SHARE 建築士が“経営思考”を学ぶ為の動画スクール「建築と経営のあいだ研究所」のウェブサイトがフルリニューアル。より見やすく分かりやすいデザインに更新。100本以上の動画を通して“経営思考の習慣化”を促す
建築士が“経営思考”を学ぶ為の動画スクール「建築と経営のあいだ研究所」のウェブサイトがフルリニューアルされました。サイトの運営目的は、建築士が経営思考を習慣化することで、経営やマネジメントに違いを作ること。現在、インタビューやレクチャー動画など、100本以上の建築士のための経営動画が見放題となっています。また、リニューアルによって、より見やすく分かりやすいデザインになり、動画を人名やキーワードで検索可能になっています。【ap・ad】
建築と経営のあいだ研究所とは?
これは建築士が経営思考の基礎や体系を学ぶための、動画スクールです。
すぐれた建築を創造し、社会に貢献し続けるためには、みなさんの高い建築の能力に加えて、「経営思考」や「マネジメント」の知識やスキルが欠かせない時代が到来しました。SNSでの表面的な情報に惑わされることなく、これからの設計事務所の独立起業、経営戦略、マーケティングやブランディング、チームビルディング、フリーランス戦略、プロジェクトマネジメントや企画、企業会計やお金について、じっくり学びましょう。
建築士に特化した初の経営学習プログラムとして、質の高いレクチャーやインタビュー、メンバー同士のセッションの機会が得られます。
高橋寿太郎によるコメント
質の高い「建築思考×経営思考」を本格的に養う場として、日本ではじめての試みですが、建築家・組織設計・マネージャーからスタッフまで幅広く好評で、参加メンバーもリニューアル後に急増し、若い建築家や組織設計者を中心に、まもなく300名になろうとしています。
これまであいだけん講師は、、高橋寿太郎(創造系不動産)、シブヤタカアキ(不動産ディベロッパー)、佐野彰彦(それからデザイン)、中渡瀬拡司(きんつぎ)、さらに今後は野村里奈(Lay)、黒木幹雄(アーキネット京都)が担当します。
全員が経営学修士(MBA)または相当の学位を有しているか、プロの経営やマーケティングのコンサルタントです。建築士のための経営入門であるからこそ、その教育レベルに妥協しない布陣で臨みます。
建築士のための経営やマネジメントの学びには、「これだけ見ていれば大丈夫」というサイトを目指します。
良い建築をつくり続けるための経営の基礎知識
建築設計事務所は、良い建築をつくり、そして、施主と利用者を幸せにするために存在すると思います。
そのための建築設計に関わる技術が中核となる力であり、その研鑽を日々続けなければなりません。そして、設計した建築物で評価され、また仕事が来る。良い提案をし、設計競技で勝利する。それが設計事務所の一番の経営戦略です。しかし、それを続けていれば、設計事務所の良さが伝わるのかというと、残念ながらそうではありません。
むしろ、そう考えるのは合理的ではないとさえ言えるかもしれません。なぜならば、設計の力に、“経営の知識”が加わることで、その強みは大幅に増大するからです。また、良い建築を作る持続可能な事務所経営を行うために、私たちが知るべき経営の基礎知識は、ほんのわずかでよいのです。ル・コルビュジェを例に出すまでもなく、今も昔も、歴史に残る建築家や設計事務所に共通しているのは、実はそこだと我々は考えています。経営の基礎知識をはずさず、そして高い建築の技術力を掛け合わせることで、理にかなった事務所活動がはじまるのです。
建築家やスタッフがより良い建築人生のために経営が大事!
建築設計の仕事はとても魅力的です。
何もないところから構想ははじまり、様々な与条件に向き合い構築され、空間が生み出されていく。これこそ、ものづくりの本質だと思います。
その素晴らしいものづくりの仕事体験を、なにか無理をしたり、犠牲にするのではなく、自分たちのライフスタイルとあわせてデザインしていくためには、どうすれば良いのでしょうか?
現代的な業務効率化を図り続けるだけではなく、根本的な建築設計の経営戦略をイノベーティブに発見して、アップデートしていくことが効果的です。その基礎的な参照やヒントがやまほど隠れているのが、経営思考です。
建築家のデザイン思考と経営思考が結び付けば、必ず未来が拓けると我々は考えています。
設計事務所に特化した経営学の入門編8カテゴリーから学ぶ
建築と経営のあいだ研究所では、横断的に活躍する建築のトップランナーへのインタビュー動画の他に、「建築設計事務所経営論2023」が配信されています。
これは、建築設計事務所の経営論をはじめて体系的にまとめたレクチャーです。概論/マインドセット/マーケティング/戦略/人と組織/お金/経営環境/事例。この8つのカテゴリーで、事務所経営を学びます。
欧米には、設計事務所をいかに経営するかという授業があります。良いものづくりと、それを機能させる経営の両軸は、きちんと学ぶべき基礎知識なのです。
「建築設計事務所経営論2023」で、日本でもようやく“設計事務所を経営するための講義”が始まります。
経営志向の習慣化
建築設計事務所が得意とする技術や知識と、企業経営のそれは、少し分野が異なります。
そのため「建築と経営のあいだ」にも、大きな壁があるのです。設計者が経営思考を身につけていなくても建物は完成します。しかし、それで困るのは、結局は発注者である建て主です。設計者が経営思考を身につけていて、建築的にも経営的にも完成度の高い建物をつくりあげる。これによって、建て主の満足のみならず、設計者の職業としての価値も高まっていきます。私たちは、少子高齢化で生産人口が減少するため働き手が減り、インフレのため需要が減少する逆境の中、ピンチをチャンスに変えるイノベーションを見つけなければなりません。
経営思考を身に着け、実務に活かす実践的な方法は「習慣化する」ことに尽きます。机上の理論ではなく、毎月の習慣にすること。そして使えるツールにまで落とし込むことができます。
建築士が経営を学ぶ2つの軸
無理なく習慣化するための視聴の「軸」が2つあります。
建築設計事務所経営論で経営の「論理の軸」を学び、先駆者たちへのインタビュー動画から「実践知の軸」を得てください。
論理と実践は両方そろってはじめて生きた糧になります。すでに2つの軸を超えて動画が参照されはじめていますが、今後ますます論理と実践の融合が受講メンバーの内面で起こるでしょう。
建築士に特化した最初の経営スクールとして、それらの圧倒的な情報量の幅広さと深度、そして分かりやすさを自負しています。
ショートレクチャーとあわせて100本以上!
「論理の軸」と「実践知の軸」。
そして10~20分のショートレクチャーを合わせると、あいだけんサイトには、建築と経営のあいだの動画が100本以上アーカイブされています。検索機能を使って、自分だけの学びのストーリーを作ってください。マーケティングを知り設計受託を増やしたい人、地方での設計事務所戦略を整理して吸収したい人、フリーランスとしてチーム編成に興味がある人、会計やお金の戦略の基礎を知りたい人。
ぜひキーワード検索をフル活用してください。
またあいだけん事務局に、おすすめの動画視聴の順番を質問することもできます。