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2023.9.08Fri
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三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す
photo©エスエス大阪 土出将也

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architecture|feature
建材(外装・屋根)土出将也山中建築設備事務所志水工務店アリアナ建築設計事務所三野貞佳banana Labエスエス建材(外装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり京都集合住宅
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す鳥瞰 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観、北側から見る。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、F1type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す2階、H2’type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也

三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所が設計した、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」です。
住宅街の裏表がない敷地に計画されました。建築家は、周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向しました。そして、チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出しました。

京都と大阪をつなぐ阪急電車京都線の西向日駅から徒歩5分の利便性の良い立地に16世帯の賃貸住居とクライアントのオフィスを建築した。

閑静な住宅地が広がる西向日駅前には、昭和初期の開発により整備された美しい桜並木が街を覆っていた。市街地からは少し距離がある場所ではあるものの、ここにしかない魅力を充分に感じることが出来た。

建築家によるテキストより

敷地は南北方向に細長く、西側の阪急沿線と北から南へと蛇行する道路に挟まれるように位置していた。
360°全てが建物の顔になりえる立地条件であるため、コピー&ペーストの単調な外観ではなく、其々の個性の集合体のようなイメージにすることで、周辺の低層住宅との調和を図ることができるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

配置計画としては5.1m間口のチューブを敷地形状に合わせてぐるりと配置している。それをクライアントの要望である40㎡程度の住居になるように、切り分けたことで平面上の様々なバリエーションが生まれた。さらに、1階は半地下、2階にはロフト付やメゾネットタイプなど断面方向にもバリエーションをもたせることで、SOHO利用も可能な個性豊かな16室の住居が出来た。各住居は外の開口に加え、敷地センターの庭園又はライトコートに面した内の開口などから光と風を取り込むことが出来る。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す鳥瞰 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観、北側から見る。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観、北東側から見る。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観、東側から見る。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観の詳細 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す車路、左:オフィス、奥:エントランスホール photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す駐車場から車路を見る。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、オフィス、エントランス photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、集合住宅のエントランスホール。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す北側の中庭 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す東側の中庭。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、F1type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、F1type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、H1’type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、H1’type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、H1’type、地下室 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す2階、A’type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す2階、H2’type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出すエントランスホール、夕景 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観、夕景 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観、夕景 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す配置図 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す地下1階平面図 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階平面図 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す2階平面図 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出すロフト階平面図 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す断面図1 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す断面図2 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す断面図3 image©アリアナ建築設計事務所
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す断面図4 image©アリアナ建築設計事務所

以下、建築家によるテキストです。


勾配屋根の集落

京都と大阪をつなぐ阪急電車京都線の西向日駅から徒歩5分の利便性の良い立地に16世帯の賃貸住居とクライアントのオフィスを建築した。

閑静な住宅地が広がる西向日駅前には、昭和初期の開発により整備された美しい桜並木が街を覆っていた。市街地からは少し距離がある場所ではあるものの、ここにしかない魅力を充分に感じることが出来た。

敷地は南北方向に細長く、西側の阪急沿線と北から南へと蛇行する道路に挟まれるように位置していた。
360°全てが建物の顔になりえる立地条件であるため、コピー&ペーストの単調な外観ではなく、其々の個性の集合体のようなイメージにすることで、周辺の低層住宅との調和を図ることができるのではないかと考えた。

配置計画としては5.1m間口のチューブを敷地形状に合わせてぐるりと配置している。それをクライアントの要望である40㎡程度の住居になるように、切り分けたことで平面上の様々なバリエーションが生まれた。さらに、1階は半地下、2階にはロフト付やメゾネットタイプなど断面方向にもバリエーションをもたせることで、SOHO利用も可能な個性豊かな16室の住居が出来た。各住居は外の開口に加え、敷地センターの庭園又はライトコートに面した内の開口などから光と風を取り込むことが出来る。

構造体は電車の騒音を考慮し鉄筋コンクリート壁式構造、建物の偏心率を抑えるため3棟の分棟形式とした。
外壁は針葉樹合板を型枠に利用した打ち放し仕上としている。チューブ内にバルコニーやヴォイドなどの外部空間を組込むことで、外観に奥行きをもたせると同時に沿線からの視線を遮る役割をもたせた。

建物が道路に沿うように配置されているため、1階の大半をピロティとし周辺環境への圧迫感の軽減を図った。レンガ敷の半屋外、屋外空間や庭園といった住人の共用空間は透過性のある亜鉛メッキを施したエキスパンドメタルによりセキュリティを確保しつつも、街への連続性が生まれるように配慮している。

共用階段及び外部廊下を3箇所に分散、コンパクトにまとめることで高いレンタブル比を維持しつつ使える共用空間の捻出に力を注いだ。共用空間は入居者が外部専有部のように自由に使うことが出来るため、そこでの住人同士の交流や、場合によって地域に開放することで街のパブリックスペースとして利用することもできる。

住む場所と働く場所の境界線が曖昧になりつつ現代社会において、多様な変化に対応できる集合住宅のあり方を考えた。
この全長80mにもなる一つづきの屋根の下で、これからどのような交流が生まれ、街との接点を生むのか、今後の使われ方に期待したい。
(アリアナ建築設計事務所 三野)

■建築概要
所在地:京都府向日市
主要用途:共同住宅+事務所+駐車場
意匠設計:アリアナ建築設計事務所 担当:三野貞佳
施工:株式会社志水工務店
構造設計:banana.lab
設備設計:株式会社山中建築設備事務所
構造:壁式鉄筋コンクリート造
規模:一部地下1階、地上2階建
敷地面積:825.30m2
建築面積:504.91m2
延床面積:1027.08m2
設計期間:2020年8月~2021年4月
工事期間:2021年11月~2023年3月
竣工:2023年3月
写真:エスエス大阪 土出将也

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

針葉樹合板打ち放し上撥水コート

外装・屋根屋根

Dym330ライン(ダイムワカイ)

内装・床エントランス床

オナマ煉瓦OA(国代耐火工業所)

内装・壁エントランス壁

針葉樹合板打ち放し上撥水コート

内装・天井エントランス天井

フネン木毛セメント板

内装・床LDK床

Sフロア(三協立山)

内装・壁LDK壁

VSシリーズ(東リ)

内装・天井LDK天井

コンクリート打ち放し 化粧なし

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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建材(外装・屋根)土出将也山中建築設備事務所志水工務店アリアナ建築設計事務所三野貞佳banana Labエスエス建材(外装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)図面あり京都集合住宅
2023.09.08 Fri 07:45
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    architecture|feature
    糠澤武敏ハコリ建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・水廻り)建材(外構・床)木元洋佑図面あり江東区リノベーション店舗東京
    木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える参道側の外観 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
    木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与えるトンネル内より外を見る。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
    木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与えるトンネル、コーヒーカウンター。右奥には子供専用トンネルが見える。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
    木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える客席、奥のガラスから深川公園を望む。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏

    木元洋佑建築設計室が設計した、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」です。
    寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店です。建築家は、両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案しました。また、作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える事も意図されました。店舗の公式サイトはこちら。

    みらいのテーブルは「食べたものがじぶんのみらいを作る」をコンセプトに子育てと食の2つの視点から生まれた親と子のそれぞれの「行きたい」を提供する食事スペースのあるパン屋さんです。

    建築家によるテキストより

    子供の行きたいは「楽しい・遊べる・興味が湧く」、大人の行きたいは「子供の安全・ゆったり・美味しい」、それぞれの行きたいが共存できる空間を提供することを目標として計画を行いました。

    建築家によるテキストより

    計画地は東側に深川不動尊の参道、西側に深川公園がありそれぞれが良い雰囲気を持っていました。今回の店舗によってそれぞれが繋がる裏道の様な場所が作れないかと考え、参道と公園とを繋ぐ「トンネル」を設えました。

    この「トンネル」は洞窟の入り口の様な明るさ感、裏路地の様なスケール感、公園の土管の様な落ち着き感と秘密感を取り入れつつ、中にはパン棚やショーケース、パン工場を覗く開口部、トンネルの最後には子供だけが入れる秘密基地のようなスペースなど、さまざまな仕掛けがあり、子供にも大人にもワクワク感をもたらす空間として設えました。

    建築家によるテキストより
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    糠澤武敏ハコリ建材(外装・壁)建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・水廻り)建材(外構・床)木元洋佑図面あり江東区リノベーション店舗東京
    2023.09.08 Fri 13:01
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    内藤廣の大規模展の公式図録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』を先行プレビュー。島根で開催される過去最大規模の内藤廣の展覧会に合わせて制作。全80プロジェクトの“初公開資料”を含むドローイング・写真・図面などを収録

    SHARE 内藤廣の大規模展の公式図録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』を先行プレビュー。島根で開催される過去最大規模の内藤廣の展覧会に合わせて制作。全80プロジェクトの“初公開資料”を含むドローイング・写真・図面などを収録

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    内藤廣の大規模展の公式図録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』を先行プレビュー。島根で開催される過去最大規模の内藤廣の展覧会に合わせて制作。全80プロジェクトの“初公開資料”を含むドローイング・写真・図面などを収録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』の表紙
    『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』がamazonで予約受付中です
    www.amazon.co.jp

    内藤廣の大規模展の公式図録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』を先行プレビューします。島根で開催される過去最大規模の内藤廣の展覧会に合わせて制作されました。全80プロジェクトの“初公開資料”を含むドローイング・写真・図面などを収録。発売日は2023年10月10日です。※2023年9月16日より展覧会の会場で先行発売されます。【ap・ad】

    「海の博物館」から近作「紀尾井清堂」までの代表作に加えて、学生時代の卒業設計や美術館課題、独立前から近年までのコンペ案の数々、進行中プロジェクトなど本邦初公開多数。全80プロジェクトに及ぶドローイング、写真、模型、断面矩計図などを収録。

    今回の展覧会の大きな特徴となる「赤鬼と青鬼」による解説文も全掲載。内藤廣の内なる葛藤や苦悩、関わった人たちとのエピソードが詳細に語られます。

    384ページ・オールカラーの大ボリュームに、迫力の観音開きページ2組付き、製本仕様は見開きやすいコデックス装を採用。まさに内藤建築のエネルギーが凝縮されたような一冊となっています。

    リリーステキストより

    以下に、プレビュー画像を掲載します。

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    2023.09.08 Fri 07:00
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    2023.9.07Thu
    • 【ap job更新】 多岐に渡る建築を手掛け、働き手の意思を尊重したワークスタイルも実践する「E.A.S.T.architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
    • 宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京・新宿区の「クラウドサーカス新宿オフィス」。デジタルマーケティングに関わる企業の事務所。コロナ禍以降の実空間の意味を考慮し、“円形ステージ”の周りに執務空間を配置した“コラボレーション中心の場”を構築。段階的な施工で引越しなしでの改修も実現
    • 【ap job更新】 MAD Architectsにて実績を積み設立され、中国の大規模建築も手掛ける「ARCHER」が、デザインアシスタント(既卒・2023年新卒)を募集中
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    2023.9.09Sat
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