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大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索
photo©大松俊紀

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design|feature
プロダクト大松俊紀建材(内装・造作家具)
大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索 photo©大松俊紀
大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索 photo©大松俊紀
大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索 photo©大松俊紀

大松俊紀アトリエが設計した「PENG-01」です。
建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環として作られました。建築家は、“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向しました。また、素材の特性を最大限に生かした形状も模索されました。

背板のないスツール以外では、椅子は基本的に、脚、座面、背板という三つの部分が存在することが多い。
この三つの関係が曖昧になればなるほど、椅子は椅子という束縛から離れていく。

建築家によるテキストより

今回最初に思いついたのが、脚と背板が連続し「r」を描いたような断面形状であった。
そしてこの形が三つ集まり、「r」の形の窪みの部分だけで座面を支えることで、脚、座面、背板という三つの形が曖昧に連続し、力の流れがすぐには理解できないような一見した限りでは不安定に見える椅子がデザイン出来ないかと考えた。また同じ形が三つ集まることで、背板であった部分は肘掛けにもなり、柔らかに人を包み込むような形となった。

建築家によるテキストより

アルミニウムの溶接において、厚みを3mm以下にすると歪みの問題が生じることが経験上分かってきたので、薄くしても4mm厚を使用することが多い。今回の形状は前面の座面下が開いており、構造的な不安が残っていた。最初に図面化した際に、側板をとりあえず5mm厚で設定し、試作を作りながら厚みを上げていくことを考えていた。

しかし、色々な製作方法の検討を重ねることで、当初の5mm厚で構造的に全く問題なく出来ることが分かった。
また意外なことに、今までデザインしてきたアルミニウム製の椅子の中で構造的に最も強い形状の一つとなり、100kgの体重が掛かっても全く問題なかったのは驚きであった。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索 photo©大松俊紀
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大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索 photo©大松俊紀
大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索 photo©大松俊紀
大松俊紀アトリエによる「PENG-01」。建築家が継続的に探究するアルミ製椅子の一環。“椅子という束縛”から離れた存在を求め、“脚・座面・背板”という構成要素を曖昧にするデザインを志向。素材の特性を最大限に生かした形状を模索 image©大松俊紀アトリエ

以下、建築家によるテキストです。


背板のないスツール以外では、椅子は基本的に、脚、座面、背板という三つの部分が存在することが多い。
この三つの関係が曖昧になればなるほど、椅子は椅子という束縛から離れていく。

今回最初に思いついたのが、脚と背板が連続し「r」を描いたような断面形状であった。
そしてこの形が三つ集まり、「r」の形の窪みの部分だけで座面を支えることで、脚、座面、背板という三つの形が曖昧に連続し、力の流れがすぐには理解できないような一見した限りでは不安定に見える椅子がデザイン出来ないかと考えた。また同じ形が三つ集まることで、背板であった部分は肘掛けにもなり、柔らかに人を包み込むような形となった。

アルミニウムの溶接において、厚みを3mm以下にすると歪みの問題が生じることが経験上分かってきたので、薄くしても4mm厚を使用することが多い。今回の形状は前面の座面下が開いており、構造的な不安が残っていた。最初に図面化した際に、側板をとりあえず5mm厚で設定し、試作を作りながら厚みを上げていくことを考えていた。

しかし、色々な製作方法の検討を重ねることで、当初の5mm厚で構造的に全く問題なく出来ることが分かった。
また意外なことに、今までデザインしてきたアルミニウム製の椅子の中で構造的に最も強い形状の一つとなり、100kgの体重が掛かっても全く問題なかったのは驚きであった。

アルミニウムは柔らかさと硬さを同時に持った(靭性の高い)材料であるので、その特性を最大限に生かした形状、その特性の限界まで迫った形状の可能性はまだまだ他にもあるような気がしてならず、今後も追求していくことであろう。

■建築概要

製作:菊川工業株式会社
製作期間:2022年4月~2023年2月
写真撮影:大松俊紀
*この作品は、桑沢デザイン研究所における2022年度教員研究助成金で制作されました。

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・造作家具主材及び仕上げ材

アルミニウム

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません


Except for stools without backboards, chairs often have three basic parts: legs, a seat, and a backboard. The more ambiguous the relationship between these three is, the further away the chair is going to be from the fixed concept of a chair. The first thing that came to my mind this time was a cross-sectional shape that looks like an “r” with the legs and back plate continuing. Then, by gathering three of these shapes and supporting the seat surface only with the recessed part of the “r” shape, the three shapes of the legs, the seat surface, and the back plate are vaguely connected, and the load flow looks unclear. I wondered if I could design a chair that is seemingly unstable and not immediately understandable. In addition, by gathering three of the same shape, the part that used to be the backboard can also be used as an armrest, and it creates a shape that gently embraces the person.

When welding aluminum, if the thickness is less than 3mm, distortion problems occur, so even if it is thin, 4mm is often used for my chair design. The shape of this time was open under the front seat, and there was structural anxiety. When I made the drawing for the first time, I set the thickness of the side plate at 5mm for the time being, and was thinking of increasing the thickness while making prototypes. However, after repeated examination of various manufacturing methods, it was found that the initial thickness of 5 mm could be used without any structural problems. Surprisingly, it turned out to be one of the strongest structurally of the aluminum chairs I have designed so far, and I was surprised that it could bear a weight of 100kg without any problems.

Since aluminum is a material that has both softness and hardness (high toughness), it seems that there are still other possibilities for shapes that make the most of its characteristics, and shapes that approach the limits of its characteristics. I will continue to pursue it in the future.

PENG-01
material:aluminum
manufacture:Kikukawa Kogyo Co., Ltd.
design year:2022.04-2023.02
photo:TOSHIKI OMATSU
*This project is supported by Kuwasawa Design School Research grant 2022.

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    秋山隆浩建築設計事務所と森山ちはる / サイドバイサイドが設計した、東京・荒川区の「町屋高架下保育園」です。
    鉄道高架下を活用する計画です。建築家は、近年の傾向と異なる“街に開かれた園舎”を目指し、諸室の分散配置で半屋外空間を多く設けて園の活動を街に表出しました。また、土木スケールを緩和する“大屋根”が守られる安心感も与えています。

    東京の下町、荒川区町屋の鉄道高架下に設けられた保育園である。
    1931年に建設された高架橋の下には商店や住まいが建ち並び、生活が街路に溢れ出す下町的な景観を形づくっていたが、高架橋の耐震補強のために立ち退きとなった。耐震補強後は長らく空地となっていたが、保育園の計画を皮切りに再活用が始まった。

    建築家によるテキストより

    近年の保育園は街に対して閉鎖的で園児と街の人達が疎遠となっている。我々は街に対して開かれた園舎をつくることで、街の人達が園児の成長を楽しみに見守れるような保育園をつくりたいと考えた。

    建築家によるテキストより

    街を横断する古い高架橋は高さが低く、桁下で約3.9m、スパンも約6mと小さく重々しい。そこで土木的な高架橋のスケールと保育園のスケールを調和させるために長さ70mの大きな屋根を架けた。水平に伸びる屋根が街に対して保育園の構えをつくる。内側においては高架橋と屋根を重ね合わせる事で、駅近くの喧騒から柔らかく守られた保育の空間を形成した。

    保育室及び調理室、事務室は大屋根の下、大小2つの園庭を挟んで3つのまとまりに分散して配置した。各室は街路に沿った半屋外の軒下空間で結ばれている。この長さ39mの軒下を軸として各高架柱の間に洗い場、ネット遊具、滑り台、駐輪場、エントランスポーチが設けられており、保育園の活動は街へ現れる。

    建築家によるテキストより
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