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佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す
photo©吉田誠 吉田写真事務所

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architecture|feature
リノベーション千葉住戸図面あり吉田誠建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・キッチン)建材(内装・その他)栄建佐熊勇亮建築ズ
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す玄関から見る。正面:リビング、右:個室 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す個室側よりリビング全体を見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出すリビング、既存梁と「ウソ梁」 photo©吉田誠 吉田写真事務所

佐熊勇亮 / 建築ズが設計した、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」です。
築約40年のRC造集合住宅での計画です。建築家は、予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向しました。そして、既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出しました。

築36年の鉄筋コンクリート造のマンション一室のリノベーションである。

建築家によるテキストより

既存プランは四畳半ほどの個室や和室がある3LDKであったが、間仕切を一部取り広いリビングがある1LDKとした。また部屋の気積を大きくするために天井の除去を行い躯体あらわしとした。躯体が露わになった天井面には既存のRC梁が2箇所渡っていたため、その梁を手がかりに、梁の間を埋めるように新規の梁(ウソ梁)を設ける計画とした。

27畳ほどのリビングは可能な限り気積を確保した細長い平面形状の一室空間としつつも、既存梁とウソ梁によって天井面を平面的に分節することで大きい気積の中に生活や活動の手がかりとなる領域性をつくる計画とした。

建築家によるテキストより

予算の兼ね合いもあり華美な装飾や十分な作り付け造作もなく手を掛けられる箇所は多くなかったが、既存空間の質を読み取り環境に相乗りする計画にすることで、広さの中にある手がかりを元に、効果的に空間を使いたおすことができる場を意図している。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す玄関から見る。正面:リビング、右:個室 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す玄関脇よりリビング全体を見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す個室側よりリビング全体を見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出すリビング、中央のテーブルを見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出すリビング、バルコニー側から見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出すリビング、キッチン部分を見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出すリビング、個室側を見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出すリビング、既存梁と「ウソ梁」 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す廊下から洗面を見る。 photo©吉田誠 吉田写真事務所
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す平面図 image©建築ズ
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す断面図 image©建築ズ
佐熊勇亮 / 建築ズによる、千葉・習志野市の「津田沼の住宅改修」。築約40年のRC造集合住宅での計画。予算の制約下で“効果的に使い倒せる”場を目指し、元々の質を読み取り“環境に相乗りする”設計を志向。既存梁を参照した“ウソ梁”で一室空間の中に“領域性”を作り出す既存写真 photo©建築ズ

以下、建築家によるテキストです。


築36年の鉄筋コンクリート造のマンション一室のリノベーションである。

既存プランは四畳半ほどの個室や和室がある3LDKであったが、間仕切を一部取り広いリビングがある1LDKとした。また部屋の気積を大きくするために天井の除去を行い躯体あらわしとした。躯体が露わになった天井面には既存のRC梁が2箇所渡っていたため、その梁を手がかりに、梁の間を埋めるように新規の梁(ウソ梁)を設ける計画とした。

27畳ほどのリビングは可能な限り気積を確保した細長い平面形状の一室空間としつつも、既存梁とウソ梁によって天井面を平面的に分節することで大きい気積の中に生活や活動の手がかりとなる領域性をつくる計画とした。

予算の兼ね合いもあり華美な装飾や十分な作り付け造作もなく手を掛けられる箇所は多くなかったが、既存空間の質を読み取り環境に相乗りする計画にすることで、広さの中にある手がかりを元に、効果的に空間を使いたおすことができる場を意図している。

白紙に方眼を引くような改修により、将来的な更なる改修においてもウソ梁が既存梁と同列に改修の手がかりになると考える。

■建築概要

題名:津田沼の住宅改修
所在地:千葉県習志野市
主用途:住宅(共同住宅の一部)
設計:建築ズ 担当/佐熊勇亮
施工:栄建
構造:鉄筋コンクリート造
階数:地上5階建3階部分
延床面積:71.75㎡
設計:2023年6月~2023年7月
工事:2023年8月~2023年10月
竣工:2023年10月
写真:吉田誠 / 吉田写真事務所

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床リビング、個室 床

遮音フローリング[LL-40] ライブナチュラルMSX MSX20017S(朝日ウッドテック)

内装・床洗面、トイレ、玄関 床

複層ビニル床タイル モルタライク 647-703(田島ルーフィング)

内装・壁リビング、個室、トイレ、玄関 壁

ビニルクロス SLP-299(シンコール)

内装・壁洗面 壁

磁器質タイル ヘキサゴン 620、609-A(名古屋モザイク)

内装・キッチンキッチン

天板:SUSオーダー天板(toolbox)
下部収納:ラワン合板t18 UE

内装・その他ウソ梁

ラワン合板t24 UE

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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    【ビジョン】
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    設計の進め方に関しても、新しい試みを行っており、近年導入したBIMとVRによる検討は、設計段階での解像度が高まり、大きな手応えを感じているところです。

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    長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・港区の「TOKYO NODE CAFE / TOKYO NODE LAB」。虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでの計画。人々の活動を支援するリラックスした創作の場を目指し、“常に変化を受け入れられる様な”場を志向。既存仕上げの剥離等で周囲と対比的な“おおらかな”空間を作る
    photo©Kenta Hasegawa

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    東京店舗長坂常事務所長谷川健太TANK港区スキーマ建築計画
    長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・港区の「TOKYO NODE CAFE / TOKYO NODE LAB」。虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでの計画。人々の活動を支援するリラックスした創作の場を目指し、“常に変化を受け入れられる様な”場を志向。既存仕上げの剥離等で周囲と対比的な“おおらかな”空間を作る共用通路からカフェの出入口を見る。 photo©Kenta Hasegawa
    長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・港区の「TOKYO NODE CAFE / TOKYO NODE LAB」。虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでの計画。人々の活動を支援するリラックスした創作の場を目指し、“常に変化を受け入れられる様な”場を志向。既存仕上げの剥離等で周囲と対比的な“おおらかな”空間を作るカフェ、客席からキッチンを見る。 photo©Kenta Hasegawa
    長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・港区の「TOKYO NODE CAFE / TOKYO NODE LAB」。虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでの計画。人々の活動を支援するリラックスした創作の場を目指し、“常に変化を受け入れられる様な”場を志向。既存仕上げの剥離等で周囲と対比的な“おおらかな”空間を作るラボ photo©Kenta Hasegawa
    長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・港区の「TOKYO NODE CAFE / TOKYO NODE LAB」。虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでの計画。人々の活動を支援するリラックスした創作の場を目指し、“常に変化を受け入れられる様な”場を志向。既存仕上げの剥離等で周囲と対比的な“おおらかな”空間を作るテラス photo©Kenta Hasegawa

    長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・港区の店舗「TOKYO NODE CAFE / TOKYO NODE LAB」です。
    虎ノ門ヒルズ ステーションタワーでの計画です。建築家は、人々の活動を支援するリラックスした創作の場を目指し、“常に変化を受け入れられる様な”場を志向しました。そして、既存仕上げの剥離等で周囲と対比的な“おおらかな”空間を作りました。施設の場所はこちら(Google Map)。

    虎ノ門ヒルズ ステーションタワーは重松象平 / OMA NYの設計で、このエリアに水平方向の移動を生み出す歩行者デッキと垂直方向の活性化を狙う「TOKYO NODE」をつくることで、建物内だけでなく地域全体の回遊性を向上させ賑わいを創出する場所となっている。

    TOKYO NODEはビジネスやアート、テクノロジー、エンターテインメントなどを複合させた森ビルの新たな情報発信拠点であり、世界と日本、人と人、領域を超えたさまざまなものをつなぐ結節点「NODE」となることが意図されているが、特に8階はTOKYO NODEとその他のフロア、さらに都市を結ぶもう一つの「NODE」としての役割を期待された場所であった。そのなかで我々が依頼されたのは、TOKYO NODEの活動を支える実験場=ラボを含むカフェの内装設計である。

    建築家によるテキストより

    8階フロアはTOKYO NODEの「玄関」としてレッドカーペットが敷かれ、訪れるゲストを歓迎する設えが計画されていた。一方で我々が設計するラボは、TOKYO NODEの活動を支えるための場所であり、働く人がリラックスしてものを生み出せるような環境が求められたため、建物全体の「仕上がった空間」というより常に変化を受け入れられるような空間をつくることを考えた。またカフェはグランドレベルから離れているため、客席の密度が求められるようなカフェではなく、TOKYO NODEを利用する方々がゆっくりと時間を過ごせることを重視した。

    建築家によるテキストより

    そこで我々は「仕上がった空間」の一部を「剥がす」ことで、緊張感のある空間に対しておおらかさをもった空間を用意した。ここまで敷かれていたレッドカーペットや天井を剥がし、コンクリートおよびOAフロア現し+天井躯体現しと、「剥がされた」後の下地の状態とすることで、これまでの仕上げられた世界からコントラストをつくるように空間をデザインしている。

    さらに剥がされたレッドカーペットの要素である「赤」を内装や家具にちりばめていくことで、重松象平 / OMA NYによる空間との関係性ももたせている。また剥がしたとはいえ新築ビルであるため、材料自体はすべて新しいことから、カフェでは手垢のついたバラバラのused椅子を使ったり、席の密度やテーブルの大きさを調整したり、温かみのある素材を用いたりすることで、新築のなかにほっとできる居心地をつくりだすよう工夫した。

    建築家によるテキストより
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