる場があると嬉しいです。どんな人にKSJをお勧めしたいですか?
建築設計業務のこれからに悩んでいる人にお薦めしたいと思います。
建築設計/廣瀬建築設計事務所
廣瀬 武士 さん 埼玉県KSJにどんなことを期待して参加されましたか?
講座の内容と人の繋がりをもつこと、事務所の運営の仕方を学ぶことを期待して参加しました。KSJに参加して、どんな点がよかったですか?
普段だと全く知らない・興味の無い分野の話が聞けて、それが自分の仕事にも関連する可能性が有る事が分かった事がよかったです。また、グループワーク・分科会で知り合った方とKSJ以外での関係性を持てるようになったことがよかったです。初回で手探りの部分も有ったと思いますが、振り返ると得た物が有ると認識しています。特に、後藤連平さんの講義は、表面的に分かり易い話ではなく、実践を元にした内容で、「近道は無い」というのが分かったことがよかったです。
オンラインでしか開催できない難しさが有りましたが、それでも遠隔地の方々と繋がり易くなるという利点もあり、また時間の都合も付きやすいのも有ったので、色々な方と関係性を築く事が出来ました。
次回もその様に参加者の方々との関係性が築ける様になれば良いと思います。今後KSJに期待したいことは何ですか?
交流の充実・密度のさらなる向上や時間のフレキシブル化を期待します。また、取り扱う事例が大きかったので、小さい場合の事例も期待したいです。どんな人にKSJをお勧めしたいですか?
35~55歳くらいの方で、設計事務所・不動産・デベロッパー・他の士業・会社勤めの方にもお薦めです。
建築設計/ユキアンドデザイン
津田 幸枝 さん 群馬県KSJにどんなことを期待して参加されましたか?
不動産知識の向上を期待して参加しました。KSJに参加して、どんな点がよかったですか?
講義を通して、自分の目的に向かう地図が明確になりました。 想像以上に自分の考え方が変化したことに、正直驚いています。貴重な時間を本当にありがとうございました。今後KSJに期待したいことは何ですか?
不動産活用を始め、業界先端でご活躍されている方からの学びを受けられることを期待しています。どんな人にKSJをお勧めしたいですか?
個人や小規模設計事務所の方で今後にお悩みの方にぜひ、お薦めたいと思います。
建築サバイバル塾KSJ第2期 講義と講師のご紹介
※第3回では変更される可能性があります
建築サバイバル塾KSJ第2期 講義と講師
本講座:講師はいずれも、KSJ塾長の田村誠邦
第1講:マイホームを建てたいクライアントのためのアドバイスとは?
第2講:建築実務者が知っておきたい税務の基礎知識とは?
第3講:相続対策をしたいクライアントのためのアドバイスとは?
第4講:土地活用をしたいクライアントのためのアドバイスとは?
第5講(予定):悩める築古物件オーナーのためのアドバイスとは?
第6講(予定):空き家を所有するクライアントのためのアドバイスとは?特別講義
第1講「建築ストックの有効活用における専門家の役割」
松村秀一氏(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻特任教授)
第2講:「リファイニングの仕事術」
青木茂氏(建築家 株式会社青木茂建築工房 代表取締役)
第3講:「脱炭素に寄与する建築」
竹内昌義氏(建築家 東北芸術工科大学デザイン工学部 建築・環境デザイン学科教授、みかん組共同代表)
第4講「地方都市中心部の活性化とその後の街の姿」
清水義次氏(建築・都市・地域再生プロデューサー 株式会社アフタヌーンソサエティ代表取締役)経営・マーケティングセミナー
第1講:「建築と不動産のあいだの知識」
高橋寿太郎(建築サバイバル塾KSJ塾長補佐)
第2講:「マーケティングの全体像」
田村誠邦(建築サバイバル塾KSJ塾長)
第3講:「ブランド名刺とプロフィールの作り方」
古土慎一氏(儲かる名刺コンサルタント/ビジネス改善経営ガイド ふるど印刷代表)
第4講「ウェブ発信講義」
後藤連平氏(建築ウェブメディア「アーキテクチャーフォト」編集長 アーキテクチャフォト(株)代表取締役)