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小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現
photo©矢野紀行

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architecture|feature
東京商業ビル矢野紀行小山光図面あり中央区建材(外装・床)建材(内装・天井)建材(外装・壁)建材(外装・建具)建材(外装・その他)コモド設備計画KEY OPERATION構造設計工房デルタ
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観、夜景 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現ファサードの詳細 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現1階 photo©矢野紀行

小山光+KEY OPERATIONが設計した、東京・中央区の「銀座の小さなビル」です。
地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビルの計画です。建築家は、賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案しました。また、基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現されています。

銀座コリドー街から花椿通りに入ったところに建てられた小さなテナントビル。
地価が日本一高い銀座では、幅6.27m、奥行5.46mの10坪しかない敷地でもかなり高額になるため、どこまで賃料を得られるか詳細にオプションを検討した。

建築家によるテキストより

地上3階までに抑えれば、階段のみの設置で済むが、賃料は3層分しか得られない。それ以上階数を増やす場合はエレベーターも必要となる。階段とエレベーターを敷地の奥行方向に並べてテナントを階ごとに入れようとすると、1階に共用廊下が必要となり、1階のリース面積がほとんどなくなってしまう。エレベーターと階段をファサード側に並べれば共用廊下の問題は解消するが、ファサードをブロックしてしまうだけでなく、3階から必要な避難バルコニーを設けることができなくなる。

建築家によるテキストより

最終的には階段とエレベーターを奥行方向に並べて、地上5階地下1階のビルを一棟貸しにする形とした。テナントは高級飲食店もしくは宝飾店や時計店などの物販店を想定した。奥行方向に階段とエレベーターを設置するには地下の基礎躯体を隣地境界の間を200mm程度まで寄せる必要があったため、通常の山留めの施工が出来ず、地下の躯体を地上で打設し、後からした土を掘って基礎自体の自重で沈めていく「潜函工法」が採用された。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現鳥瞰 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観の側面を見上げる。 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観の側面 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現ファサードの詳細 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現1階 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現階段室 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現地階 photo©矢野紀行
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小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現バルコニーのあるフロアの様子。 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現階段室 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現屋上 photo©矢野紀行
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小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観、夜景 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観、夜景 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現外観、夜景 photo©矢野紀行
小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現平面図 image©KEY OPERATION
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小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現潜函工法の解説。 image©KEY OPERATION

※主要部分に日本語字幕がついています

以下、建築家によるテキストです。


銀座コリドー街から花椿通りに入ったところに建てられた小さなテナントビル。
地価が日本一高い銀座では、幅6.27m、奥行5.46mの10坪しかない敷地でもかなり高額になるため、どこまで賃料を得られるか詳細にオプションを検討した。

地上3階までに抑えれば、階段のみの設置で済むが、賃料は3層分しか得られない。それ以上階数を増やす場合はエレベーターも必要となる。階段とエレベーターを敷地の奥行方向に並べてテナントを階ごとに入れようとすると、1階に共用廊下が必要となり、1階のリース面積がほとんどなくなってしまう。エレベーターと階段をファサード側に並べれば共用廊下の問題は解消するが、ファサードをブロックしてしまうだけでなく、3階から必要な避難バルコニーを設けることができなくなる。

最終的には階段とエレベーターを奥行方向に並べて、地上5階地下1階のビルを一棟貸しにする形とした。テナントは高級飲食店もしくは宝飾店や時計店などの物販店を想定した。奥行方向に階段とエレベーターを設置するには地下の基礎躯体を隣地境界の間を200mm程度まで寄せる必要があったため、通常の山留めの施工が出来ず、地下の躯体を地上で打設し、後からした土を掘って基礎自体の自重で沈めていく「潜函工法」が採用された。

通常この工法は土木工事で行われることが多いが、建築でも施工経験があった大原工務所のノウハウをもとに施工された。地下躯体の深さは支持層に直接載せるために6mとなっているが、まずは2.5mのロの字の躯体を打設した。躯体の先端は躯体が沈みやすいように、先端が尖った金物を取り付けた。土留として機能するロの字の躯体の中から躯体の先端の土を掘ってかき出して沈め、さらに残りの3.5mの躯体を打設し、さらに沈めていった。

躯体のレベルと平面位置を調整しながら沈めていく施工は難易度が非常に高く、また地下の水流のためか、底の土が流れてしまう現象が起こり調整にかなりの時間を要したが、なんとか潜函工事を終え、耐圧盤と基礎梁を打設して地下工事は完了した。

地上の鉄骨は小さな平面のため、なるべく細くする必要があり、150角と125角の太さのカクホットという肉厚の鉄骨柱を使用している。2時間耐火の1-2階はセラタイカという左官の耐火被覆として、1時間耐火の3階以上は耐火塗料を使用した。

地下階は倉庫兼設備スペースとして、電気の引込開閉器盤、MDFや排水管などが設置されている。
1階部分は敷地の西側に50cm弱のスペースを設け、水道の量水器を設置しているが、汚水桝を設置する外部空間の確保が困難だったため、正面の窓サッシの腰部分のみをセットバックして外部化して汚水桝を設置した。避難階段はファサード側に設置し、避難階段から出口までの避難経路をコンパクトにした。

西側のスペースは設備配管を通すためのパイプスペースにしているが、吸気口を設けられるように外部化している。テナント工事があとからできるように、この外部パイプスペースに面する壁には大きなけんどん式の点検パネルを設け、外側はエキスパンドメタルで覆った。

ファサードはラグジュアリー感を求めるテナント誘致のためにゴールドとした。階段側には広告塔としてグラフィックなども掲示できる内照式のFFシートのサインを設けた。

屋上スペースは室外機や排風機置き場だけではなく、屋上で飲食できるようなスペースを作り、ガラス越しに前面の通りを見たり、近隣のビルの景色を楽しめるようにした。

■建築概要

敷地:東京都中央区銀座
用途:テントビル
施工:大原工務所
構造:構造設計工房デルタ
設備:コモド設備計画
竣工:2022年3月
敷地面積:34.28m2
建築面積:28.34m2
延床面積:167.76m2
写真:矢野紀行

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・床バルコニー床

乾式浮床仕上げ PFシステム PFパネル(日新工業)

外装・壁外壁

南面:スチールカーテンウォール フッ素樹脂焼付塗装
一部看板FFシートサイン
西面、北面:耐火イソバンドPRO(日鉄住金鋼板)

外装・屋根バルコニー軒裏

デッキプレート

外装・建具開口部

エントランス:SD親子開き框ドア
バルコニー:スチールサッシFIX、SD引戸
東面:ケンドン式SD
ペントハウス:スチールサッシ

外装・その他階段金属手すり

スチール溶融亜鉛めっき

外装・その他鉄骨柱、梁耐火被覆

SKタイカコート、セラタイカ2号(エスケー化研)

外装・その他設備スペース

外周:エキスパンドメタル XG23 溶融亜鉛めっき
床:エキスパンドメタル XG21 溶融亜鉛めっき

内装・天井ペントハウス天井

スチール フッ素樹脂焼付塗装+網入りガラス

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    様々な建築家が採用する、共栄木材の“焼杉外装材”を紹介する特設サイト「焼杉 / YAKISUGI」が公開。多数の建築事例が掲載され、サンプル請求や特注依頼も可能。日本で初めて焼杉を工場生産した歴史や技術も紹介

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    様々な建築家が採用する、共栄木材の“焼杉外装材”を紹介する特設サイト「焼杉 / YAKISUGI」が公開。多数の建築事例が掲載され、サンプル請求や特注依頼も可能。日本で初めて焼杉を工場生産した歴史や技術も紹介
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    様々な建築家が採用する、共栄木材の“焼杉の外装材”を紹介する特設サイト「焼杉 / YAKISUGI」が公開されています。ウェブサイトでは、多数の建築事例が閲覧可能で、サンプル請求や特注依頼も可能となっています。また、日本で初めて焼杉を工場生産した歴史や技術も紹介されています。【ap・ad】

    焼杉は、杉を焼いてその表面を炭化させたものです。西日本を中心に、とくに瀬戸内海の島々で、古くから家の外壁として使われてきました。

    共栄木材は日本で最初に焼杉の工場生産を始めた焼杉メーカーです。昭和48(1973)年、日本で初めて焼杉の工場生産を開始すると同時に、その品質と供給体制が高く評価され、岡山、京都などの関西圏へと拡大していきました。

    焼杉は古くから純和風の家の外壁材として使われてきました。近年では使用する場面が広がりを見せています。美意識や伝統美などを強く意識する方々に評価され、これまでの純和風の世界観だけでなく、モダンな建築物の外壁にも多く取り入れられています。

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    MVRDVによる、中国・成都市の複合施設「Chengdu Jiaozi Courtyard Towers」。金融地区の最後の空地を埋める建築。20年前に農村だった敷地の歴史を意識し、タワーの足元の円形基壇の中に現代化した村を商業エリアとして再現。3つのビルは自然換気や日射計算等で持続可能性にも配慮 image©Atchain

    MVRDVによる、中国・成都市の複合施設「Chengdu Jiaozi Courtyard Towers」
    金融地区の最後の空地を埋める建築として計画されました。建築家は、20年前に農村だった敷地の歴史を意識し、タワーの足元の円形基壇の中に現代化した村を商業エリアとして再現しました。また、3つのビルは自然換気や日射計算等で持続可能性にも配慮されています。

    こちらはリリーステキストの翻訳です

    タワー群の中のヴィレッジ:成都CBDでMVRDVの複合施設の建設が始まる

    成都の餃子公園金融ビジネス地区で最後の空き地を埋める、MVRDV設計の複合施設「成都餃子コートヤードタワーズ」の建設工事が始まりました。この施設は、成都の中心的なビル群である天府国際金融センターのすぐ隣に位置しています。リング状の台座の上に3つのオフィスタワーとカンファレンスセンターからなるこのビルは、様々な方法で周囲の環境を反映しています。かつてこの場所にあった伝統的な建造物を思い起こさせるリテールビレッジが最も特徴的です。

    カンファレンスセンターと3棟のオフィスタワーは、約80m、約100m、約130mの高さで建っており、ほぼ正方形の敷地の四隅に配置されています。竹を編む地域の伝統にインスパイアされた、ドラマチックなカンチレバーとファサードのディテールが特徴な会議場は、天府国際金融センターに面した、この地の最も目立つ一角に、アイチャッチとして追加されます。

    タワーと会議場が四角く配置されているのに対して、基壇部には、丸い中庭をつくるリング状の連結台座があり対照をなしています。会議場の隣にあるこの台座は、視覚的なつながりを生み出し、人々を敷地の中心へと迎え入れるために、道路レベルまで下がっています。中庭へのさらなるアクセスは、別の場所にある台座を切り開いた3つの通路によって提供されます。

    円形の中庭では、訪問者は、この敷地の歴史的な特徴である平屋と2階建ての建物を現代風にアレンジしたものと出会います。敷地には、2000年代半ばまで、小さな伝統的な村がありましたが、現在ではその痕跡はすべて失われていました。これらの解体された建物は、当時の大きさや位置で再現され、ショッピングとカフェ、バー、レストランが混在するリテールビレッジとして、円形台座の範囲内で魅力的で活気ある雰囲気を作り出しています。可能な限り、これらの小さな構造物は、木材やリサイクル材料で建設されることが提案され、その建設におけるエンボディド・カーボンを削減します。

    MVRDVの設立パートナーであるヤコブ・ファン・ライスは述べています。
    「餃子コートヤードタワーズでは、中国でも稀な機会を与えていただきました。新しい地区の最後のパズルピースを追加するデザインプロジェクトです」
    「20年前、この地区全体がまだ農村だったとは想像もつきません。我々はパンデミック時にこのコンペに参加して、Google Earthでその村を発見しました。そんな思いから、私たちは歴史的な世界を内に作ろうと考えたのです。3つの新しいタワーに取り囲まれているのを見ると、あなたは、この場所が急速に変化していることに気づきます」

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    中国MVRDV高層ビル複合施設
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