長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 外観、北西側の道路より見る、夜景 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間から出入口側を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2入口から吹抜を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2-1から客室2-2を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画 が設計した、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」です。
フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテルです。建築家は、国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案しました。また、外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加えました。施設の場所はこちら (Google Map)。
長崎県の離島、対馬にある明治元(1868)年に建てられた木造2階建ての旅館「旧有明荘」をホテルに改修する計画である。対馬は九州よりも韓国釜山に近いところに位置し、昔から韓国人が多く訪れ、韓国文化との結びつきの強い場所である。
旧有明荘はその中心街・厳原の大町通りに建ちフェリーターミナルからも歩ける距離にある。そこで、本プロジェクトはこの場所を国内外からのゲストをもてなす島の表玄関にすべくスタートした。
そのために、明治元年に作られたファサードを極力維持しながら、中ではなにか変化が起こっていることを感じてもらえるよう、窓周りのしつらえを工夫し、中を改装した。
中途半端に改修が重ねられていた1階部分は解体し、要素を取り除き、エンプティな空間をつくった。
それによって上階への期待とともに、日々のニーズに合わせイベントなどを企画できるようなスペースとして未来への期待を担わせる空間にした。
2階は中廊下を挟み東西に分かれていたが、階段をひとつ追加し東西それぞれに上がれるようにすることで、その中廊下を落として吹き抜けをつくり、そこに東西の2部屋が面する計画とした。表情としても、日本と韓国のミックスを狙い新しく手を加えるところを中心に「白」で構成した。
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長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える フェリーより敷地周辺を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 外観、北西側の道路より見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 外観、出入口を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間から出入口を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、受付カウンターを見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、受付カウンターの詳細 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、床と壁の詳細 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、トイレとストックルーム側を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間の上部から裏庭を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間から出入口側を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間から出入口側を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、客室1への階段越しに蜂洞を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、蜂洞と客室1への階段を見下ろす。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、客室1への階段を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、客室1への階段 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間から吹き抜けを見上げる。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1の出入口から吹抜を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1の出入口から吹抜越しに客室2の出入口を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1-1から客室1-2を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1-2から吹抜越しに客室2-2を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1-1、壁と欄間の詳細 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1-1からトイレ側を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1-1からトイレを見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1-1の床とトイレの床。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室1-風呂 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、客室1への階段側から客室2への階段を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、石英斑岩と客室2への階段を見下ろす。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、石英斑岩と客室2への階段 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階、土間、客室2への階段側を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2入口から吹抜を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2入口から吹抜を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2の出入口から吹抜越しに客室1の出入口を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2の出入口から吹抜を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2-2から出入口を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2-2から客室2-1を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2-2から客室2-1を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2-2から客室2-1を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階、客室2-1から客室2-2を見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 外観、南東側の庭より見る。 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 外観、南東側の庭より見る、夜景 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 外観、北西側の道路より見る、夜景 photo©Ju Yeon Lee
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 1階平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 2階平面図 image©スキーマ建築計画
長坂常 / スキーマ建築計画による、長崎・対馬の宿泊施設「hotel jin」。フェリー乗場に近い木造旅館を改修したホテル。国内外のゲストを迎える“島の表玄関”を目指し、イベント開催も可能な“エンプティな空間”を備えた建築を考案。外から内部の様子を伺えるように窓まわりにも手を加える 断面図 image©スキーマ建築計画
以下、建築家によるテキストです。
長崎県の離島、対馬にある明治元(1868)年に建てられた木造2階建ての旅館「旧有明荘」をホテルに改修する計画である。対馬は九州よりも韓国釜山に近いところに位置し、昔から韓国人が多く訪れ、韓国文化との結びつきの強い場所である。
旧有明荘はその中心街・厳原の大町通りに建ちフェリーターミナルからも歩ける距離にある。そこで、本プロジェクトはこの場所を国内外からのゲストをもてなす島の表玄関にすべくスタートした。
そのために、明治元年に作られたファサードを極力維持しながら、中ではなにか変化が起こっていることを感じてもらえるよう、窓周りのしつらえを工夫し、中を改装した。
中途半端に改修が重ねられていた1階部分は解体し、要素を取り除き、エンプティな空間をつくった。
それによって上階への期待とともに、日々のニーズに合わせイベントなどを企画できるようなスペースとして未来への期待を担わせる空間にした。
2階は中廊下を挟み東西に分かれていたが、階段をひとつ追加し東西それぞれに上がれるようにすることで、その中廊下を落として吹き抜けをつくり、そこに東西の2部屋が面する計画とした。表情としても、日本と韓国のミックスを狙い新しく手を加えるところを中心に「白」で構成した。
(遠田拓也)
■建築概要
題名:hotel jin
所在地:長崎県対馬市厳原町国分1361
主用途:ホテル
設計:長坂常 / スキーマ建築計画 担当/遠田拓也
構造コンサルティング:ハシゴタカ建築設計事務所
施工:綴組
サイン:なかにわデザインオフィス
FRP:株式会社エムス
照明:株式会社遠藤照明
構造:木造
階数:地上2階
敷地面積:314㎡
建築面積:99㎡
延床面積:198㎡
引渡日:2024年3月27日
OPEN:2024年4月13日
写真:イ ジュヨン
The project involved renovating the former Ariake-so, a two-story wooden inn built in 1868 on the remote island of Tsushima in Nagasaki Prefecture, into a hotel. Tsushima is closer to Busan, Korea, than to Kyushu, Japan. The island has historically received many visitors from Korea for a long time and has strong ties to Korean culture.
The former Ariake-so stands on Omachi-dori in Izuhara, the city center, within walking distance from the ferry terminal. Against this backdrop, a project was launched to transform this location into the island’s gateway to welcome guests from Japan and abroad.
To this end, we maintained the façade built in the first year of the Meiji era in the best possible manner while renovating the interior and arranging the window areas so visitors could sense the changes happening inside the building. We demolished the first floor, which had gone through numerous incomplete renovations, and removed existing elements to create an open space.
The space is designed to raise expectations for the upper floor, meet daily needs, and host events, inspiring hopes for the future.
A central corridor formerly divided the second floor into east and west rooms. We added another staircase to allow direct access to the east and west rooms, eliminated the central corridor, and created an atrium through which the two rooms on the east and west sides face each other. In terms of expression, we composed newly modified areas in white, aiming to mix Japan and Korea.
(Takuya Enta)
hotel jin
Architect: Jo Nagasaka / Schemata Architects
Location: 1361 Kokubu, Izuhara, Tsushima,Nagasaki
Usage: hotel
Project team: Takuya Enta
Structural Consulting: ladderup architects
Construction: tuzurigumi (architecture)
Signage: Nakaniwa Design
FRP: Ems
Lighting: ENDO
Type of structure: Wooden
Number of stories : 2 floors above ground
Total floor area: 198㎡
Completion: March, 2024
Opening: April, 2024
Photo: Ju Yeon Lee