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2022.5.11Wed
2022.5.10Tue
2022.5.12Thu
木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す
photo©gramdesign

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architecture|feature
建材(外装・屋根)辻工務店グラムデザイン建材(内装・設備)建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(内装・水廻り)建材(内装・浴室)建材(内装・家具)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(外装・床)建材(内装・床)図面あり鳥取木村智彦住宅
木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す photo©gramdesign
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木村智彦 / グラムデザインが設計した、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」です。
長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す事が意図されました。

クライアントはガラス作家と鞄職人の夫婦、共に緻密且つ繊細、独特な世界観の作品を創る作家である。
永住の地を何処に構えるか思案していた夫婦であるが、夫の父が東京から鳥取に帰省したという縁もあり、鳥取中部の長閑な環境も気に入り、この場所に家を考えるに至った。1年半前に設計を依頼したいという連絡をいただいてからのお付き合いとなる。

建築家によるテキストより

切妻の大屋根、軒の跳ね出しは1.5mと大きくとり、軒下土間天端より軒天下端を2.1mと低く抑えている。
開口部の上端より低く垂れ下がる屋根は、物理的な機能として雨と日差しを遮るが、外皮として機能する外壁面より、住まい手の領域を大きく確定してくれているようにも感じる。
小さな庇と比べ大きな屋根は、住まい手にとって大きな安心感をもたらすように感じるのだ。 しかし屋根を大きく取ることで、建築の実質施工面積は大きくなる。 限られた予算の中、最大限に床を確保することに専念した。

建築家によるテキストより

今、この建築を“素”の状態であるように感じる。何故なら設計者である私が、アイコン的なイエらしい家のカタチを求め、素直なカタチ、簡素な素材でつくり、仕上げも粗方素地で終わっている。庭にもまだ土があるだけだ。 クライアントは夫婦で作家である。つくる人だ。職住一体の住まいを羨ましくも感じ、これからの長い時間を掛け、この建築が育まれていく姿を楽しみに感じている。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

木村智彦 / グラムデザインによる、鳥取・東伯郡の「田後のアトリエ住居」。長閑な環境に建つ作家夫婦の為の住宅で、長い時間を掛け育っていく“素”の状態の建築を求めて素直な形・簡素な素材・素地仕上げの建築を志向、加えて大屋根と大気積居間が安心感と求心力を生み出す photo©gramdesign
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以下、建築家によるテキストです。


クライアントはガラス作家と鞄職人の夫婦、共に緻密且つ繊細、独特な世界観の作品を創る作家である。
永住の地を何処に構えるか思案していた夫婦であるが、夫の父が東京から鳥取に帰省したという縁もあり、鳥取中部の長閑な環境も気に入り、この場所に家を考えるに至った。1年半前に設計を依頼したいという連絡をいただいてからのお付き合いとなる。

竣工を間近に控える今更ながら、私に設計を依頼した理由を聞いてみた。外観のシンプルなシルエットでつくられたそれまでの設計も好ましく感じたこと、細部までこだわりもあり、安心して設計を頼めそうに思えたという。作家であるクライアント夫婦にとって、ギャラリーのような住宅だとも感じており、住まいとして、仕事場として、この住宅の引き渡しを楽しみに、喜ばしく感じているという話も伺えた。

大きな屋根の下に最大限に床をつくる。
切妻の大屋根、軒の跳ね出しは1.5mと大きくとり、軒下土間天端より軒天下端を2.1mと低く抑えている。
開口部の上端より低く垂れ下がる屋根は、物理的な機能として雨と日差しを遮るが、外皮として機能する外壁面より、住まい手の領域を大きく確定してくれているようにも感じる。
小さな庇と比べ大きな屋根は、住まい手にとって大きな安心感をもたらすように感じるのだ。しかし屋根を大きく取ることで、建築の実質施工面積は大きくなる。 限られた予算の中、最大限に床を確保することに専念した。

素材、高さ、構成について。
外装は鳥取県産材の杉板。 ポーチを杉板本実加工の竪張りとしているが、基本は杉板下見板張り。 内装も1階床のみをフローリングなどとしているが、2階の床、壁、天井については、シナ合板の素地としている。

1階基本天井高さを2,200mm、そこから水平方向のシナ合板を割り付けし、外部のサッシと下見板張りの取り合いも全て計算し尽くし設計を行った。 天井、床についても同様である。 内部建具について基本的に引込み戸とし、戸袋におさまった際には、存在を感じさせないおさまりに。

シナ合板の内装であるため、緻密な寸法監理を行うことで、枠を付けないおさまりが可能となり、視覚的なエレメントを最小限に抑え、小さな気積の区切られたスペースでも、圧迫感を感じさせない設えとしている。

中央2間(柱間3.64m)分の居間となるスペースには、南北に両開きの木製引戸としているが、木製建具の框内法(ガラス面)を木枠の内法に合わせることで、最低限の見掛りに抑え、抜けのある空間を強調した。 天井高を低く抑えた室とは対象に、大きな気積でつくることで小さなスペースに対し求心力を持たせたいとも考えた。 抜けと求心力を持つ居間を挟む格好で、その他小さな室を配置する。とてもシンプルなプランの住宅である。

生まれたばかりの建築。
今、この建築を“素”の状態であるように感じる。何故なら設計者である私が、アイコン的なイエらしい家のカタチを求め、素直なカタチ、簡素な素材でつくり、仕上げも粗方素地で終わっている。庭にもまだ土があるだけだ。 クライアントは夫婦で作家である。つくる人だ。職住一体の住まいを羨ましくも感じ、これからの長い時間を掛け、この建築が育まれていく姿を楽しみに感じている。

■建築概要

所在地:鳥取県東伯郡
構造 / 規模:木造 / 2階建て
用途:住宅+アトリエ
設計者:木村智彦/グラムデザイン一級建築士事務所
施工:株式会社 辻工務店
建築面積:115.09㎡
1階面積: 99.37㎡
2階面積: 64.96㎡
延床面積:164.33㎡
設計期間:2020年10月~2021年10月
竣工:2022年4月

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・床軒下土間床

モルタル金ごて押さえ

外装・壁外壁

杉板下見板張りt=15mm

外装・屋根屋根

ガルバリウム鋼板竪ハゼ葺きt=0.35mm

外装・屋根軒天

杉板(本実加工)張り t=12mm

外装・建具開口部

木製建具
住宅用アルミサッシ(LIXIL)
トップライト スカイシアター(LIXIL)

内装・床1階床

モルタル金ごて仕上げ
カバ無垢フローリングt=15mm(ミハマ通商)
フレキシブルボードt=5mm圧着張り 蜜蝋WAX塗り

内装・壁壁

シナ合板t=5.5mm

内装・天井天井

シナ合板t=5.5mm

内装・造作家具家具

シナ合板フラッシュ ウレタン艶消し塗装

内装・家具キッチンステンレスカウンター

キッチンステンレスカウンター(シゲル工業)

内装・照明照明

ダウンライト(DAIKO)
ダクトレール(パナソニック)

内装・浴室ユニットバス

サザナ1717(TOTO)

内装・水廻り便器

アラウーノS160(パナソニック)

内装・水廻り洗面器、水栓金物

洗面器、水栓金物(TOTO、カクダイ)

内装・水廻り手洗器、水栓金物

手洗器、水栓金物(カクダイ)

内装・キッチン厨房機器

IHヒーター(日立)
食器洗い乾燥機(リンナイ)
キッチン水栓(LIXIL)

内装・床2階床

シナ合板t=5.5mm

内装・壁2階壁

シナ合板t=5.5mm

内装・天井2階天井

シナ合板t=5.5mm

内装・照明照明

ダクトレール(パナソニック)

内装・設備空調

冷暖房方式:ルームエアコン(ダイキン)
換気方式:第3種換気(三菱、パナソニック、メルコエアテック、ユニックス)

内装・設備給排水

給水方法:上水道直結
排水方法:下水道

内装・設備給湯

給湯方式:エコキュート(ダイキン)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    長坂常 / スキーマ建築計画による、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」。東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与
    長坂常 / スキーマ建築計画による、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」。東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与 photo©太田拓実

    長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・千代田区の、可動屋外家具「Tokyo Torch Parkのためのベンチ / テーブル / スツール」です。
    東京駅近くの屋外広場の為に計画、隣接ビルの工事で敷地内の仮囲いが移動し続ける条件に管理者がハンドリフターで移動可能なように設計、コンクリート製脚部は重さがあり安定感にも寄与しています。設置場所の公式ページはこちら。

    可動屋外家具の提案である。

    建築家によるテキストより

    この家具が置かれるTOKYO TORCH PARKは最初2021年に1棟竣工し、その後2027年に2棟目が竣工することから敷地内の仮囲いが移動し続けることにより、屋外家具自体も移動しないとならなかった。

    建築家によるテキストより

    そこで人のアクティビティを誘発する家具として考案するインターフェースシステムのうち、ハンドリフターで動かせる家具を提案した。管理者がハンドリフターを使用して、コンクリート製の脚部を持つテーブルや椅子を動かすことができる。

    重さがあるので素手のエンドユーザーには動かせず、強風で倒れることもなく、安全な屋外家具が実現した。

    建築家によるテキストより
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    東京プロダクト長坂常太田拓実千代田区スキーマ建築計画コダマシーンオリバー
    2022.05.11 Wed 17:29
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    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす
    photo©阿野太一+楠瀬友将

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    architecture|feature
    建材(外装・屋根)倉田直道仲隆介TAKAIYAMA上野佳奈子塚本建設GAヤマザキ安東陽子デザイン設備計画楠瀬友将建材(内装・設備)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)大村真也図面あり小西泰孝建築構造設計岡安泉阿野太一教育施設赤松佳珠子
    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将
    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将
    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将
    赤松佳珠子+大村真也 / CAtによる、群馬の「共愛学園前橋国際大学5号館」。教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす photo©阿野太一+楠瀬友将

    赤松佳珠子+大村真也 / CAtが設計した、群馬・前橋市の「共愛学園前橋国際大学5号館」です。
    教育や運営の向上の為に学習・交流・事務の一体化を担う施設、地域と大学の結節点として人々を繋ぐ事も目指して全方向に開いた建築を志向、様々な用途の場を緩やかに繋いで空間をアクティビティで満たす事も意図されました。大学の公式サイトはこちら。

    共愛学園は、133年の歴史を誇る子ども園から大学までを有する総合学園で、その一翼を担う共愛学園前橋国際大学はGLOCALな人材育成を目指し、(GLOBAL+LOCAL)地学一体となった取組で注目を集めている。

    アクティブラーニング、キャンパスライフの拠点となっている「4号館KYOAI COMMONS(以下COMMONS)」(乾久美子建築設計事務所)に加え、さらなる教育環境・学生生活の向上、大学の事務・運営機能の集約・充実を図るために、「学習の場」「集い・交流の場」と「事務機能」を一体化した新たな建築を求めて、建築家の倉田直道さんがアドバイザーとして参画した指名プロポーザルが行われた。

    建築家によるテキストより

    計画地はサクラ並木の美しい「キャンパスモール」の始点、COMMONSと広場を挟んで並ぶ関係にある。既存の大学の中枢機能がある事務棟(1号館)は、「キャンパスモール」の終点に位置していたが、今回キャンパスの奥から玄関口に移転するにあたり、地域とキャンパスの結節点として、人々を繋ぎ、流れを生み出す裏表なく全方向に開いた建築が必要だと考えた。

    建築家によるテキストより

    職員・学生・地域住民が緩やかに関係をつくることができるように、大学事務のワークプレイスと学生や地域住民が自由に使うことができるFLAとの境界は、壁やカウンターで区切るのではなく、ベンチや書架、建具を組み合わせた家具で緩やかな境界をつくりその廻りにアクティビティを誘発させる。

    さらに、大階段と一体となった段状のデッキや、手すりと一体となったカウンターデスクなど、「ミドルスケール」と定義した家具以上建築未満のエレメントによって、より人間の身体に近いスケールのエレメントが、ささやかな日常に佇まいや気配を与え、空間や建築の外側に対しても場を生み出し、あらゆる場所が多様なアクティビティに満ちた空間となる。

    建築家によるテキストより
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    建材(外装・屋根)倉田直道仲隆介TAKAIYAMA上野佳奈子塚本建設GAヤマザキ安東陽子デザイン設備計画楠瀬友将建材(内装・設備)建材(外装・建具)建材(外構・床)建材(外装・壁)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)大村真也図面あり小西泰孝建築構造設計岡安泉阿野太一教育施設赤松佳珠子
    2022.05.11 Wed 13:01
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    【ap job更新】 noizが、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 noizが、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 noizが、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中
    【ap job更新】 noizが、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)を募集中Industrial Technology Research Institute (ITRI) (2014), Photo: 阿野太一
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
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    noizの、建築設計スタッフ(経験者・新卒既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    noizでは、現在、住宅から大規模プロジェクトを含む、建築・インテリアプロジェクトが複数進行中です。

    この度、建築設計スタッフ(シニアアーキテクト、ジュニアアーキテクト)を募集します。

    noiz は、2007 年に豊田啓介と蔡佳萱が設立、2016 年より酒井康介が新たにパートナー として加わる形で、東京と台北、ワルシャワの三拠点で活動している建築設計事務所で、今年15年目を迎えました。

    コンピューテーショナルな手法および知見を駆使し、建築設計やインテリアデザインを軸としながら、デジタルインスタレーションから都市計画、コンセプトデザインまで幅広いジャンルで国際的に活動しています。最新のデジタル技術と建築設計の知見とを融合しながら、国内外から集まった多様な背景やスキルを持ったメンバーによるチームで、新しい知識や技術のリサーチや導入なども積極的に行っています。

    noizではCAD や BIMにとどまらず、ゲームエンジンやプログラミングなど、建築とその周辺の最新のテクノロ ジーを駆使し、建築ならではの場所や素材の力を引き出すプロジェクト、データや行動を間接的にデザインするシステム構築、多様な企業やアーティスト、プログラマーとのコラボレーションを前提としたインスタレーションやプロダクトのデザイン、さらにはメタバースやコモングラウンドと呼ばれる、バーチャル空間での建築や空間設計の在り方、およびそれらと物理世界との接続に関する新しい技術とデザインの開拓に積極的に取り組んでいます。
    また、毎月、東京・台湾・ワルシャワを繋ぐミーティングとプロジェクトのプレゼンを行い、全スタッフで共有しています。

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2022.05.11 Wed 11:08
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    2022.5.10Tue
    • 畑友洋建築設計事務所による、大阪・堺市の、バーベキューフィールド「原池公園拠点施設」の写真
    • 上林剛典 / platによる、東京・原宿の店舗「RESTAURANT U」。若者が集まる通りに面する飲食店の内装計画、街と店の距離感を近づける事を目指して室内のカウンターが外に飛出るデザインを考案、内部では客と店員が交錯する動線設計を意図的に行い自然な交流を促す
    • 大西麻貴+百田有希 / o+hによる、山形市の児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」の完成見学会が開催。加えて、設計者や館長が参加する特別座談会もオンラインで公開
    • スカーン・チャイヤワット+進藤理奈+ウィティー・ウィスタムポーンによる、タイの、寺院の施設「Buddhanimit Temple」。寺運営の教育施設に入る子供の増加に伴う寮の計画、新築予定に対し調査を行い予算配分を再検討して既存建物の寮への改修と図書館等新設を提案、生活・学習・課外活動の場を様々な文脈を尊重してつくる
    • 小嶋健志郎 / STUDIO JEUによる、福岡の美容室「ZOEY et.」。自己表現として髪型に拘りをもつ若者が訪れるサロンの2号店の計画、刺激的体験を共有する場を目指して視線が交差し互いの思想が垣間見える円形空間を設計、SNS時代以降の実店舗の在り方も考慮
    2022.5.12Thu
    • 矢橋徹建築設計事務所による、熊本の住宅「下江津の家」。新興住宅地の畑や公園に囲まれた仕事場を持つ住宅、矛盾する開放性と堅牢性の両立を求めて“レベル差”と“ズレ”で距離感を作り応答、周囲の切妻を参照しつつも要素に新規性を忍ばせ公共的建ち方を志向
    • スキーマ建築計画の長坂常が、尾道の築110年の古民家を買い取り“アーティスト・イン・レジデンス”として再生させるプロジェクトを始動。修繕方法のオープン化を行い、風景の保存も目指し、クラファンを実施中
    • 狩野一貴建築設計事務所による、富山・高岡市の増築「荻布の家」。親の住宅に子世帯の居住空間を増築する計画、限られた面積内に大らかさを求めて心理的奥行きを作るべく動線上に多様な性質を持つ場が展開するように設計、風景や光も取込んで豊かな住まいを目指す
    • 山田貴仁+犬童伸浩 / studio anettaiによる、ベトナム・ホーチミンの住戸改修「A Suite in Thao Dien」。北欧家具等を体験し宿泊する滞在型展示室の計画、“この国らしさ”を求めて5つの色鮮やかな円形床とエリア分節も担う南国の植栽で家具類を引き立てる空間を考案、モダンと地域性が共存した空間をつくる
    • 末光弘和+末光陽子 / SUEP.による、ギャラリー・間での建築展「自然を受け入れるかたち」の予告動画

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