成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 外観、通りより見る、夕景 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 左:お菓子売り場、右:化粧品売り場 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 左:お菓子売り場、右:化粧品売り場 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所 が設計した、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」です。
木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店です。建築家は、天井高のある既存区画を活かし、岐阜県中津川のヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案しました。また、ヴォールトは街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担います。店舗の場所はこちら (Google Map)。
木材会社が手がけるスイーツとコスメのショップが銀座に新しくオープンした、店舗のデザインです。
銀座の一等地の1階・天井高が5.3mという圧倒的に恵まれた環境に、私たちがデザインしたのは、材木そのものを使った巨大な屋根です。
中津川のヒノキの森をイメージした深い緑色の空間に浮かせた105角の檜材の2つのヴォールトは、材木の力強さ・迫力がありながら、独特の浮遊感を生み出し、街並みのなかでも独特の存在感を放ちます。それぞれのヴォールトは、スイーツとコスメのエリアを緩やかに規定します。
銀座に生まれた森の中で、木の恵みから丁寧に作られたスイーツとコスメに出会うことのできる店舗です。
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成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 外観、通りより見る、夕景 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 外観、通りより見る、夕景 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 外観、通りより見る、夕景 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 外観、通りより見る、夕景 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う お菓子売り場 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 左:お菓子売り場、右:化粧品売り場 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う お菓子売り場から化粧品売り場を見る。 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う お菓子売り場から化粧品売り場を見る。 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 左:お菓子売り場、右:化粧品売り場 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 化粧品売り場 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 化粧品売り場から外側を見る。 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 化粧品売り場からお菓子売り場を見る。 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 化粧品売り場、木ヴォールトの詳細 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う お菓子売り場、木ヴォールトの詳細 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 化粧品売り場、棚の詳細 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 化粧品売り場、棚の詳細 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 化粧品売り場、カウンターの詳細 photo©西川公朗
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う 平面図 image©成瀬・猪熊建築設計事務所
成瀬・猪熊建築設計事務所による、東京・銀座の店舗「meet tree GINZA」。木材会社が手掛けるスイーツとコスメの店。天井高のある既存区画を活かし、ヒノキの材木を用いた“巨大なヴォールト”が浮遊する空間を考案。街に向けて独特の存在感を生み出すと共に物販エリアを分ける役割も担う ヴォールトの構成。2つの木のヴォールトは全てブランドのルーツ、中津川の檜材で作られています。105角の檜材を台形になるようにわずかにカットし、それらを隣同士ロングビスで固定していくことで、大きな弧を描くヴォールトを形成しています。このヴォールトを梁として扱い、奥の壁と繊細な鉄骨柱で支えています。 image©成瀬・猪熊建築設計事務所
以下、建築家によるテキストです。
木材会社が手がけるスイーツとコスメのショップが銀座に新しくオープンした、店舗のデザインです。
銀座の一等地の1階・天井高が5.3mという圧倒的に恵まれた環境に、私たちがデザインしたのは、材木そのものを使った巨大な屋根です。
中津川のヒノキの森をイメージした深い緑色の空間に浮かせた105角の檜材の2つのヴォールトは、材木の力強さ・迫力がありながら、独特の浮遊感を生み出し、街並みのなかでも独特の存在感を放ちます。それぞれのヴォールトは、スイーツとコスメのエリアを緩やかに規定します。
銀座に生まれた森の中で、木の恵みから丁寧に作られたスイーツとコスメに出会うことのできる店舗です。
■建築概要
題名:meet tree GINZA
所在地:東京都中央区銀座5丁目11番12号 日総第26ビル 1階
主用途:店舗(コスメ&スイーツ)
設計:成瀬・猪熊建築設計事務所 担当/成瀬友梨、猪熊純、丸伊紫仍、並木雅人
施工:乃村工藝社 担当/菊地野原、中村幸之助、戸田圭亮、岩佐圭介
構造設計(木ヴォールト、厨房):オーノJAPAN 担当/大野博史、小出孟
設備設計(電気設備):成田青波
設備設計(空調・衛生設備):増川建築設備設計 担当/増川智聡
設計:2023年3月~2023年8月
工事:2023年9月~2023年11月
竣工:2023年12月
写真:西川公朗