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子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いる
photo©淺川敏

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architecture|feature
子浦中インテリアズ三井デザインテックカッシーナ・イクスシ―D.BRAINsolsoシオ建築設計事務所インターオフィス杉尾篤照明設計事務所建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり淺川敏事務所東京
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるReception photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるApproach photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるGallry 2 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるWork Space photo©淺川敏

子浦中 / シオ建築設計事務所が設計した、東京のオフィス「Power X」です。
自然エネルギーに関わる企業の事務所です。建築家は、事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案しました。また、この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いられました。施主企業の公式サイトはこちら。

洋上風力発電所や陸地で発電された自然エネルギーをバッテリーにためて、長距離送電をするために蓄電池の製造販売、電気運搬船の製造販売を行うPower Xのオフィスである。

Power Xの事業計画を聞いた私たちは、子供のころ誰しもが持っていたわくわくドキドキ高揚する気持ちが再燃するような感覚を覚えた。それは、事業に対する期待、将来性があるからに他ならないと直感した。

建築家によるテキストより

そこで私たちは、オフィスを訪れるゲストに期待感と特別感を与えるオフィスにしたいと考え、その上で自然エネルギーの会社らしく人の手ではなく自然に、偶然に出来上がるデザインを用いてPower Xの事業を表現することとした。

建築家によるテキストより

自然がデザインした素材には、ゲストを出迎える床には電気の流れているような白大理石を用いた。
大理石の模様は、自然がデザインした模様のため、様々な顔を持っている。金属板は、特殊な研磨仕上げのうえに窯につけて模様が自然と現れる仕上げである。窓際の植栽は、時間とともに変化する太陽が様々な表情の影を床に与える。その他、Windmill conferenceの風車をかたどったテーブルのSUS目地、Ark conferenceの船の形をしたテーブルや帆の意匠の執務椅子などが会社の事業を表現している。大理石や金属板を用い緊張感がありながら、自然の木や植物がオフィスに暖かさと居心地の良さを作り出す。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるReception photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるEntrance Hall photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるApproach photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるApproach photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるHall photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるGallery 1のディテール photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるGallery 1のディテール photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるGallery 1 photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるWindmill Conference photo©淺川敏
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子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるWindmill Conference photo©淺川敏
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子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるARK Conference 1 photo©淺川敏
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子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるデイティール photo©淺川敏
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子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるFree Space photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いるWork Space photo©淺川敏
子浦中 / シオ建築設計事務所による、東京のオフィス「Power X」。自然エネルギーに関わる企業の事務所。事業への“期待感”の空間での表現を目指し、長いアプローチ等でゲストが高揚感を覚える動線計画を考案。この会社らしさを意図して“自然がデザインした素材”も内装に用いる image©シオ建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


洋上風力発電所や陸地で発電された自然エネルギーをバッテリーにためて、長距離送電をするために蓄電池の製造販売、電気運搬船の製造販売を行うPower Xのオフィスである。

Power Xの事業計画を聞いた私たちは、子供のころ誰しもが持っていたわくわくドキドキ高揚する気持ちが再燃するような感覚を覚えた。それは、事業に対する期待、将来性があるからに他ならないと直感した。

そこで私たちは、オフィスを訪れるゲストに期待感と特別感を与えるオフィスにしたいと考え、その上で自然エネルギーの会社らしく人の手ではなく自然に、偶然に出来上がるデザインを用いてPower Xの事業を表現することとした。

平面計画は、オフィスを訪れるゲストにお出迎え感と期待感、特別感を与えるため、ゆとりのあるReceptionと長いApproachを設け、そこから続くWindmill conferenceのためだけのGalleryで繋げることで特別感を作った。43階に位置するこのオフィスは、晴れた日には富士山を望めるほど眺望が良い。長い廊下の先には東京を一望できる眺望が広がり、ゲストを驚かす。有機と無機の素材が混ざり合う宇宙のようなこの会議室は、円卓を囲みながら今後の事業について語り合う特別な場所である。

Windmill conferenceの反対には、二室連続のArk conferenceがある。船型の机が特徴的なこの会議室は、間仕切りをサッシとすることで自然光と解放感を大切にリラックスした雰囲気で会議のできる場所である。平面を会議室エリアと半分に分けたWork Spaceは、将来スタッフが増えることを想定し拡張性を持たせ、その余剰スペースは、簡単な社内会議や気分を変えて作業のできるFree Spaceとした。

自然がデザインした素材には、ゲストを出迎える床には電気の流れているような白大理石を用いた。
大理石の模様は、自然がデザインした模様のため、様々な顔を持っている。金属板は、特殊な研磨仕上げのうえに窯につけて模様が自然と現れる仕上げである。窓際の植栽は、時間とともに変化する太陽が様々な表情の影を床に与える。その他、Windmill conferenceの風車をかたどったテーブルのSUS目地、Ark conferenceの船の形をしたテーブルや帆の意匠の執務椅子などが会社の事業を表現している。大理石や金属板を用い緊張感がありながら、自然の木や植物がオフィスに暖かさと居心地の良さを作り出す。

これらのデザインが、ここを訪れるゲストや働くスタッフの会社の事業の理解に寄与できればと願う。

■建築概要

題名:Power X

所在地:東京都

主用途:オフィス

設計:シオ建築設計事務所

担当:子浦中、小林柚子

照明設計:杉尾篤照明設計事務所
施工:三井デザインテック

什器:DBRAIN

置家具:インターオフィス、カッシーナイクスシー、インテリアズ
植栽:solso

床面積:511.89㎡

設計:2021年10月~2022年1月

工事:2022年2月~2022年5月

竣工:2022年5月

写真:淺川敏

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床執務エリア・ウェブ用会議室エリア床

タイルカーペット:DT2222(サンゲツ)

内装・床Reception・Entrance Hall・Approach・Hall・Gallery1,2床

大理石:アジャックス(安藤大理石)

内装・床各会議室床

タイルカーペット:DT2222(サンゲツ)
大理石:アジャックス本磨き(安藤大理石)

内装・壁執務エリア壁

EP 竹中工務店標準色 NT20.5 近似色

内装・壁Gallery1,2壁

EP JN87+SUS目地

内装・壁各会議室・ウェブ用会議室エリア壁

EP JN87

内装・壁Reception・Approach・Hall壁

アルミパネル:NASK V-W-S [SA20](エヌ・エス・ケー ニシダ工業)

内装・壁Entrance Hall壁

塩ビシート:TR-4416(サンゲツ)

内装・天井執務エリア・ウェブ用会議室エリア天井

既存システム天井

内装・天井他居室天井

EP JN87

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.04.11 Tue 13:00
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    清水俊貴 / 福井工業大学建築土木工学科と山田寛 / LoHAによる、福井・勝山市の店舗「nimbus」です。
    磯崎新と伊東孝が設計した住宅を店舗に改修する計画です。建築家は、“生きられた建築”を目指し、既存の保護と整理に加えてグリッド等を継承する“チューニング”としての設計を志向しました。そして、既存空間が持つ“公共性”の質を更に引き出す事が意図されました。店舗の公式サイトはこちら。

    福井県勝山市に、昨年9月にオープンしたスカーフ&ライフスタイルショップnimbus(ニンバス)。
    勝山市には建築家・磯崎新が設計した2軒の住宅がある。そのうちの1軒について住宅から店舗へと改修設計(我々はチューニングと呼ぶ)を行ったものである。

    建築家によるテキストより

    まずはコンクリート躯体の可能な限りの保護に努めた。屋上防水や排水ルートの改修、打放しコンクリートの補修及び表面コーティングの再塗装を行った。また幾度もの設備工事によると思われる配管が無数にあったため、不要な配管撤去を行った。

    インテリアについて、既存の磯崎建築の強い形式性を持つ打放しコンクリート躯体(1050mmグリッドや天井ドーム)を「天」、その下での人の営みを「地」に見立ててみた。天と地の間でスカーフや雑貨達が、雲の様にふわふわと漂うような、やわらかい可変性を持つ臨機応変な商品展示(組み換え可能な大きなテーブル、吊りワイヤー用の壁に設置した丸環)を意図した。
    既存什器カウンターの塗り替え、床の張り替え、新たな什器の仕上げ等に、既存躯体とスカーフ等の商品が共存するよう表面のチューニングを行っている。

    建築家によるテキストより

    我々が大切にしたことは建築を「リノベーション」するのではなく、チューニングを合わせるように設計をすることである。そもそも建築は時代に合わせて最適なチューニングをなされて設計されていると言える。しかし、時代を重ね、所有者が変わり、用途が変わると、当然のことながら当時の最適なチューニングからズレが生じる。そのズレをそのまま生かすのか、改修するのかという作業を一つ一つ選択し、チューニングし直したのがこのnimbusである。

    一見すると何も変わってないと言えるし、ガラリと変わったとも言える。この「変わっているようで変わっていない」という感覚こそが、チューニングという行為の醍醐味である。そもそもチューニングという行為は、些細な変化をもキャッチする行為が求められる。よってチューニングするということは、物事に敏感で、些細なことを観察するということである。チューニングという手法は、コンセプトありきの建築手法とも違うし、今までの「リノベーション」という手法とも異なる。チューニングは、その都度コンセプトが流動的に変化し続け、それにより付加価値も変化し、その変化に機敏に反応し、カスタムしていくことである。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・水廻り)野田恭平木村俊彦UNiR FURNiTURE水上建設LoHA山田寛福井工業大学清水俊貴建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(内装・床)図面あり福井磯崎新リノベーション店舗
    2023.04.11 Tue 06:57
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