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2024.7.01Mon
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富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする
photo©中山保寛写真事務所

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architecture|feature
建材(内装・床)アビリティーホームオイコス庭園計画研究所TATTA井上健一構造設計事務所中山保寛建材(内装・水廻り)建材(内装・キッチン)建材(内装・天井)建材(内装・壁)図面あり藤間弥恵八王子富永大毅事務所住宅東京
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする左:ライブラリー、右:外の部屋 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーから玄関を見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするオフィスリビングからライブラリーを見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーの詳細 photo©中山保寛写真事務所

富永大毅+藤間弥恵 / TATTAが設計した、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」です。
木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所です。建築家は、極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施しました。また、性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとしています。

建築行為には大量のゴミがついて回る。
そしてゴミ処理にかかる負担は経済的にも環境的にもどんどん大きくなっている。八王子は日本一ごみの少ない町であり、その分別はかなり細かく、リサイクルも盛んである。

一方高度経済成長期に建てられた木造住宅のストックは大量にあり、性能の低い空家は今後も増えていく状況にある。
こうした空家ストックには生活スタイルの変化に伴う改修だけでなく性能の向上が求められるが、断熱も耐震も、それなりにお金をかけてもそのほとんどが仕上げに隠れてしまい、性能の変化は視覚的に表れることがない。

建築家によるテキストより

本件はなるべくゴミを出さないこと、性能の向上を視覚的に表すことを目指して設計された。
60㎡の木造平屋の改修であるが、足場をかけずに無断熱の天井と床を自分たちで解体することで、材を一旦保管し、天井仕上げを再利用したり、薄べニアは不陸調整に使われ、デッキの端材は組み合わされて浴室のスノコになっていった。

元の床板で薪棚が組まれ、最後まで役割が見つからないものは30cm長に切られ、釘が刺さったまま薪となった。抜かなくても肉を焼くと灰の中に釘だけが残り分別されていく。屋根裏と床下に断熱吹き付けをし、天井は塗装だけしてそのまま仕上とした。杉の積み壁や合板による構造補強も全て表しにしている。

建築家によるテキストより

これからはその地域にあるストックを使って自らも手を加え、時には余った地面を耕す、百姓的な人間を育む空間が求められていくと思う。子どもには少し高い床の段差も、あるときはトランポリンを置くことで解消し、急なスロープを仮置きすれば日々滑り台のように楽しみ、必要に応じて残された鴨居にものをかけられるようにしたり、棚をつくりつけたりできる。そうした仮置き(ストック)的な状況そのものを表現とする建築のデザインの在り方を考えた。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする外観、前面道路より見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする左:ライブラリー、右:外の部屋 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする玄関からライブラリーを見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーからオフィスリビングを見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするオフィスリビングからライブラリーを見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーの詳細 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーから玄関を見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするダイニングとキッチン photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするダイニングからライブラリー側を見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするダイニング側からベッド+クローゼット側を見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーの詳細 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするサンルームから玄関側を見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするベッド+クローゼット photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするオフィスリビングから「静かな部屋」側を見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする1階、鴨居・天井の詳細 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする屋根裏 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする屋根裏 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする屋根裏からダイニングとキッチンを見下ろす。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする玄関からライブラリーを見る、夕景。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする平面パース image©TATTA
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする断面パース image©TATTA
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする構造アクソメ image©TATTA

以下、建築家によるテキストです。


建築行為には大量のゴミがついて回る。
そしてゴミ処理にかかる負担は経済的にも環境的にもどんどん大きくなっている。八王子は日本一ごみの少ない町であり、その分別はかなり細かく、リサイクルも盛んである。

一方高度経済成長期に建てられた木造住宅のストックは大量にあり、性能の低い空家は今後も増えていく状況にある。
こうした空家ストックには生活スタイルの変化に伴う改修だけでなく性能の向上が求められるが、断熱も耐震も、それなりにお金をかけてもそのほとんどが仕上げに隠れてしまい、性能の変化は視覚的に表れることがない。

本件はなるべくゴミを出さないこと、性能の向上を視覚的に表すことを目指して設計された。
60㎡の木造平屋の改修であるが、足場をかけずに無断熱の天井と床を自分たちで解体することで、材を一旦保管し、天井仕上げを再利用したり、薄べニアは不陸調整に使われ、デッキの端材は組み合わされて浴室のスノコになっていった。

元の床板で薪棚が組まれ、最後まで役割が見つからないものは30cm長に切られ、釘が刺さったまま薪となった。抜かなくても肉を焼くと灰の中に釘だけが残り分別されていく。屋根裏と床下に断熱吹き付けをし、天井は塗装だけしてそのまま仕上とした。杉の積み壁や合板による構造補強も全て表しにしている。

建物に使われている杉は全て多摩産の105x45mmの間柱材であり、中央で構造補強として作られた棚のような壁はこの間柱材を薪と同じ30cm程度にしたものを菱文字状に積み上げてつくられ、屋根裏を支えている。もともとそこにあった曲がり梁は製材所に運ばれテーブルに生まれ変わった。

結果として解体費はDIYで処分費も数万で済んだこともあるが、多摩の製材所、近所の工務店や建具屋に分離発注した結果として総工事費は600万程度、坪単価にして30万円台で済んでいる。

駐車場塀のブロックも交差点の視認状況を悪くしているだけのように思えたので解体し、新たに駐車場の仕上げとして使った。
既存の庭石は再定義され、畑の土留めとなったり、デッキを支える束石となり、灯籠の柱脚は玄関前の飛石となった元々あった株立ちの樫を少し間引いて、切った太い幹は重い石を持ち上げるのに使った。そうして元の日本庭園の灯篭や石を再配置して、飛び石や畑の土留め、あるいはデッキを支える束石になった。
壊したブロック塀で大きいものは駐車場の塀を壊した跡の舗装となり、細かくなったものは、ほかの現場で砂利の下敷きになっていった。

地面がある生活になるのだから小さくても畑をつくりたいということになり、元々細かな砂利が敷かれていた庭を深く掘り起こすことになった。堀った土をふるいにかけると大きいものはアプローチ部分に砂利として戻っていき、やや細かいものは庭木の周りや、舗装や束石の下地固めに使われた。ふるいの網目をすべて通過したものはふかふかな土に生まれ変わり、畑に使われた。
あるもののレイアウト変更だけで場所の価値を変える造園的な手法は、我々が目指していることでもある。

日々大学で学生を教えながら足元で子どもの成長を見ていると思うのは、環境が人をつくるということで、居住空間が担う負担は大きい。世界中から集められた高級素材を使ってつくる、完成度の高い空間の質を享受するだけの資本主義的な空間の価値の時代はまもなく終わる。

これからはその地域にあるストックを使って自らも手を加え、時には余った地面を耕す、百姓的な人間を育む空間が求められていくと思う。子どもには少し高い床の段差も、あるときはトランポリンを置くことで解消し、急なスロープを仮置きすれば日々滑り台のように楽しみ、必要に応じて残された鴨居にものをかけられるようにしたり、棚をつくりつけたりできる。そうした仮置き(ストック)的な状況そのものを表現とする建築のデザインの在り方を考えた。
(富永大毅+藤間弥恵 / TATTA)


垂木や間柱に用いられる45×105の小断面材を斜めに積み、並べたものを、縦にも積み上げることで製作される本棚が、増設されるロフトを支持する柱と耐力壁と兼ねている…と、この構造を短い文章で伝えよう努めるとかえって難しく聞こえてしまうので実物を見て頂きたい。

両面使いになっている棚の片側だけに本を並べると不安定になりそうに見えるが、反対側が浮き上がろうとする力に対し、ロフト重量による圧縮のプレストレスと、小断面材を積み上げる際に打ち込むビスによって抵抗できる。
また、斜めに積んだ木材の端部がスラストで広がって崩れそうにも見えるが、棚板がタイビームとして引張抵抗することで安定する。

建築の構造設計で用いる知識を集めると、魅力的な家具の設計にも大いに貢献できると再認識できたプロジェクトとなった。
(井上健一 / 井上健一構造設計事務所)

■建築概要

建物名称:WOODSTOCK House
所在地:東京都八王子市中野上町
主要用途:住宅(兼事務所)
家族構成:夫婦+子供2人
───
設計
設計者事務所名:TATTA 担当/富永大毅・藤間弥恵
構造:井上健一構造設計事務所 担当/井上健一
外構・造園:オイコス庭園計画研究所 担当/笹原晋平
───
施工:アビリティーホーム 担当/宮前孝仁
大工:大塚智仁・遠藤順平
設備:堀越工業所 担当/堀越賢志
電気:ベルデン 担当/鈴木淳
左官:久米左官 担当/久米謙一
建具:大房建具店 担当/大房登
外構・造園:オイコス庭園計画研究所 担当/笹原晋平
木材:沖倉製材 
主体構造・構法:在来木造
基礎:布基礎
階数:地上1階 
軒高:3,300mm
最高の高さ:5,290mm
敷地面積:132.43m2
建築面積:60.31m2(建蔽率45.54% 許容60%)
延床面積:59.49m2(容積率44.92% 許容200%)
1階:59.49m2
設計期間:2023年1月~2023年5月
工事期間:2023年7月~2023年10月
撮影:中山保寛写真事務所

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床オフィス 床

杉無垢フローリングt30 EP拭取りの上木材保護塗料

内装・壁オフィス 壁

構造用合板t12 EP拭取り

内装・床キッチン 床

構造用合板t12

内装・壁キッチン 壁

既存PBt9.5 EP

内装・天井キッチン、オフィス 天井

発泡ウレタン吹付 EP

内装・床寝室 床

構造用合板t24 EP拭取りの上木材保護塗料

内装・壁寝室 壁

杉45×105透かし積壁
構造用合板t12 EP拭取り

内装・天井寝室 天井

杉30×90ルーバー

内装・床浴室 床

既存タイル

内装・壁浴室 壁

既存タイル一部SI塗装

内装・天井浴室 天井

既存吹付塗装

内装・床トイレ、洗面所 床

Pタイルt2(東リ)

内装・壁トイレ、洗面所 壁

既存PBt9.5 EP

内装・天井トイレ、洗面所 天井

既存杉板天井再利用

内装・キッチンキッチン

ガスコンロ:ビルトインガスコンロ(リンナイ)
換気扇 [シェード]:既存フードの上構造用合板貼り
家具:杉30×40積+製作カウンター(イノウエインダストリィズ)
シンク水栓金物:浄水器内蔵シングル混合水栓(TOTO)

内装・水廻りトイレ、洗面所

洗面カウンター:構造用合板t24造作
洗面ボウル:病院用流し(TOTO)
洗面用水栓金物:シングルスプレー混合栓(SANEI)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かす
    photo©鈴木研一

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    architecture|feature
    東京リノベーション鈴木研一住戸図面あり渋谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・家具)渡辺富工務店鈴木雅也
    鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かすエントランスから廊下越しにダイニングを見る。 photo©鈴木研一
    鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かすダイニングからバルコニー側を見る。 photo©鈴木研一
    鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かすリビングからダイニングとキッチンを見る。 photo©鈴木研一

    鈴木雅也建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」です。
    三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画です。建築家は、持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向しました。また、水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かしています。

    都内にあるマンションの一室のフルリノベーションである。

    戸建てのような設えにして欲しいというのが、最初の建主からの要望だった。それを受けてマンションの中に家を建てるという意識で設計を進めた。

    建築家によるテキストより

    住戸周囲には丁寧に手入れされた多様な樹木が生い茂り、都心とは思えないほど豊かな自然環境が広がっていた。3階の角部屋に位置し、北・東・南面に窓があり、どの窓からも目線の高さに見える樹木の緑が印象的であった。そんな住戸が持つ恵まれた環境を最大限に活かす計画を目指した。

    そこで生まれたのは洗面と浴室である水回りコアを住戸の中心に配置し、その周りを回遊するプランである。建具を引くとワンルームのように全体が繋がり、風や光が抜けてどの居場所でも周囲の緑の恩恵を得られる。このプランは、裏動線と表動線が明確に分かれている。

    建築家によるテキストより

    「リノベーション」ではなく「マンションの住戸に家を建てる」という意識や考え方は、設計においてだけはなく、長期的な持続可能性や不動産価値の観点からも可能性を広げられるのではないかと考えている。

    建築家によるテキストより
    • 残り26枚の写真と建築家によるテキスト
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    東京リノベーション鈴木研一住戸図面あり渋谷区建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)建材(内装・照明)建材(内装・家具)渡辺富工務店鈴木雅也
    2024.07.01 Mon 15:39
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    【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中

    ap job 【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中

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    建築求人情報
    【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中
    【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中
    アーキテクチャーフォトジョブボードに新しい情報が追加されました
    job.architecturephoto.net

    若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
    新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。

    フリーダムアーキテクツは、完全自由設計の注文住宅を手掛ける設計事務所です。

    【働く環境】
    社員の7割~8割が設計者で、さまざまなバックグラウンドを持つ方が活躍中です。経験・知識が豊富な先輩たちに常に囲まれながら、困ったときには気軽に相談できます。自分に合ったキャリア形成ができる環境が整っています。

    独立したいと考えている方にもおすすめ!
    集客等、経営に必要な知識や独立する為のノウハウを体系的に学べます。
    実際に独立して活躍している方も多く、学びの多い環境です。

    □先輩たちの主な前職
    アトリエ系設計事務所、工務店、ハウスメーカー、個人設計事務所、組織設計事務所…など

    また、国内初BIM確認申請など、BIMの活用で業務の効率化や最適化、デザインの向上を実現しています。
    VRや3次元モデルも導入し、図面だけでは伝わりにくい設計イメージをお客さまに分かり易く説明できるようになりました。天井の高さやキッチンの作業台の高さなど、細かなイメージもすり合わせることが可能です。

    【成長環境を完備】
    これまで未経験・経験浅めのレベル感から、設計の主担当まで社員を育成してきた実績が多い同社。
    現場目線で求められる、あらゆるサポート体制が整っているのは同社ならではの特長です。
    ご契約~着工、引き渡しまで一貫して携われる裁量大きい働き方のため、若手から自分の作品を創造するという経験を積むことができます。

    また、社員の大半が設計者であることも大きなポイント。
    周りには常に経験豊富な設計の先輩たちがおり、気軽に何でも話しやすいフランクな雰囲気のため、困ったときでも安心できます。
    日々の業務を通して、刺激を受けやすいのも同社ならではの魅力でしょう。
    「設計のプロ」として豊富な経験と高いスキルを得るならば、最適な環境です。

    job.architecturephoto.net
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    建築求人情報
    2024.07.01 Mon 11:21
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    最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/24-6/30]

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    最も注目を集めたトピックス
    最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/24-6/30]

    アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/6/24-6/30)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


    1. nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置する
    2. モロークスノキ建築設計が設計者として手掛ける、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定
    3. 鎌松亮 / note architectsによる、東京・江東区の住戸改修「深川住宅」。都心の集合住宅内での計画。“家族の気配が感じられる”生活を目指し、床仕上げの切替等で“半透明な境界”を作り領域を分ける空間を考案。自然との触合いも意図して“意識を外に向かせる”ようにカウンターを配置
    4. 重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」。香水“ミス ディオール”を主題とした展示。多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向。非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘う
    5. 廣部剛司建築研究所による、静岡・伊東市の週末住宅「PHASE DANCE」。木々に覆われた鬱蒼とした敷地。存在感のある“大樹”の発見を契機とし、一本の樹木を“少し遠慮”しながら“建築で取り囲む”平面構成を考案。連続的に変化する木造の架構で内部空間に繋がりと全体性を生み出す
    6. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    7. 多田正治アトリエによる、大阪・三島郡の「妙本寺 納骨堂 / 合祀墓」。本堂の納骨堂に納められないお骨の受け皿となる施設。“開かれた墓や埋葬の在り方”の具現化を求め、菩薩像の足元に雲の様な“白い直方体”が浮かぶ建築を考案。基壇部は祈りの領域であると共に合祀の空間も内包
    8. 遠野未来建築事務所による、長野市の「OYAKI FARM BY IROHADO」。遺跡のある街に建つ郷土料理の工場と店舗。数万年の時間軸の中で“自然と一体となる生命力のある”建築を求め、地域素材と伝統技術を“編み上げる”作り方を実践。設計と施工の協同も主題とし完成までの過程を重視
    9. 辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」。“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品。場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成。写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索
    10. GROUPによる、建築展「島をつくる」。都心のビルの22階にあるアートスペースでの展覧会。窓から廃棄物処理の“埋立地 / 島”が見える空間に、“島をつくる”建築を移設。会場内で廃材をコンポストして土をつくり“新しい島”の創造を試みる
    11. ひとともり と 小田真平事務所による、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」。焙煎から製造も行うチョコレート店。工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案。カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作る
    12. 松本光索 / KOSAKUによる、京都市の、スポーツ施設「強く 楽しく いきる 場所」。ビルのワンフロアをブラジリアン柔術のジムにする計画。“大らかな交流の場”でもある空間を目指し、“全長12mのベンチ”を備えた練習場を中心とする構成を考案。開閉式の靴箱などで出入口の省スペース化も実現
    13. 坂茂建築設計による、愛知の「豊田市博物館」。谷口吉生が設計した美術館に隣接する敷地での計画。一体的な敷地利用を意図し、連続する“ランドスケープ”とレベル差を解消する“えんにち空間”等で相互関係を構築
    14. 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る
    15. 小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る
    16. 元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築する
    17. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
    18. 齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る
    19. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
    20. 大野友資 / DOMINO ARCHITECTSによる、東京・江東区の店舗「Heim Jens」。コンテンポラリードレスのレーベルの為の店。“家の様な店”との要望に、“室礼”を主題とし“遊びごたえがあって暖かな骨と皮”の提供を志向。被覆で囲まれた場に並ぶ品々が連鎖して“趣味”が生まれる空間を作る

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    2024.07.01 Mon 06:33
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    2024年6月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

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    2024年6月にアーキテクチャーフォトで注目を集めた記事トップ40

    アーキテクチャーフォトで、2024年6月に注目を集めた記事をランキング形式でご紹介します。


    1. ル・コルビュジエの“美術作品”に焦点をあてる展覧会「もうひとりのル・コルビュジエ ~絵画をめぐって~」の入場チケットをプレゼント。近代建築を代表する建築家の油彩・素描・版画・タピスリー・彫刻など約130点の作品を展示。創作活動の根底にあった絵画への情熱を紹介する内容。まとまった作品群の公開は約30年ぶり
    2. 坂茂建築設計による、愛知の「豊田市博物館」。谷口吉生が設計した美術館に隣接する敷地での計画。一体的な敷地利用を意図し、連続する“ランドスケープ”とレベル差を解消する“えんにち空間”等で相互関係を構築
    3. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
    4. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
    5. 平田晃久の練馬区立美術館での建築展「平田晃久―人間の波打ちぎわ」の入場チケットをプレゼント。“からまりしろ”を掲げて様々なプロジェクトを手掛ける建築家の展覧会。模型・スケッチ・インスタレーションを通して、平田建築を包括する新しい言葉“波打ちぎわ”を体験的に理解できる空間がつくられる
    6. nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置する
    7. パナソニックの配線器具シリーズ「SO-STYLE」。“人と空間にそっと寄り添う背景”をコンセプトに、マット仕上げ・上質な白色のほたるスイッチ・静かな操作音を実現。体感セットのプレゼント企画も実施中
    8. 五十嵐淳建築設計事務所による、北海道の「House in Hokkaido」。本州から移り住む施主の為の住居。“ローカリティ”への応答と“普遍性”の獲得を目指し、多様な視点と働きかけに応えられる“おおらかな”空間を志向。時間の経過で“室名らしきもの”が移り変わる建築を造る
    9. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
    10. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプトが公開
    11. 平田晃久建築設計事務所による、群馬・前橋市の「まえばしガレリア」。旧広場に建つ商業と居住の為の施設。街を盛り上げる“建築的な提案”との要望に、現地で感じた広場の“リアリティー”から着想して構想を開始。店舗と中庭からなる広場の上に“輪をなす住居群”が浮かぶ建築を造る
    12. tombow architectsとsunabaによる、茨城・つくば市の住宅「hut N」。古い住宅群が残る郊外の敷地。“土地に根差す生活”の切っ掛けとなり“周囲に意識も向ける”存在を求め、街並みを参照しつつも“少しの違和感”を与える建築を志向。切妻の量塊が浮かぶ様な“建ち方”の住宅を造る
    13. 遠野未来建築事務所による、長野市の「OYAKI FARM BY IROHADO」。遺跡のある街に建つ郷土料理の工場と店舗。数万年の時間軸の中で“自然と一体となる生命力のある”建築を求め、地域素材と伝統技術を“編み上げる”作り方を実践。設計と施工の協同も主題とし完成までの過程を重視
    14. 元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築する
    15. 太田雄太郎 / 太 太 建築設計事務所による、東京・世田谷区の「千歳烏山の住戸」。祖母から引継いだ住戸の改修。過去の記憶への現代の生活様式の“上書き”を意図し、間仕切下地等を再活用した“ディテールの更新”で作る空間を志向。既存の小部屋を“ワークルーム”にし“暮らしの起点”とする
    16. 篠原一男による「から傘の家」が、ドイツ ヴァイル・アム・ラインの「ヴィトラ キャンパス」に移築完了。1961年に完成した日本の木造住宅を、スイスの家具メーカー“ヴィトラ”が継承。バックミンスター・フラーとジャン・プルーヴェの作品に続いて同敷地内に移設された歴史的建築物
    17. 今津康夫 / ninkipen!による、長野・大町市の、本州で最も透明度の高い湖の畔に建つ別荘「湖荘」。施主が求める“都会の喧騒から解放された簡素な小屋”を、湖にひれ伏すような非対称な屋根によって、初めからあったような佇まいでつくる
    18. 建築家の槇文彦さんが亡くなりました
    19. ファラによる、ポルトガル・リスボンの住宅「house of countless windows」。通常よりも多くの階数と窓を備えた家。空間システムの各要素は“普遍的”で、数え切れないほど“繰り返す”ように設計。住居というよりも物理的な形をした“数式”に近い建築として構想
    20. 小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る
    21. 元木大輔 / DDAAによる、東京・港区のオフィス「HAKUHODO DESIGN」。立体的で“複雑な形状”をした建物内での計画。社内外の活発な交流が生まれる場を目指し、用途で区別されながらも“緩やかに繋がる”空間を志向。既存と呼応する色・素材・植栽の操作で内外の連続性も構築
    22. 田根剛がデザインアーキテクトを務め、帝国ホテルが2031年から本館の建替えを開始することを発表。考古学的リサーチにより、“東洋の宝石”をコンセプトにした完成予想のパースも公開
    23. 津金愛理+フン・チョク・テイ / オンデザインによる、東京・世田谷区の住戸改修「拡がるリビングの家」。築40年の集合住宅内での計画。家族や友人とシェアできるリビングの要望に、集まるだけではない“様々な活動が同時多発的に起こる”空間を志向。個室の機能の一部も取り出してリビング内に多様な居場所を作る
    24. 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「稲城の家」。緑地に面する北欧家具店を営む施主の為の住宅。竣工後に置かれる家具類の把握から出発し、簡素で実直な品々を納める為の“器”としての空間を志向。風景と家具の存在感と釣り合う“A”型の架構を持つ建築を造る
    25. 白井晟一が1959年に完成させた世田谷の住宅「アトリエNo.7(旧増田夫妻のアトリエ)」をレポート。白井の孫で建築家の白井原太の修復・改修によって、原形を保ったまま現代の居住性も獲得した建築は、新しい住まい手を待つ
    26. 青木淳・西沢立衛・冨永祥子らが審査する、仙台市の「(仮称)国際センター駅北地区複合施設」設計プロポの実施要領が公開。応募要件は比較的低めに設定
    27. モロークスノキ建築設計とフリーダ・エスコベド・スタジオによる、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定
    28. アリソン理恵と岡野愛結美による、東京・目黒区の店舗「ムーンスター自由が丘」。WSや展示なども行う靴メーカーの直営店。“物の背景への想像力”を取戻すような存在を目指し、施主企業の技術も使って制作した什器や照明で構成する空間を考案。建具と什器に可動性を与えて“柔軟な”平面も意図
    29. 齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る
    30. 吉岡徳仁のデザインで完成した、京都市のイッセイミヤケの店舗「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE / KYOTO」。町屋内部に配置された一体成型のアルミニウム什器によってブランドの制作プロセスを表現
    31. 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る
    32. 倉俣史朗の京都国立近代美術館での展覧会「倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙」の入場チケットをプレゼント。没後30年を超えた今も国内外で評価され続けるデザイナーの回顧展。会場構成は“西澤徹夫建築事務所”が手掛ける
    33. アトリエMEME・第一宅建設計・ケイ設計による、北海道・中標津町の「ひがし北海道IT専門学校」。酪農×ITを学ぶ専門学校の計画。長時間滞在する教育の特徴から着想し、“居場所としての校舎”を志向。“家”に見立てた教室の“ずらした連結”と“ヒューマンスケールの開口”で“学生の居場所”を作り出す
    34. 坂井隆夫建築設計事務所による、京都市の「北町町家」。美観地区に建つ二世帯住宅。“街並の継承”と“家族の変化に対応”する住まいの要望に、平面を雁行させて敷地の前後に二つの庭を設ける建築を考案。住み手が“柔軟”に使えるように特徴の異なる複数の部屋を作る
    35. 廣部剛司建築研究所による、静岡・伊東市の週末住宅「PHASE DANCE」。木々に覆われた鬱蒼とした敷地。存在感のある“大樹”の発見を契機とし、一本の樹木を“少し遠慮”しながら“建築で取り囲む”平面構成を考案。連続的に変化する木造の架構で内部空間に繋がりと全体性を生み出す
    36. 鎌松亮 / note architectsによる、東京・江東区の住戸改修「深川住宅」。都心の集合住宅内での計画。“家族の気配が感じられる”生活を目指し、床仕上げの切替等で“半透明な境界”を作り領域を分ける空間を考案。自然との触合いも意図して“意識を外に向かせる”ようにカウンターを配置
    37. チョウ・ミンスクによる、2024年のサーペンタイン・パヴィリオン「Archipelagic Void」。毎年1組が選定され造られる期間限定の建築。歴史ある敷地に“何を加えられるか”を探求し、白紙ではなく“周辺の多くの要素を考慮する”設計を志向。ヴォイドを中心として周りに“5つの島”を備えた建築を造る
    38. 重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」。香水“ミス ディオール”を主題とした展示。多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向。非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘う
    39. 多田正治アトリエによる、大阪・三島郡の「妙本寺 納骨堂 / 合祀墓」。本堂の納骨堂に納められないお骨の受け皿となる施設。“開かれた墓や埋葬の在り方”の具現化を求め、菩薩像の足元に雲の様な“白い直方体”が浮かぶ建築を考案。基壇部は祈りの領域であると共に合祀の空間も内包
    40. 湯浅良介による、京都市の、けんちくセンターCoAKでの建築展「TEMPO++」。他者との対話を通して“オートマティック”に建築を創作する建築家の展示。近作の“TEMPO”に焦点を当て、図面・模型・映像などの複数のメディアで表現。加えて絵本に着想を得たドローイングシリーズも公開

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    最も注目を集めたトピックス
    2024.07.01 Mon 06:00
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    2024.6.30Sun
    • Open Aの馬場正尊を、NHKのテレビ番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」が特集
    • 重松象平への、毎日新聞によるインタビュー動画。毎日デザイン賞の受賞者として収録されたもの
    2024.7.02Tue
    • 【ap job更新】 サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設の企画・製造・運営を手掛ける「株式会社アースボート」が、プロダクト企画と製造管理に関わるスタッフ(設計出身者歓迎)を募集中
    • 【ap job更新】 国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
    • 美術家の内藤礼の、東京国立博物館での展覧会「内藤礼 生まれておいで 生きておいで」の入場チケットをプレゼント。“根源的な生の光景”を生み出す作家の展示。収蔵品や建築空間を読み解き、“あらたな空間作品”を制作。長年閉ざされていた“鎧戸”を開放して自然光の下での作品鑑賞の体験も提供
    • 滋賀県立美術館での建築展「滋賀の家展」の入場チケットをプレゼント。滋賀県の視点で“家”に注目して、1960年代の住宅産業との繋がりから現代建築家の実践までを紹介。模型・図面・写真に加えて家具やインタビュー映像なども展示
    • 「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。主要作品を網羅”した展覧会で、会場構成は建築家の“田根剛”が手掛ける
    • ほか

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