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藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す

783.72藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す

architecture|feature
studioREM住宅図面あり大阪室喜夫平桂弥建材(内装・キッチン)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・床)建材(外装・壁)藤原・室 建築設計事務所藤原慎太郎
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)

藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所が設計した、大阪の住宅「阿倍野の家」です。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出すことが意図されました。

場所は大阪市内の街中の住宅地、交通の利便性の良いところです。

建築家によるテキストより

計画地は広い道路と狭い道路の2つの道に挟まれた敷地で、どちらの道も利用できるという特徴がありました。その2つの道路を結ぶ路地空間というものを家の中につくり、家を通り抜けて2つの道を行き来できる流れを作り、動きに自由さのあるプランを考えました。

建築家によるテキストより

大阪の街中は外部からの視線を抑え込みながら、どうやって外部と繋がり感のある開放性を作るかが難しいところです。
阿倍野の家は、路地空間を設けることによって、外のようでもある内部空間を配置して、各用途の部屋が外部とつながっているような感じを作り出し、開放感を得ようと計画しました。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す photo©平桂弥(studioREM)
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藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す image©藤原・室 建築設計事務所
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す image©藤原・室 建築設計事務所
藤原慎太郎+室喜夫 / 藤原・室 建築設計事務所による、大阪の住宅「阿倍野の家」。2つの道路に挟まれた敷地において、建物内部に両者を結ぶ“路地空間”をつくることで、外からの視線を抑えながら各部屋が外部とつながるような開放感を生み出す image©藤原・室 建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


場所は大阪市内の街中の住宅地、交通の利便性の良いところです。

計画地は広い道路と狭い道路の2つの道に挟まれた敷地で、どちらの道も利用できるという特徴がありました。その2つの道路を結ぶ路地空間というものを家の中につくり、家を通り抜けて2つの道を行き来できる流れを作り、動きに自由さのあるプランを考えました。

大阪の街中は外部からの視線を抑え込みながら、どうやって外部と繋がり感のある開放性を作るかが難しいところです。
阿倍野の家は、路地空間を設けることによって、外のようでもある内部空間を配置して、各用途の部屋が外部とつながっているような感じを作り出し、開放感を得ようと計画しました。

建物の正面である広い道路から家の路地空間に入り、裏側となる細い道路へとおり抜けることができます。また路地空間にあるベンチなどに座って過ごすこともできます。

1階は子供部屋と寝室が路地空間を挟むように配置され、部屋から路地空間への繋がりは、なんとなく外の路地に向かって開放的に開けているような感じがするのかと思っています。
路地空間の上部の2階床はルーバー状になっておりトップライトからの光が入り、1階土間に影を落とします。
2階に上がると浮遊感のあるルーバー状の床に足を踏み入れます。そのルーバー床の空間は外部デッキスペースのようなイメージがあり、外でくつろいでいるかのように過ごすことができます。2階は、ルーバー状の空間をとり囲むようにLDK、浴室などがあり、ルーバー状の床が各々の場所同士の程よい距離感を作っていると思います。

路地空間により上下階を立体的につながり、家族間の気配を程よく感じることができる家となっています。

■建築概要

建築名:阿倍野の家
場所:大阪府大阪市
用途:専用住宅
設計事務所:藤原・室 建築設計事務所
主幹設計士:藤原慎太郎・室喜夫
敷地面積:114.57㎡(34.7坪)
建築面積:65.22㎡(19.7坪)
延床面積:128.78㎡(39.0坪)
階数:2
構造:木造
竣工年:2020
写真クレジット:平桂弥(studioREM)

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

エクセレージ・親水16 新フラット16(KMEW)

内装・床子供室・寝室・玄関・LDK床

ワイドカーマス ナチュラル(サンワカンパニー)

内装・床サンルーム床

杉無垢材 [45×60]

内装・床土間

モルタル

内装・壁子供室・寝室・玄関・LDK壁

壁紙:LW-178(リリカラ)

内装・天井子供室・寝室・玄関・LDK天井

壁紙:LW-178(リリカラ)

内装・キッチンキッチン

グラッド45(サンワカンパニー)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Conveniently located in a residential neighborhood in downtown Osaka, this lot sits between a wide street and a narrow one, with access to both. The design features an alley-like space running through the house and connecting the two streets, which brings flow and freedom of movement into the plan.

A key challenge for residential architecture in central Osaka is how to ensure privacy while creating a sense of openness and connection to the outside world. In this project, the alley-like space is an interior area that feels like it is outside, which makes the various rooms in the house also feel more open and connected to the outside world. Residents and visitors can enter the “alley” from the front of the building, which faces the larger street, and follow it out to the narrow back street. Benches in the “alley” offer a place to spend time.

On the first floor, children’s and master bedrooms are arranged on either side of the “alley,” creating a subtle sense that they are open to an exterior street. The floor of the second story forms the louvered roof of the “alley,” letting in light from the skylights above and casting shadows on the doma, a cement-floored area inside the front door.

Upstairs, the louvered floor seems to float between the rooms. The space is similar in atmosphere to an exterior deck where residents can relax as if they were outside. The louvered floor also creates a comfortable sense of distance between the living-dining-kitchen area, bathroom, and other rooms that surrounds it. Overall, the “alley” three-dimensionally links the two floors, allowing the residents to feel connected even when they are in different parts of the house.

House in Abeno
Architect Firm: Fujiwaramuro Architects
Lead Architects: Shintaro Fujiwara, Yoshio Muro
Project Location: Osaka City, Osaka Pref., Japan
Completion Year: 2020
principle use: Residence
site Area: 114.57sqmt
Building Area: 65.22sqmt
Total Floor Area: 128.78sqmt
stories: 2
Structure: wooden
Photo Credits: Katsuya. Taira (studioREM)

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    ウェスティン都ホテル京都は、琵琶湖疎水が京都に流れ込む蹴上の地に位置し、その開通に合わせて開かれた「吉水園」を起源に持つ市内有数の高級ホテルである。佳水園はその敷地内に建つ和風別館であり、建築家・村野藤吾が作り上げた数寄屋建築の傑作である。

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    建築家によるテキストより

    庭と外観、共用部に関しては、ホテル側としても設計当時の意匠の維持・復元が大前提であった。しかし、客室内に関しては本館改修計画と同様、耐震改修を施した上で2室を1室に統合し、充実したバス空間をもつベッドスタイルへと拡充することが求められた。そうなるともはや残し得るのは一部の柱や床の間、欄間の意匠、障子だけであった。一部の柱は切り落として継ぎ、既存の聚楽壁は不陸調整のためすべて塗り直す必要があった。また、天井も火打梁の施工や、空調機を天井内に設置しブリーズラインを設けるために全落としとなった。

    建築家によるテキストより

    文化的価値の高い建築の改修は、保存と再生箇所を明確にわかるように区分することが流儀とされている。しかし上述したように、客室に関しては、それが極めて難しい状況であった。そこで、「月7」のみ間取りを維持し、それ以外の客室は全面的な変更を行った。和式宴会需要の減少から使われなくなった二階の大広間は、南館の減築により眺望を得たこともあり、二室の客室へと改修し、眺めの良いテラスのような雰囲気となるように、瓦風タイル敷きのリビングとした。また、ロビー近くの、倉庫として利用されていた部屋は、村野の書籍や資料を中心としたライブラリーとした。

    建築家によるテキストより

    われわれは村野が白楊から引き継いだ文人的世界観を継承しながらも、そして「村野が生きていたら、どんな素材や新しい技術で改修するか」を自問しながら設計を行った。なぜなら、佳水園の蓑甲の薄い屋根が木造に鉄骨をハイブリッドさせたことで実現されているように、ここで展開されている「村野数寄」とは、伝統的な数寄屋を工業技術によって、より繊細で流麗な空間に昇華したものであると考えたからだ。

    建築家によるテキストより
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    ■ULTRA STUDIOについて
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    プロフィール詳細:http://ultrastudio.jp/about/

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    2021.11.11Thu
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