SHARE 最も注目を集めたトピックス [期間:2022/3/28-4/3]
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2022/3/28-4/3)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- ナノメートルアーキテクチャーによる、大阪・堺市の、三住戸の改修「2020年度 茶山台団地のリノベーション」。若年層向けの働く場を持つ住まいで、使い方への想像を引き出す為に中央空間と周囲の小割空間からなる“ロの字プラン”を考案、寸法設定でも想像し易さを意識し生活変化の受容も目指す
- 中山英之建築設計事務所が手掛けた、38㎡の住戸改修の写真と図面とインタビュー記事
- 鈴木崇真建築設計事務所による、愛知・名古屋市の「千種の住宅」。中低層住居が密集し微地形のある敷地に、風景の奥行が生む豊かさを求め“視線の飛距離”を意識して見通し良い空間を設計、地形の高低差に呼応した床レベル差が繋がりある空間に変化をつくる
- 角大輔 / 角建築研究室による、福岡・飯塚市の「楽市のアパートメント」。木造二階建て賃貸で一般的施工費と豊かな空間性の両立を目指し計画、外部空間の在り方を見直し住戸を細分化して路地を作る様に配置、専有共用な緩やかな重なりが集まり住む豊かさをつくる
- 吉本考臣建築設計事務所による、千葉・松戸市の、店舗兼住宅の住居部分改修「16mの帰り道」。創業150年越えの雑貨店と共に職住一体の生活環境を受け継ぐ施主の為に計画、仕事と生活を分離したいとの要望に奥行き16mの街路の様な“帰り道”を設計、“社会と家族の間”をつくる
- 石上純也による、山口の、洞窟のようなレストラン「maison owl」のほぼ完成した状態の写真
- 佐藤研吾による、“ときの忘れもの”での建築展「群空洞と囲い」の会場写真 / 石村大輔によるレビュー「見たことのないカタチの捉え方」。現場に滞在しての建築施工等のアプローチで知られる建築家の彫刻作品等を展示
- ゼロ・アーキテクツ プラス コンサルティングによる、千葉市の福祉施設「エルピザの里」。知的障がい者支援施設で、管理者視点でなく障がい者側の視点で家庭的な生活の場作りを目指し計画、多様な場を用意し其々の状況に寄り添える環境に加えて地域社会との繋がりを生む空間も内包
- 荻逃魚+梶山英幸 / N&Cによる、神奈川・横浜市の住宅改修「2021郊外の住居」。テレワーク中心の施主の為に郊外木造住宅を改修、既存の内部が暗い構成を構造補強を施した上で間仕切り壁を撤去する事で開放感あるリビングを実現、時代の要求に答える住まいの在り方も意識
- 佐藤充 / SATO+ARCHITECTSによる、宮城・仙台市の住宅「双葉ヶ丘の家」。住宅性能の底上げを図るプロトタイプと適正価格を目指し計画、道路との高低差のある狭小地に施工工程から逆算した平断面を考案、林の中を分け入るような空間体験をつくる
- AKINAI GARDEN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住戸改修「洞窟のある家」。“現状回復なし”での賃貸住戸の改修計画、コロナ禍以降の住まいの在り方を再考して小さな感動を発見する感性を育む空間体験を目指し設計、機能で呼ぶ部屋でなく光の強弱ある複数の空間をつくる
- 伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・福山市の「つながりの家」。住宅地にて自然との繋がりと開放感を求め計画、道路側に地域との緩衝となる車庫・バルコニー・庭を配置、日射分析により角度を導いた開口が外部の視線を遮ると共に光風の通り道をつくる
- 西沢大良によるテキスト「天職との出会い方」。2016年に母校の高校生に向けて自身の経験を綴った文章を掲載
- 建築家の大松俊紀による、実験家具の展覧会の会場写真とレポート。菊川工業とコラボした椅子を含む計7点が公開
- 小野寺匠吾建築設計事務所による、神奈川・横須賀市の「秋谷の住宅」。東京で働く施主の為に山を背に海を見渡す地に計画、“環境的な家”の要求に眺望と場への調和を考慮し様々な方角を向く箱を積層、ずれた重なりは内部に様々な対比と連続をつくり生活と環境を混交
- 池田隆志+池田貴子 / design itによる、滋賀・大津市の住宅「和邇のコート・ハウス」。琵琶湖を望む高台に愛犬家の施主の為に計画、人と犬が屋外で気持ち良く過ごせ眺望確保も叶える為に外と繋がる“半中庭”を考案、庭を眺めるのでなく生活の全てが庭と共にある建築を目指す
- 藤本章子+村部塁 / farmによる、神奈川・相模原市の住宅「光が丘の建替」。60年代開発の郊外住宅地で既存の要素踏襲の要望に、記憶継承と新環境創造を意図し文脈の解釈と再構築を実践、2つの庭・ポーチ・隙間空間によって“個-家族-地域”をしなやかに結ぶ
- 2025年大阪・関西万博会場内の、休憩所とトイレ等20施設の設計コンペが開催。平田晃久・藤本壮介・吉村靖孝が審査員を務める
- 山縣洋建築設計事務所による、千葉・流山市の住宅「NS」。車等複数台をリビングから眺めたいとの要望に、所有車の横長形状を参照し空間に取り入れる事を構想、建物を周囲に閉じつつ4つの中庭を設け“人と車と緑が混然一体”となる状況をつくる
- 野村直毅による、京都市の住宅「伏見・古家を取り込む増築」。幅4m奥行44mの敷地に建つ古家の改修増築計画で、古家を資源と捉え“職”と“住”の豊かな共存を目指して既存を包み込む様に増築、内外が反転するレイヤーが家族同士や街との距離感を調整