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江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う

621.33江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う

architecture|feature
住宅図面あり大分建材(内装・壁)建材(内装・床)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)建築食堂新成建設江藤健太矢野紀行
江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う photo©矢野紀行写真事務所
江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う photo©矢野紀行写真事務所
江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う photo©矢野紀行写真事務所

江藤健太アトリエが設計した、大分の住宅「別府の家」です。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う事が意図されました。

温泉で有名な大分県別府市に建つ5人家族のための二世帯住宅である。
子世帯夫妻は都市部からUターンし、環境豊かな別府市で親世帯と暮らす事を選び計画は始まった。

建築家によるテキストより

敷地周辺は鶴見岳や高崎山の稜線が連なり、地区計画で指定された切妻屋根の住宅群や、別府石による石垣の風土がこの地域の豊かな風景を形成していた。

敷地はウナギの寝床。間口7m×奥行33mの細長い形状である。それと並行して当計画地にも別府石による石垣風土が残っていた。この残された風土を活かしつつ、間口が狭く細長い敷地で新たな二世帯住宅の暮らし方を模索した。

建築家によるテキストより

計画では、敷地に対し20mの細い長方形ヴォリュームを立上げ、そこに地区計画に沿って全長27mの切妻屋根を架け渡す。また、屋根先端を道路側へ5.46m片持ちさせる事で、カーポートや寄付き空間、大きな軒下空間による周辺地域の方々とのコミュニティー空間を兼ねた。

内部には、玄関から裏庭まで続く幅1.6mの長い土間のウナギホールを通り庭や既存石垣と平行に設け、限られた面積の中で各諸室の延長線上として二世帯の緩衝や交流の場をグラデーショナルにつなげ、家族の会話のきっかけや距離感を生みだす。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う photo©矢野紀行写真事務所
江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う photo©矢野紀行写真事務所
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江藤健太アトリエによる、大分の住宅「別府の家」。地域の特色の石垣が残る細長い敷地に計画、適度な距離感で二世帯住宅の利点を享受できる空間を目指して建物を貫く土間ホールを設計、限られた面積内で各諸室の延長となり緩衝と交流の役割を担う image©江藤健太アトリエ

以下、建築家によるテキストです。


二世帯を繋ぐウナギホール

温泉で有名な大分県別府市に建つ5人家族のための二世帯住宅である。
子世帯夫妻は都市部からUターンし、環境豊かな別府市で親世帯と暮らす事を選び計画は始まった。

敷地周辺は鶴見岳や高崎山の稜線が連なり、地区計画で指定された切妻屋根の住宅群や、別府石による石垣の風土がこの地域の豊かな風景を形成していた。

敷地はウナギの寝床。間口7m×奥行33mの細長い形状である。それと並行して当計画地にも別府石による石垣風土が残っていた。この残された風土を活かしつつ、間口が狭く細長い敷地で新たな二世帯住宅の暮らし方を模索した。

建主親子は比較的仲が良い事から、二世帯暮しをポジティブに捉え、親子が一緒に住まう事で得られる家族間の安心感、寄添う事や会話が活性化される事で孤独感もやわらぐ。また、日常生活での仕事、家事、介護、教育なども分担しながら暮らせるメリットもあり、空間に適度な距離感を保つことができれば、ストレスの少ない関係性と助け合いの役割を構築でき、最小限の面積でも世代双方が理解可能な住環境を整えられると考えた。

建主の要望は、カーポート・雨に濡れないアプローチ。それと合わせて、予算と建坪30坪足らずの限られた面積内で、将来的な家族の成長や別れに伴う変化に対し、空間の使用勝手や寛容さを建主と共に検討した。

計画では、敷地に対し20mの細い長方形ヴォリュームを立上げ、そこに地区計画に沿って全長27mの切妻屋根を架け渡す。また、屋根先端を道路側へ5.46m片持ちさせる事で、カーポートや寄付き空間、大きな軒下空間による周辺地域の方々とのコミュニティー空間を兼ねた。

内部には、玄関から裏庭まで続く幅1.6mの長い土間のウナギホールを通り庭や既存石垣と平行に設け、限られた面積の中で各所室の延長線上として二世帯の緩衝や交流の場をグラデーショナルにつなげ、家族の会話のきっかけや距離感を生みだす。

またホールとともに石垣を切取る開口部、連続する梁のトラス、ロフト空間の気積や隙間を連関させる事で、平屋内部に開放性を獲得し、新規インテリア素材と経年した外部石垣などが一体的に構成される空間として、各諸室は仕切られながらも、二世帯の気配やこの地域の風土を感じられる空間を意図した。

この住宅は、細長い敷地形状に沿って、長く緩衝的なウナギホールを内部所室と外部の中間に添え、そこに二世帯が出会う距離感をつくりだし、家族や風土、豊かな風景とつながる暮らし方を目指した。

■建築概要

名称:別府の家
所在地:大分県別府市
主要用途:専用住宅(二世帯住宅)
家族構成:親世帯夫婦2人+子世帯夫婦2人+子供1人 計5人
意匠設計:江藤健太アトリエ 担当/江藤健太
構造設計:建築食堂 担当/白橋祐二
施工会社:新成建設
地域地区:第一種住居地域・準防火地域・地区計画区域
駐車台数:3台~4台
階数:平屋建て+ロフト
主体構造:木造軸組工法
最高高さ:5147㎜
軒高さ:3550㎜
敷地面積:253.06㎡
延床面積:104.76㎡
建築面積:127.07㎡
容積率:41.75% 制限値200%
建蔽率:50.21% 制限値60%
設計期間:2020年02月~2021年03月
工事期間:2021年04月~2021年10月
建築写真:矢野紀行写真事務所

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

GL鋼板 平葺200 NISCカラー(SANPO)

外装・壁外壁

GL鋼板 小波葺き NISCカラー(SANPO)

外装・建具サッシ

防火戸FGシリーズ(TOSTEM)

内装・床床

フロアリューム NW(東リ)

内装・壁壁

ビニールクロス貼り:WILL LW(リリカラ)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    加藤直樹 / N.A.Oが設計した、神奈川・横浜市の住宅「HOUSE-NN」です。母屋に子世帯の住まいを増築する計画、生活の営みをポジティブに許容する建築を目指して“要素の多さ”を意識し設計、限られた面積の中に二つの庭と吹抜をつくり開放性も生み出す事も意図されました。

    計画地はクライアントの実家敷地であり、古くからの住宅地に存する。
    当初の要望は、母屋隣の敷地を分割し、子世帯の住宅を新築することであった。

    しかし、旗竿敷地であったため、専用通路幅を確保することが法規的に難しく、敷地分割を断念し、母屋への増築工事に計画を切り替えた。加えて、母屋の構造は現行法に適合しておらず、増築面積が母屋延床面積の半分以下と制限がかかったため、結果的に“狭小増築”というかたちで計画をスタートさせることとなった。

    建築家によるテキストより

    「住宅は、人が生活を営むことを前提とした建築である。傷や汚れがつき、モノが増え、生活感が現れることも必然である。それらの必然をポジティブに許容するベースの設計をすべき」
    これは、私の住宅に対する持論であるが、クライアントはこの考えに強く共感していた。

    そのようなベースに必要なのは“要素の多さ”だと考えている。建築空間に素材感や色味、露出する構造体、さまざまな職種の手仕事感など、多くの要素をあらかじめ設え、生活を営むことにより必然的に生じる要素の介入にも耐えうるベースの設計を心がけた。

    建築家によるテキストより

    クライアントは、カウンセラー(夫)と画家(妻)の夫婦であるため、それぞれの作業をする個室が必要であったが、それ以外の部分は開放的な空間を望まれていた。また、設計者としても約20坪と面積制限がかかった中で閉塞感を与えるような構成は望ましくないと考えていた。

    それらの条件を満たすため、プライベート性を高める前庭、主な機能をもたせたメイン棟、採光の確保や距離感を与える中庭、夫の仕事場としての書斎棟、という4つのスペースを連続させ、前庭と中庭を介して2棟に分棟する計画とした。

    建築家によるテキストより
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    古くから築いた農の文化。集落の心底に潜む記憶のネットワークに興味を抱き、観察、分析、イノベーションというフローを実践している。

    建築家によるテキストより

    一つは集落の母屋の平面構成であり、住戸はお互いの距離を保ちつつ平屋であり太陽に反応して東西に細長の空間を構える傾向にある。興味深い事で、各住戸には玄関を南へ凸に張り出したミセ空間があり、建替に際し、集落内の連鎖空間でもあるミセ=社交空間を解体せず、アプローチへ転用し、挨拶を交わしこうべを垂れる空間は継続される事とした。

    建築家によるテキストより

    農村は、身近な「社会と住まい手によって造られている」。日常的なその豊かさを踏襲し、集落住居という固有性に虫眼鏡を当て、ごくごく身近に存在する理にかなった「魅力的な事柄」を継承し整えた住まいである。

    建築家によるテキストより
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    2022.4.09Sat
    • スノヘッタによる、アメリカ・ニューハンプシャー州の、ホプキンス芸術センターの改修と拡張。大学敷地内の地域の舞台芸術と映画の拠点施設で、構内の表玄関として人々の集う場となるべく都市構造や近隣の自然を参照し計画、既存建築を補完しながら現代的な表現創造の場をつくる

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