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中野晋治建築研究室による、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態をつくる
photo©八代哲弥 / 八代写真事務所

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住宅福岡八代哲弥図面あり中野晋治建材(内装・床)建材(外装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(外装・屋根)建材(外装・壁)建材(外装・建具)八代写真事務所
中野晋治建築研究室による、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態をつくる photo©八代哲弥 / 八代写真事務所
中野晋治建築研究室による、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態をつくる photo©八代哲弥 / 八代写真事務所
中野晋治建築研究室による、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態をつくる photo©八代哲弥 / 八代写真事務所

中野晋治建築研究室が設計した、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」です。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態を作れることが意図されました。

若くして家庭を持った夫婦のための家である。将来子供が巣立ったあとの長い人生を、二人で豊かに過ごすための家を求めた。
二度目の家づくりとなる今回は、最小限の予算と規模で計画することとなった。

建築家によるテキストより

敷地は海にほど近く、袋小路になった細い道路と海に注ぐ湾曲した川に挟まれており、通り抜ける心地よい風や川の水位の満ち引きが印象的な場所だった。サーフィンやフラダンスなどを趣味とする夫婦にとって、風や水の気配を感じれるこの場所を選んだことはごく自然に思えた。一方で向かいの家々を跨いだ先に幹線道路が走っており、そこからの視線も考慮しなければならない。
そこで、こうした環境を最大限活かしながらも、住まい手自身がその関わり方を自由に調整できる柔軟な建築を目指した。

建築家によるテキストより

南側の大きな円形テラスは建物へのアプローチやたくさんの植物の居場所となる。隣接したサンルームは普段サーフボードやキャンプ用品を収納する納戸空間であるが、テラスとの境界にあたる半透明ポリカーボネイトの大きな開き戸の開き具合によってその性格は変化する。

また、この開き戸は幹線道路からの視線やサンルームへの通風・日照をコントロールする環境装置でもある。
室内の床は大半を土足可能な土間コンクリートとすることで、円形テラスとサンルームが纏う自由な空気感を内部に引き込みながらシームレスに川へと連続する。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

中野晋治建築研究室による、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態をつくる photo©八代哲弥 / 八代写真事務所
中野晋治建築研究室による、福岡・福津市の住宅「川沿いの家」。海に近く川と道に挟まれた敷地に計画、周辺環境を調整できる柔軟な建築を目指し大型開き戸を考案、開閉により視線や通風等を制御でき住み手がその時々に必要な状態をつくる photo©八代哲弥 / 八代写真事務所
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以下、建築家によるテキストです。


環境に棲みつく

若くして家庭を持った夫婦のための家である。将来子供が巣立ったあとの長い人生を、二人で豊かに過ごすための家を求めた。
二度目の家づくりとなる今回は、最小限の予算と規模で計画することとなった。

敷地は海にほど近く、袋小路になった細い道路と海に注ぐ湾曲した川に挟まれており、通り抜ける心地よい風や川の水位の満ち引きが印象的な場所だった。サーフィンやフラダンスなどを趣味とする夫婦にとって、風や水の気配を感じれるこの場所を選んだことはごく自然に思えた。一方で向かいの家々を跨いだ先に幹線道路が走っており、そこからの視線も考慮しなければならない。
そこで、こうした環境を最大限活かしながらも、住まい手自身がその関わり方を自由に調整できる柔軟な建築を目指した。

東西軸を長辺としたボリュームを川に沿ってを配置し、南北それぞれに設けた大きな開口とそれに連続した外部空間を介して人・風・音が分け隔てなく通り抜ける構成を考えた。

南側の大きな円形テラスは建物へのアプローチやたくさんの植物の居場所となる。隣接したサンルームは普段サーフボードやキャンプ用品を収納する納戸空間であるが、テラスとの境界にあたる半透明ポリカーボネイトの大きな開き戸の開き具合によってその性格は変化する。
また、この開き戸は幹線道路からの視線やサンルームへの通風・日照をコントロールする環境装置でもある。

室内の床は大半を土足可能な土間コンクリートとすることで、円形テラスとサンルームが纏う自由な空気感を内部に引き込みながらシームレスに川へと連続する。

限られた床面積をカバーするため大きなロフト空間を確保し、子どもたちはそれぞれお気に入りの場所を見つけ一時の住処とする。家事空間からつながる北側のテラスは縁側のように長く、洗濯物を干したり、ゆっくり川を眺めたりとプライベートで静的な場とした。

一連の動きの中で住まい手はその時々に合った選択をし、建築もそれに呼応する。
こうした有機的な関係が住まい手と環境を結びつけ、そこに棲みつくつなぎとなることを願っている。

■建築概要

所在地:福岡県福津市
用途:専用住宅
構造:木造平屋建て
設計監理:中野晋治 / 中野晋治建築研究室
構造:甲斐健一 楠元彰蔵 / 株式会社甲斐構造設計事務所
施工:安藤誠司 / 安藤工務店株式会社
敷地面積:230.50㎡
建築面積:74.53㎡
延床面積:74.53㎡
設計期間:2020年6月〜2021年3月
施工期間:2021年4月〜2021年7月
写真:八代哲弥 / 八代写真事務所

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板タテハゼ葺き

外装・床床

コンクリート金ゴテ仕上

外装・壁外壁

ガルバリウム鋼板小波

外装・建具木製建具 

ポリカーボネイト小波 クリアマット

内装・床土間床

コンクリート金ゴテ仕上

内装・床床

ナラフローリング t=15

内装・壁壁

針葉樹合板 t=9

内装・天井天井

構造用合板あらわし t=24 

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    田中亮平 / G ARCHITECTS STUDIOが設計した、埼玉の住戸改修「アイランドキッチンの家」です。コロナ禍で都心から近郊外にUターンし在宅勤務する施主で、既存の小割平面を繋げた上で用途に合わせ仕上げ等を様々に展開、中央にキッチンを計画し家族の“集まり住まう”を後押しする計画です。

    敷地は東京都心から30分程の近郊外の駅直ぐ。駅周辺は1980年代より私鉄民間による一体的な住宅開発が行われ、民間団地群が形成された。その数は延べ20棟にも上る。その最後の棟のとある一室のリノベーション。

    クライアントは30代のご夫婦と二匹の猫。元々実家が同棟にあり、コロナによるパンデミックを機に都内からUターンしてテレワークを取り入れたライフスタイルに切り替える事にした。

    建築家によるテキストより

    建物は4階建ての壁式RC造。部屋は3F~4Fのメゾネットタイプ。小割になっていた既存プランを一つながりのスペースにし、それぞれのプログラムに合わせて家具やカーテン、仕上げ材を様々に展開させた。

    建築家によるテキストより

    そして一旦バラバラになったものを繋ぎとめているのは、中央のアイランドキッチン。これまでバラバラに生活していた家族がパンデミックを機にもう一度緩やかに集まり住まうという選択肢を模索しつつある、そんな状況を設計に落とし込みたいと思った。

    建築家によるテキストより
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    2022.03.04 Fri 08:17
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    隈研吾建築都市設計事務所による、スイス・ジュネーブの宿舎「Student dormitory Grand Morillon」の写真

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    スイス集合住宅隈研吾教育施設ジュネーブ
    隈研吾建築都市設計事務所のサイトに、スイス・ジュネーブの宿舎「Student dormitory Grand Morillon」の写真が掲載されています
    kkaa.co.jp

    隈研吾建築都市設計事務所のウェブサイトに、スイス・ジュネーブの宿舎「Student dormitory Grand Morillon」の写真が31枚掲載されています。

    このコンペでは、700床の学生寮にくわえて、アパートメント、共用キッチン、ランドリー、スポーツ施設、図書館、学習エリア、カフェテリアなどの多種多様な公共的な機能が要求された。

    これをうけて まずは地上階に公共性の強い機能、上層階にアパートメントの機能を付置しゾーニングにグラデーションを持たせることにした。そして、建物のヴォリュームをそれに並行してはしるプロムナードで地上階から屋上まで繋ぐことによって、エレベータに大きく依存した通常の垂直的なプログラムの解体を試みた。

    すべてのフロアに歩行者がアクセスできるよう、このプロムナードには必要とされるすべての公共的なプログラムが併存している。歩くことを重点におき、住む人同士の出会いを誘発するライフスタイルをかたどった建築が実現した。
    出自の異なる数百人の学生たちが共同生活を営みコミュニティーを形成する助けとなることを望んでいる。

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    2022.03.04 Fri 07:31
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    kkaa.co.jp

    隈研吾建築都市設計事務所のウェブサイトに、静岡・小山町の「足柄駅・足柄駅交流センター」の写真が10枚掲載されています。

    静岡県小山町の御殿場線足柄駅に併設された木の地域交流センター。駅は、単なる交通施設ではなく、コミュニティの拠点であるべきだと考え、富士山を正面に望む大階段状の多目的空間を創造した。木で作られたこの空間は、駅の待合空間、地域の情報センター、地域アーティストの展示空間、小山町支所等の役割を果たし、地域の人の交流の空間となっている。
    屋根は富士山の方角に向かって伸び上がり、深い軒は、放物線のジオメトリーに従って、嵌合する製材で支えられ、富士山のシルエットの曲線と、屋根の構造体とが響き合う構成となっている。構造には富士山金時材の愛称で知られる小山町産の杉材が用いられ、地域産業活性化のシンボルとしても期待されている。

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    隈研吾コミュニティ施設静岡駅舎
    2022.03.04 Fri 07:23
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    隈研吾による国際文化会館での講演「変わる建築家の社会的役割」の動画

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    隈研吾講演録宮田裕章

    隈研吾による国際文化会館での講演「変わる建築家の社会的役割」の動画です。2022年2月24日に公開されたものです。

    自然との調和やサステナビリティなどを重視した独創的な建築スタイルで世界に数々の衝撃を与えてきた隈研吾氏。重厚長大な建築美がもてはやされた時代に、なぜ隈氏はあえて「負ける建築」を目指したのか。そしてコロナ禍で世界が大きく変わる今日、建築のもつ意味はどのように変化していくのか。2025年大阪・関西万博のプロデューサーも務める理事の宮田裕章氏が隈氏とともに建築家の役割を問い直します。
                                                                                                                                                                              スピーカー:隈 研吾(建築家/ACC 1985)
    モデレーター:宮田 裕章(慶応義塾大学教授/国際文化会館理事)                                                          主催:公益財団法人国際文化会館                                                                                       共催:アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)                                                                  助成・協賛:一般財団法人MRAハウス、一般社団法人 住環境財団、清水建設株式会社、株式会社 日建設計、一般社団法人 東京倶楽部

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    隈研吾講演録宮田裕章
    2022.03.04 Fri 07:12
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    2022.3.03Thu
    • 【ap job更新】 シーラカンスアンドアソシエイツ / CAt(東京事務所)が、設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
    • 烏野良子 / 烏野建築設計室による、岐阜・高山市の「丹生川の古民家」。明治築の民家を改修した住宅と家具工房のショールームで、要望と面積のバランスを考える中で工房制作の建具等を用いて再生する計画を構想、展示物と一体化した建築の在り方を目指す
    • 子浦中 / シオ建築設計事務所による、茨城・つくば市の、ZOZO社物流拠点の休憩ラウンジ「Cooperate Lounge」。スタッフの個性と多様性への応答を考慮し、空間の目的から連想した意匠を採用する事で特徴の異なる二つのラウンジを設計、コーポレートカラー採用等で連帯感を高める建築の在り方も探求
    • 【ap job更新】 “軽井沢を避寒地に”の思いで住宅と別荘を手掛ける「株式会社 参創ハウテック」が、軽井沢での設計(新卒既卒・経験者)と施工管理のスタッフを募集中
    • 出町慎 / SAJIHAUSと河津恭平による、兵庫・丹波市の「納屋の改修」。歴史ある母屋に隣接する納屋活用の相談から開始、既存の時が停止した様な状態を肯定的に捉えて活かす方法を構想、環境を読み解き冬室と夏室を設け“自分だけの時間”を感じる空間をつくる
    • ほか
    2022.3.05Sat
    • 長坂常 / スキーマ建築計画がHyundaiの為にデザインしたモバイルハウス「旅する住まい」をレポート。自動車の蓄電池から都市生活を持ちだすアイデアを構想、木と布を素材とし出来るだけ軽くつくり、気楽に出かけられる事も意図
    • 末光弘和+末光陽子 / SUEP.の、TOTO・ギャラリー間での建築展「Harvest in Architecture 自然を受け入れるかたち」
    • ピーター・ズントーによる家具コレクション。半世紀に渡り手掛けた建築の為にデザインされた家具を再構成し、椅子やテーブル等7型がラインナップ、日本の家具ブランド“Time & Style”が製品化

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