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2024.7.09Tue
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中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る
photo©Ben Richards

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architecture|feature
建材(内装・床)NAP建築設計事務所TOREALベン・リチャード建材(内装・家具)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・天井)建材(内装・壁)山田憲明藤井浩司図面あり前田建設工業中村拓志宿泊施設北海道
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る鳥瞰、△湯 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、1階、サンクンラウンジ photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、客室 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る△湯、湯上がり処 photo©Koji Fujii TOREAL

中村拓志&NAP建築設計事務所が設計した、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」です。
湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画です。建築家は、景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案しました。また、温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造りました。施設の公式サイトはこちら。

ポロト湖を擁する白老は、アイヌ民族の集落があった地域である。
対岸にはアイヌ民族博物館の野外展示の一つであるコタン(集落)が広がり、樽前山が遠望できる。
この景観を活かしながら、アイヌ文化を反映した温泉旅館の姿を求めた。

建築家によるテキストより

アイヌ民族は冬に凍ることのないメㇺ(湧水)を生活用水として大切にしてきた。ポロト湖はわずか数キロメートル先のメㇺが源流であり、本敷地駐車場側にもメㇺがあった。そこで、これに川筋を引きつつ湖を敷地内に引き込み、ポロト湖流域の縮景としてのランドスケープを整備した。駐車場側からのアプローチは、かつてアイヌ民族がメㇺのある場所から川沿いを下って湖に出た経路を模している。

建築家によるテキストより

川を跨いで架けた客室棟の河口側は、親水エリアとしてカヌーの船着場や不凍の水面を眺める囲炉裏のサンクンラウンジとした。

客室はチセ(家)の囲炉裏で語り合うアイヌ民族の家族観を継承し、囲炉裏型の間接照明を仕込んだローテーブルを囲うように滞在スペースを配した。壁紙やクッション、アートなど、色々な使い方で客室内にアイヌ模様をとりいれることで、文様に彩られたゴザや衣服が飾られるアイヌ民族の生活を感じられるようにした。

湯小屋は、アイヌ民族が熊追いや鮭待ちの時に山中でビバークするためのクチャ(仮小屋)をモチーフとして、美しい自然を壊さずにそっと居させてもらうような佇まいとした。クチャの構造は「ケトゥンニ」と呼ばれ、三本の丸太を立てかけ合わせて側面で繋ぐ。丸太先端が三本突き出た逆三角錐状の頂部が特徴で、焚火の煙抜きや明りとりになっている。

建築家によるテキストより

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中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る鳥瞰、△湯 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る外観、△湯 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る外観、△湯 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、アプローチ photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、アプローチ photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、アプローチ photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、1階、サンクンラウンジ photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、1階、サンクンラウンジから△湯を見る。 photo©Ben Richards
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中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、客室の入口 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、客室 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、客室 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、客室、壁面に飾られたオブジェ photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る客室棟、客室、浴室 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る外観、左:△湯、右:客室棟 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る外観、△湯の屋根 photo©Ben Richards
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る△湯、湯上がり処 photo©Koji Fujii TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る△湯、湯上がり処、上部を見上げる。 photo©Koji Fujii TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る△湯、洗面室を見る。 photo©Koji Fujii TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る△湯、脱衣所を見る。 photo©Koji Fujii TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る△湯、内風呂 photo©Koji Fujii TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る〇湯 photo©Koji Fujii TOREAL
中村拓志&NAP建築設計事務所による、北海道・白老郡の宿泊施設「界 ポロト」。湖畔のアイヌ民族の集落があった場所での計画。景観を活かすと共に“アイヌ文化を反映した”存在を求め、地域の“縮景としてのランドスケープ”を備えた建築を考案。温泉棟は民族が用いた“仮小屋”を参照して造る外観、△湯、夜景 photo©Ben Richards

以下、建築家によるテキストです。


ポロト湖を擁する白老は、アイヌ民族の集落があった地域である。
対岸にはアイヌ民族博物館の野外展示の一つであるコタン(集落)が広がり、樽前山が遠望できる。
この景観を活かしながら、アイヌ文化を反映した温泉旅館の姿を求めた。

アイヌ民族は冬に凍ることのないメㇺ(湧水)を生活用水として大切にしてきた。ポロト湖はわずか数キロメートル先のメㇺが源流であり、本敷地駐車場側にもメㇺがあった。そこで、これに川筋を引きつつ湖を敷地内に引き込み、ポロト湖流域の縮景としてのランドスケープを整備した。駐車場側からのアプローチは、かつてアイヌ民族がメㇺのある場所から川沿いを下って湖に出た経路を模している。

川を跨いで架けた客室棟の河口側は、親水エリアとしてカヌーの船着場や不凍の水面を眺める囲炉裏のサンクンラウンジとした。

客室はチセ(家)の囲炉裏で語り合うアイヌ民族の家族観を継承し、囲炉裏型の間接照明を仕込んだローテーブルを囲うように滞在スペースを配した。壁紙やクッション、アートなど、色々な使い方で客室内にアイヌ模様をとりいれることで、文様に彩られたゴザや衣服が飾られるアイヌ民族の生活を感じられるようにした。

湯小屋は、アイヌ民族が熊追いや鮭待ちの時に山中でビバークするためのクチャ(仮小屋)をモチーフとして、美しい自然を壊さずにそっと居させてもらうような佇まいとした。クチャの構造は「ケトゥンニ」と呼ばれ、三本の丸太を立てかけ合わせて側面で繋ぐ。丸太先端が三本突き出た逆三角錐状の頂部が特徴で、焚火の煙抜きや明りとりになっている。

この特性を利用することで、 窓の少ない温泉施設が、穏やかで均一な自然光のシャワーと上昇気流による湿暖気の自然換気を可能とする、エコロジカルな建築となった。頂部から煙を吐く三角錐状の仮小屋が並ぶ姿は、客室から見て湖の水平線を覆うことのない、借景の一部である。

〇湯と呼ばれる地域の人々のための共同浴場は、モール泉と呼ばれる植物由来の有機物を含んだ黒いお湯の温泉が、地底から湧き出る洞窟的な空間とした。天窓にはガラスが入っていないため、暖気を自然排気しながらも、雨や雪が舞い降りる。天窓から差し込む光は湯面に映し出され、光源の元を探して思わず目線を上げるふるまいを促す。

更地だった開発地は、白樺を中心として地域の植生に基づき植林した。白樺は荒廃した大地で真っ先に発芽して根付き、他の植物を保護しながら森を回復するマザーツリーである。そこで外装や館内にも白樺間伐材の森林を設け、この開発地だけでなく、アイヌ文化を守り育てる存在としてのメッセージを込めた。アイヌ民族がかつて森や川と深い関係を持っていたことを想い、その関係回復を願うリゾートである。

■建築概要

題名:界 ポロト/Hoshino Resorts KAI Poroto
所在地: 北海道白老郡白老町若草町1-1018-94
主用途:旅館
建築・監理:中村拓志 & NAP建築設計事務所 担当/中村拓志、青戸貞治、志藤拓巳、石橋泰介(元所員)、谷口幸平(元所員)
施工:前田建設工業 北海道支店
───
構造設計
△湯:山田憲明構造設計事務所
客室棟:前田建設工業
───
構造
客室棟:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
△湯:鉄筋コンクリート造+木造
───
階数
客室棟:地上4階
△湯:地上1階
───
敷地面積:9,339.04㎡
建築面積:2,021.37㎡
床面積:4,951.48㎡
竣工年月:2021年10月
竣工写真:Koji Fujii / TOREAL、Ben Richards

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
外装・屋根客室棟 屋根

改質アスファルト防水断熱工法

外装・屋根温泉棟 屋根

銅板一文字葺き

外装・壁客室棟 外壁

防水型外装薄塗材E
カラ松耳付き製材 雁行重ね貼り OSUC

外装・壁温泉棟 外壁

銅板一文字葺き
防水型外装薄塗材E

内装・床客室棟エントランスホール 床

フローリングt=14(望造)
豆砂利洗い出し

内装・床客室棟客室(特別室) 床

フローリングt=14(望造)
磁器質タイル600角(マリスト)
栗デッキ

内装・床客室棟〇湯 床

磁器質タイル300角(アドヴァン)
磁器質タイル50角(名古屋モザイク)

内装・床温泉棟エントランス、湯上り処、洗面室、脱衣所 床

フローリングt=19(望造)

内装・床温泉棟浴室 床

山西黒 [JB] 400角 t=13

内装・壁客室棟エントランスホール 壁

白樺丸太型枠打放しコンクリート仕上げ
杉板型枠打放しコンクリート仕上げ
装飾仕上げ塗材:ベルアート特注(エスケー化研)
スギ羽目板張 OSUC(キャピタルペイント)

内装・壁客室棟客室(特別室) 壁

装飾仕上げ塗材:ジョリパット特注(アイカ工業)
織物クロス:特注デジタルプリント(Kyoto Izumi)

内装・壁客室棟〇湯 壁

磁器質タイル50角(名古屋モザイク)
クリア塗装(エスケー化研)

内装・壁温泉棟エントランス、湯上り処、脱衣所 壁

カラ松羽目板t=12
OS塗装(キャピタルペイント)

内装・壁温泉棟洗面室 壁

ジョリパットコテ塗 ラムネット t3-4(アイカ工業)

内装・壁温泉棟浴室 壁

御影石 [本磨き] 400角 t=13
カラ松羽目板t=12
OS塗装(キャピタルペイント)

内装・天井客室棟エントランスホール、客室(特別室) 天井

EP

内装・天井客室棟〇湯 天井

クリア塗装(エスケー化研)

内装・天井温泉棟エントランス、湯上り処、脱衣所 天井

カラ松丸太
カラ松羽目板t=12
OS塗装(キャピタルペイント)

内装・天井温泉棟洗面室 天井

ジョリパットコテ塗 ラムネット t3-4(アイカ工業)

内装・天井温泉棟浴室 天井

カラ松羽目板t=12
OS塗装(キャピタルペイント)

内装・家具客室棟エントランス、トラベルライブラリー 家具

ラウンジチェア 特注(天童木工)
ベンチ(家具工房ニングル)
ソファ(Asplund)

内装・家具客室棟食事処 家具

Takenoko chair 特注(Time&Style)
テーブル(Time&Style)

内装・家具客室棟客室 家具

Takenoko chair 特注(Time&Style)
囲炉裏テーブル(Asplund)

内装・家具温泉棟湯上り処、洗面室 家具

ソファ(インターオフィス)
サイドテーブル(インターオフィス)
チェア(Time&Style)

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※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    これまでNAPでは設計監理のみならず、企画・商環境コンサルティングから、デザイン監修、インテリア・家具デザインまで、総合的かつ革新的な建築を創り続けてきました。業務も、模型製作を廃止してルミオンやHMDによるスケール把握の導入、最近はAIを利用することでCGすら作らずに更なる効率化をはかりながら、設計の本質的な部分に時間と労力を注ぐという、次世代型の設計スタイルを模索しています。

    【多様な業務が経験できる柔軟な環境】
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