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OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える
photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International

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architecture|feature
エレン・ヴァン・ルーンイギリス劇場・ホールOMA文化施設
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備えるOpening Performance, Free Your Mind by Danny Boyle photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International

OMA / エレン・ヴァン・ルーンが設計した、イギリス・マンチェスターの文化施設「Aviva Studios – Factory International」です。
西欧で最大規模の舞台芸術の施設です。建築家は、新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案しました。また、都心部で実現する為に高い遮音性能も備えています。施設の公式サイトはこちら。


こちらはリリーステキストの翻訳です

OMA / エレン・ヴァン・ルーン設計のアヴィヴァ・スタジオ、ファクトリーインターナショナルの本拠地が完成

OMA / エレン・ヴァン・ルーン設計のアヴィヴァ・スタジオの建設が完了しました。この多目的文化施設は、年2回開催されるマンチェスター・インターナショナル・フェスティバル(MIF)を運営するファクトリー・インターナショナルの常設施設となります。新会場では、ファクトリーインターナショナルが年間プログラムを企画、制作、上演します。今夜(※2023年10月18日)プレミア上映される「フリー・ユア・マインド」は、古典的なSF映画「マトリックス」をドラマチックに再現したもので、オープニングのために特別に制作されました。

13,350㎡のこの建物は、完全な柔軟性と適応性の要求に応えるように設計されています。この種の施設としては英国初であり、ヨーロッパのこのような施設としても最大規模かつ最も野心的なもののひとつです。この施設では、没入型展示、演劇作品、親密なコンサート、レイブなど、さまざまな規模の芸術的パフォーマンスと展示の両方を、別々に、あるいは同時に開催することができます。利用者は従来の会場の制約から解放され、アーティストには新しい表現方法を試すためのプラットフォームを提供します。

この建物のデザインは、広く開放的でフレキシブルなスペースが中心となっており、このスペースは、この建物で創作され発表される作品の要求に合わせて絶えず適応し、再構成されます。主な要素には、幅33メートル、長さ64メートル、高さ21メートルのウェアハウスも含み、それは究極のフレキシブル・パフォーマンス・スペースで、劇場グリッドがエリア全体に広がっています。ウェアハウスには、2つの超大型可動式「マルチウォール」があり、広大なスペース内でほぼ無限の構成が可能です。 ウェアハウスに併設されたホールは、1603席のオーディトリアムで、バレエ、演劇、音楽、クロスアートの公演に対応できるフレキシブルなステージを備えています。ホールとウェアハウスは連動することができ、ステージをウェアハウスの奥まで広げることができます。

この敷地は、マンチェスターの産業と文化の歴史を代表するもので、建物のデザインにも波型の金属と粗いコンクリートが使われています。建物はウォーター・ストリートの上に持ち上げられ、パイナップル鉄道の19世紀のアーチが組み込まれています。一般的に、この規模の会場は騒音の問題から郊外に追いやられます。しかし、二重のコンクリートで構造を囲み、高度な音響技術を採用することで、最高の遮音性を実現し、この建物が都心の一部となることを可能にしました。

建築家のエレン・ヴァン・ルーンは、この建物を文化表現のための多目的な舞台として思い描いています。
「私はこれまで数多くの劇場やパフォーマンス・スペースを手掛けてきました、パフォーマーに何を提供するかという点で、この劇場に比肩するものはありません。この会場は、舞台芸術の可能性を最大限に引き出すプラットフォームとして機能します。廃墟と化した産業革命後の建物や地域が地図から抹消され、その中でかつて繁栄していたクリエイティブなシーンも一緒に抹消されてしまうことがあまりにも多いのです。この建物は、失われたものを復活させるものなのです」

ファクトリー・インターナショナルは、OMAにとってイギリス初の公共プロジェクトとなります。この開発はマンチェスター市議会が主導し、英国政府から9,905万ポンド、アーツ・カウンシル・イングランドから700万ポンドのナショナル・ロッタリー資金が支援されています。

このプロジェクトはエレン・ヴァン・ルーンが担当し、キャロル・パターソン、ゲイリー・オーウェン、ジョナサン・テルカンプが主要な貢献を果たしました。


以下の写真はクリックで拡大します

OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Alex-Retegan, courtesy of OMA and Factory International
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OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える photo by Marco Cappelletti, courtesy of OMA and Factory International
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OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える image©OMA
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える image©OMA
OMA / エレン・ヴァン・ルーンによる、イギリスの文化施設「Aviva Studios」。西欧で最大規模の舞台芸術の施設。新しい表現を試みる“プラットフォーム”として、作品に合わせた会場の再構成が可能な“柔軟性”と“適応性”を追求した建築を考案。都心部で実現する為に高い遮音性能も備える image©OMA

以下、リリーステキストです。


OMA / Ellen van Loon-designed Aviva Studios, Home of Factory International, Completes

Aviva Studios by OMA / Ellen van Loon has completed construction. This multipurpose cultural venue serves as the permanent residence of Factory International, the organization behind the biannuals Manchester International Festival (MIF). In its new venue, Factory International will commission, produce and present a year-round program. Premiering tonight will be Free Your Mind, a dramatic retelling of the classic sci-fi film The Matrix, created especially for the opening.

The 13,350 square meter building has been designed to cater to a need for total flexibility and adaptability. The first venue of its kind in the UK, and one of the largest and most ambitious of such developments in Europe, it is capable of hosting both artistic performances and exhibitions of various scales immersive exhibitions, theater productions, intimate concerts, raves separately or simultaneously. It allows its users to break free from the constraints of conventional venues and offers artists a platform to experiment with new modes of expression.

The building’s design is centered around large, open, flexible spaces that will continuously adapt and reconfigure to meet the requirements of work created and presented in the building. Key elements include the 33 meters wide, 64 meters long and 21 meters high Warehouse, the ultimate flexible performance space, with a theater grid spanning the entirety of the area. The Warehouse features two supersized moveable ‘Multiwalls’ which enable an almost limitless number of configurations within the expansive space. Plugged into the Warehouse is the Hall, a 1603 seat auditorium with a flexible stage, able to accommodate ballet, theater, music, and cross-art performances. The Hall and the Warehouse can work in tandem, allowing the stage to extend deep into the Warehouse.

The site is representative of the industrial and cultural history of Manchester, referenced in the building’s design through its use of corrugated metal and rough concrete. The building is lifted over Water Street and incorporates the 19th century arches from the Pineapple railway. Typically, venues of this size are relegated to the outskirts due to noise concerns. However, by enclosing the structure with dual layers of concrete and employing advanced acoustic techniques, the highest sound insulation was achieved, allowing the building to be part of the city center.

Ellen van Loon, architect of the building, envisions this structure as a versatile stage for cultural expression. “I’ve worked on numerous theaters and performance spaces, but none compare to this one in terms of what it offers to performers. This venue serves as a platform, unlocking the full potential of the performing arts. All too often, abandoned post-industrial buildings and neighborhoods are erased from the map, and with them the creative scenes that once thrived within them. This building reinstates what was lost.”

Factory International marks OMA’s first public project in the UK. The development is led by Manchester City Council, with backing of £99.05m from HM Government and £7m National Lottery funding from Arts Council England.

The project was undertaken by Ellen van Loon, with key contributions from Carol Patterson, Gary Owen and Jonathan Telkamp.

■建築概要

Project: Factory International (Aviva Studios)
Status: Completed
Client: Manchester City Council, Factory International (Manchester International Festival)
Location: Manchester, United Kingdom
Site: 1.80 hectares
Gross Internal Area: 13,350sqm
Program: Mixed Use, Theatre
Warehouse Capacity: Up to 5,000 people standing (2,565 sqm)
Hall Capacity: Multiple configurations with maximum of 1,600 seated or 2,000 standing, 22m wide proscenium and orchestra pit for 80 musicians
───
Design Team: Ellen van Loon, Rem Koolhaas, Carol Patterson, Gary Owen, Jonathan Telkamp, Tanner Merkeley, Jacopo Bellina, Paloma Bule, Anita Ernodi, Marc-Achille Filhol, Benedetta Gatti, Aris Gkitzias, Michalis Hadjistyllis, Jason Houssein, Lisa Huang, Aleksandr Joksimovic, Hans Larsson, Thijs van der Lely, Emma Lubbers, Dirk van der Meij, Tanner Merkeley, Felix Morczinek, Tom Paling, Maria Aller Rey, Mario Rodriguez, Helena Rong, Won Ryu, Saskia Simon, Lukasz Skalec, Wael Sleiman, Iason Stathatos, Koen Stockbroekx, Shinji Takagi, Nicola Vitale, Frederike Werner, Tom Xia, Yushang Zhang
───
Collaborators
Technical Architects: Allies and Morrison, Ryder Architecture
Construction Partners: Laing O’Rourke
Structure and Civil Engineers: Buro Happold, BDP
Acoustic Engineer: Level Acoustics
Fire Engineer: WSP
Stage Engineering: Charcoal Blue
Vertical Transportation: Pearson Consult
Landscape Design: Planit.IE
IT: Strata
Transport Planning: Vectos
Services Engineer: Buro Happold
FF&E: Ben Kelly and Brinkworth
Graphic Design: Peter Saville and NORTH Design

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    地域の技術を活かした循環素材を開発し、新たな環境建築づくりに取り組む「ASEI建築設計事務所」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    ASEI建築設計事務所では、新規スタッフ(2名程度)を募集しています。

    私たちは様々な地域にある未利用資源の価値を見出し、地域の技術を活かした循環素材を開発し新たな環境建築づくりを通して、未利用資源の循環型社会の実現を目指しています。

    「クリエイティブ・リソース」と名付けた資源循環の仕組みづくりの活動は、2018年に東京建築士会主催のこれからの建築士賞を受賞しています。今年からは日本建築学会 建築資源循環利用小委員会の委員にも加わり、設計以外にも活動の場が拡がっています。

    また現在は、富裕層住宅(浜松市)、テナントビル(神宮前・西新橋)、里山再生プロジェクト(菊川市)、ビューティーサロン(広尾)、ビューティー・リトリート(君津市)、サウナ兼レストラン、ホテル(三島市)などのプロジェクトが進行しています。

    今、複数の新規プロジェクトのスタートが控えているため、プロジェクトを担当できる経験者の方は、優遇します。
    また、実務経験の浅い方でも3Dスキルに長けた方も優遇します。ぜひお早めにご応募ください。

    事務所は東京タワーと今年11月開業の麻布台ヒルズのすぐ足元にあるビルの1階で、開発素材の展示スペースを兼ねているため、設計事務所というよりもショールームのような明るく通りからも見通しのよい環境です。

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    • ap job
    建築求人情報
    2023.10.21 Sat 07:30
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    2023.10.20Fri
    • 【ap job更新】 建築設計事務所出身者が集まる「創造系不動産」が、“建築と不動産のあいだ”で働く新たなメンバー(2024年春頃入社)を募集中
    • 守谷僚泰+池田美月 / OBJECTAL ARCHITECTSによる、長野・小布施町の店舗兼住宅「S House」。景観条例も掛かる農地の多い地域。風景に属しつつ“象徴性”も備えた存在を目指し、各部屋へ片流れ屋根の付与を決めて“パズル”の様に組上げるプロセスで外観を構築。内部は部屋毎に異なる空間が展開する様に作る
    • トラフ建築設計事務所による、神奈川・横浜市の「KIGOCOCHI」。住戸の“木質リフォーム”の為のショールーム。“木と寄り添う暮らし”の提案として、木を“地”ではなく“図”として扱う設計を志向。様々な生活機能を内包する“木の塊”を考案して空間に“図”として存在させる
    2023.10.22Sun
    • バロッツィ・ヴェイガのインタビュー動画。スペインを拠点とし数々の国際的なアワードを受賞してきた建築家。2023年10月に公開されたもの

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