TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECT が設計した、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」です。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことが意図されました。
東京のスタジオはそのままに、仙台にサテライトラボをつくった。
打ち合わせやバックオフィス業務のためではなく、「つくり」そして「考える」事に専念し、未知の「何か」にアプローチするための空間である。
天井を見上げ、木目の柄やシミを”顔”や”雲”に見立てた幼い頃の記憶のように…、
それぞれの想像を誘うような状況を空間に求めることはできるだろうか?
それは、一般的なオフィスが期待する「予定」された目的のための空間とは異なる。
そこにある設えの目的の外側にある「何か」に誘い、人が抱く予定調和の思考から、しばし脱線させるきっかけに溢れた空間である。
そのような仮説から、限りなく「素」なオブジェクトを、天井のシミの如く空間に配置する構成とした。
全てのオブジェクトは一見素な状態ではあるが、例えばテーブル、棚、椅子のように、しっかりと目的を持っている。
しかし、素材への手の介入を最小限にすることで、それらが単なる素材なのか?目的を持った物なのか?その境界線上にゆらゆらと存在するような状態を作り出している。
そんな不安定な存在との対峙が想像の呼び水となり、天井を見上げ、様々な想いを馳せたあの頃の体験のように、それぞれの見立てを引き出していく。
以下の写真はクリックで拡大します
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©太田拓実
プロセスの写真
以下の写真はクリックで拡大します
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
TAKT PROJECTによる、宮城・仙台市の、自社のサテライトオフィス「TOHOKU Lab」。“つくる”と“考える”に専念し未知の“何か”にアプローチする空間として構想、素材と用途の境界線上に存在するオブジェクトを配置することで、利用する人間の創造性を引き出すことを意図 photo©TAKT PROJECT
以下、建築家によるテキストです。
天井のシミのように
東京のスタジオはそのままに、仙台にサテライトラボをつくった。
打ち合わせやバックオフィス業務のためではなく、「つくり」そして「考える」事に専念し、未知の「何か」にアプローチするための空間である。
天井を見上げ、木目の柄やシミを”顔”や”雲”に見立てた幼い頃の記憶のように…、
それぞれの想像を誘うような状況を空間に求めることはできるだろうか?
それは、一般的なオフィスが期待する「予定」された目的のための空間とは異なる。
そこにある設えの目的の外側にある「何か」に誘い、人が抱く予定調和の思考から、しばし脱線させるきっかけに溢れた空間である。
そのような仮説から、限りなく「素」なオブジェクトを、天井のシミの如く空間に配置する構成とした。
全てのオブジェクトは一見素な状態ではあるが、例えばテーブル、棚、椅子のように、しっかりと目的を持っている。
しかし、素材への手の介入を最小限にすることで、それらが単なる素材なのか?目的を持った物なのか?その境界線上にゆらゆらと存在するような状態を作り出している。
そんな不安定な存在との対峙が想像の呼び水となり、天井を見上げ、様々な想いを馳せたあの頃の体験のように、それぞれの見立てを引き出していく。
今日見るそれと明日見るそれは、違ったものに見えるかもしれない。
そしてそこに、絶対的な解ももちろん存在しない。そのような事を喚起し、肯定する空間である。
論理立てた目的のみを追うことは、時に人の創造性を奪う事もあるのではないだろうか。
デザインの役割は、使い手に効率や使いやすさを「与える」事だけではない。
人間の創造性を「引き出す」事でもあるはずだ。
このラボでは、予定された目的と、その外側にある未知が共存し、制御できない時間が揺らぐように流れている。
人間の意図ではどうする事も出来ない厳しい自然との共生が基本である東北の生活も、本来そのようなものだったのかもしれない。
この空間で、自主的な研究プロジェクトはもちろん、プロジェクトを共にする方々とも思考の時間を共にし、未来を耕す仮説を生み出したいと思っている。
■建築概要
題名:TAKT PROJECT / TOHOKU Lab
設計:TAKT PROJECT
所在地:宮城県仙台市青葉区
主用途:デザインスタジオのサテライトラボ
施工:セルフビルド
階数:5階
延床面積:約160㎡
竣工:2021年11月
竣工写真:太田拓実
Like Seeing a Face in a Stain on the Ceiling
The newly completed satellite lab in Sendai, apart from the Tokyo studio, is a space dedicated for creating and thinking to encounter the unknown, in preference to meetings and administrative use.
Just like our childhood memories of seeing faces and clouds in the patterns and stains in the wood grain of the ceiling, this space was designed to spark the imagination of each individual. In contrast to a space for a pre-determined purpose often required for a typical office, the space is filled with opportunities to invite something outside the purpose of the objects in the space, and to break away from the pre-determined, harmonized thinking that people tend to have.
With that hypothesis in mind, objects are arranged in the space like stains appear on the ceiling . Each seemingly bare object has in fact a purpose as a table, shelf, or chair—yet arranged as if to exist ambiguously somewhere between mere materials on one hand, and objects with a purpose on the other hand, if the human intervention in the materials are minimized. The confrontation with such unstable existence also evokes imagination, just like the ceiling that stirs up our imagination.
Things may look different today and tomorrow, and of course there is no absolute answer—in fact, the space is meant to evoke and affirm such phenomena.
Pursuing a logical goal may take away people’s creativity at times. The role of design should be to bring out human creativity as much as it is to provide efficiency and ease of use to the user.
The essence of this lab, where uncontrollable time wavers in the coexistence of pre-determined goals and unknowns around them, is perhaps analogous to the life in Tohoku-region where the basis of life is to coexist with uncontrollable nature.
The goal of this space is to generate future-enriching hypotheses by sharing “time to ponder” with our clients and other collaborators of the project s, not to mention those from independent research projects.