SHARE 石上純也のKAIT広場が、カメラメーカー・ニコンの新商品のPR動画の舞台として登場
石上純也が設計した「神奈川工科大学KAIT広場」が、カメラメーカー・ニコンの新商品「Z9」のPR動画の舞台として登場しています。アーキテクチャーフォトでは、過去に「神奈川工科大学KAIT広場」を特集記事として紹介しています。
石上純也が設計した「神奈川工科大学KAIT広場」が、カメラメーカー・ニコンの新商品「Z9」のPR動画の舞台として登場しています。アーキテクチャーフォトでは、過去に「神奈川工科大学KAIT広場」を特集記事として紹介しています。
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所が設計した、大阪の住宅「堺の家」です。
騒音や振動の激しい敷地において外部に閉じつつも、光の誘導によって奥行き感と抑揚のある内部空間をつくることが意図されました。
敷地はトラックなどが行き交う大通りの交差点付近にあり、騒音や振動の激しい環境でした。
ですが、せっかく親族から譲り受けた敷地ということもあって、クライアントのご夫婦とそのお子様2人の家を建てたいというご要望でした。
敷地の周囲は背の高い商業施設も多く、どうしても外部に対して閉じた空間にならざるをえませんでした。
そこで、そういった閉じた空間でありながらも何かしら奥行き感を感じられる空間を提案することを目指しました。
これに対して、空からの光を用いて抑揚のある内部空間を形作ることを検討しました。
壁を用いて光を誘導し、壁周辺に動きのある光を落とすことで、壁をただ空間を分節する境界ではなく、壁とその周辺が緩やかに変化する領域となるようにしました。
壁の周囲に余地のあるスペースを設けることで壁とその周辺はより領域として雰囲気をまとい、光の動きに合わせてゆっくりと領域が変化することで空間全体が緩やかにうごめくイメージを提案しました。
高橋勝建築設計事務所が設計した、京都市の、既存倉庫を改修したコワーキング等施設「太秦トキワ荘」です。主宰者のテーマに応え、創作者のための空間に求められる設えや交流のきっかけが生まれる仕掛けを、地域産の木材を用いてつくりだす事が意図されました。施設の公式サイトはこちら。
「太秦トキワ荘」は太秦映画村近く常盤仲之町にある、鉄骨2階建ての倉庫を、「木が取り持つみんなが集まる場所」として、レンタルオフィスとコワーキングスペース、ものづくりスペースへとコンバージョンしたプロジェクトである。
主宰者からの要望は、地域の木を活かして人が繋がれるような拠点として、創る(デザイン)する人や、造る人が集まって新たなものを作り出したり情報交換したり、お互い高めあえる場所にしたい、というものだった。
また、地域の山の木をまちで使い、その資源を山に循環させる事に少しでも寄与したいとの主宰者自身のテーマからの計画でもあったと思われる。そのため、場所の設え方としては、地元の木を使って、居心地の良い木質の空間を、コスト効率よく設えたいとの要望は自然なことと思われた。
既存建物は築50年以上の鉄骨造であり、1階倉庫、2階倉庫+事務所として長年使われたスレートで包まれた建物であった。また数年前にの近隣の大規模な建築工事の現場事務所として使用されたため、2階は業者ごとに細かく仕切られており、工事終了後もそのままになっていた。
そこで、現況プランのまま複数のレンタルオフィスという使い方ではなく、最小限の変更で共用部を広く創り、その中にコワーキングスペースや小規模なレクチャーにも利用できるコーナー、共用キッチン・バーカウンター等交流のきっかけが生まれやすい仕掛けがある場所造りを提案した。
具体的には、既存の細かく仕切られた一部の間仕切り壁と天井、および使われていない荷物EVを撤去して広い共用部を創りだし、そこにコワーキングスペースを含む交流の仕掛けのために必要な物を地元の木材で大工さんが現場で造るという方法で進めた。
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