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BIGによる、デンマークの「ペーパーアートミュージアム」。元スーパーマーケットをペーパーアートの美術館に転用する計画。伝統を未来に引継ぐ存在として、“一枚の紙”の様な屋根で既存建物を覆う構成を考案。既存壁面には“折紙”を参照した音響調整機能層が付加される
image courtesy of BIG

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architecture|feature
美術館・博物館ビャルケ・インゲルスBIGデンマーク
BIGによる、デンマークの「ペーパーアートミュージアム」。元スーパーマーケットをペーパーアートの美術館に転用する計画。伝統を未来に引継ぐ存在として、“一枚の紙”の様な屋根で既存建物を覆う構成を考案。既存壁面には“折紙”を参照した音響調整機能層が付加される image courtesy of BIG
BIGによる、デンマークの「ペーパーアートミュージアム」。元スーパーマーケットをペーパーアートの美術館に転用する計画。伝統を未来に引継ぐ存在として、“一枚の紙”の様な屋根で既存建物を覆う構成を考案。既存壁面には“折紙”を参照した音響調整機能層が付加されるワークショップスペース image courtesy of BIG

BIGが設計している、デンマークの「ペーパーアートミュージアム」です。
元スーパーマーケットをペーパーアートの美術館に転用する計画です。建築家は、伝統を未来に引継ぐ存在として、“一枚の紙”の様な屋根で既存建物を覆う構成を考案しました。また、既存壁面には“折紙”を参照した音響調整機能層が付加されます。


こちらはリリーステキストの翻訳です

BIGがデンマークの元スーパーマーケットの建物をペーパーアートの新しい美術館へと変貌させる

BIG-ビャルケ・インゲルス・グループは、デンマーク北ユトランド地方にある元スーパーマーケットの建物を、新しいペーパーアートの美術館に変える予定です。デンマークの文化遺産に深く根付いたペーパーアート、例えばル・クリントによるアイコニックな折り紙ランプシェードやH.C.アンデルセンの紙クリップなどがありますが、この建物の転用と増築により、美術館の年間来館者数を倍増させるとともに、アートの一形態として、また専門技術として紙を取り入れていくことを目指しています。

2018年に切り絵作家のビト・ヴェイレによって創設されたペーパーアートミュージアムは、北欧唯一の紙工芸とデザインの専門美術館です。約900㎡の元スーパーマーケットの建物は、BIGによって改装と増築が施され、ワークショップ、イベント、教室、倉庫、オフィス施設を備えた2300㎡の美術館に生まれ変わります。アダプティブ・リユース・プロジェクトでは、DGNBのゴールドまたはプラチナ認証の取得を目指しています。

「ペーパーアートはデンマークの文化遺産に深く根付いており、ル・クリントの折りたたみ式ランプやアンデルセンの紙クリップといった象徴的なデザインを通じて、デンマークのペーパーアートの伝統が紹介されています。この遺産を未来に引き継いでいくことが、この美術館の中心的な使命です。私たちは既存の建物を再利用したことも誇りに思っています」─ カレン・ビット・ヴェイレ、ペーパーアートミュージアムのアーティスト兼ディレクター

「ペーパーアートミュージアムは、新しい軽量屋根構造として構想されています。一枚の紙のように既存の建物に屋根が載り、その周囲に新しい機能のためのスペースが生まれます。つまり、新しいものと古いものを一つの屋根の下に統合するのです。既存の建物の外壁には、折り紙にインスパイアされ、複数の紙アーティストとのコラボレーションでデザインされた新しい音響調整機能を持つ紙のアート層が施されます。

「ペーパーアートとは、単色の二次元素材である一枚の紙から、三次元の形や複雑なイメージを作り出すことです。屋根の表面を折り紙の1枚の紙のように扱うことで、既存の機能と新しい機能が1つの統一されたジェスチャーにまとめられます。明確さによって表現力が強調され、シンプルさから複雑さが生まれます。そして、老朽化したスーパーマーケットは、浮遊する湾曲した屋根の下で新たな命を得るのです」─ ビャルケ・インゲルス、BIG-ビャルケ・インゲルス・グループ創設者兼クリエイティブ・ディレクター

内部では、博物館の中心的なテーマが建築に反映され、紙を作るために使用される木材で作られた構造物が表面を覆っています。

「Bit社とのコラボレーションにより、私たちは、1枚の紙を敷地と既存の建物に覆いかぶせるというシンプルなコンセプトを考案しました。このようにして、新旧がひとつの屋根の下でつながっています。ホワイエと集会スペースでは、古い構造が新しい構造の中に明確に感じられます。紙からインスピレーションを得て、木で作り上げた統一感のある空間です」─ デヴィッド・ザール、BIG – ビャルケ・インゲルス・グループ パートナー

ペーパーアートミュージアムは、さまざまな公共活動のためのスペースを提供します。その地域に自生する植物や樹木が植えられた曲がりくねった小道は、人々を周囲の探索へと誘い、来館者を美術館へと引き込むような、親しみやすい公共の場を作り出すでしょう。


以下の写真はクリックで拡大します

BIGによる、デンマークの「ペーパーアートミュージアム」。元スーパーマーケットをペーパーアートの美術館に転用する計画。伝統を未来に引継ぐ存在として、“一枚の紙”の様な屋根で既存建物を覆う構成を考案。既存壁面には“折紙”を参照した音響調整機能層が付加される image©Wizarch
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以下、リリーステキストです。


BIG TRANSFORMS FORMER SUPERMARKET BUILDING INTO A NEW MUSEUM FOR PAPER ART IN DENMARK

BIG – Bjarke Ingels Group is set to transform a former supermarket building into the new Museum for Paper Art in the North Jutland region of Denmark. With paper art deeply rooted in the Danish cultural heritage, including the iconic folded lampshades by Le Klint and H.C. Andersen’s paper clips, the conversion and extension of the building intends to double the museum’s annual number of visitors as well as embrace paper as an art form and expertise.

The Museum for Paper Art, founded by psaligrapher Bit Vejle in 2018, is the only specialised museum for paper fine crafts and design in the Nordics. The approximately 900 m2 former supermarket building will be renovated and expanded by BIG to create a 2300 m2 museum with space for workshops, events, teaching rooms, storage, and office facilities. The adaptive reuse project is pursuing DGNB Gold or Platinum certification.

“Paper art is deeply embedded in our cultural heritage, showcased through Denmark’s paper art tradition with iconic designs such as Le Klint’s folding lamps and H.C. Andersen’s paper clips. Carrying this legacy into the future is something that this museum has at its heart. We are also proud of recycling an existing building.” – Karen Bit Vejle, Artist and Director at the Museum for Paper Art

The Museum for Paper Art is conceived as a new lightweight roof structure. Like a single sheet of paper, the roof lands on the existing building and creates space for the new functions around it – uniting the new and old under one roof. The existing building walls will get a new acoustic-regulating layer of paper art on the exterior, inspired by origami and designed in collaboration with several paper artists.

“Paper art is about creating three-dimensional shapes and complex images from a monochromatic two-dimensional material – a sheet of paper. By treating the roof surface as such – a single sheet of folded paper – existing and new functions are brought together in one unifying gesture. The expressive is accentuated by the clear, complexity arises from simplicity. And an obsolete supermarket finds new life under the floating curved roof.” – Bjarke Ingels, Founder and Creative Director, BIG – Bjarke Ingels Group

Inside, the focal point of the museum is reflected in the architecture as surfaces are draped with a timber construction made from the wood that is used to make paper.

“In collaboration with Bit, we have designed a simple concept that allows a single sheet of paper to drape over the site and the existing building. In this way, the old and new are connected under one roof. In the foyer and assembly space, the old structure is clearly felt within the new one – a unified space inspired by paper and crafted in wood.” – David Zahle, Partner, BIG – Bjarke Ingels Group

The Museum for Paper Art will offer spaces for a variety of public activities. A meandering path with plants and trees native to the area will invite the public to explore the surroundings and create a welcoming public realm to pull the visitors into the museum.

■建築概要

Name: Museum for Papirkunst
Size: 2300 m2
Location: Hune
Client: Den Almennyttige Fond for Psaligrafisk Kunst
───
PROJECT TEAM
Partner-in-Charge: Bjarke Ingels, David Zahle
Project Leader: Tomas Ramstrand
Team: Mantas Povilaika, Neele Maree Ohlrogge, Jesper Ullbing, Matthew Goodwill, Kai-Brith Kalda
BIG Sustainability: Kannan Selvaraj

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    米田雅樹 / ヨネダ設計舎による、三重・伊勢市の「キロプテラの家」。編集者の施主と両親の為に計画。“知覚・時間・想像”に拡がりを与える存在を求め、“ルートと選択”という趣旨の元に“モジュールを反復させる”平面構成を考案。複数の経路で“無限遠の様なループ性”も生み出す2階、室6(音の広場) photo©ToLoLoStudio 谷川ヒロシ

    米田雅樹 / ヨネダ設計舎が設計した、三重・伊勢市の「キロプテラの家」です。
    編集者の施主と両親の為に計画されました。建築家は、“知覚・時間・想像”に拡がりを与える存在を求め、“ルートと選択”という趣旨の元に“モジュールを反復させる”平面構成を考案しました。そして、複数の経路で“無限遠の様なループ性”も生み出しました。

    クライアントと初めて設計打合せをした際の箇条書きは以下であった。

    ・光が苦手なので自分の生活スペースは絞った光量を希望
    ・人生と共に集まってくる好きなものたちを楽しみながらレイアウトしていきたい

    ・両親と同居するが、1階に配する父と母のスペースは用途分離できる構造としたい



    と大きく三点のご要望をいただいた。


    高齢に差し掛かっているご両親のスペース(1階)と毎日仕事で帰りが遅い編集者であるクライアントのスペース(2階)との関係と、今後の可能性を含めたプランを検討した。

    建築家によるテキストより

    建築の使い方と、空間認識を「ルートと選択」というキーワードに置き換え、1階・2階とも同モジュールを反復させたプランとした。
    ひとは視覚以外でもモノを視る。感じる。
    まだ見えない反復の向こうは奥行きを持った想像の先へとつながっていく。
    目線の先、頭の中双方にかきまぜられながら空間は増幅し、拡がっていく。

    建築家によるテキストより

    2階は設計を依頼した建主のスペースである。


    既に手持ちの家具は原色を多用したものが多く、それらの背景となる色(補色)として朱色を選定した(設計初期からのクライアントの強い要望であった)
。
    2階は南面から最北の寝床に向けて段状に上っていく。南面に穿った大きな開口からはいった光が、北に向かうにつれて狭まっていく。開口に絞られ、奥へと行くにつれてだんだんと闇が滲んでいく。
同プランの反復が、光の在り方、天井高の差異をつくり、ひととモノの居場所をつくる。

    経路は幾通りもあり、床面積という概念とは異なる無限遠のようなループ性を生む。
    各室に面する4面の開口が均一となるよう、可動垂れ壁や可動間仕切りをしのばせ、知覚経験の増幅を図った。

    建築家によるテキストより
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    建材(内装・壁)ヨネダ設計舎建材(内装・水廻り)建材(外構・床)建材(内装・キッチン)建材(外装・壁)建材(外装・屋根)建材(内装・照明)建材(内装・天井)建材(内装・床)ToLoLo studio図面あり谷川ヒロシ三重米田雅樹住宅
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