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2024.11.20Wed
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T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案
photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA

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architecture|feature
図面あり東急Re・デザインT/HZO設計室TECTONICA建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)渋谷区瀧翠樋口耕介岡安泉木田勝久温浴施設東京
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案左:チカイチの縁台、中央:「道」、右:小杉湯原宿の番台 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、脱衣場と女湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、男湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案チカイチ、小上がりから「道」を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA

T/H 樋口耕介+瀧翠が設計した、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」です。
商業施設“ハラカド”の地下階での計画です。建築家は、誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向しました。そして、銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案しました。施設の場所はこちら(Google Map)。

原宿・神宮前の一等地に建つ商業施設に銭湯を作る。

その背景には、非日常な演出により消費される場ではなく、地域の日常に紐づいた体験の場が求められている。私たちは、来る人を選ばず、誰に対しても閉じない、公衆の場と呼べるような場所を作りたいと考えた。

建築家によるテキストより

拡散光に満ちた上空のようなものを広げる。頭上から豊富な光が降り注ぐ環境は、地下にありながら屋外のような雰囲気を醸し出す。居合わせた人々はお風呂に浸かりながら同じ環境を共有し、軒下の雨宿りのように刹那的な人とのつながりを生み出す。銭湯の諸要素は細かく切り分け、その間に道を通す。区画全体が銭湯のようにも見えるし、銭湯とその周りの町のようにも見える

建築家によるテキストより

この「どちらとでも取れる」という性質はこの場所全体に広がっている。屋外的な上空と屋内的な地上の設え、グレーの壁面に浮かぶ抽象的な光の窓や昔ながらの下駄箱、高い(ように感じる)天井や人に馴染む10cm角のタイルなど大小様々なスケール、多彩なテクスチャーが統一された色調であること。ばらばらな性質が、訪れた人それぞれの指向や記憶と共鳴し、きっかけとなって、この場所との結びつきを支えていく。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案左:共用廊下、右:「道」と番台を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案チカイチ、「道」から小杉湯原宿の番台を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案左:チカイチの縁台、中央:「道」、右:小杉湯原宿の番台 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案チカイチ、縁台から小杉湯原宿側を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案チカイチ、「道」から小上がり側を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案チカイチ、「小上がり」側を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案チカイチ、小上がりから「道」を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案チカイチ、「道」から小杉湯原宿側を見る。 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、番台 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、脱衣場と女湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、男湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、男湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
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T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、男湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、男湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案小杉湯原宿、男湯 photo©Katsuhisa Kida FOTOTECA
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案平面図 image©T/H
T/H 樋口耕介+瀧翠による、東京・渋谷区の「小杉湯原宿・チカイチ」。商業施設“ハラカド”の地下階での計画。誰に対しても開かれた“公衆の場”を目指し、人々が同じ環境を共有して関われる“屋外の様な雰囲気”の空間を志向。銭湯の各要素を分解して“道”を介して繋がる構成を考案断面図 image©T/H

以下、建築家によるテキストです。


原宿・神宮前の一等地に建つ商業施設に銭湯を作る。

その背景には、非日常な演出により消費される場ではなく、地域の日常に紐づいた体験の場が求められている。私たちは、来る人を選ばず、誰に対しても閉じない、公衆の場と呼べるような場所を作りたいと考えた。

拡散光に満ちた上空のようなものを広げる。頭上から豊富な光が降り注ぐ環境は、地下にありながら屋外のような雰囲気を醸し出す。居合わせた人々はお風呂に浸かりながら同じ環境を共有し、軒下の雨宿りのように刹那的な人とのつながりを生み出す。銭湯の諸要素は細かく切り分け、その間に道を通す。区画全体が銭湯のようにも見えるし、銭湯とその周りの町のようにも見える。

この「どちらとでも取れる」という性質はこの場所全体に広がっている。屋外的な上空と屋内的な地上の設え、グレーの壁面に浮かぶ抽象的な光の窓や昔ながらの下駄箱、高い(ように感じる)天井や人に馴染む10cm角のタイルなど大小様々なスケール、多彩なテクスチャーが統一された色調であること。ばらばらな性質が、訪れた人それぞれの指向や記憶と共鳴し、きっかけとなって、この場所との結びつきを支えていく。

■建築概要

名称:小杉湯原宿・チカイチ
所在地:東京都渋谷区神宮前6丁目31-21 原宿スクエア内 東急プラザ原宿 「ハラカド」地下1階
主要用途:公衆浴場、物販店舗
設計:T/H 担当/樋口耕介、瀧翠
設備:ZO設計室 担当/西中村賢、渡瀬葉月、渡邉荒太
照明:岡安泉照明設計事務所 担当/岡安泉
構造(監修):TECTONICA 担当/鈴木芳典、田村愛
施工:東急Re・デザイン
延べ面積:500.30㎡
竣工:2024年3月
写真:Katsuhisa Kida / FOTOTECA

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

天然石洗い出し樹脂舗装 TH-654特注(薮原産業)
木タイル:ATOM SERIES ウッドタイル檜(アトムカンパニー)
ウィルトンロールカーペット(堀田カーペット)
ヒノキフローリング カントリーフロアー(ボード)

内装・床浴場 床

磁器質タイル:NTU-30A(長江陶業)

内装・壁壁

マヂックコート(フッコー)

内装・壁浴場 壁

磁器質タイル:NC-095(長江陶業)

内装・天井天井ルーバー

グラスファイバー3軸織物(サカセアドテック)

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

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図面あり東急Re・デザインT/HZO設計室TECTONICA建材(内装・天井)建材(内装・壁)建材(内装・床)渋谷区瀧翠樋口耕介岡安泉木田勝久温浴施設東京
2024.11.20 Wed 06:42
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    photo©太田拓実

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    architecture|feature
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    ODS / 鬼木孝一郎が設計した、神奈川・川崎市のバレエスクール「K-BALLET SCHOOL 武蔵小杉」です。
    二面ガラス張りの区画に計画された著名ダンサー運営の施設です。建築家は、既存の特徴を活かし、外周部への配置と鏡貼りの壁面でレッスンスタジオ空間に開放性を付与しました。また、休憩所等は居心地の良さを意図して淡い色彩や曲線を使用しています。店舗の公式サイトはこちら。

    世界的バレエダンサー熊川哲也氏が主宰するバレエスクール「K-BALLET SCHOOL 武蔵小杉」の内装デザイン。

    建築家によるテキストより

    2面がガラスファサードとなっている区画の特徴を生かし、外周に面するようにレッスンスタジオを配置。既存のシステム天井を残し、壁面を全面ミラー貼りとしたスタジオは外部の景色が映り込む開放的な空間となった。

    一方で、休憩スペースを兼ねたエントランスと廊下ではキーカラーとして淡いベージュ色を採用。各所に円弧を用いたデザインとし、落ち着いた居心地の良さを感じる設えとしている。

    建築家によるテキストより

    「動」と「静」の切り替えのある場所となることを目指した。

    建築家によるテキストより
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    • 長坂常 / スキーマ建築計画による、沖縄・古宇利島の宿泊施設「YAWN YARD Kouri Island」。独立型のヴィラ群からなる建築。ゆったり過ごせる場を合理的に実現する為、個々の状況に応じて“開き方”などを調整できる“ハの字型ユニット”を考案。沖縄文化の体験の場も意図して地域の作家たちとも協働する

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