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2022.2.01Tue
2022.1.31Mon
2022.2.02Wed
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる
photo©中村絵

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architecture|feature
建材(内装・壁)力興業中央工業中川企画建設シマダアセットパートナーズyamada machinery officeCAt江尻建築構造設計事務所建材(外装・建具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(外装・床)建材(内装・床)大村真也港区図面あり中村絵事務所六本木赤松佳珠子東京
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵
赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵

赤松佳珠子+大村真也 / CAtが設計した、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」です。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくることが目指されました。

敷地は、六本木の中心地にありながら、小さな住宅や集合住宅が肩を寄せ合うように立ち並ぶ一角。細長い路地の奥に建ち、東側に公園に面する。最大限床面積を確保しながら、住空間に近い快適性をもった12のテナントオフィスが求められた。

建築家によるテキストより

公園側は、開けた視界の向こうに大きなビルが立ち並ぶ大きな風景が、反対側は敷地ギリギリまで小さな建物が隣接し、東京の下町のような小さな風景が広がる。都心に空いたヴォイド(公園)の開放感を最大限に取り入れ、このふたつの風景を接続し、視線、風や光が通り抜ける、全体がテラスのような建築を目指した。

建築家によるテキストより

公園と敷地の高低差により、地上レベルは、ほとんど日照や風通しは期待できず、密集するこの環境に埋没してしまう。そこで、大きな風景へと向かうようにスラブを傾け、ふたつの風景を接続し、各階の空間が断面的広がりを持つように斜めのスラブを積層させた。そこに開放的な建具を組み合わせ、コンクリート打ち放しの天井面を滑るように光や風が室内に取り込まれ、反対側まで通り抜けていく。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、東京・港区のテナントオフィス「ROPPONGI TERRACE」。床面積確保と住空間の様に快適な事務所との要望に、地上階での採光等を考慮し公園側に開くようスラブを傾け積層、天井面を滑るように光風が室内を抜ける“テラスのような建築”をつくる photo©中村絵
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以下、建築家によるテキストです。


小さな風景と大きな風景を接続する斜めスラブ

敷地は、六本木の中心地にありながら、小さな住宅や集合住宅が肩を寄せ合うように立ち並ぶ一角。細長い路地の奥に建ち、東側に公園に面する。最大限床面積を確保しながら、住空間に近い快適性をもった12のテナントオフィスが求められた。

公園側は、開けた視界の向こうに大きなビルが立ち並ぶ大きな風景が、反対側は敷地ギリギリまで小さな建物が隣接し、東京の下町のような小さな風景が広がる。都心に空いたヴォイド(公園)の開放感を最大限に取り入れ、このふたつの風景を接続し、視線、風や光が通り抜ける、全体がテラスのような建築を目指した。

公園と敷地の高低差により、地上レベルは、ほとんど日照や風通しは期待できず、密集するこの環境に埋没してしまう。そこで、大きな風景へと向かうようにスラブを傾け、ふたつの風景を接続し、各階の空間が断面的広がりを持つように斜めのスラブを積層させた。そこに開放的な建具を組み合わせ、コンクリート打ち放しの天井面を滑るように光や風が室内に取り込まれ、反対側まで通り抜けていく。また、斜めスラブによる構成は、住宅側の建物高さを抑え、公園側からは室内の奥が見通せないよう視線を遮る。

室内は、逆梁を利用したスキップフロアのワンルームで、水回りやシャフトをコンパクトにまとめたシンプルな空間である。断面形状の遠近効果により、大きな風景を引き寄せ、小さな風景を覗き込むように、異なる都市の営みを室内に取り込む。

新型コロナの影響により加速する、ワークスタイルとライフスタイルがより曖昧に重なりあう新しい都市居住のあり方に応答し、自由なアクティビティがこれからの街の風景を彩ることを期待したい。
(赤松佳珠子+大村真也 / CAt)

■建築概要

作品タイトル:ROPPONGI TERRACE
所在地:東京都港区六本木
主要用途:事務所
建主・企画(発注者,事業主体,クライアント):シマダアセットパートナーズ 担当/須藤潤、佐藤修司
───
設計
建築:CAt 担当/赤松佳珠子・大村真也・梶並直貴・久保公人
構造:江尻建築構造設計事務所 担当/江尻憲泰・藤田実・古澤祥一
設備:yamada machinery office 担当/山田浩幸・関田優子
監理:CAt 担当/赤松佳珠子・大村真也・久保公人
───
施工
建築:中川企画建設
空調・衛生:中央工業
電気:力興業
───
敷地面積:270.77m2
建築面積:162.27m2
延床面積:431.78m2
1階:141.05m2/2階:145.46m2/3階:145.46m2
建蔽率:59.96%(許容:60%)
容積率:159.46%(許容:160%)
階数:地下0階 地上3階 
最高高:9,980mm
軒高:9,760mm
───
階高
西面 1階:2,730mm 2階:2,830mm 3階:2,830mm
東面 1階:3,130mm 2階:3,180mm 3階:3,180mm
───
天井高:2,100~2,700mm
地域地区:第一種住居地域  準防火地域  第三種高度地区  下水道処理区域
道路幅員:西4m(接道部分長さ2,165mm)
主体構造:壁式鉄筋コンクリート造 
杭・基礎:ベタ基礎
設計期間:2018年10月~2019年5月
施工期間:2019年10月~2020年8月
写真:中村絵

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

超速硬化ウレタン塗膜防水:クイックスプレー(ダイフレックス)

外装・床テラス床

バイタルデッキ t=25(東京工営)

外装・壁外壁

化粧型枠コンクリート打放の上、半透明着色撥水材:セラミクリート(エスケー化研)

外装・建具開口部

アルミ製折れ戸サッシ:あけてんで 防火設備タイプ(TOKO)
スチール製サッシ

内装・床床

フローリング t=15mm(エフトレーディング)
ビニル床シート t=2.5mm(田島ルーフィング)
バイタルデッキ t=25(東京工営)
モルタル金ゴテ仕上

内装・壁壁

化粧型枠コンクリート打放の上、EP-G塗装
OSB型枠コンクリート打放の上、EP-G塗装
断熱モルタルの上、EP-G塗装
PB t=12.5mm の上、EP-G塗装
OSB合板 t=12.5mm

内装・天井天井

化粧型枠コンクリート打放の上、半透明着色撥水材:セラミクリート(エスケー化研)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    建築家によるテキストより

    形は機能や意味と一対一の関係ではなく、形自体が無数の意味を発している。機能や目的に対してシンプルに応答した形を事後的に読み替え強調していくことで機能をオブジェクト化し、これによって空間を装飾することを試みている。機能を利用した装飾は合理的であると同時にステッカーをペタペタと貼り足していくような、付け足していくことの自由さも感じていた。

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    • SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・原宿の店舗「TOKYO 23」。ストリート文化を発信し続ける地域にあり、通行人への認知を考慮し巨大LEDディスプレイとバスケコートを設置、ブランドの世界観を伝えファンコミュニティ自然形成の場を目指す
    • 杉山純一+飯泉洋紀 / ssideによる、東京・杉並区の住宅「相交差」。限られた敷地内に“余白”をつくる事を目指し、住宅要素を用途毎に整理し分割した2つの直方体をずらし平面を構成、そこで生まれた吹抜空間が季節の移ろいや家族の気配を感じさせる

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