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トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る
photo©阿野太一

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architecture|feature
明野設備研究所solsoWHITELIGHT SOUNDSYSTEMKvadratゲルチョップイリヤクリキンディインターオフィス遠藤照明建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・造作家具)建材(内装・その他)建材(内装・水廻り)港区禿真哉東京展示施設鈴野浩一トラフ建築設計事務所スポーツ施設阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム、エキスパンドメタルを使用した弓型の什器は、イベント等に合わせてレイアウトを可変できる。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るアクティビティスペース、ヨガやダンスを行う空間で、窓からの眺めを背景にのびのびと活動できる開放感ある空間。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、漆喰調の壁面側には、フィッティングルームや工作スペース、ポッドキャストの収録ブース photo©阿野太一

トラフ建築設計事務所が設計した、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」です。
商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設です。建築家は、ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザインしました。そして、新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る事を意図しました。

六本木の東京ミッドタウンに移転するスポーツブランドの施設のための内装計画。

建築家によるテキストより

2017年に手掛けた既存のヘッドオフィスの10Fに、メディア向けのショールームやインフルエンサーなどゲストをもてなすスタジオ機能といった都内の別ロケーションに分散していた機能を集約させ、多目的なアクティビティスペースも加えた3つの施設を新設する。執務に特化したオフィスビル内に、同社のブランドを体現しつつ、様々な使い方と変化を受け入れる空間が求められた。

建築家によるテキストより

オフィスビルという環境にありながら、ゲストにとって訪れるたびに新しい発見があり、特別な滞在時間を過ごせるような場所を目指した。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作る最新商品が黒い空間に浮かび上がるロビー photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るロビーからショールームを見る。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム、床は体育館を想起させるフローリングと同社製品のリサイクル素材によるコルク床を張り分けた。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム、リサイクル素材によるコルク床。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム、スタジアムを連想させる求心性のある円形テーブルと段状のベンチ、3200φのLED電光パネルが来訪者を迎える。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム、窓側には外光を透過させる波型FRPを背景に商品が並ぶ。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム、エキスパンドメタルを使用した弓型の什器は、イベント等に合わせてレイアウトを可変できる。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るショールーム photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るロビーからアクティビティスペースを見る。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るアクティビティスペース、約14mのミラーが、幅広のフローリングやスケルトン天井を映しこむ。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るアクティビティスペース、ヨガやダンスを行う空間で、窓からの眺めを背景にのびのびと活動できる開放感ある空間。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るアクティビティスペース、ミラーの裏側のスペースには最大40名用のシャワールーム3室を設置し、照明や柔らかな色合いが居心地のよさを生み出す。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るネオンアートのあるロビーを抜けると外光に満ちたスタジオスペースが開ける。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、様々な要素をコラージュ的に配置し、リビングルームのような居心地のよさと多様なアクティビティを受け入れるおおらかなスペース。 photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、窓際には書棚付きの造作ベンチと小上がりスペース photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、個性的なソファを中心として、オリジナルスピーカーやDJブース、植栽などが配置されている photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、漆喰調の壁面側には、フィッティングルームや工作スペース、ポッドキャストの収録ブース photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、ポッドキャストの収録ブース photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ、工作スペース photo©阿野太一
トラフ建築設計事務所による、東京・港区の「NJH SHOWROOM/ACTIVITY/STUDIO」。商品展示・運動・もてなしの為の3つの空間を備えたスポーツ企業の施設。ブランドを体現し様々な使い方を叶える場の要望に、其々の目的に合わせ多様な素材を用いてデザイン。新しい発見と特別な時間を提供する場所を作るスタジオ photo©阿野太一

以下、建築家によるテキストです。


六本木の東京ミッドタウンに移転するスポーツブランドの施設のための内装計画。

2017年に手掛けた既存のヘッドオフィスの10Fに、メディア向けのショールームやインフルエンサーなどゲストをもてなすスタジオ機能といった都内の別ロケーションに分散していた機能を集約させ、多目的なアクティビティスペースも加えた3つの施設を新設する。執務に特化したオフィスビル内に、同社のブランドを体現しつつ、様々な使い方と変化を受け入れる空間が求められた。

最新商品が黒い空間に浮かび上がるロビーを抜けると、展示商品のためのギャラリーと見立て、グラフィックとともに、スポーツブランドとしてのアイデンティティを持たせたショールームが広がる。スタジアムを連想させる求心性のある円形テーブルと段状のベンチ、3200φのLED電光パネルが来訪者を迎える。窓側には外光を透過させる波型FRPを背景に商品が並び、背後の商品が見え隠れするエキスパンドメタルを使用した弓型の什器は、イベント等に合わせてレイアウトを可変できる。床は体育館を想起させるフローリングと同社製品のリサイクル素材によるコルク床を張り分けた。

ヨガやダンスを行うアクティビティスペースでは、窓からの眺めを背景にのびのびと活動できる開放感ある空間を目指した。
約14mのミラーが、幅広のフローリングやスケルトン天井を映しこむ。ミラーの裏側のスペースには最大40名用のシャワールーム3室を設置し、照明や柔らかな色合いが居心地のよさを生み出す。

スタジオはEVホールから短い動線でアクセスでき、ゲストが人の目に触れないよう配慮されている。
ネオンアートのあるロビーを抜けると外光に満ちたスペースが開ける。個性的なソファを中心として、オリジナルスピーカーやDJブース、植栽などを配置した。漆喰調の壁面側には、フィッティングルームや工作スペース、ポッドキャストの収録ブース、窓際には、書棚付きの造作ベンチと小上がりスペースを設置した。様々な要素をコラージュ的に配置し、リビングルームのような居心地のよさと多様なアクティビティを受け入れるおおらかなスペースとした。

オフィスビルという環境にありながら、ゲストにとって訪れるたびに新しい発見があり、特別な滞在時間を過ごせるような場所を目指した。

■建築概要

所在・会場:東京 東京ミッドタウン
主要用途:ショールーム、アクティビティスペース、スタジオ
施工:イリア、クリキンディ
音響設計・製作:WHITELIGHT SOUNDSYSTEM
設備設計:明野設備、イリヤ
照明計画:遠藤照明
STUDIO フィッティングルーム:ゲルチョップ
家具:InterOffice
ファブリック:Kvadrat
植栽:SOLSO
延床面積:1106.68m2(SHOWROOM 362.1 m2 /ACTIVITY 393.2 m2 /STUDIO 351.4 m2)
設計期間:2021年9月~2022年5月
施工期間:2022年2月~2022年7月
写真:阿野太一

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床SHOWROOM 床

t12 フローリング 斜め貼り HS Oak90[Extra Matt]W90(望造)

内装・壁SHOWROOM 壁

PB + AEP塗装 / 一部、グラフィックシート貼り

内装・造作家具SHOWROOM 什器[ 窓際シューズラック ]

背板 波板FRP + 棚板 スチール焼付塗装

内装・造作家具SHOWROOM 窓際ベンチソファ

オーク突板 UC塗装 + 張地(Kvadrat)

内装・造作家具SHOWROOM 弓型什器

エキスパンドメタル 粉体塗装

内装・床ACTIVITY 床

t15 フローリング 長手方向貼り 複合オーク 300幅 ツヤ消し UC塗装18*300*2000 (ニッシンイクス)

内装・壁ACTIVITY 壁

PB + AEP塗装 / 一部、グラフィックシート貼り

内装・床SHOWER ROOM 床

ボロン・ナウ アントラシテ(ADVAN)
一部、リノリウムシート貼りマーモリウム / コンクリート(TAJIMA)

内装・壁SHOWER ROOM 壁

PB + AEP塗装

内装・造作家具SHOWER ROOM 什器[ 洗面台 ]

天板:コーリアン カーボンアグリゲート + ホワイトオーク練付け

内装・水廻りSHOWER ROOM 洗面器

アンダーカウンター FOSTER(デュラビット)

内装・床STUDIO 床

既存のまま

内装・壁STUDIO 壁

PB + AEP塗装 / 一部、ジョリパット仕上げ

内装・造作家具STUDIO 什器[ DJブース / スピーカー / 工作テーブル / 窓際ベンチ ]

バーチ材合板 UC塗装

内装・造作家具STUDIO シューズラック

バーチ材合板 UC塗装 + 背板FRP

内装・その他STUDIO クッション

張地(Kvadrat)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Building site:Tokyo, Tokyo Mid Town
Principle use:SHOWROOM / ACTIVITY SPACE / STUDIO
Production:Ilya, kurikindi
Sound design and production:WHITELIGHT SOUNDSYSTEM
Facility design:Akeno Facility Resilience, Ilya
Ligthing:ENDO-Lighting
STUDIO fitting room:GELCHOP
Furniture:InterOffice
Fbric:Kvadrat
Plants:SOLSO
Total floor area:1106.68m2 (SHOWROOM 362.1 m2 /ACTIVITY 393.2 m2 /STUDIO 351.4 m2 )
Design period:2021.09-2022.05
Construction period:2022.02-2022.07
Photo:Daici Ano

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2022.09.22 Thu 16:05
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    現代美術作家の田村友一郎と建築家の藤原徹平と中山英之が審査する、日本ペイント主催の国際学生コンペ「AYDA2022」が開催されます。テーマは「空間のイマジナリーライン」です。最優秀賞はアジア学生サミットへの招待と賞金30万円が贈呈。登録締切は、2022年11月2日(水)提出期限は、2022年11月9日(水)です。【ap・ad】

    ※登録締切が、2022年11月16日(水)提出期限は、2022年11月23日(水)に延期されました

    テーマ:空間のイマジナリーライン

    映画の世界に、イマジナリーラインという言葉があります。

    たとえばスクリーンいっぱいに2人の顔のアップが、交互に映し出されたとします。すると、ふたりを同時に撮ったシーンがなくても、誰もが見つめ合うふたりを思い浮かべるでしょう。この、観る側の頭の中にある視線の運動が、イマジナリーラインです。映画を観ることとは、断片的な映像を想像力で結び合わせることで、それぞれが頭の中に物語世界を立ち上げていくこと、と言えるのかもしれません。

    色覚の世界にも、似たような作用があります。たとえば、ふたつの異なる色を同時に見たとき、実際にはそこにない色が頭の中に浮かぶことや、その色の組み合わせが持つ意味が、脳裏にイメージとして立ち上がってくることは、きっと想像しやすいでしょう。

    そこに存在するものを使って、存在していないものまで生み出すこと。この課題では、そういった事柄をまとめて、「空間のイマジナリーライン」と呼んでみたいと思います。

    イマジナリーラインは、頭の中に広がる世界です。だから、現実世界の境界線の制約を受けません。敷地境界線だけでなく、過去や未来を、国境や性別を、生や死を、ミクロとマクロを超えて、広がっていく可能性を秘めています。それは、小さな部屋で宇宙の蠢きを聴くことかもしれません。立ちはだかる障壁を越えて、誰かと手を取り合うようなことかもしれません。

    現実世界のどこかに、かたちある設計物を計画することで、そこに存在しない「空間のイマジナリーライン」が浮かび上がる。そんな可能性、関係性を想像し、提案してください。

    ayda.jp

    賞金

    ●アジア学生サミットでの最優秀賞(1名)
    賞金 10,000 USドル
    ハーバード大学での6週間のサマースクールへの招待(旅費滞在費を含む)

    ●日本地区最優秀賞(1名)
    賞金 30万円
    アジア学生サミットへの招待(旅費滞在費含む)
    日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

    ●日本地区インテリア部門優秀賞(2名)
    賞金 各5万円
    日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

    ●日本地区建築・ランドスケープ部門優秀賞(2名)
    賞金 各5万円
    日本地区審査員とのインターンシップツアーへの招待

    【引用元サイト名】

    募集概要等は以下からどうぞ。

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    2022.09.22 Thu 11:10
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    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる
    photo©Nao Takahashi

    SHARE 岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる

    architecture|feature
    建材(内装・建具)住環境ジャパンR.E.A.D. & Architects岡田絢子建材(内装・造作家具)建材(内装・水廻り)建材(内装・家具)建材(内装・キッチン)建材(内装・金物)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)髙橋菜生図面あり岡田一樹住戸リノベーション東京
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる photo©Nao Takahashi
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる photo©Nao Takahashi
    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsによる、東京の住戸改修「簾戸の家」。強い日差しが入る南東向き住戸での計画。日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作。大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる photo©Nao Takahashi

    岡田一樹+岡田絢子 / R.E.A.D. & Architectsが設計した、東京の住戸改修「簾戸の家」です。
    強い日差しが入る南東向き住戸での計画です。建築家は、日射の緩和とモダンな和の意匠という要望に、“簾戸”を現代化した建具を考案して陽光を遮る性能を持つ特殊素材で制作しました。そして、大幅な間取り変更でなく光と素材の選択で空間をつくる事も意図されました。

    対象住戸は都内の閑静な邸宅街の小規模マンション中層階の南東向きの一角にある。
    夏が過ぎた9月、調査でこの住戸を初めて訪れた時、南東向きの大きな単板ガラスの開口から、強すぎる直射日光が室内に差し込んでいた。「この暑さを何とかしてほしい」。これが依頼主の最初の要望だった。

    建築家によるテキストより

    プランニングとしては、マンションの構造が壁式鉄筋コンクリート造で間仕切りの多くが構造壁であったため、大幅な間取り変更は行わず、南東のLDKのワンルーム空間、中央の水回りのコア、北西の個室群を、廊下で繋ぐシンプルな構成とした。

    建築家によるテキストより

    課題であった南東からの直射日光の緩和と、モダンな中の和の意匠という条件を考えたとき、日本の伝統的な建具である「簾戸」を現代化した建具を作って、強い直射日光を透過・拡散させ柔らかい和の光に変換することで、それらの両方をクリアできないかと考えた。

    簾戸には直射日光を遮る性能を有する特殊なファブリックを太鼓張りし、格子をシルエット状に浮かび上がらせた。室内は漆喰で仕上げ、簾戸を通した柔らかい光によって、壁と天井のグラデーショナルで滑らかな質感を表現した。また、廊下の壁はホワイトセメントを掻き落とした現代的な土壁のような表情とし、アーティストの作品をかけた。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・建具)住環境ジャパンR.E.A.D. & Architects岡田絢子建材(内装・造作家具)建材(内装・水廻り)建材(内装・家具)建材(内装・キッチン)建材(内装・金物)建材(内装・照明)建材(内装・壁)建材(内装・床)髙橋菜生図面あり岡田一樹住戸リノベーション東京
    2022.09.22 Thu 11:09
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    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現
    photo©Zhu Runzi

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    architecture|fashion|video|feature
    リノベーション中国上海ネリ&フー事務所コンバージョン図面あり
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi
    ネリ&フーによる、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」。古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修。フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案。経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現 photo©Zhu Runzi

    ネリ&フーが設計した、中国・上海のオフィス「Nomadland RED PLUS Studio」です。
    古い工場のフロアをファッション企業のオフィスに改修しました。建築家は、フレキシブルな労働環境の要望に、“遊牧民”をコンセプトに掲げて可変性を持つ什器類を考案しました。また、経年変化する素材の選択で空間自体で流動性も表現しています。施主企業の公式サイトはこちら。

    こちらは建築家によるテキストの翻訳

    「ある場所から別の場所へ向かう途中では、いつもより少し客観的に自分の人生を見つめることができたようだ。彼が最も明確に考え、止まっているときには到達できないような決断を下すのは、しばしば旅行中であった」
    – ポール・ボウルズ『シェルタリング・スカイ』

    上海市静安区の旧工業地帯に位置するこのプロジェクトの概要は、古い工場の上層階を再利用するというものです。ネリ&フーは、このようなプロジェクトは、都市のありふれたものを祝うためのエキサイティングな機会だと考えています。歴史的価値のない建物にも大きな可能性があり、敬意をもって扱われるべきなのです。何十年にもわたる改修で蓄積されたレイヤーを剥がすと、元の建物の個性の核となるエッセンスが見えてきます。コンクリート構造の骨組みが主要な空間を形成し、既存の一連の天窓が自然光の重要な光源として残されています。

    装備の全体的なデザインコンセプトは「遊牧民」、つまり固定性を欠くという考えに触発されています。クライアントのRED PLUSはファッションやメディアを扱う企業であるため、デザインの概要としてフレキシブルなワークスペースが求められました。都市間を移動しながら専門的なサービスを提供する旅人のように、この機関で働く人々もまた、さまざまなシナリオに応じて空間を変化させる必要がありました。2つの窓にある作業面は、折りたたむと追加のデスクとして使うことができます、会議室は、用途に応じて透明・不透明にできるガラスを採用、壁のパネルは、スライドさせてプライバシーや照明の設定を変えることができます、中央のスペースは、投影面を下げると試写室として利用できます。

    建物のオリジナルの強さを明らかにし、過去と現在の境界線上にある空間と共存できるよう、慎重にレイヤーを重ねています。多くのパネルが操作可能であるだけでなく、素材そのものが流動的であることを示唆しています。ブラッシュドステンレススチールとフロストガラスは、常に変化する周囲の環境を映し出し、極めて優美な存在感を放ちます。亜鉛メッキ鋼板やメッシュは、時間の経過とともに徐々に腐食し、色が変化していくという不安定な性質を利用して、意図的に使用されています。また、デスク、タスクチェア、ランプなど、多くの家具のカスタムデザインもネリ&フーが担当し、デザインを完成させました。

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    リノベーション中国上海ネリ&フー事務所コンバージョン図面あり
    2022.09.22 Thu 06:35
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    2022.9.21Wed
    • 白石卓央 / 愛媛建築研究所による、愛媛の「DIG STUDIO」。ダンススタジオと学習室とカフェが入る建築。子供の利用が多い状況に対し、レッスン時間外の受け皿となり待合にも使える諸空間を併設。“学校とも一般的な学習塾とも異なる新たな居場所”をつくる
    • 【ap job更新】 賃貸集合住宅を中心に取り組み、代表が著書も執筆する「添田建築アトリエ」が、設計スタッフ(新卒既卒・中途)とアルバイトを募集中
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    2022.9.23Fri
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