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栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする
photo©松村芳治

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建材(内装・照明)中尾組オークラ設計灯工舎レン構造設計事務所栗生明+北川・上田総合計画ZO設計室建材(内装・設備)建材(外装・その他)建材(内装・造作家具)建材(外装・建具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・建具)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)松村芳治図面あり新建築社写真部宗教施設奈良リノベーション
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする鳥瞰、手前:前室(外陣)、奥:収蔵庫(内陣) photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする前室(外陣)の外観 photo©新建築社
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする前室(外陣)から収蔵庫(内陣)を見る。 photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする収蔵庫(内陣) photo©松村芳治

栗生明+北川・上田総合計画が設計した、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」です。
国宝の像を安置する収蔵庫の増改築する計画です。建築家は、参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案しました。また、独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にしています。施設の公式サイトはこちら。

奈良県桜井市の名刹、聖林寺に祀られている十一面観音菩薩立像は、古来秘仏とされてきました。明治20年にアーネスト・フェノロサによって見出され、和辻哲郎、白洲正子など多くの作家に著述されています。この観音像を祀る観音堂は、昭和34年に造られた日本初の鉄筋コンクリート造による国宝を安置する収蔵庫です。躯体の経年劣化への対応や、近年予測される地震災害に対する耐震性能の向上を図った大幅な改修が必要とされました。

建築家によるテキストより

観音像はかつて大神神社の神宮寺である大御輪寺の本尊として祀られていました。奈良時代後期の創建当初においては前堂と後堂が並び立つ「双堂形式」の仏堂に安置され参拝者は前堂から後堂の観音像を仰いだとされています。その後、明治元年の神仏分離令の際、聖林寺に移されました。

建築家によるテキストより

観音堂は文化財保存のための「収蔵庫」である一方、信仰の対象としての観音像と向き合う「祈りの空間」です。我々は創建当初に倣い、収蔵庫を内陣、前室を外陣と位置づけ、参拝者が外陣から内陣の観音像を仰ぐように計画しています。外陣からはちょうど観音像と視線が合う関係となります。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする鳥瞰 photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする鳥瞰、手前:前室(外陣)、奥:収蔵庫(内陣) photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする外観、奥:収蔵庫(内陣)、手前:前室(外陣) photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする前室(外陣)の外観 photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする前室(外陣)の外観 photo©新建築社
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする前室(外陣)の外観 photo©新建築社
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする風除室 photo©松村芳治
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栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする前室(外陣)から収蔵庫(内陣)を見る。 photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする収蔵庫(内陣) photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする収蔵庫(内陣) photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする収蔵庫(内陣)、天蓋を見上げる。 photo©松村芳治
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする配置図 image©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする平面図 image©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする断面図 image©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする本堂より三輪山を望む。 photo©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする既存の観音堂 photo©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする既存の観音堂 photo©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする吉野の山の視察 photo©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする工場の視察 photo©栗生明+北川・上田総合計画
栗生明+北川・上田総合計画による、奈良・桜井市の「聖林寺 観音堂」。国宝の像を安置する収蔵庫の増改築。参拝も可能な“祈りの空間”として、奈良時代の設置方法を参照して“外陣”から“内陣の観音像”を仰ぎ見る構成を考案。独立免震展示ケースを用いて四周からの拝観も可能にする躯体打設用の杉板型枠。 photo©栗生明+北川・上田総合計画

以下、建築家によるテキストです。


十一面観音菩薩立像と観音堂
奈良県桜井市の名刹、聖林寺に祀られている十一面観音菩薩立像は、古来秘仏とされてきました。
明治20年にアーネスト・フェノロサによって見出され、和辻哲郎、白洲正子など多くの作家に著述されています。この観音像を祀る観音堂は、昭和34年に造られた日本初の鉄筋コンクリート造による国宝を安置する収蔵庫です。躯体の経年劣化への対応や、近年予測される地震災害に対する耐震性能の向上を図った大幅な改修が必要とされました。

「祈りの空間」としての収蔵庫
観音像はかつて大神神社の神宮寺である大御輪寺の本尊として祀られていました。奈良時代後期の創建当初においては前堂と後堂が並び立つ「双堂形式」の仏堂に安置され参拝者は前堂から後堂の観音像を仰いだとされています。その後、明治元年の神仏分離令の際、聖林寺に移されました。

観音堂は文化財保存のための「収蔵庫」である一方、信仰の対象としての観音像と向き合う「祈りの空間」です。我々は創建当初に倣い、収蔵庫を内陣、前室を外陣と位置づけ、参拝者が外陣から内陣の観音像を仰ぐように計画しています。外陣からはちょうど観音像と視線が合う関係となります。

内陣内部には宇宙を象徴する半円球の天蓋を計画し、その中心に観音像が安置されることで、仏の慈愛があまねく世界に届けられるよう意図しています。また天蓋を少し傾けることにより、外陣からは観音像の光背を想起させる構成としています。

「硝子の御厨子」と名付けた独立免震展示ケースにより、これまで見ることのできなかった四周からの拝観が可能となりました。
これからも多くの方々にご参拝いただけることを願っています。

改修による枯らし期間の短縮
観音堂は築60年近く経っていたためコンクリートの中性化がかなり進んでいました。仮に新築とした場合は枯らし期間を設ける必要があり、お寺の負担が大きくなります。そのため、コンクリートの再アルカリ化を行い、既存の観音堂を再活用する方針としました。

新築の前室、風除室から収蔵庫側に汚染因子が流入しないよう空気の流れにも配慮しました。観音像は工期中に東京と奈良の展覧会を巡回し、竣工後に速やかにお寺へお戻りになりました。

■建築概要

作品名:聖林寺 観音堂
所在地:奈良県桜井市下692
主要用途:寺院
建主(発注者,事業主体,クライアント):宗教法人 聖林寺
───
設計・監理
建築:栗生明+北川・上田総合計画 担当:北川典義、上田一樹、川邉慎悟、木村旭
構造:レン構造設計事務所 担当:二連木清、牛山友和
設備:ZO設計室 担当:伊藤教子、竹森ゆかり、石原衣梨
照明:灯工舎 担当:藤原工、高橋典子
調査企画協力:オークラ設計 担当:大倉孝之
───
施工
建築:中尾組 担当/中村剛
空調:ヨシムラエアサプライ 担当:吉村功己
電気:日光電気工事 担当:吉井浩二
仮設:アルインコ 担当:大橋聖史
仮設通路:中作 担当:松本誠治
再生アルカリ化:デンカリノテック 担当:前川孝之
土・地業・コンクリート工事:三谷建設 担当:三谷輝昌
鉄筋:辻本鉄筋工業 担当:辻本浩二
型枠:吉留建設 担当:吉留一信
鉄骨:針田鉄工所 担当:針田勉
木工事:甲村ハウジング 担当:甲村耕三
屋根・樋:新星商事 担当:石飛雅也
防水:飛鳥工業 担当:長谷忠直
塗装:鍛冶本塗装店 担当:鍛冶本達也
左官:川村左官工業 担当:川村憲一
鋼製建具:奈良不二サッシ 担当:北村熱志、クマヒラ関西支店 担当/阪上泰副
硝子:セントラル硝子販売 担当:植田康裕
金属:菊岡金物店 担当:松浦正次郎
タイル:井上窯業 担当:井上保夫
LGS下地・内装:タカダビルテック 担当:正司啓
内装:フカエ 担当:脇田雅弘
地域地区:市街化調整区域、用途地域指定なし
道路幅員:東:法42条2項道路
駐車台数:25台
───
主体構造:鉄筋コンクリート造
杭・基礎:ベタ基礎
敷地面積:4319.98m2
建築面積:123.39m2 ※観音堂のみ
延床面積:90.98m2 ※観音堂のみ
1階:90.98m2
建蔽率:19.80%(許容:60%)※敷地内の他の建築物を含む
容積率:15.87%(許容:200%)※敷地内の他の建築物を含む
階数:地下1階
最高高:8272mm
軒高:5795mm
天井高 前室:2750mm
天井高 収蔵庫:5600mm
天井高 風除室:2100mm
───
設計期間:2019年4月~2021年5月(調査企画業務を含む)
施工期間:2021年5月~2022年5月
写真:松村芳治、新建築社

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根収蔵庫屋根

チタン亜鉛合金 t=0.5 AZCG-PWroof(新星商事)

外装・屋根前室屋根

ウレタン塗膜防水

外装・壁外壁

吉野杉板貼型枠コンクリート打放し ランデックスコート(大日技研工業)

外装・建具開口部

アルミサッシ(不二サッシ)

外装・その他既存コンクリート補修

再アルカリ化工法(デンカリノテック)

内装・床収蔵庫床

無垢フローリング:吉野杉白太材ハギ板張り t=28

内装・床前室床

タイルカーペット(川島織物)

内装・床風除室床

磁器質タイル貼(フォンテトレーディング)

内装・壁収蔵庫壁

無機左官材 シリカライムS1(カクイチ シリカライム事業部)

内装・壁前室壁

EP

内装・壁風除室壁

吉野杉板貼型枠コンクリート打放し ランデックスコート(大日技研工業)

内装・天井収蔵庫天井

無機左官材 シリカライムS1(カクイチ シリカライム事業部)

内装・天井収蔵庫天蓋(ドーム天井)

軽量鉄骨下地 ケーワンフリードームシステム(ケーワン)

内装・天井前室・風除室天井

岩綿吸音板

内装・建具収蔵庫扉

(クマヒラ)

内装・造作家具什器

展示ケース(グラスバウハーンジャパン)
免震展示台(THK)

内装・照明照明

(Luci)
(トキ・コーポレーション)
(IGuzzini)
(DAIKO)

内装・設備空調機器

(ダイキン)
ケミカルフィルタ(日本無機)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.08.07 Mon 13:20
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    小山光+KEY OPERATIONによる、神奈川・葉山町の別荘「Hayama Huts」。住宅が建ち並ぶ地域に計画。隣地等への配慮と周辺からの視線を考慮し、プールを備えた中庭を5つの小屋が取り囲む“景色に馴染む集落”の様な建築を考案。断面寸法や勾配も既存住宅との良好な関係を意識して決定中庭 photo©小川重雄
    小山光+KEY OPERATIONによる、神奈川・葉山町の別荘「Hayama Huts」。住宅が建ち並ぶ地域に計画。隣地等への配慮と周辺からの視線を考慮し、プールを備えた中庭を5つの小屋が取り囲む“景色に馴染む集落”の様な建築を考案。断面寸法や勾配も既存住宅との良好な関係を意識して決定1階、ダイニング photo©小川重雄
    小山光+KEY OPERATIONによる、神奈川・葉山町の別荘「Hayama Huts」。住宅が建ち並ぶ地域に計画。隣地等への配慮と周辺からの視線を考慮し、プールを備えた中庭を5つの小屋が取り囲む“景色に馴染む集落”の様な建築を考案。断面寸法や勾配も既存住宅との良好な関係を意識して決定1階、リビングからダイニング・キッチンを見る。 photo©小川重雄

    小山光+KEY OPERATIONが設計した、神奈川・葉山町の別荘「Hayama Huts」です。
    住宅が建ち並ぶ地域に計画されました。建築家は、隣地等への配慮と周辺からの視線を考慮し、プールを備えた中庭を5つの小屋が取り囲む“景色に馴染む集落”の様な建築を考案しました。また、断面寸法や勾配も既存住宅との良好な関係を意識して決定されました。

    山と県道207号線に挟まれたこのエリアは狭い小道に面して小さめの住宅が建ち並び、海岸沿いと異なり、別荘地の割には建物の密度が高く、隣地境界際まで隣地の建物が迫っている。また北側の山へ向かって勾配があるため、南北に接する土地はひな壇状になっており、南側の住宅は低いためあまり視界に入らないが、北側からは見下ろされる位置関係にある。

    建築家によるテキストより

    設計初期には隣地の住宅と距離をとりながら小さな外部空間を作る案もあったが、クライアントからプールを設ける事を望まれたため、隣接する住宅と視線が合う北側や東側に対してヴォリュームをL字に配置して、中央のデッキエリアのプライバシーを確保するオプションを検討し始めた。しかしながら敷地全体に伸びる長いヴォリュームを配置すると、隣接する住宅の住民に威圧感を与えるため、ヴォリュームを分けて、小さな建物がプールのある中庭を取り囲むレイアウトとした。

    建築家によるテキストより

    構成としては、ダイニング棟、リビング棟、宿泊棟、駐車場と浴室のあるサービス棟、倉庫棟の5つの建物からなる。アプローチのある私道側にはサービス棟と倉庫棟が面していて、私道側には窓もないため、小屋が素朴に並んでいるような佇まいとなっている。この二棟の間を抜けると、中庭に入ることができる。

    サービス棟とダイニング棟の間は小さな玄関となっていて、その北側は駐車場からアプローチできる勝手口と対面する形となっている。サービス棟は洗面脱衣室が玄関と直結していて、プールに入るゲストが直ぐに着替えられるように配慮している。その奥にはサウナ付きの大きなバスルームがあり、バスルームから直接プールサイドに出ることができる。

    建築家によるテキストより
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    2023.08.07 Mon 07:05
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    自然環境を取り入れた“居心地のよい空間づくり”を解説する「“バイオフィリア”オンライン特別セミナー」がパナソニックの主催で開催。森林環境の研究者で心身健康科学の専門家と、同社の照明研究・開発部門リーダーが登壇

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    日程
    2023年8月24日(木)
    architecture|exhibition|promotion
    自然環境を取り入れた“居心地のよい空間づくり”を解説する「“バイオフィリア”オンライン特別セミナー」がパナソニックの主催で開催。森林環境の研究者で心身健康科学の専門家と、同社の照明研究・開発部門リーダーが登壇
    自然環境を取り入れた“居心地のよい空間づくり”を解説する「“バイオフィリア”オンライン特別セミナー」がパナソニックの主催で開催されます
    www2.panasonic.biz

    自然環境を取り入れた“居心地のよい空間づくり”を解説する「“バイオフィリア”オンライン特別セミナー」がパナソニックの主催で開催されます。
    森林環境の研究者で心身健康科学の専門家の高山範理と、同社の照明研究・開発部門リーダーの山内健太郎が登壇します。開催日時は、2023年8月24日(木)16:00~17:00。参加費無料です。イベントの申込ページはこちら。【ap・ad】

    自然環境を取り入れた心地よい空間づくりとは?

    バイオフィリア研究のスペシャリストとパナソニックの研究開発リーダーが、快適で心地よい空間づくりについて講演します。

    バイオフィリアとは

    自然環境下で進化してきたヒトには、先天的に自然や森林を「好ましい」と感じる性質があるとした仮説です。
    自然を感じるデザインを生活圏や働く環境に取り込むことで「リラックスしやすい」「開放的な」といった印象を与え、空間の魅力の向上につながることが期待されます。

    以下に、詳細な情報を掲載します。

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    2023.08.07 Mon 07:00
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/7/31-8/6]

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    architecture|feature
    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/7/31-8/6]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/7/31-8/6)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. 今津康夫 / ninkipen!による、大阪・八尾市の住宅「A」。道を挟み小学校の校庭がある敷地。正対するように“1.5階建”の切妻屋根を掛け、“街の余白”に向け軒を伸ばして“縁側”を配置。内部を特徴づける“大垂木の架構”が規則的なリズムを刻んで空間全体を包み込む
    2. 工藤浩平建築設計事務所による、埼玉・吉川市の「バレエ教室のある家」。周囲で建替えが進む“変わり続ける”地域。未来の変化を許容する“大らかな”存在を目指し、箱を“寄せ集める”様に計画して“生活の余白”が散在する建築を構築。細かな屋根の集合で街並のスケールとも調和させる
    3. 髙木貴間建築設計事務所による、北海道・札幌市の、二世帯住宅兼事務所「西日の長屋」。長屋を改修した設計者の自邸。家を“暖かく安定した環境に作る”地域の定石を外し、様々な環境特性を持つ空間を並べた“自然の変化を体感”する建築を考案。気候に合わせた移動等も“生活の楽しみ”と捉える
    4. 一色暁生建築設計事務所による、兵庫・明石市の「林崎松江海岸の家 / カレーハウスバブルクンド」。海に近い住宅を改修した設計者の自邸兼事務所と店舗。既存から想起した“東南アジアの日本人街”を発端とし、各国文化や新旧素材等の“混在”を主題とする建築を志向。日本に根付いた“多国籍な住宅”の更新も意図
    5. 太田健裕 / 太田設計舎と田村愛構造設計工房による、宮城・塩釜市の「層雲の家」。街並みを見渡せる敷地。“暮らしのサイズ”の検討を重ね、大開口を持つコンパクトな建築の前に“余白”としてのデッキ空間が広がる構成を考案。内部を特徴づける“格子梁”は上下階の適切な関係性の構築にも寄与
    6. オンデザインパートナーズによる、神奈川・横浜市の「まちのような国際学生寮」。多様な学生が住む寮。共同生活で“交流を促進”する存在を目指し、最小限の“個室”と様々な特徴を持つ居場所“ポット”を散在させた生活機能を担う“共用部”で構成。小さな滞在空間の“連続体”として建築を作る
    7. 畝森泰行による建築展「ゆっくり庭をつくるように」が、愛知淑徳大学で開催。新建築賞も受賞した初期代表作の一部を再現する“原寸”モックアップ等を展示。学生と建築家が協働して展覧会を作り上げる事も特徴。会期中には講演会も開催
    8. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・渋谷区の店舗「TODAY’S SPECIAL 恵比寿」。複合施設内の雑貨店。期待感と“一期一会のワクワク感”の為に、変化のある什器群に加え裏側の雑音を敢えて導入して“賑わい”と“活気”を創出。最小限の防煙垂れ壁として用いたLGSを内装でも主要素材とする
    9. 御手洗龍建築設計事務所による、埼玉・草加市の「松原児童青少年交流センター miraton・松原テニスコート」。新たに立ち上がる街の中心に位置する施設。“原風景”にもなる“能動性”を喚起する建築を目指し、ヴォールト架構が“9棟”連なる構成を考案。空間の展開が生み出す“動き”で子供達の居場所の発見や交流を促す
    10. 杤尾直也 / to-rippleによる、兵庫・三方郡の「湧泉の宿 ゆあむ『客室 かわみ』」。コロナ禍での宴会場の需要低下を受けて複数の客室へ改修。既存の“天井高”と“環境”を活かし、外に向けて床レベルを上げ景色を意識させる構成等を考案。オリジナル家具は“和の寛ぎと洋の快適性”の両立も意図
    11. 菊嶋かおり+永澤一輝 / knofによる、静岡・御殿場市の、住宅改修「MURPH」。美術作品を生活に取り込む施主の為に計画。“アートに住む”を主題に、複数の美術家と協働して作品が“生活の動きと一体化”する空間を構築。中央の撤去不可の構造壁にも展示機能を与えて求心的存在として活かす
    12. 上島直樹 / KAMIJIMA Architectsによる、神奈川・横須賀市の、飲食店「BUOSCANO.」。複数店舗が集まる施設内に計画。商品自体が“アイキャッチ”となるように、ショーケースを載せるカウンターを通路側のリースラインまで伸ばす構成を考案。店の運営方針を尊重して内装に“素直な表情”の素材を選択
    13. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
    14. 坂田裕貴 / a.d.pによる、東京・板橋区の、小屋「Backyard in field」。生産緑地に計画された農作業の為の建物。野菜の直売等に加え発信までも行う施主の為に、思想を体現する“多面的な振る舞い”を持つ存在を志向。畑と呼応する平側や街に開く妻側など建築に多様な性格を与える
    15. 藤本壮介による、ドイツでの建築展「Primitive Future」。現地のアワード受賞を記念して開催。自身の建築哲学を表現する、12個のワイヤー製のオブジェによるインスタレーションを制作。視点により見え方が変わる“立体的なドローイング”が空間に様々なシーンを描く
    16. 小田真平建築設計事務所とロウエによる、大阪市の「粉浜の住居」。鉄骨3階建ての住宅を改修。シンプルと豊かさが同居する空間を求め、玄関土間と各階バルコニーを仕上げで連続させて“土間が立体化”した様な構成を考案。既存の窓から入る偶発的な自然光の魅力も活かす
    17. 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・世田谷区の店舗「TODAY’S SPECIAL 二子玉川」。商業施設の中の雑貨店。期待感と“一期一会のワクワク感”を与える為に、変化のある什器群の使用に加え裏側の雑音を敢えて導入して“賑わい”と“活気”を創出。既存鉄骨の錆止塗装の色を基調として空間全体をまとめる
    18. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    19. 佐藤可士和 / SAMURAIと竹中工務店による、神奈川の「GLP ALFALINK相模原」。総延床約67万㎡の物流拠点施設。存在意義の再定義と既存イメージの刷新を目指し、建物をブランディングの重要な“メディア”と捉えた設計を志向。情報や建築を開いて地域と企業に好循環を生む“共創”の場を作る
    20. 畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる

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    最も注目を集めたトピックス
    2023.08.07 Mon 06:55
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    2023.8.06Sun
    • 【ap job更新】 若手建築家として、住宅建築賞“金賞”等の様々な受賞歴を持つ「アーキペラゴアーキテクツスタジオ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • フィリップ・ジョンソンによる「グラスハウス」(1949年竣工) の現在の様子を紹介する動画
    2023.8.08Tue
    • 古城龍児+小畑俊洋 / STUDIO MOUNによる、長崎の「雲仙の住宅」。施主所有の農舎の隣に計画。既存建物と新住居が一体となる“生活の場”を目指し、寸法や形状等を協調させて両者が呼応する関係を構築。日常風景を様々な場所に設けた開口部で切取り“新たな景色”として見せる
    • 【ap job更新】 設計事務所の出身者が集まり、高い不動産技術も学べる「創造系不動産」が、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバーを募集中
    • 後藤周平建築設計事務所による、静岡・磐田市の「Blue house / Blue office」。設計者が子供時代から知る建物を自邸兼事務所に改修。次世代への“橋渡し”を求め、既存に宿る“設計者の意思”に“新たな意思”を継ぎ足す設計を実践。新旧が密接に関係した“意思”の混合する空間を作る

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