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2021.12.21Tue
2021.12.20Mon
2021.12.22Wed
畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる

1,077.94畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる

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アーキペラゴアーキテクツスタジオ住宅円酒構造設計千葉顕弥吉野太基図面あり山田建設川崎建材(内装・その他)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・家具)建材(内装・床)建材(内装・水廻り)建材(内装・造作家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(外装・建具)畠山鉄生神奈川
畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる photo©千葉顕弥
畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる photo©千葉顕弥
畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる photo©千葉顕弥
畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる photo©千葉顕弥

畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオが設計した、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」です。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくることが試みられました。畠山は増田信吾+大坪克亘、吉野は長谷川豪建築設計事務所出身の建築家です。

敷地はもともと隣家の大きな庭の一角であったため、住宅街に建つという建ち方ではなく、庭のなかに建つような建ち方を目指した。施主は大道芸人で、河童のパフォーマンスをする方である。

建築家によるテキストより

フットプリントは23㎡ほど、法規的に高さも8mしか取れず、縦動線の計画で、平面と断面の全てが決まってしまうような条件であった。そこで、階高を最大限確保しつつ小さな気積の中にも広がりのある、建物全体でワンルーム空間となるように、あえて階段を中央に3重に配置して、その両脇に厚さ45mmの薄いの床を、幅と高さをずらしながら架ける計画とした。

建築家によるテキストより

この階段は構造にも寄与しており、ブレースとして機能しつつ、吹抜けの水平構面を固め室内の耐力壁を不要とし、中央の鉄骨柱の座屈長さを抑えることで、その断面を、家具のように華奢な寸法にすることを実現している。45mmのマッシブホルツの床は杉の角材をつなぎ合わせて作り、差し込まれた薄い簡潔な床は、構造でありながら仕上げでもあり、文字どおり表裏一体的に、空間を切り返しながら、その薄さによって、光と風と、人の気配を、階を跨いで、緩やかに行き渡らせる。

建築家によるテキストより

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畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる photo©千葉顕弥
畠山鉄生+吉野太基+アーキペラゴアーキテクツスタジオによる、神奈川・川崎市の住宅「河童の家」。建面と法規で縦動線が空間の全てを決めるような条件に、中央配置した階段に椅子等の機能と構造的役割も担わせ45mmの薄床を可能とし、立体的で回遊性のある連なりの空間をつくる photo©千葉顕弥
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以下、建築家によるテキストです。


敷地はもともと隣家の大きな庭の一角であったため、住宅街に建つという建ち方ではなく、庭のなかに建つような建ち方を目指した。施主は大道芸人で、河童のパフォーマンスをする方である。

フットプリントは23㎡ほど、法規的に高さも8mしか取れず、縦動線の計画で、平面と断面の全てが決まってしまうような条件であった。そこで、階高を最大限確保しつつ小さな気積の中にも広がりのある、建物全体でワンルーム空間となるように、あえて階段を中央に3重に配置して、その両脇に厚さ45mmの薄いの床を、幅と高さをずらしながら架ける計画とした。

この階段は構造にも寄与しており、ブレースとして機能しつつ、吹抜けの水平構面を固め室内の耐力壁を不要とし、中央の鉄骨柱の座屈長さを抑えることで、その断面を、家具のように華奢な寸法にすることを実現している。45mmのマッシブホルツの床は杉の角材をつなぎ合わせて作り、差し込まれた薄い簡潔な床は、構造でありながら仕上げでもあり、文字どおり表裏一体的に、空間を切り返しながら、その薄さによって、光と風と、人の気配を、階を跨いで、緩やかに行き渡らせる。

1階は、階段が居住スペースとパフォーマンスのための稽古場と工房を分ける。階段を登っていくと、薄い床が時にはカウンター、時にはベンチのように、目の前に現れては消え、それによって住人同士の関係性がめまぐるしく変化していく。

それぞれの部屋は身体的なスケールによって親密に織り込まれた、近いようで遠い、遠いようで近い関係となる。階段もあるときは天井や間仕切り壁のような存在になり、分節されているけれども繋がっているような、立体的で回遊性のあるひとつながりの空間を作り出す。

また、階段は床の延長として使われたり、あるいは椅子、棚やテーブル、キッチンとつながるカウンターとしても扱うことができ、常に身体と呼応する動的な機能性を持っている。階段の最上部は室内でありながらも、外の風景を楽しめるテラスのような場所にもなっている。

一方で、中央に配置された階段を天井や壁で行き止まりとすることで、上下を移動するという固定化された用途では無い別の使い方があるのではないかと思うキッカケとなっている。
その階段の仕上げを、木にしてしまうと家具として、金属だと構造としての印象に偏ってしまうので、木、石、金属、樹脂の全ての素材を使って緑青仕上げを施している。

外壁にも同じテクスチャを採用しており、その緑青の表情によって、自然物とも人工物ともいえないモノが庭との調和をつくっている。これから先、刻々と変化して行く緑青が周りの植物たちと共に、まちの風景の一部となっていく事を期待している。あるいは経年変化でおこる錆が、過去を想起させ、まるで以前からそこにあったような馴染み深さを感じさせる。
外壁と階段を同じ仕上げとすることで、各々の認識のなかで外の世界と内の世界とを繋げている。

合理性を伴う空間と表現的な現象を伴う空間とが1つの形式の中で共鳴する、3次元以上の広がりを生む建築を目指した。

■建築概要

建物名称:河童の家

所在地:神奈川県川崎市

主要用途:専用住宅+スタジオ

家族構成:2人

設計:
アーキペラゴアーキテクツスタジオ 担当/畠山鉄生 吉野太基 小田中健

構造設計:合同会社円酒構造設計 担当/円酒昂

施工:
株式会社山田建設 

構造・構法:木造在来工法 一部鉄骨造

基礎:べた基礎

階数:地上2階 一部ロフト

軒高:7760mm 

最高の高さ:8133mm

敷地面積:50.32m2

建築面積:24.65m2(建蔽率 48.99% 許容 60%)

延床面積:49.30m2(容積率 97.97% 許容 160%)

施工面積:73.95m2

1・2階:24.65m2

敷地条件
:第一種中高層住居専用地域、準防火地域、第二種高度地区

道路幅員:東4m

設計期間:2020年3月~2020年12月

工事期間:2020年12月~2021年6月

撮影:千葉顕弥

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根屋根

FRP防水 トップコート

外装・壁外壁

ams type kappa(Archipelago Material Studio)

外装・建具建具

防火窓Gシリーズ(YKK AP)

内装・床玄関床

コンクリート金ゴテ押え

内装・床床

杉 45×45mm OS

内装・床浴室床

FRP防水 トップコート

内装・壁壁

構造用合板 AEP塗装仕上げ

内装・壁浴室壁

FRP防水 トップコート

内装・天井天井

杉 45×45mm OS

内装・天井浴室天井

珪酸カルシウム板 t=8mm 防カビ塗料

内装・造作家具下駄箱・食器棚

ラワン合板(Archipelago Furniture Studio)

内装・家具ダイニングテーブル・書斎テーブル

ラワン無垢材、ラワン合板(Archipelago Furniture Studio)

内装・水廻り便器

アメージュ(LIXIL)

内装・その他階段

ams type kappa(Archipelago Material Studio)

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    川添純一郎建築設計事務所による、兵庫・洲本市の別荘「RIVER SEA」。周辺への影響を抑え機能整理のため建物を3棟に分離し配置、全体を横断して繋ぐ曲線の“path”が内外の境界を曖昧とし、移動する事で異なるシーンが連続する建築を構想 photo©松村芳治

    川添純一郎建築設計事務所が設計した、兵庫・洲本市の別荘「RIVER SEA」です。周辺への影響を抑え機能整理のため建物を3棟に分離し配置、全体を横断して繋ぐ曲線の“path”が内外の境界を曖昧とし、移動する事で異なるシーンが連続する建築が構想されました。

    敷地は北で接道し、南の河川に向かって広がっています。川の河口付近に位置します。
    東西の隣地には既に建物がある為、川に向かう南北に建物の軸線を設定しました。

    建築家によるテキストより

    計画では建物を大きく3つの用途に分けています。エントランス棟、ゲスト棟、メイン棟です。周辺環境へ影響を抑え、且つ3つの棟を機能的に分離して配置する様、平屋としています。軸線を南に移動するごとにプラバシーを高める様、3の棟の配置を検討しました。3つの棟は中庭を挟んでそれぞれの距離を保っています。

    建築家によるテキストより

    エントランス棟からメイン棟へpathを歩む途中に、2つの中庭やゲストのエリア等を通ります。
pathの動線上では内と外との境界が曖昧になり、内外が一体となった空間を創り上げています。pathを介し空間を移動する事で異なるシーンが連続し全体に変化を感じます。

    建築家によるテキストより
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    2021.12.21 Tue 14:34
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    【ap job更新】 公共建築・住宅・まちづくり等を幅広く手掛ける「タンポポデザイン」が、設計スタッフ・アルバイトを募集中

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    公共建築・住宅・まちづくり等を幅広く手掛ける「タンポポデザイン」の、設計スタッフ・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    【株式会社タンポポデザイン 一級建築士事務所 について】

    東京日本橋、千葉県市川市に事務所を構える建築総合デザイン事務所です。

    これまでに、公共建築、住宅設計、商業施設、医療施設、内装デザイン、ロゴデザイン等の空間デザイン全般を手がけています。

    現在進行中のプロジェクト
    ・ブルワリー併設共同住宅の設計・監理(市川市)
    ・障害福祉サービス就労継続支援事業所の設計・監理(我孫子市)
    ・貸別荘および商業棟の設計・監理(軽井沢)
    ・空店舗をシェアハウスへリノベーション(市川市)
    ・子どもの第3の居場所プロジェクトの設計・監理(東金市)
    ・別荘の設計・監理(東伊豆町)
    ・千葉駅西口エリアのデザイン監修業務
    ・九十九里の貸別荘(提案中)
    ・北軽井沢の別荘(提案中)

    少数精鋭で建築設計に関わる全ての業務について経験を積むことができます。
    自己主張のできる方、人と関わることが好きな方を募集しています。

    ※事務所のある市川市内でまちづくりにも参加していますのでまちづくりに興味がある方は大歓迎です。

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    建築求人情報
    2021.12.21 Tue 12:33
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    2021.12.20Mon
    • 藤本壮介建築設計事務所による、京都の「アメノシタ・パビリオン」。ロームシアター京都の屋外空間を敷地に、世界文化交流祭“KYOTO STEAM”の為につくられた、120mm角で長さ4mの木材を積層した鳥の巣のような建築
    • 園田慎二 / SSAによる、群馬・高崎市の二世帯住宅「T / K邸」。物の多い賑やかな生活の想定に、予めの計画で空間の質が決定的になるのではない、彩色建具等の細やかな設計が集積し家具類と連なり部屋内に充満し一体となる建築を目指す
    • 森清敏+川村奈津子 / MDSによる、東京の「立川ANNEX – 倉庫×家」。1階が写真スタジオ兼倉庫で2階が施主の別宅という建築で、90角斜材が母屋を支え双曲放物線面をつくる小屋組架構により、個性的で大らかな一室空間をつくりだす
    • 最も注目を集めたトピックス [期間:2021/12/13-12/19]
    2021.12.22Wed
    • 【ap job更新】 用途種別や建築形式を問わず設計に取り組む「鹿嶌信哉+佐藤文/K+Sアーキテクツ」が、設計スタッフを募集中
    • 【ap job更新】 株式会社 北園空間設計が、設計スタッフ(新卒・既卒・実務経験者)の正社員を募集中
    • 五十嵐敏恭 / STUDIO COCHI ARCHITECTSによる、沖縄・南城市の住宅兼工房「真謝原の家」。豊かな自然の中の開放的な住まいの要望に、必要諸室の機能と面積を決め“開放的な広間”と“シェルター”の空間に分け計画、自然から身を守り風土に寄り添い暮らせる建築をつくる
    • ギゴン / ゴヤーによる、スイス・チューリッヒの、複合ビル「Hotel and Office Building Greencity」。工業団地の開発の一環として計画、ホテルとオフィスをプログラムとし、ファサードの構成要素の意匠で両方に適した印象を与える

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