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2023.9.18Mon
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徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む
photo©藤井浩司 TOREAL

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建材(内装・照明)オオバ工務店TOK205徳本賢洛TOREAL田中哲也建築構造計画建材(内装・設備)建材(内装・水廻り)建材(外装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)藤井浩司図面あり別荘福島
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDKから外部を見る。 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、ルーム1からルーム2を見る。 photo©藤井浩司 TOREAL

徳本賢洛 / TOK205が設計した、福島・耶麻郡の別荘「O/4」です。
高原の多数の樹木が存在する敷地です。建築家は、木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案しました。また、自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む事も意図されました。

2020年夏の終わり、福島県の高原の敷地を初めて訪ねる。敷地に残された樹木を観察しているだけでも、太い幹と旺盛な緑の葉、そして立派な樹高に心から畏敬の念を抱く。現状の自然の状況を保持し、高い木々の傘の下に覆われる建築、現状の木々が豊かに表現される建築を想像する。

建築家によるテキストより

木を切らず、枝を折らないように配慮し、既存樹木との距離をデザインすることを心掛けた。
ひとつは、平面的に既存樹木の幹をよけて、余白のボイド空間に建築寸法と現場寸法を確定する。もうひとつは、南側のコナラの木の最下点である5.5mラインより下側に最高高さが決定され、全ての枝張りより下側に全体の建築が配置されている。

既存樹木から建築可能範囲が設定され、樹木の間を縫うようにボリュームが挿入され、枝張りと地盤との間の新しいレイヤー空間に建築プログラムが配された別荘である。

建築家によるテキストより

残された自然が、建物とどのような関係性を持たせるかを検討する。
北西面を4分の円の曲線にして、硝子を多用した境界面とする。垂直硝子が多角的に据えられ、外部・内部空間は万華鏡のように多面的に表現される。直射と反射との両方を通じて残存自然を豊かに視界へ取り込める計画とした。

在来軸組工法による木造であることから、4分の円上には必要十分な耐力壁を施し、残りの耐力壁を東面と南面で担保している。東は隣地別荘が近接していることから通風用の窓の設置程度に留め、南はコナラとホオの群生を大窓で切り取り借景している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む俯瞰 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む1階、テラスから見る。 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDK photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDK photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDK photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDKから外部を見る。 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、ルーム1からルーム2を見る。 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、ルーム1 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、バスルーム photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、WC photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDK、夕景 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDK、夕景 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む2階、LDK、夕景 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む1階、テラスから見る。 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観、夜景 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観、夜景 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観、夜景 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む外観、夜景 photo©藤井浩司 TOREAL
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む平面図 image©TOK205
徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む断面図 image©TOK205

以下、建築家によるテキストです。


2020年夏の終わり、福島県の高原の敷地を初めて訪ねる。敷地に残された樹木を観察しているだけでも、太い幹と旺盛な緑の葉、そして立派な樹高に心から畏敬の念を抱く。現状の自然の状況を保持し、高い木々の傘の下に覆われる建築、現状の木々が豊かに表現される建築を想像する。

スタッフと共に出来る限りの情報を野帳として記録し、豊かな自然の情報を採取する。主にコナラとホオの木が群生し、カエデ、クリ、マツ、アズキナシの木々が散見され、どれも日本固有の在来種である。既存樹木の幹の位置をプロットし、且つ全ての枝張りの最低高さを同じく採寸する。

木を切らず、枝を折らないように配慮し、既存樹木との距離をデザインすることを心掛けた。
ひとつは、平面的に既存樹木の幹をよけて、余白のボイド空間に建築寸法と現場寸法を確定する。もうひとつは、南側のコナラの木の最下点である5.5mラインより下側に最高高さが決定され、全ての枝張りより下側に全体の建築が配置されている。

既存樹木から建築可能範囲が設定され、樹木の間を縫うようにボリュームが挿入され、枝張りと地盤との間の新しいレイヤー空間に建築プログラムが配された別荘である。

残された自然が、建物とどのような関係性を持たせるかを検討する。
北西面を4分の円の曲線にして、硝子を多用した境界面とする。垂直硝子が多角的に据えられ、外部・内部空間は万華鏡のように多面的に表現される。直射と反射との両方を通じて残存自然を豊かに視界へ取り込める計画とした。

在来軸組工法による木造であることから、4分の円上には必要十分な耐力壁を施し、残りの耐力壁を東面と南面で担保している。東は隣地別荘が近接していることから通風用の窓の設置程度に留め、南はコナラとホオの群生を大窓で切り取り借景している。

円弧に添って各プログラムを並べ、それぞれの間仕切り壁は中心からの半径線上にある。1階はアプローチとエントランスであり、2階に居間、寝室、水廻りが配置されている。

■建築概要
建物名称:O/4
用途:別荘
所在地:福島県耶麻郡
意匠設計:徳本賢洛 / TOK205
施工管理:㈱オオバ工務店
構造設計:田中哲也 / 田中哲也建築構造計画
構造:2F 木造+1F RC造 混構造
階数:地上2階
敷地面積:599.83m2
建築面積:109.63m2
延床面積:99.93m2
竣工年月:2022年10月
撮影:藤井浩司 / TOREAL

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・壁外壁

秋田杉サイディング+プラネットOPシリーズ調合色(プラネットジャパン)

内装・床LDK・ROOM床

ナラフローリング:オーク148ワイルド(上野住建)

内装・壁LDK・ROOM壁

ビニルクロス:FRESH(ルノン)

内装・天井LDK・ROOMサニタリー天井

ラワン合板t5.5

内装・床Sanitary、Bathroom床

タイル:Vストーン(リビエラ)

内装・壁Sanitary壁

クイックアンドイージー(プラネットジャパン)

内装・水廻りSanitary、Bathroom浴槽

タイル:Vストーン(リビエラ)

内装・水廻りトイレ設備

アラウーノS2(panasonic)

内装・設備電気設備

電気式床暖房用(アルシテム)

内装・照明内部照明

グレアレスダウンライト:LZD-92004LBE(DAIKO)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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2023.09.18 Mon 07:35
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/9/11-9/17]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2023/9/11-9/17]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/9/11-9/17)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


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    6. SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
    7. プリツカー賞受賞建築家のシェリー・マクナマラへのインタビュー動画「楽観的でなければ建築家にはなれない」。ルイジアナ美術館が制作して2023年9月に公開されたもの
    8. ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「角地に立つ保育園」。住宅街の三面接道の敷地。人目に留まる二つの隅切りに着目し、建物の隅に特徴的な開口を設けて“顔”とすると同時に固有性のある“保育環境”も構築。45度振った架構は都市と連動して内部空間に力強さを与える
    9. 【シリーズ・部分から広がる建築思考】藤田雄介インタビュー・後編「建築家としての活動の延長線上で“建具メーカー”を運営する」
    10. 光浦高史 / DABURA.mによる、大分・佐伯市の工場「U meme Lab.」。美容液の開発製造を行う建築。地域に開かれた親しみのある存在を目指し、内部の可視化と共に“門型フレーム”の段階的な変化で“柔らかな”外部形状を構築。自然光が入り風景を望む諸室は労働環境の向上も叶える
    11. 原広司による、神奈川・多摩区の“粟津潔邸”(1972年竣工)を会場にした展覧会「吉國元展」が開催
    12. 竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える
    13. 徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・新宿区のオフィス「発掘とラミネート」。既存を改修して賃貸事務所とする計画。限られた予算でプロジェクトを実施する為、表層の除去と保護を慎重に振り分ける“発掘作業”の様な設計を志向。解体での下地の露出とグレー塗装等を組合わせて空間を構築
    14. 西澤徹夫による、TOTOギャラリー・間での建築展「偶然は用意のあるところに」。これまでに手掛けた文化施設等の模型を中心に構成。限りない“チューニング”の積み重ねによって生まれる建築を、周縁的で断片的なオブジェクトから“事後的に探る”体験を提供
    15. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
    16. 川合健二による、愛知・豊橋市のコルゲートハウス(1965年竣工)が宿泊施設に転用。1棟貸のホテルとして2023年9月から運営開始
    17. 岡田宰 / 2id Architectによる、埼玉の「Switch Lounge」。賃貸集合住宅の在宅勤務者の為の場。“気持ちの切替”が出来る空間を目指し、集中・気分転換・休憩の観点で区分しつつ滑らかに繋げる構成を考案。素材や仕様で多様な選択肢も創出して“利用者毎の気持ち”に寄添う
    18. 清家清による、東京・大田区の住宅「私の家」(1954 年竣工) の見学ツアーが2023年9月より開始
    19. 木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える
    20. TAB / 河合啓吾による、岐阜・郡上市の住宅「SLBH4」

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